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1号地2
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インターホンの通話ボタンにいやいや触れて、はいと声を絞り出すと
「すみません。引越しのご挨拶に伺いました」
緊張が伝わる静かな声が耳に届いた。
玄関に向かいドアを開けると、先程窓越しに見た男女が並んでただずんでいた。
「突然すみません。引越しのご挨拶に。あ、これつまらないものですが」
そう言って差し出されたのは透明の袋にリボンがあしらわれた洗剤だった。
「あ、すみません。こっちは何も用意が無くて」
「いえいえ!今後ともよろしくお願いします!山下です。えっと」
「申し遅れました、三橋です。」
山下夫妻の奥さんは少し羽衣音に似ている気がする。
ご主人は、静かそうな印象で自分と同じ匂いが薄らする。新天地で敵を増やすより味方を増やしたい。
必要最低限の距離感で仲良くできることを公介は祈った。
「すみません。妻は今買い物に出てまして、改めてご挨拶に伺います。」
「いえいえ、ご近所ですからそのうち会うでしょ!ウチも今から引越しとかでバタバタしますしとりあえずご挨拶はこれでということで!な?」
山下夫人の言葉に賛同し、よろしくお願いしますとお互いに言葉を交わし玄関のドアを閉めた。
「すみません。引越しのご挨拶に伺いました」
緊張が伝わる静かな声が耳に届いた。
玄関に向かいドアを開けると、先程窓越しに見た男女が並んでただずんでいた。
「突然すみません。引越しのご挨拶に。あ、これつまらないものですが」
そう言って差し出されたのは透明の袋にリボンがあしらわれた洗剤だった。
「あ、すみません。こっちは何も用意が無くて」
「いえいえ!今後ともよろしくお願いします!山下です。えっと」
「申し遅れました、三橋です。」
山下夫妻の奥さんは少し羽衣音に似ている気がする。
ご主人は、静かそうな印象で自分と同じ匂いが薄らする。新天地で敵を増やすより味方を増やしたい。
必要最低限の距離感で仲良くできることを公介は祈った。
「すみません。妻は今買い物に出てまして、改めてご挨拶に伺います。」
「いえいえ、ご近所ですからそのうち会うでしょ!ウチも今から引越しとかでバタバタしますしとりあえずご挨拶はこれでということで!な?」
山下夫人の言葉に賛同し、よろしくお願いしますとお互いに言葉を交わし玄関のドアを閉めた。
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