専属【ガイド】になりませんか?!〜異世界で溺愛されました

sora

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sideストーリー『レオン』

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―――協定後。レオンside―――

 アルフィの休みに合わせて俺も休みを取り、昨日 「一緒に遊園地へ行こう」と誘った。ちなみにセオは仕事だ。
 (二人でデート!!)
 三人で というのは、たまにあったが 二人で出かけるのは久々かもしれない。
 男二人で遊園地!?とも思ったが、グレースに聞いたら「デートと言ったら、ここでしょ!!」とオススメされた。断られないか心配しつつ、アルフィに聞くと、
「元の世界では遊園地って、あまり行く機会がなかったから、嬉しい。」
 そう言ってアルフィは微笑んだ。
 ほっとしつつ、笑顔を返す。

◇◇◇◇
 
「うわぁ……!こんなに広いの?!一日で回れる!?」
 ぱぁっっとアルフィの周りに花が見えるのは幻覚だろうか……可愛すぎる。
 パンフレットを握りしめ、じっと見ている。
 有名な遊園地だから、ある程度プランを考えて来たけど…アルフィは どれが好きだろう?
「これは乗りたいってのはある?先に行ってもいいよ?」
「う~ん……よくわかんないから、レオン兄さんに まかせるよ!」
「ほんと?じゃぁ、こっちから回ろうか。」
「うん!!」
 スッと手を繋ぐ。恋人繋ぎだ。この世界では同性カップルも多いから、普通の行為。アルフィも、きゅっと握り返してくれた。
 アルフィがニコニコしている。
「どうしたの?」
「前さ、リアムとジェイが手繋いでて、なんか良いなって思ってたんだ。」
「アルフィと繋げて嬉しいよ。」
「……俺も。」
 ちょっと耳が赤くなっていた。
 
アトラクションに乗ったり、ショーを見たり。時間は、あっと言う間に過ぎていく。
 途中、お土産みやげ屋に入るとお互いに似合いそうなキャラクターのカチューシャをチョイス。アルフィの可愛さに抱きしめたくなった。
 こっそり何か買っていたようだけど……後で聞いてみようかな。
 
 花火のショーの前に、もう一度 ジェットコースターに乗った。
「楽しかった~!!」
「アルフィ、絶叫系、好きなんだね。俺も好き。あ、セオは、ああ見えて絶叫系 苦手なんだよ。」
「うそ!普通に真顔で乗ってそうなのに?!…あれ?〈飛行〉出来るのに苦手なの?」
「自分で飛ぶのとは感覚が違うらしい。意味不明だよね。」
「へぇ…、意外だ。」
「さぁ!そろそろ花火が始まるから、見に行こ?」
「あぁ、行こう!」
 好きな人と来るだけで、こんなにも楽しいものなのか、と思った。
 
◇◇◇◇

 「ただいまー!……?」
 アルフィが玄関から声をかける。が、シーンと部屋は静まりかえっていた。
 「今日は母さんたち、一泊旅行に行ったから、俺たちだけだよ?」
 そう言うと、アルフィは じっと見て
「もしかしてレオン兄さん……。」
「バレた?二人で過ごしたくて、母さんたちにプレゼントしたんだ。」
「……お風呂、めてくる!」
 パタパタとアルフィはお風呂場へと向かった。
 早くお風呂に入って寝ようって思ってるんだろうな…。

「お風呂、そろそろきそう。レオン兄さんが先に…」
「アルフィ。」
 俺が近づいたことに気付かなかったアルフィが悪い。耳元で呼ぶとビクっとした。
「アルフィ、耳弱いよね。ビクっとして、可愛い。」
「誰だって、急に耳元で名前呼ばれたらビクっとなるよ!!」
 赤くなっちゃって。もっとイタズラしたくなる。
 
「お風呂でシてもいい?」
「お風呂!?………ダメって言っても、するつもりなんだろ?」
 声が小さくなってるよ?
「わかってるじゃん。」
 服を脱ぐ間も首元にキスをしたり、アルフィに触れる。キスマークも付けておこうかな。
 
「や……っ自分で脱ぐから離れて……ッ」
「だーめ。」
「!!」
 ズボンと下着を一緒に下ろし、アルフィのに直に触れる。それだけでもアルフィは興奮してきているようだった。
「ちょっと、待って……!こんな時になんだけど、
 ………その、ほんとに俺でいいの?レオン兄さんカッコイイから、俺なんかより、キレイな人や可愛い人いっぱい いるよ?しかも俺、他に二人とだなんて……。」
 
「アルフィ。いや、秋都。俺はお前がいい。
 今、二人のことを言うと、ひどくしちゃいそうだから、ダメだよ?」
 服を脱ぎ捨て、風呂場に入った。
 
「先に体洗っちゃお?洗ってあげるよ。」
「……。」
警戒している猫みたいだ。絶対何かされるって思ってるんだろうな。もちろん、スるけど……。
「くすぐったいよ……っ……んっ」
 泡をつけ、体を洗いつつ刺激する。その反応を見るだけでも笑みがこぼれる。
「立ってる……」
「だって、レオン兄さんが触るからっ…」
 そう、俺が触るから反応するんだよな?
「嬉しいな。先に一回イっとく?」
「……あッダメっ」
 手を早めるとアルフィはイった。
 
「じゃぁ、今度は俺の番ね。」
 そう言って、アルフィが出したものを秘部に塗りつけ指を入れた。
 指に絡みつく感覚に俺のも反応して大きくなった。
 すぐに挿れたい……でも、もう少し広げてから。
 
優しく出し入れするとアルフィも また反応していた。
「レオン兄さん……もぅ、、」
「挿れてほしい?……いいよ、あげるね。」
 ズブッ
 一気に突くと、アルフィは喘いだ。
「あぁッ…………んッ」
「痛くない?……気持ちいい?」
 うんうん、と頷く。ほんと可愛いんだから。
 
「……俺も気持ちいいよ。中に出すから、全部受け止めてね。」
 
「……あっ……ダメッ」
 気持ちいいところにあたるんだよね?俺も、すごくイイ。
「はぁ……イくっ」
 ドピュッ
 中に出した。
 後で かき出してあげるね。
 ぐったりしたアルフィを支え、落ち着いたら二人で お風呂に浸かった。
 

◇◇◇◇

 風呂場を出て、寝る準備をしていると、さっきの遊園地でのことを思い出した。
「そういえば、さっき何買ってたの?」
「あ、えっと……お土産?」
 アルフィが袋から出したのは、4つの小さなチャームだった。透明のビニールで包装されているため、中のチャームが見えた。色違いのライトストーンが付いている、シルバーのシンプルな羽のデザインだ。石は、赤・紫・グレイ・水色……みんなの瞳の色だな。
「チャームのプレゼントって幸運とかって意味あった気がして、ちょうど いろいろな色があったから、つい……。貰ってくれる?」
「もちろん!まぁ、どうせなら二人でのお揃いが欲しかったけど。」
「あ……ごめん。」
「謝るなよ、プレゼントありがとう。大事にする。」
 頭を撫でると、アルフィは嬉しそうに笑った────。
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