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第1章 後悔先に立たず
04.
終わった。
菖蒲 杏椰はこの日何度目になるか分からないため息をついた。彼がため息をつく度に隣の席に座っている生徒会長の機嫌がどんどん下がっていくので、周囲の生徒たちはハラハラとするしかない。
机の上に倒れ込み、だらりと両手を垂れる。かれこれ入学式の日から1週間この状態なのだ。いい加減うざいが、日本有数の名家の一つである菖蒲に文句を言える人間などそうそういない。ーーそれこそ冷泉くらいしか。
「いい加減うぜぇよ」
「うっさいわ……」
もちろん原因は皆知っている。何故なら入学式が終わったあと、彼の親衛対象である少年をS校舎に連れ込んで、そこから半日出てこなかった所をここにいる全員が見ているのだから。まぁ、1週間経った今では学園のほぼ全員に広まっているが。
そこまで広まった理由がその手のことにおいては百戦錬磨の男である菖蒲 杏椰のこの態度。余っ程手酷く扱われたのだろう、と皆が興味津々なのである。
「なんなんだよ、ヤったんだろ?いいじゃねぇか」
「なんもようないねんクソが」
何の躊躇いもなく尋ねる冷泉に、よくやった!と声が上がった。しかし、ノロノロ顔を上げた菖蒲の地を這うような恐ろしい声に、教室中から音が消える。本当に「余っ程のこと」があったらしいと冷泉の目が輝く。再びからかってやろうと口を開いた冷泉だが、その口から言葉が発されることは無かった。
「失礼します。菖蒲先輩いらっしゃいますか」
耳触りの良い声が響く。教室中の視線が後ろの扉に集まる。
菖蒲が信じられないと言わんばかりに立ち上がり、目を見開く。冷泉は面白くなったとニヤケ面を隠しもしない。返事をしない菖蒲を真っ直ぐ見つめ、件の少年ーー百地 統真は冷たく言った。
「お久しぶりです。ちょっといいですか」
「ーー入ってこいよ」
「冷泉ッおまえ、」
「いいじゃねーか、話したいことがあるんだろ?その代わりここで話せ」
「……分かりました」
統真を辱めるつもりか、と物凄い形相で冷泉を睨みつけるが、何処吹く風とばかりにあしらわれる。失礼します、と再度呟いて躊躇いなく入ってきた統真は、仕方なく座り直す菖蒲の席まで来ると、真っ直ぐ彼を見下ろした。
1週間前に無理矢理犯されたとは思えない酷く凪いだ表情に、菖蒲の心がざわめく。
「ーーまぁ先輩方皆さん知ってるようなんで言いますが、人を無理矢理犯しておいて後処理もなし、出向いての俺への謝罪もなし。樹と律への謝罪もなし。随分珍しい育て方をされてきたみたいで」
「……は?」
「だから、謝罪はって言ってるんですけど。ごめんなさいも言えないんですか?高校二年生にもなって?そのお綺麗な頭の中に脳味噌詰まってないんですか?」
あんた以外の親衛隊とやらは皆土下座して謝りに来ましたけどね。ペシペシと机を叩いて吐き出される毒の嵐に、教室にいた全員の口がぽかんと開く。冷泉に至っては大爆笑だ。ーーこいつ、レイプされた被害者なんだよな?口を開けたまま何も言わない菖蒲に、苛立ったように統真は続ける。
「ーーだから、謝れば今なら許してやるっつってんですけど」
「ッあかんやろ、それは」
「は?なんで」
許す?何を言っているのだろうか、目の前の少年は。菖蒲は驚愕を通り越して呆れてしまう。目の前のAクラスの少年が被害届を風紀に提出すれば、菖蒲をクラス落ちさせることだってできる。そもそも入学してまだ右も左も分からない彼にとって親衛隊からの裏切りなのだ。簡単に許すものでは無い。
立ち上がって必死に言い返す菖蒲を真っ直ぐ見つめる統真。しかし、菖蒲は彼の手が微かに震えている事に気づいた。ハッとする。この目線にこの距離間、本格的にレイプに踏み込んだ時とよく似ているのだ。徐々に顔色を失っていく統真に、菖蒲は慌てて座り直した。
「……何も考えずに1週間過ごしたと思いますか」
「百地様」
「これでも結構時間かかった方なんですよ。なんせ男との経験はなかったもんで」
「百地様、ほんまにすまんかった」
ぼろ、と一雫落ちる大粒の涙は宝石のようで。菖蒲は、なんてことをしてしまったのだろうと本当の意味で後悔した。さっきまでの自分は、彼がもう二度と近づいてくれないかもだとか、被害届を出されたらやばいだとか、利己的な反省ばかりを彼への罪悪感だと決めつけて後悔していたのだ。菖蒲は今ようやく、何の打算もなく彼自身の心を心配していた。
「ほんまに悪かった、この通りやわ」
躊躇いなく地面に膝をつき土下座する自分を、周囲の人間が驚愕の表情で眺めている。廊下にも大勢の野次馬が集まっていた。しかし、衆人の前で謝罪する罰の悪さや恥ずかしさより、目の前の彼を失ってしまう恐怖に菖蒲は身体中を震わせた。出会って数日しか経っていないにも関わらず、この自分をここまで魅了する人間がいるのか。今後、現れるのか。ーーきっと、彼は菖蒲の唯一無二だ。
立ったまま土下座する菖蒲を見つめ続けた統真は、おもむろに懐からタブレットを取り出した。
ーーカシャッ
「え」
思わず顔を上げた菖蒲が見たのは、ニタリと悪辣な笑みを浮かべた統真だった。其の儘の体制で固まる菖蒲の前にしゃがみこむと、液晶画面をこちらに向ける。そこには無様に土下座する天下のSクラスの、更には「花染家」の分家筆頭である「菖蒲家」長男にして跡取りである菖蒲 杏椰の姿がしっかりと写っていた。にっこりと美しい笑みを浮かべる統真に、菖蒲は顔を赤らめる。座席に座っている冷泉が吹き出したのがわかるが、目を逸らせなかった。
「弱みげーっと。ーー大丈夫ですよ、俺以外の人、びっくりしすぎて誰も端末弄ってなかったので」
「え、いや、」
「これから、俺の言うことなんでも聞いてくれますよね?」
「いや、…え、なん、」
「あはは、菖蒲先輩結構可愛いですね。……あと一つだけ言いたい事がありまして」
ーーギィャァアアアア!!!!!
絶叫が響き渡る。流石の冷泉も思わず目を見開いて固まった。
統真は菖蒲の頬を両手で包み、一切の躊躇いなくキスをした。混乱のあまりアホ面を晒す菖蒲にクスリと笑うと、徐々に口付けを深くしていく。好意を抱いた相手からの、二度と出来ないと思っていたキスに顔を真っ赤にして離れようとした菖蒲は、ビクリと身体を震わせた。ーー上手い。
「……っ!?…ふ、んん、ッう、ハ…う」
「ふ、ぅん、ーープハッ……ははっ顔真っ赤っかですよ、かーわい、」
逃げる舌を絡めとり、セックスのような粘着質なキスを続ける統真。唾液を送り込むように深く繋がった舌に、菖蒲の身体がガタガタと震える。腰の力がかくりと抜けた所で、ゆっくりと口を離した。名残惜しげに突き出したままの菖蒲の舌から銀糸が繋がり、垂れる様子に再度悲鳴が上がる。
統真は涎を口から垂らし、吹くことも出来ずにへなへなと倒れ込む菖蒲を優しく抱きとめ、再び頬を持ち上げて笑った。
「キスってのはこうやるんですよーー下手くそ」
ちゅ、とおでこにキスをされ、今度こそ菖蒲は完全に腰砕けになってしまった。かくりと力を抜く菖蒲をどけることなく隠すように抱きしめる統真に、菖蒲の目から遂にボロボロと涙がこぼれる。
ひぐ、ひぐ、と響く嗚咽に生徒達は固まる。ーーあの菖蒲 杏椰が。人を人とも思わないような、Dクラスを虐げ、辱め、嬲るのを趣味とする最低人間、菖蒲 杏椰が、泣いた。
「ーーッッごめんなさ、もう、もう絶対せぇへんから、傍に、」
「イヤって言ったら?」
明るい声で問う統真に、嗚咽が酷くなる。「数日で入れ込みすぎだろ…」と呟く冷泉に、統真は笑いかけた。目を瞬かせる。
「俺、セックスには慣れてるんで。女とですけど」
「ーーみたいだなァ」
犯された相手がイケメンだっただけマシですね、と呟く統真。それを聞いた菖蒲の抱きつく力が強くなる。キャラ変わりすぎだろ、と冷泉は思わず引き攣り笑いを浮かべた。菖蒲の元親衛隊(親衛対象が親衛隊を作った場合、新しい親衛隊に吸収か解散となる)達が遠くでショックを超えてドン引きしているのがチラチラ目に入ってしまうのだ。ーー反対に、統真を見るSクラスの目線は完全に餌を見つめる肉食動物のそれである。
冷泉はニヤリと嗤う。
好みの顔だったが、性格も最高だ。ぶち犯されておいてこの気丈な態度。菖蒲が手を出したと聞いてから1週間、自分の親衛隊に百地 統真の近況を探らせていたが、一日二日後は花染の長男と月待の次男の傍を離れられないほど周囲に怯えていたという。所詮その程度かと期待はずれな思いで聞いていたが、まさか逆にあの菖蒲を手玉に取るとは。花染か月待か恐らくそのどちらかに「そろそろ戻る」連絡している百地を、うっとりと蕩けきった目で眺める菖蒲。ーーどっちも一緒に抱いてみるのもアリだ。菖蒲とは長い間柄だが、この性格ゴミ野郎を初めて抱けると思った。
「じゃ、昼休みも終わりますし、そろそろ戻ります」
「あ、その……放課後、時間もろてももええ?親衛隊、今度はちゃんと紹介したいねん」
「いいですよ。迎えに来て下さい。……俺の事、ちゃんと守ってくれますよね?」
「ーー!うん、わかったァ…」
目を細めて笑う菖蒲に、彼の元親衛隊から悲鳴が上がる。どうやら完全にオチたらしい。ヒラヒラと手を振って去っていく統真。漸く教室に喧騒が戻る。
冷泉は呆れたように惚ける菖蒲を見やる。完全に別世界へと旅立ってしまっている彼は、明後日の方向を見てぼんやりとしている。
「ーーアイツやべぇな。今のでファン相当増えただろ」
「要は統真様に近づくやつ全員潰したればいいんやろ、得意分野やわァ」
「……なぁ、今度お前抱いていい?」
「は?キモイねん蛆でも湧いたんか殺すぞ」
やっぱ単体だと全然可愛くないどころか殺意すら湧く。3Pか、と呟けば机を思いっきり蹴られた。
それにしても、随分と面白い人間が入ってきたものだ。Aに入れてよかった、と自分の先見の明を称える(Bに入れようとしていた事はすっかり忘却の彼方である)。AかSなら生徒会にも入れられるから、傘下に加えるのもありだな。
「お前、統真様に手ぇ出したらほんまに殺すからな」
不穏な策略を察知したのか本気で睨まれ、冷泉は肩を竦めた。
「統真様ぁ!お帰りなさいませ!」
にっこりと笑う「百地隊親衛隊副隊長」千種 小詩に、樹は顔を顰めた。月出も不愉快そうに顔を顰めるが、統真は興味無さそうに「うん」と返すと、律の膝の上に乗るようにして座った。律も嬉しそうに統真の腹に手を回し、ニコニコと笑う。
本当に、元気になってくれてよかった。「つかれた、しんどい」と泣いた統真は、暫くの間は俺たちが少しでも離れれば不安と恐怖に涙を零し、自分より身長の高いクラスメイトが近づく度に恐慌状態に陥るほどだった。その様子に、元々臆病な玲太は尚更パニックを起こすことが多くなったし、普段はあっけらかんとしている律もピリピリと周囲に対して警戒心を持つようになった。Aの生徒達も、統真の身に何が起こったのかは何となく理解したようで、みなが一定の距離感を保って接するようにしてくれたおかげで、統真もこの通り1人でも出歩ける程には回復した。
しかし、同じAクラスの、そして今回の事件の犯人であるはずの「百地隊親衛隊副隊長」、千種小詩のこの図々しい態度が樹は腹立たしくて仕方がないのだ。当の統真は適当に受け流しているが、それを都合よく解釈してベタベタと俺たちの会話に入り込んでくる。同じく親衛隊を運営する月出にも相当怒られたらしいが、この様子だと適当に受け流したのだろう。
「隊長、どうでしたか?」
「お前よりは反省してたよ。あとキスしたら腰砕けになってた。あの人女役の方が向いてんじゃない?」
「僕もいっぱいしてますってばぁ!……隊長にそんなこと言えるの、統真様だけですよぉ。あの人に抱かれたくてわざとクラス落ちして従者になろうとした人もいっぱいいるくらいなんですから」
「まじ?やべーな」
モヤモヤする。統真と一番仲がいいのは樹達の筈だ。しかしながら、千種と話している時の統真は酷くリラックスしているように見える。統真を自分の上に座らせている律も、面白くなさそうな顔をしている。
「統真」
「なに?樹」
「……」
首を傾げた統真は、しかし俺の嫉妬に気づいたのだろう。くすりと微笑んで俺の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「俺の1番はお前らだよ。ありがとな」
「ーーあぁ、俺もだ」
「俺もだよ」
顔を赤らめて目を逸らした樹と、肩に頭をうずめ抱きしめる力を強めた律に、統真は可愛いなぁと声を上げて笑った。
漸く取り戻した穏やかな日常に、Aクラス全体がホッと安堵の息を着く。たった1週間で当たり前のように在校生に受け入れられている彼に、千種は誇らしげに笑った。
「なんやねんこれ」
休憩時間になる度に持ってこられ、放課後には目の前に山積みになった「入隊申請書」に菖蒲の顔が引き攣る。
「人気出るって言っただろ」
「……ええわ、徹底的に管理して強ぅして褒めてもらお」
「……前のクソ人間っぷりを恋しくなる日が来るとはなァ」
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