疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!

ミミリン

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問題解決ですよリリアお嬢様

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リリアもセリ先生もリタさんもデリスの雰囲気がおかしいと思い始めた。

3人とも身構える。

「ああ、お嬢様、お久しぶりです。すごく綺麗になられて驚きましたよ。
そろそろ修道院に行く頃ですね。準備はお済みになりましたか?まだでしょう?

さあ、今から行きましょう。わたくしも一緒に行って差し上げましょう。
遠慮しないでください。その体なら足を挫くこともなく歩けますでしょう?
馬車もすぐ手配します。まずはこの屋敷を出ましょう。」

デリスの顔は口はニヤリと笑っているが目が全く笑っていない。

突然来て伺いも立てず屋敷に入り込み、3人楽しんでいる最中に
リリアを外に出そうとするデリスの行動は誰が見ても異様だった。

「私は行きません。準備はリタさんに全て手配してもらっています。
あなたには関係ありません。外出の必要はありません。」

「そうだよ、あんたここのメイドさんだろ?登場の仕方がおかしくないかい?
相手が貴族以前の問題じゃないかい?」

「そうです。デリスさん。
リリア様は今日、この屋敷から出る日ではないはずです。
突然どうされたのですか?」

とリタさんセリ先生もデリスに問いかけるが、

「あー。外野は黙っててよ。私はリリア様に用事があるの。
ねえ、リリア様!早く行きましょうよ!
リリア様にお似合いのドレスも買いに行かないと!さあ!」


「行かないと言っています。お引き取りください。
誰に頼まれたかは知りませんが、行く意思がないとでも報告してください。
困ります。」

とリリアは堂々と断った。

「何よ!偉そうに!行かないと私が困るのよ!
さあ!行きますよ!ごちゃごちゃ言わないでください!」

イライラしたデリスが無理やりリリアの手を掴もうとする。

「ちょっと待ちな。あんたさっきから何なんだい。
何様だい?流石にリリちゃんに失礼だろ。」

リタさんがデリスとリリアの間に割って入った。

「は?リリちゃん?おばさんどいてよ。邪魔よ。」

「リリちゃん、セリちゃんちょっと離れてな。この子ちょっとやばそうだからね。
あんた達は危ないからね。あたしは大丈夫だから。
さあ、デリスって言ったかな?お嬢ちゃんはもう帰りな。」

「ちょっと、本当に邪魔なのよおばさん。」

「まあ、まあ。あんまり大袈裟に騒ぎなさんなって。」

リリアは妊婦のセリ先生を庇うように前に立って様子を見ている。
セリ先生を安全な部屋に移動してもらおうかと考えていた時…。


「どいつもこいつも目障りなのよ!うるさいし邪魔!
ああ、分かった!この人たちがいるからリリア様出かけられないんだ!」

デリスはもう正気ではない。セリ先生とリタさんを品定めし始める。

「そっかそっか。弱そうな人からちょっと退場して貰えば外に出るか。
おばさんはしぶとそうだし。」


とセリ先生を目で捉えてしまった。



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