108 / 300
第2章 彼女の話は通じない
魔物の頭数 4
しおりを挟む
とりあえず、大人しくなった4種族の長の前で、ザイードは腕組みをしている。
きちんと背筋を伸ばして座っているのはザイードだけだ。
膝を開いて座っているのはアヴィオとダイスも同じだが、片肘をつき、お互いにそっぽを向いている。
ナニャとミネリネは膝をくっつけ、両足を横に折り曲げていた。
ほとんど女特有と言える座りかただ。
が、そっちも男たちと同じく、そっぽを向いている。
室内の空気は、最悪だった。
ザイードに喧嘩を売る気がないので、黙っているだけなのだ。
種族間での殺し合いはないものの、喧嘩だけなら、しょっちゅうしている。
口喧嘩に始まり、掴み合いに噛み合い。
ただし、魔力を使っての攻撃だけはしないのが、暗黙の掟。
魔力を使うと、意に反して、相手を殺してしまう可能性があるからだ。
「ともかく人が壁を越えて来ることを想定しておかねばならぬ。ダイスとナニャ、お前たちはガリダとともに戦う。アヴィオとミネリネは好きにいたせ」
「おい……そういう言いかたは気にいらない」
「だが、とばっちりを食うのは本意ではなかろう? 必ずしも参戦する必要もない。お前はコルコの長なのだ。コルコ族のことを優先に考えればよい」
むうぅっと、アヴィオが口をとがらせる。
赤髪からのぞく2本の角が、小さく音を立てていた。
ガリダやルーポが、尾に感情が現れるのと同様、コルコは角に出る。
ザイードの言葉を、不愉快に感じているのだ。
「とはいえ、あとから逃げただの、臆しただのと言う奴がいるではないか」
アヴィオの言葉に、ザイードは、ダイスとナニャのほうを見る。
向こうも、ちらっと横目で、ザイードを見ていた。
「ダイス、ナニャ。種族には、それぞれの事情がある。それを汲んでやるのも同胞というものだ」
やんわりと釘を刺しておく。
多くの犠牲をはらったルーポとイホラが納得できないのも、わかっていた。
だとしても、種族によって「人」に対する認識が違うのはしかたがないのだ。
ガリダは、最も多くの犠牲をはらっている種族だった。
イホラは、女を主として攫われ、男は殺されている。
だが、ガリダは、その何倍も働き盛りの男が連行されたのだ。
獣の姿に似たルーポより、2足歩行をするガリダは、労働力としてはルーポ以上に「使い勝手」が良かったのだろう。
女子供は人質として攫われたに過ぎない。
そして、その両方のほとんどが殺されている。
「ザイードが言うなら……なんも言わねぇさ」
「イホラはガリダに借りがある。それを返すだけのこと」
ふっと、その場が静かになった。
最初に口を開いたのは、ミネリネだ。
溜め息をつくようにして言う。
「後方支援としてのみ、戦に加わりましょう」
ザイードも驚いたが、ほかのものたちも驚いていた。
ファニ族は、ほかの4種族とは、全く異なる性質を持っている。
大気から生じているため、確固とした肉体を持たない。
ほかの種族が必要とする水や食糧を必要としない種族なのだ。
そのため、ほかの種族との関りが薄かった。
水や食糧が必要となれば、仲が悪くても協力することはある。
助け合うことで、魔物の国は平穏を保てていた。
だが、ファニ族は、基本的に「助け合い」を必要としない。
協力という意識が低くなるのも、当然と言える。
「お前たちには、なんら見返りがないのだぞ? 後方支援と言うても、犠牲を伴うことになるかもしれぬしな」
「同胞に見返りを求めるような恥晒しではありませんの」
「良いのか?」
「もう決めているのでしょうに」
ふわふわっと、ミネリネの白い髪が揺らめく。
不本意だが、納得はしているようだ。
ファニ族は、不機嫌になったり怒ったりすると、体が半透明になるのだ。
が、ミネリネの体は、透けていない。
チッという舌打ちが聞こえる。
アヴィオが苦い顔をしていた。
角からは、チリチリという音が鳴り続けている。
腹立ちと苛立ちが混じっているのだと、わかった。
5種族中4種族までもが、参戦の意思を示している。
なかでもファニ族の同意は、アヴィオにとって予想外だったはずだ。
これでコルコだけが抜ければ、大事になる。
コルコの種族内で、アヴィオに対する信頼は失墜し、長の座を追われかねない。
もとより、コルコは好戦的な魔物でもあった。
アヴィオは、むしろ、それを抑える役目を担っている。
人に対抗するすべがなく、最小限の犠牲とするため、当時の長が苦労したことも知っているのだ。
ガリダもそうだが、歴史は書物より口伝によって伝えられているものが多い。
当時の長はアヴィオの祖父であり、人との交渉後、長の座を追われている。
徹底抗戦を選ばなかったことで、不満が長に向かったためだ。
けれど、おかげで、コルコに大きな犠牲は出なかった。
(ほかのコルコのものは納得せぬか。アヴィオだけが臆病との誹りを受けよう)
ザイードは、無理に加勢させようとは考えていない。
コルコとファニは、頭数にも入れていなかったのだ。
ガリダだけで戦うことを念頭に置き、話し合いに臨んでいる。
とはいえ、ファニの同意により、思わぬほうに話が進んでいた。
(いっそ皆の加勢はいらぬと言うか……いや、それでは、ルーポとイホラは納得すまい。備えさえしておいてくれれば良かったのだがな)
しかし、今さらのことだと、見切りをつける。
よくはわからないが、予感があるのだ。
人は来る。
必ず来る。
そんな気がしてならない。
いつまでも「壁」をアテにして、悠長に構えているのは危険だ。
そう、本能が告げている。
「……コルコも、できるだけの助力はする。俺の意思ではないが……」
「わかっておる。これはガリダの問題ゆえ、ガリダが前面で戦う。お前たちは、あくまでも加勢と思うてくれ。種族が危うくなるまで戦うてはならぬ」
パッと、ダイスが体を起こした。
さっきまでとは違い、背筋がピンと伸びている。
険悪な空気はなくなり、落ち着いた雰囲気になっていた。
「それでは、どうする?」
「まずは人の武器に対する情報が必要だ。これまでも集めてはきたが、まだまだ知らないものも多い」
「私たちは怪我を癒す役目と決まっているけれど、どのような怪我を負わされるのかは知りたいところね」
「そうだな。防戦一方じゃ勝てねぇんだしよ。どういう攻撃が有効かも知りてぇ」
すでに長たちの思考は切り替わっている。
反撃するための方法を考える方向に動き始めていた。
まとまり始めている長たちを、じっと見つめる。
ザイードは、考えていた。
おそらくキャスを引き渡すことを条件にすれば、攻撃を免れることはできる。
人が来るとすれば、キャスが原因なのは間違いないのだ。
だとしても、渡す気はない。
自分たちとは別種のものであっても、キャスには魔力がある。
人の国に連れて行かれれば殺されてしまうに違いない。
わかっていて、みすみすキャスを引き渡すなど、ガリダの主義に反する。
キャスは、もうガリダの「身内」なのだ。
ザイードにとっては、民の一員であり、守るべき存在だった。
そして、個としてのザイードにとっても、守りたいと思う存在となっている。
声もなく涙を流すキャスに、ザイードの胸まで痛むのだ。
それほどつらい想いをした場所に、帰そうなどとは思えない。
「余が保護した者は、人に似ておる。人のことも、なにか知っておろう」
「んじゃ、新しい情報は、そいつから聞けるってことか」
ダイスの言葉にうなずきつつも、ザイードは少し目を細めた。
誰かを戒めたり、窘めたりする時の目つきだ。
「ダイス、その者は、キャスという。そいつなぞと言うでない」
「ザイード、そのキャスという者は女なの?」
ミネリネの言葉に、うなずく。
長たちの目の色が、なぜか変わった。
「ああ、そういうことだったのか、ザイード」
「それならそうと早く言え」
「まったくですわ」
アヴィオにナニャ、ミネリネに言われるも、意味がわからない。
そのザイードに、ダイスが、するするっと寄って来た。
背中に覆いかぶさられ、両足が肩にかけられている。
「やっと見つけたのかよ、ザイード。そりゃあ、必死にもなるわな」
「なんの話をしておる」
「番だろ~、番! そのキャスってのは、お前の番になる女だったのか~」
「それなら、お前の気持ちも理解できる」
ナニャがダイスに賛同して、大きくうなずいていた。
ザイードは、誤解を正そうとする。
「そういうことでは……」
「あなたに女が寄りつかないから、心配していたのだけれど、これで安心ねぇ」
「いや、そうでは……」
「まったくだ。146にもなって女も知らねぇんじゃ、成体とは言えねぇしな」
誤解を正そうとしたのだけれども、まったく上手くいかなかった。
この長たちは、とかく相手の話を聞かない。
きちんと背筋を伸ばして座っているのはザイードだけだ。
膝を開いて座っているのはアヴィオとダイスも同じだが、片肘をつき、お互いにそっぽを向いている。
ナニャとミネリネは膝をくっつけ、両足を横に折り曲げていた。
ほとんど女特有と言える座りかただ。
が、そっちも男たちと同じく、そっぽを向いている。
室内の空気は、最悪だった。
ザイードに喧嘩を売る気がないので、黙っているだけなのだ。
種族間での殺し合いはないものの、喧嘩だけなら、しょっちゅうしている。
口喧嘩に始まり、掴み合いに噛み合い。
ただし、魔力を使っての攻撃だけはしないのが、暗黙の掟。
魔力を使うと、意に反して、相手を殺してしまう可能性があるからだ。
「ともかく人が壁を越えて来ることを想定しておかねばならぬ。ダイスとナニャ、お前たちはガリダとともに戦う。アヴィオとミネリネは好きにいたせ」
「おい……そういう言いかたは気にいらない」
「だが、とばっちりを食うのは本意ではなかろう? 必ずしも参戦する必要もない。お前はコルコの長なのだ。コルコ族のことを優先に考えればよい」
むうぅっと、アヴィオが口をとがらせる。
赤髪からのぞく2本の角が、小さく音を立てていた。
ガリダやルーポが、尾に感情が現れるのと同様、コルコは角に出る。
ザイードの言葉を、不愉快に感じているのだ。
「とはいえ、あとから逃げただの、臆しただのと言う奴がいるではないか」
アヴィオの言葉に、ザイードは、ダイスとナニャのほうを見る。
向こうも、ちらっと横目で、ザイードを見ていた。
「ダイス、ナニャ。種族には、それぞれの事情がある。それを汲んでやるのも同胞というものだ」
やんわりと釘を刺しておく。
多くの犠牲をはらったルーポとイホラが納得できないのも、わかっていた。
だとしても、種族によって「人」に対する認識が違うのはしかたがないのだ。
ガリダは、最も多くの犠牲をはらっている種族だった。
イホラは、女を主として攫われ、男は殺されている。
だが、ガリダは、その何倍も働き盛りの男が連行されたのだ。
獣の姿に似たルーポより、2足歩行をするガリダは、労働力としてはルーポ以上に「使い勝手」が良かったのだろう。
女子供は人質として攫われたに過ぎない。
そして、その両方のほとんどが殺されている。
「ザイードが言うなら……なんも言わねぇさ」
「イホラはガリダに借りがある。それを返すだけのこと」
ふっと、その場が静かになった。
最初に口を開いたのは、ミネリネだ。
溜め息をつくようにして言う。
「後方支援としてのみ、戦に加わりましょう」
ザイードも驚いたが、ほかのものたちも驚いていた。
ファニ族は、ほかの4種族とは、全く異なる性質を持っている。
大気から生じているため、確固とした肉体を持たない。
ほかの種族が必要とする水や食糧を必要としない種族なのだ。
そのため、ほかの種族との関りが薄かった。
水や食糧が必要となれば、仲が悪くても協力することはある。
助け合うことで、魔物の国は平穏を保てていた。
だが、ファニ族は、基本的に「助け合い」を必要としない。
協力という意識が低くなるのも、当然と言える。
「お前たちには、なんら見返りがないのだぞ? 後方支援と言うても、犠牲を伴うことになるかもしれぬしな」
「同胞に見返りを求めるような恥晒しではありませんの」
「良いのか?」
「もう決めているのでしょうに」
ふわふわっと、ミネリネの白い髪が揺らめく。
不本意だが、納得はしているようだ。
ファニ族は、不機嫌になったり怒ったりすると、体が半透明になるのだ。
が、ミネリネの体は、透けていない。
チッという舌打ちが聞こえる。
アヴィオが苦い顔をしていた。
角からは、チリチリという音が鳴り続けている。
腹立ちと苛立ちが混じっているのだと、わかった。
5種族中4種族までもが、参戦の意思を示している。
なかでもファニ族の同意は、アヴィオにとって予想外だったはずだ。
これでコルコだけが抜ければ、大事になる。
コルコの種族内で、アヴィオに対する信頼は失墜し、長の座を追われかねない。
もとより、コルコは好戦的な魔物でもあった。
アヴィオは、むしろ、それを抑える役目を担っている。
人に対抗するすべがなく、最小限の犠牲とするため、当時の長が苦労したことも知っているのだ。
ガリダもそうだが、歴史は書物より口伝によって伝えられているものが多い。
当時の長はアヴィオの祖父であり、人との交渉後、長の座を追われている。
徹底抗戦を選ばなかったことで、不満が長に向かったためだ。
けれど、おかげで、コルコに大きな犠牲は出なかった。
(ほかのコルコのものは納得せぬか。アヴィオだけが臆病との誹りを受けよう)
ザイードは、無理に加勢させようとは考えていない。
コルコとファニは、頭数にも入れていなかったのだ。
ガリダだけで戦うことを念頭に置き、話し合いに臨んでいる。
とはいえ、ファニの同意により、思わぬほうに話が進んでいた。
(いっそ皆の加勢はいらぬと言うか……いや、それでは、ルーポとイホラは納得すまい。備えさえしておいてくれれば良かったのだがな)
しかし、今さらのことだと、見切りをつける。
よくはわからないが、予感があるのだ。
人は来る。
必ず来る。
そんな気がしてならない。
いつまでも「壁」をアテにして、悠長に構えているのは危険だ。
そう、本能が告げている。
「……コルコも、できるだけの助力はする。俺の意思ではないが……」
「わかっておる。これはガリダの問題ゆえ、ガリダが前面で戦う。お前たちは、あくまでも加勢と思うてくれ。種族が危うくなるまで戦うてはならぬ」
パッと、ダイスが体を起こした。
さっきまでとは違い、背筋がピンと伸びている。
険悪な空気はなくなり、落ち着いた雰囲気になっていた。
「それでは、どうする?」
「まずは人の武器に対する情報が必要だ。これまでも集めてはきたが、まだまだ知らないものも多い」
「私たちは怪我を癒す役目と決まっているけれど、どのような怪我を負わされるのかは知りたいところね」
「そうだな。防戦一方じゃ勝てねぇんだしよ。どういう攻撃が有効かも知りてぇ」
すでに長たちの思考は切り替わっている。
反撃するための方法を考える方向に動き始めていた。
まとまり始めている長たちを、じっと見つめる。
ザイードは、考えていた。
おそらくキャスを引き渡すことを条件にすれば、攻撃を免れることはできる。
人が来るとすれば、キャスが原因なのは間違いないのだ。
だとしても、渡す気はない。
自分たちとは別種のものであっても、キャスには魔力がある。
人の国に連れて行かれれば殺されてしまうに違いない。
わかっていて、みすみすキャスを引き渡すなど、ガリダの主義に反する。
キャスは、もうガリダの「身内」なのだ。
ザイードにとっては、民の一員であり、守るべき存在だった。
そして、個としてのザイードにとっても、守りたいと思う存在となっている。
声もなく涙を流すキャスに、ザイードの胸まで痛むのだ。
それほどつらい想いをした場所に、帰そうなどとは思えない。
「余が保護した者は、人に似ておる。人のことも、なにか知っておろう」
「んじゃ、新しい情報は、そいつから聞けるってことか」
ダイスの言葉にうなずきつつも、ザイードは少し目を細めた。
誰かを戒めたり、窘めたりする時の目つきだ。
「ダイス、その者は、キャスという。そいつなぞと言うでない」
「ザイード、そのキャスという者は女なの?」
ミネリネの言葉に、うなずく。
長たちの目の色が、なぜか変わった。
「ああ、そういうことだったのか、ザイード」
「それならそうと早く言え」
「まったくですわ」
アヴィオにナニャ、ミネリネに言われるも、意味がわからない。
そのザイードに、ダイスが、するするっと寄って来た。
背中に覆いかぶさられ、両足が肩にかけられている。
「やっと見つけたのかよ、ザイード。そりゃあ、必死にもなるわな」
「なんの話をしておる」
「番だろ~、番! そのキャスってのは、お前の番になる女だったのか~」
「それなら、お前の気持ちも理解できる」
ナニャがダイスに賛同して、大きくうなずいていた。
ザイードは、誤解を正そうとする。
「そういうことでは……」
「あなたに女が寄りつかないから、心配していたのだけれど、これで安心ねぇ」
「いや、そうでは……」
「まったくだ。146にもなって女も知らねぇんじゃ、成体とは言えねぇしな」
誤解を正そうとしたのだけれども、まったく上手くいかなかった。
この長たちは、とかく相手の話を聞かない。
1
あなたにおすすめの小説
【完結】恋多き悪女(と勘違いされている私)は、強面騎士団長に恋愛指南を懇願される
かほなみり
恋愛
「婚約したんだ」ある日、ずっと好きだった幼馴染が幸せそうに言うのを聞いたアレックス。相手は、背が高くてきつい顔立ちのアレックスとは正反対の、小さくてお人形のようなご令嬢だった。失恋して落ち込む彼女に、実家へ帰省していた「恋多き悪女」として社交界に名を馳せた叔母から、王都での社交に参加して新たな恋を探せばいいと提案される。「あなたが、男を唆す恋多き悪女か」なぜか叔母と間違われたアレックスは、偶然出会った大きな男に恋愛指南を乞われ、指導することに。「待って、私は恋愛初心者よ!?」恋を探しに来たはずなのに、なぜか年上の騎士団長へ恋愛指南をする羽目になった高身長のヒロイン、アレックスと、結婚をせかされつつも、女性とうまくいかないことを気にしている強面騎士団長、エイデンの、すれ違い恋愛物語。
【完結】私にだけ当たりの強い騎士様と1メートル以上離れられなくなって絶望中
椿かもめ
恋愛
冒険者ギルドの受付嬢であるステレは幼い頃から妖精の姿を見ることができた。ある日、その妖精たちのイタズラにより、自分にだけ当たりの強い騎士コルネリウスと1メートル以上離れれば発情する呪いをかけられてしまう。明らかに嫌われてると分かっていても、日常生活を送るには互いの協力が必要不可欠。ステレの心労も祟る中、調べ上げた唯一の解呪方法は性的な接触で──。【ステレにだけ異様に冷たい(※事情あり)エリート騎士×社交的で夢見がちなギルドの受付嬢】
※ムーンライトノベルスでも公開中です
笑い方を忘れた令嬢
Blue
恋愛
お母様が天国へと旅立ってから10年の月日が流れた。大好きなお父様と二人で過ごす日々に突然終止符が打たれる。突然やって来た新しい家族。病で倒れてしまったお父様。私を嫌な目つきで見てくる伯父様。どうしたらいいの?誰か、助けて。
伯爵は年下の妻に振り回される 記憶喪失の奥様は今日も元気に旦那様の心を抉る
新高
恋愛
※第15回恋愛小説大賞で奨励賞をいただきました!ありがとうございます!
※※2023/10/16書籍化しますーー!!!!!応援してくださったみなさま、ありがとうございます!!
契約結婚三年目の若き伯爵夫人であるフェリシアはある日記憶喪失となってしまう。失った記憶はちょうどこの三年分。記憶は失ったものの、性格は逆に明るく快活ーーぶっちゃけ大雑把になり、軽率に契約結婚相手の伯爵の心を抉りつつ、流石に申し訳ないとお詫びの品を探し出せばそれがとんだ騒ぎとなり、結果的に契約が取れて仲睦まじい夫婦となるまでの、そんな二人のドタバタ劇。
※本編完結しました。コネタを随時更新していきます。
※R要素の話には「※」マークを付けています。
※勢いとテンション高めのコメディーなのでふわっとした感じで読んでいただけたら嬉しいです。
※他サイト様でも公開しています
全てを捨てて、わたしらしく生きていきます。
彩華(あやはな)
恋愛
3年前にリゼッタお姉様が風邪で死んだ後、お姉様の婚約者であるバルト様と結婚したわたし、サリーナ。バルト様はお姉様の事を愛していたため、わたしに愛情を向けることはなかった。じっと耐えた3年間。でも、人との出会いはわたしを変えていく。自由になるために全てを捨てる覚悟を決め、わたしはわたしらしく生きる事を決意する。
はずれの聖女
おこめ
恋愛
この国に二人いる聖女。
一人は見目麗しく誰にでも優しいとされるリーア、もう一人は地味な容姿のせいで影で『はずれ』と呼ばれているシルク。
シルクは一部の人達から蔑まれており、軽く扱われている。
『はずれ』のシルクにも優しく接してくれる騎士団長のアーノルドにシルクは心を奪われており、日常で共に過ごせる時間を満喫していた。
だがある日、アーノルドに想い人がいると知り……
しかもその相手がもう一人の聖女であるリーアだと知りショックを受ける最中、更に心を傷付ける事態に見舞われる。
なんやかんやでさらっとハッピーエンドです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる