39 / 116
番外 クリスマス
しおりを挟む
本編から数か月後の話。
--------------------------------------
城下町は冬支度のための買い出しでにぎわっていた。
キゥミュィァマェントゥ王国の冬はそれほど寒くならないので、冬でも大きく生活環境が変わることはない。
それでも寒い日にはそとに出たくないし、おうちで家族と暖かいものを食べて過ごしたいのだ。
この寒い時期には普段遠くに住んでいる家族や親戚も集まって過ごす風習がある。
どちらかというと城下町から田舎に帰る人のほうが多いのだが、逆に帰ってくる王都出身の人たちもいるのだ。
いつもより出入りが激しくなるため、お土産物などを求めて買い物客も増え、人でごった返している。
それに周辺の町の人たちも特別な食事のためになにか豪華な食材がないかと城下町まで出てくる。
単にひと際にぎわうお祭り騒ぎに乗じて遊びに来る者もいるが。
そこに今年は人目を集める新商品が売り出され、噂を聞きつけた人々が例年になく集まってきて異常な熱気を持っていた。
精緻な絵で彩られたクッキーに、色とりどりのクリームで美しく飾られたケーキ、カラフルポップなキャンディー、パステルカラーの綿あめ、見たことのない色の食べ物や飲み物が並べられた一角が『王太子の手作り』というインパクトで打ち出されているのだ。
「なんだこれ……。通りが埋め尽くされてる」
「どっから湧いてきたんだろ、この人たち」
「ちょっと予想外の人気ですね。モョオブォン様がこんなに注目されるなんて人生に一度じゃないでしょうか」
「なにげにひどい」
「さすがに王様になるときにはもうちょっと注目されるだろ。……されるよな?」
「あのさ、君たちわたしの扱いちょっとひどすぎないかな?」
「あのクッキーはさらに芸術度上がってるよね」
「庶民でもなんとか買える値段にしたからな。特別感があるし売れるよな」
「この時期の雰囲気に合わせた暖かい色の組み合わせもすばらしいですね」
「ほ、ほめられているな」
「こんなに混み合ってるのにいい席で上から眺めるのってなんか悪いね」
「トラ様の立場としては当然のことですよ」
「まあ王族があのなかに紛れるのはヤバいよな」
「わたしがあのなかに紛れたら一生見つけてもらえないだろうな」
「ご歓談中失礼いたします。お待たせいたしました。スペシャルパフェでございます」
「おお~! すごいきれい」
「時季外れの果物がふんだんに使われていて豪華すぎる」
「これはちょっと高価ですが、庶民でも食べられる廉価版もありますし、買い出しで疲れたところにカフェを開くというのはとてもいい考えでしたね」
「結構お客さん入ってるみたいでよかった」
「わたしが発案したわけでも作ったわけでもないのになぜ『王太子の手作りパフェ』なのかわからないが……」
「トラ様とタツ様のおかげでこの店も繁盛しております。ありがとうございます。それではごゆっくり」
「向こうではそんなに珍しくもない光景なんだけど」
「特にこの時期はこういうイベントが付き物だからな。ケーキと揚げ鶏食べたり」
「その組み合わせはちょっと重くないかい?」
「鶏の丸焼きとかあるとパーティー感あるよね」
「本来は七面鳥なんだろうけど」
「顔が七つもある鳥がいるのかい?」
「ティレムサテュヴァの丸焼きでもいいのでしょうか?」
「パーティー仕様でいろいろ飾ると豪華になると思うぞ」
「あとはいろいろ好きなごちそう集めて……ろーすとびーふ、ピザ、グラタン、オムライス、すし、カレー、ぎょうざ、お好み焼き……」
「後半がちょっと王族とは思えない内容になったな」
「聞いたことがないがどんな料理なんだ?」
「楽しければいいんだよ。イベントなんだから」
「ところでそれはなんのイベントなんですか?」
「ん? なんかの誕生日? お祝いするの」
「国によっては一か月くらい飾り付けてパーティーするらしいぞ」
「国王とか歴史的偉人かなにかでしょうか?」
「なんとなくお祝いしたい気分でパーティーとか開いて浮かれたいだけのイベントだよ?」
「本来は違うけどな。でもだれも意識はしてない」
「ちょうど理由もなく集まって騒いでるこの状況に似ているということかな」
「ちょうど理由もなく集まって騒いでるこの感じが似てるんだよね」
「なるほど。さすがはトラ様」
「わたしだけ別の次元にいるんだろうか……」
「せっかく『王太子の手作り』イベントなんだからモブも来ればよかったのにね」
「なんだか忙しいらしいぞ」
「クッキー職人やってたからかな?」
「あの装飾を施せるのはモブ様しかいませんからね」
「ほ、ほめられてる……いや、流されないぞ。わたしはここにいるからな!」
「うわ、びっくりした」
「モブ、いつのまに忍び込んだんだ?」
「モブ様、突然現れて叫ぶのはお行儀が悪いですよ」
「やっと見てくれた。わたしは最初からいたよ。というか四人で来ただろう?」
「なんかモブって認識できなくなる呪いかなんか持ってる?」
「話してるうちに意識から消えていくんだよな」
「影の適性がありますね。うらやましいです」
「ええっ? そんなことあるのか? ……あるかも」
「知らないうちに結構盗み聞きしてるんだよね」
「してないぞ。人聞きの悪い」
「あれ? モブどこ行った? あ、いた」
「かなり注意して見ないとすぐ見えなくなりますからね」
「え? そんなに見えていないのか?」
「もうちょっと目立つようにしてほしいよね。保護色着るのはやめてさ」
「よく見ると赤と緑と金銀の服なんですが、なにに溶け込んでるんでしょうか?」
「あーあれか」
「あれだね」
「配達員」
「ひと晩じゅう子どもたちにプレゼント配る人」
「こんな派手で奇抜な格好で影に忍んで夜なかに子どもたちに気づかれないように家屋に侵入してプレゼントを配る? どんな特殊訓練を積んだ人なんですか?」
「モブならたぶんできるよ」
「奇抜な……格好……」
「子どもたちに王太子の手作りプレゼント配ろうよ」
「白い袋用意しようか」
「王太子に配達員やらせていいのかな?」
「すでに実行する段階に進んでいる??」
「雪が降らないからそりじゃなくて馬車だね」
「馬車に鈴を付ければいいか」
「王都内ならひと晩で配れるだろう」
「影の補佐を付ければ大丈夫でしょう」
「この店の企画もそうだが、わたしのかかわらないところでいろいろ決まっていく」
「あとはモブに……あれ? いなくなった?」
「気づかれないうちに逃げよう」
王太子の手作りプレゼント作戦が実行されることはなかった。
--------------------------------------
年末年始 12/29~1/5 は一週間連続更新します。お楽しみに!
感想、お気に入り追加お待ちしてます!
--------------------------------------
城下町は冬支度のための買い出しでにぎわっていた。
キゥミュィァマェントゥ王国の冬はそれほど寒くならないので、冬でも大きく生活環境が変わることはない。
それでも寒い日にはそとに出たくないし、おうちで家族と暖かいものを食べて過ごしたいのだ。
この寒い時期には普段遠くに住んでいる家族や親戚も集まって過ごす風習がある。
どちらかというと城下町から田舎に帰る人のほうが多いのだが、逆に帰ってくる王都出身の人たちもいるのだ。
いつもより出入りが激しくなるため、お土産物などを求めて買い物客も増え、人でごった返している。
それに周辺の町の人たちも特別な食事のためになにか豪華な食材がないかと城下町まで出てくる。
単にひと際にぎわうお祭り騒ぎに乗じて遊びに来る者もいるが。
そこに今年は人目を集める新商品が売り出され、噂を聞きつけた人々が例年になく集まってきて異常な熱気を持っていた。
精緻な絵で彩られたクッキーに、色とりどりのクリームで美しく飾られたケーキ、カラフルポップなキャンディー、パステルカラーの綿あめ、見たことのない色の食べ物や飲み物が並べられた一角が『王太子の手作り』というインパクトで打ち出されているのだ。
「なんだこれ……。通りが埋め尽くされてる」
「どっから湧いてきたんだろ、この人たち」
「ちょっと予想外の人気ですね。モョオブォン様がこんなに注目されるなんて人生に一度じゃないでしょうか」
「なにげにひどい」
「さすがに王様になるときにはもうちょっと注目されるだろ。……されるよな?」
「あのさ、君たちわたしの扱いちょっとひどすぎないかな?」
「あのクッキーはさらに芸術度上がってるよね」
「庶民でもなんとか買える値段にしたからな。特別感があるし売れるよな」
「この時期の雰囲気に合わせた暖かい色の組み合わせもすばらしいですね」
「ほ、ほめられているな」
「こんなに混み合ってるのにいい席で上から眺めるのってなんか悪いね」
「トラ様の立場としては当然のことですよ」
「まあ王族があのなかに紛れるのはヤバいよな」
「わたしがあのなかに紛れたら一生見つけてもらえないだろうな」
「ご歓談中失礼いたします。お待たせいたしました。スペシャルパフェでございます」
「おお~! すごいきれい」
「時季外れの果物がふんだんに使われていて豪華すぎる」
「これはちょっと高価ですが、庶民でも食べられる廉価版もありますし、買い出しで疲れたところにカフェを開くというのはとてもいい考えでしたね」
「結構お客さん入ってるみたいでよかった」
「わたしが発案したわけでも作ったわけでもないのになぜ『王太子の手作りパフェ』なのかわからないが……」
「トラ様とタツ様のおかげでこの店も繁盛しております。ありがとうございます。それではごゆっくり」
「向こうではそんなに珍しくもない光景なんだけど」
「特にこの時期はこういうイベントが付き物だからな。ケーキと揚げ鶏食べたり」
「その組み合わせはちょっと重くないかい?」
「鶏の丸焼きとかあるとパーティー感あるよね」
「本来は七面鳥なんだろうけど」
「顔が七つもある鳥がいるのかい?」
「ティレムサテュヴァの丸焼きでもいいのでしょうか?」
「パーティー仕様でいろいろ飾ると豪華になると思うぞ」
「あとはいろいろ好きなごちそう集めて……ろーすとびーふ、ピザ、グラタン、オムライス、すし、カレー、ぎょうざ、お好み焼き……」
「後半がちょっと王族とは思えない内容になったな」
「聞いたことがないがどんな料理なんだ?」
「楽しければいいんだよ。イベントなんだから」
「ところでそれはなんのイベントなんですか?」
「ん? なんかの誕生日? お祝いするの」
「国によっては一か月くらい飾り付けてパーティーするらしいぞ」
「国王とか歴史的偉人かなにかでしょうか?」
「なんとなくお祝いしたい気分でパーティーとか開いて浮かれたいだけのイベントだよ?」
「本来は違うけどな。でもだれも意識はしてない」
「ちょうど理由もなく集まって騒いでるこの状況に似ているということかな」
「ちょうど理由もなく集まって騒いでるこの感じが似てるんだよね」
「なるほど。さすがはトラ様」
「わたしだけ別の次元にいるんだろうか……」
「せっかく『王太子の手作り』イベントなんだからモブも来ればよかったのにね」
「なんだか忙しいらしいぞ」
「クッキー職人やってたからかな?」
「あの装飾を施せるのはモブ様しかいませんからね」
「ほ、ほめられてる……いや、流されないぞ。わたしはここにいるからな!」
「うわ、びっくりした」
「モブ、いつのまに忍び込んだんだ?」
「モブ様、突然現れて叫ぶのはお行儀が悪いですよ」
「やっと見てくれた。わたしは最初からいたよ。というか四人で来ただろう?」
「なんかモブって認識できなくなる呪いかなんか持ってる?」
「話してるうちに意識から消えていくんだよな」
「影の適性がありますね。うらやましいです」
「ええっ? そんなことあるのか? ……あるかも」
「知らないうちに結構盗み聞きしてるんだよね」
「してないぞ。人聞きの悪い」
「あれ? モブどこ行った? あ、いた」
「かなり注意して見ないとすぐ見えなくなりますからね」
「え? そんなに見えていないのか?」
「もうちょっと目立つようにしてほしいよね。保護色着るのはやめてさ」
「よく見ると赤と緑と金銀の服なんですが、なにに溶け込んでるんでしょうか?」
「あーあれか」
「あれだね」
「配達員」
「ひと晩じゅう子どもたちにプレゼント配る人」
「こんな派手で奇抜な格好で影に忍んで夜なかに子どもたちに気づかれないように家屋に侵入してプレゼントを配る? どんな特殊訓練を積んだ人なんですか?」
「モブならたぶんできるよ」
「奇抜な……格好……」
「子どもたちに王太子の手作りプレゼント配ろうよ」
「白い袋用意しようか」
「王太子に配達員やらせていいのかな?」
「すでに実行する段階に進んでいる??」
「雪が降らないからそりじゃなくて馬車だね」
「馬車に鈴を付ければいいか」
「王都内ならひと晩で配れるだろう」
「影の補佐を付ければ大丈夫でしょう」
「この店の企画もそうだが、わたしのかかわらないところでいろいろ決まっていく」
「あとはモブに……あれ? いなくなった?」
「気づかれないうちに逃げよう」
王太子の手作りプレゼント作戦が実行されることはなかった。
--------------------------------------
年末年始 12/29~1/5 は一週間連続更新します。お楽しみに!
感想、お気に入り追加お待ちしてます!
0
あなたにおすすめの小説
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
大和型戦艦、異世界に転移する。
焼飯学生
ファンタジー
第二次世界大戦が起きなかった世界。大日本帝国は仮想敵国を定め、軍事力を中心に強化を行っていた。ある日、大日本帝国海軍は、大和型戦艦四隻による大規模な演習と言う名目で、太平洋沖合にて、演習を行うことに決定。大和、武蔵、信濃、紀伊の四隻は、横須賀海軍基地で補給したのち出港。しかし、移動の途中で濃霧が発生し、レーダーやソナーが使えなくなり、更に信濃と紀伊とは通信が途絶してしまう。孤立した大和と武蔵は濃霧を突き進み、太平洋にはないはずの、未知の島に辿り着いた。
※ この作品は私が書きたいと思い、書き進めている作品です。文章がおかしかったり、不明瞭な点、あるいは不快な思いをさせてしまう可能性がございます。できる限りそのような事態が起こらないよう気をつけていますが、何卒ご了承賜りますよう、お願い申し上げます。
盾の間違った使い方
KeyBow
ファンタジー
その日は快晴で、DIY日和だった。
まさかあんな形で日常が終わるだなんて、誰に想像できただろうか。
マンションの屋上から落ちてきた女子高生と、運が悪く――いや、悪すぎることに激突して、俺は死んだはずだった。
しかし、当たった次の瞬間。
気がつけば、今にも動き出しそうなドラゴンの骨の前にいた。
周囲は白骨死体だらけ。
慌てて武器になりそうなものを探すが、剣はすべて折れ曲がり、鎧は胸に大穴が空いたりひしゃげたりしている。
仏様から脱がすのは、物理的にも気持ち的にも無理だった。
ここは――
多分、ボス部屋。
しかもこの部屋には入り口しかなく、本来ドラゴンを倒すために進んできた道を、逆進行するしかなかった。
与えられた能力は、現代日本の商品を異世界に取り寄せる
【異世界ショッピング】。
一見チートだが、完成された日用品も、人が口にできる食べ物も飲料水もない。買えるのは素材と道具、作業関連品、農作業関連の品や種、苗等だ。
魔物を倒して魔石をポイントに換えなければ、
水一滴すら買えない。
ダンジョン最奥スタートの、ハード・・・どころか鬼モードだった。
そんな中、盾だけが違った。
傷はあっても、バンドの残った盾はいくつも使えた。
両手に円盾、背中に大盾、そして両肩に装着したL字型とスパイク付きのそれは、俺をリアルザクに仕立てた。
盾で殴り
盾で守り
腹が減れば・・・盾で焼く。
フライパン代わりにし、竈の一部にし、用途は盛大に間違っているが、生きるためには、それが正解だった。
ボス部屋手前のセーフエリアを拠点に、俺はひとりダンジョンを生き延びていく。
――そんなある日。
聞こえるはずのない女性の悲鳴が、ボス部屋から響いた。
盾のまちがった使い方から始まる異世界サバイバル、ここに開幕。
【AIの使用について】
本作は執筆補助ツールとして生成AIを使用しています。
主な用途は「誤字脱字のチェック」「表現の推敲」「壁打ち(アイデア出しの補助)」です。
ストーリー構成および本文の執筆は作者自身が行っております。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
薬漬けレーサーの異世界学園生活〜無能被験体として捨てられたが、神族に拾われたことで、ダークヒーローとしてナンバーワン走者に君臨します〜
仁徳
ファンタジー
少年はとある研究室で実験動物にされていた。毎日薬漬けの日々を送っていたある日、薬を投与し続けても、魔法もユニークスキルも発動できない落ちこぼれの烙印を押され、魔の森に捨てられる。
森の中で魔物が現れ、少年は死を覚悟したその時、1人の女性に助けられた。
その後、女性により隠された力を引き出された少年は、シャカールと名付けられ、魔走学園の唯一の人間魔競走者として生活をすることになる。
これは、薬漬けだった主人公が、走者として成り上がり、ざまぁやスローライフをしながら有名になって、世界最強になって行く物語
今ここに、新しい異世界レースものが開幕する!スピード感のあるレースに刮目せよ!
競馬やレース、ウマ娘などが好きな方は、絶対に楽しめる内容になっているかと思います。レース系に興味がない方でも、異世界なので、ファンタジー要素のあるレースになっていますので、楽しめる内容になっています。
まずは1話だけでも良いので試し読みをしていただけると幸いです。
異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~
松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。
異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。
「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。
だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。
牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。
やがて彼は知らされる。
その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。
金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、
戦闘より掃除が多い異世界ライフ。
──これは、汚れと戦いながら世界を救う、
笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる