それは、噂から

戒月冷音

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第7話

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「大丈夫ですか?」
クルセイダ公爵にそう声をかけると、公爵はビックリした顔を、私に向けている。
「どうかなさいました?」
そう声をかけると
「失礼ですけど・・・41、なのですか?」
と聞かれた。

「はい。16でこちらに嫁いで、25年になりますので・・・」
「失礼した。見た目からもっとお若いかと・・・思っていたもので」
?もっとお若い?
「あの・・・私は、いくつに見えていたのでしょうか?」
「・・・30、前半かと」
10歳、若く見えて・・・いやいや、そんなことあるわけがない。

「そんな、ご冗談を言わないでください」
「いいえ。本当にそう思っておりました。だから何故、クラウス殿は?と」
「・・・クラウスは元々、私の姉の婚約者だったんです」
「・・・姉上の?たしかマリア殿は、子爵家の一人娘だったのでは?」
「はい。私は、六歳上の姉が二歳で亡くなった後、生まれたのです」
「・・・」
「クラウス様と姉は、生まれた時から決められた婚約者でした。
 姉が2歳の時、11歳だったクラウスの前で、息を引き取りました。
 流行り病でした」
「流行り病・・・」
「メフィスト家と、私の実家で決まっていた婚約でしたので、
 両親は急いだようです。
 そして、私が生まれたんです」
「では、君のご両親は、婚約のために君を、産んだと言うことか?」
「はい。この婚約が成立しなければ、子爵家への援助かなくなりますから」
それを聞いたクルセイダ公爵様は、何かを考え出した。
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