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第141話
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私は、その辺りも分からないから、馬車を降りる前に聞く。
「あの、クルセイダ公爵様」
「はい」
「食堂・・・と言うところは、確認しないと、入れない場所なのですか?」
「あぁ・・・えっとですね、平民が入る食堂と貴族が入る食堂で、違うのです」
「平民用と、貴族用があるのですね」
「はい。今の俺達の服装だと、貴族用にしか入れない」
「それは、どうしてですか?」
「平民の食堂は、気軽な服装でわいわい話しながら食べるような場所です。
それに、外を良く見てください」
そう言われて私は、窓の外を見る。
すると特に、女性は私のようなドレスではなく、ワンピースを着て、エプロンをつけている人が多い。
男性は、ワイシャツにスラックス。サスペンダーをつけている人もいる。
「あれが、平民の通常の服装です。
だからこの服装で平民用に入ってしまうと、身ぐるみ剥がされるでしょう」
それを聞いた私は、身震いをする。
「身ぐるみ・・・それは、物取りと言うことでしょうか?」
「そうです。こんな綺麗な服装は、お金を持ってますと、言っているようなものですから。
それともうひとつ。平民用は、たたっぴろい店内に、机と椅子がところ狭しと
並んでいるため、メイリア様のドレスでは、すれ違うことも出来ません」
「あっ・・・」
私は今、気づいた。
今着ているドレスは、裾が広がるように作られている。
そんなドレスで狭い店内に入れば、邪魔だと言われても仕方ない。
「そうですね」
「ですが、これから行こうとしているところは、そう言う服装でも大丈夫なように
配置はされているのですが、一室に入る人数は少なくなります。
その為、席が空いているか、確認に行って貰ったのです。
あっ、平民用は確認など必要なく、空いている席に勝手に座って良いのですよ」
私は、そんなことも知らなかった。
確かに、旅行に行ったときは、今着ているようなドレスではなく、動きやすいワンピースで来てねと言われた。
お陰で旅行が楽しかったのは、覚えている。
しかし今は、王宮帰りでクルセイダ公爵は正装、私はドレスを着ている。
朝食を共にと言われたから、この服装になったのだけれど、夜会などのドレスより少し装飾が少ないだけなのだ。
「だから・・・」
クルセイダ公爵様が話そうとしたとき、入り口の扉がノックされ
「ご報告いたします。個室が空いておりましたので、押さえて参りました」
「ありがとう。では、直ぐに向かおう」
公爵様の返事を受け、馬車がテトラ食堂に向かう。
私は、始めての食堂にドキドキしながら、窓の外を眺めていたのだが、そのとなりでクルセイダ公爵様がずっと私を見ていたことなど、知るよしもなかった。
「あの、クルセイダ公爵様」
「はい」
「食堂・・・と言うところは、確認しないと、入れない場所なのですか?」
「あぁ・・・えっとですね、平民が入る食堂と貴族が入る食堂で、違うのです」
「平民用と、貴族用があるのですね」
「はい。今の俺達の服装だと、貴族用にしか入れない」
「それは、どうしてですか?」
「平民の食堂は、気軽な服装でわいわい話しながら食べるような場所です。
それに、外を良く見てください」
そう言われて私は、窓の外を見る。
すると特に、女性は私のようなドレスではなく、ワンピースを着て、エプロンをつけている人が多い。
男性は、ワイシャツにスラックス。サスペンダーをつけている人もいる。
「あれが、平民の通常の服装です。
だからこの服装で平民用に入ってしまうと、身ぐるみ剥がされるでしょう」
それを聞いた私は、身震いをする。
「身ぐるみ・・・それは、物取りと言うことでしょうか?」
「そうです。こんな綺麗な服装は、お金を持ってますと、言っているようなものですから。
それともうひとつ。平民用は、たたっぴろい店内に、机と椅子がところ狭しと
並んでいるため、メイリア様のドレスでは、すれ違うことも出来ません」
「あっ・・・」
私は今、気づいた。
今着ているドレスは、裾が広がるように作られている。
そんなドレスで狭い店内に入れば、邪魔だと言われても仕方ない。
「そうですね」
「ですが、これから行こうとしているところは、そう言う服装でも大丈夫なように
配置はされているのですが、一室に入る人数は少なくなります。
その為、席が空いているか、確認に行って貰ったのです。
あっ、平民用は確認など必要なく、空いている席に勝手に座って良いのですよ」
私は、そんなことも知らなかった。
確かに、旅行に行ったときは、今着ているようなドレスではなく、動きやすいワンピースで来てねと言われた。
お陰で旅行が楽しかったのは、覚えている。
しかし今は、王宮帰りでクルセイダ公爵は正装、私はドレスを着ている。
朝食を共にと言われたから、この服装になったのだけれど、夜会などのドレスより少し装飾が少ないだけなのだ。
「だから・・・」
クルセイダ公爵様が話そうとしたとき、入り口の扉がノックされ
「ご報告いたします。個室が空いておりましたので、押さえて参りました」
「ありがとう。では、直ぐに向かおう」
公爵様の返事を受け、馬車がテトラ食堂に向かう。
私は、始めての食堂にドキドキしながら、窓の外を眺めていたのだが、そのとなりでクルセイダ公爵様がずっと私を見ていたことなど、知るよしもなかった。
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