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第189話
「確かに・・・兄上から、聞いています。
ですが、メイリア様が教育し直されたと・・・」
そう言うと、コルベル様は私を見る。
「私は、兄上と何年も顔を会わせませんでしたが、その間メイリア様には
大変お世話になっておりまして・・・
兄上の様子も、ずっと教えていただいておりました」
「災害の後等は、連日お会いして、片付けの時は一週間位、ずっと
顔付き合わせてましたね」
「そうですね。あの時は本当に寝たかったです」
「それは、同じですね」
私とコルベル様は、あの時を思いだし、2人揃って、はーーーっと、ため息をつく。
「どうしたの?揃って、ため息なんて付いて」
「すみません、エリザ様。あの時期を思い出すと、こうなってしまうのです」
「私もです。出来れば二度と、災害は来てほしくありませんね」
「私もです・・・」
私達のその言葉に、エリザ様は
「私が産まれる前に起こった災害とはいえ、大変な思いをされたのですね」
と、何とも言いがたい表情をしていた。
「あぁ。エリザ様に、気を遣わせるはずではなかったのですが・・・
それで、先程手紙の内容を確認いたしましたが、数日の間に、
本家に帰られると言うことでしょうか?」
「えぇ。今、本家にはお父様と、クリスお兄様いるのだけれど・・・
クリスお兄様は、社交が苦手なので、メイリア様にしっかりと鍛えていただいた
私が帰り、そちらを受持とうかと」
「あぁ、半年前から大分、世間を騒がせているようだね」
「はい、お兄様もメイリア様の元で、みっちりとしごいて頂いたので、
経営と領地については完璧です」
「凄いね}
「はい。お兄様とメイリア様は、凄いのです」
「エ、エリザ様?」
コルベル様が凄いと言ったのは、恐らくクリス様の事。
なのに、私まで・・・
すると
「そうですね。メイリア様も凄いです。
女性でありながら、あの見識は、おれも頭が下がります」
そう言って、こちらを見るコルベル様。
「復興に乗り出された時の兄上とメイリア様は、流石としか言いようがないほど、
完璧であったと、各地の代表の皆が言っていました。
かくいう俺も、その一人ですが・・・」
そう言われ、私はその頃を思い出す。
私一人では、誰も話を聞いてくれないため、クリストファー様と共に行動していた。
しかし数年も経つと、私に直接話しかける者が増え、終いには何故かクリストファー様も、そちら側に回った。
その頃になると、コルベル様と話す姿も見ていたので、ほっとひと安心したものだ。
「ですが、私の仕事は終わりました。
後は、子供達をメフィスト家に戻せば、私は必要なくなりますので・・・」
私は、何も考えることなくそう言った。
エリザ様が戻り、ブライアン様とアリア様も、侍女をつければおそらく、メフィスト家で生活できる。
クリス様のお陰で領地が潤い、クラウス様が公爵の仕事を続けていけば、少し前のように子供が飢えることはない。
だから・・・
ですが、メイリア様が教育し直されたと・・・」
そう言うと、コルベル様は私を見る。
「私は、兄上と何年も顔を会わせませんでしたが、その間メイリア様には
大変お世話になっておりまして・・・
兄上の様子も、ずっと教えていただいておりました」
「災害の後等は、連日お会いして、片付けの時は一週間位、ずっと
顔付き合わせてましたね」
「そうですね。あの時は本当に寝たかったです」
「それは、同じですね」
私とコルベル様は、あの時を思いだし、2人揃って、はーーーっと、ため息をつく。
「どうしたの?揃って、ため息なんて付いて」
「すみません、エリザ様。あの時期を思い出すと、こうなってしまうのです」
「私もです。出来れば二度と、災害は来てほしくありませんね」
「私もです・・・」
私達のその言葉に、エリザ様は
「私が産まれる前に起こった災害とはいえ、大変な思いをされたのですね」
と、何とも言いがたい表情をしていた。
「あぁ。エリザ様に、気を遣わせるはずではなかったのですが・・・
それで、先程手紙の内容を確認いたしましたが、数日の間に、
本家に帰られると言うことでしょうか?」
「えぇ。今、本家にはお父様と、クリスお兄様いるのだけれど・・・
クリスお兄様は、社交が苦手なので、メイリア様にしっかりと鍛えていただいた
私が帰り、そちらを受持とうかと」
「あぁ、半年前から大分、世間を騒がせているようだね」
「はい、お兄様もメイリア様の元で、みっちりとしごいて頂いたので、
経営と領地については完璧です」
「凄いね}
「はい。お兄様とメイリア様は、凄いのです」
「エ、エリザ様?」
コルベル様が凄いと言ったのは、恐らくクリス様の事。
なのに、私まで・・・
すると
「そうですね。メイリア様も凄いです。
女性でありながら、あの見識は、おれも頭が下がります」
そう言って、こちらを見るコルベル様。
「復興に乗り出された時の兄上とメイリア様は、流石としか言いようがないほど、
完璧であったと、各地の代表の皆が言っていました。
かくいう俺も、その一人ですが・・・」
そう言われ、私はその頃を思い出す。
私一人では、誰も話を聞いてくれないため、クリストファー様と共に行動していた。
しかし数年も経つと、私に直接話しかける者が増え、終いには何故かクリストファー様も、そちら側に回った。
その頃になると、コルベル様と話す姿も見ていたので、ほっとひと安心したものだ。
「ですが、私の仕事は終わりました。
後は、子供達をメフィスト家に戻せば、私は必要なくなりますので・・・」
私は、何も考えることなくそう言った。
エリザ様が戻り、ブライアン様とアリア様も、侍女をつければおそらく、メフィスト家で生活できる。
クリス様のお陰で領地が潤い、クラウス様が公爵の仕事を続けていけば、少し前のように子供が飢えることはない。
だから・・・
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