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第11話
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部屋に向かうと数点の家具が壊れていた。
そんな部屋の中で、クーディアス様の体をベタベタと触っているイルデアス侯爵令嬢。
「失礼いたします」
「マ、マリアっ」
「お部屋を片付けねばなりませんので、部屋から出ていただけますか?
それから昼食も、外でお願いします」
「何故?」
「片付けに人手をかけますので、作ることが出来ません」
「では、持ってきてもらえば」
「どなたに?」
「前に頼んでいた…「あの方はお辞めになりました」
「え?いつ?」
「2年前になりますか。体を壊されまして」
「そうか…」
「ですのでお二人で、街までお願いします」
「マリアはどうするのだ?」
「私の事は放っておいて結構ですので、侯爵令嬢様をお願いします」
話している間も、クーディアス様の腕にくっついて体をクネクネさせいてる侯爵令嬢に皆呆れている。
しかし、早く外に出て欲しいクーディアス様が動かない。
そこで、
「イルデアス侯爵令嬢様」
「何かしら?」
「申し訳ございませんが、街まで遊びに行ってもらえますか?」
「あら、いいの?私が連れて行って」
「貴方様が散らかしたこの部屋は主の部屋でございます。
今日中に片付けなければ、クーディアス様が今晩休めなくなりますので」
「そう…」
侯爵令嬢とは思えない顔で私を見てくる。
自分が荒らし、壊しておいてなんでそんな顔できるのか分からなかった。
ただ…早く部屋から出てほしかったから
「クーディアス様。さっさとおでかけ下さい。邪魔です」
と言って数人に手伝ってもらい背を押して、部屋の外に2人を放り出した。
そんな部屋の中で、クーディアス様の体をベタベタと触っているイルデアス侯爵令嬢。
「失礼いたします」
「マ、マリアっ」
「お部屋を片付けねばなりませんので、部屋から出ていただけますか?
それから昼食も、外でお願いします」
「何故?」
「片付けに人手をかけますので、作ることが出来ません」
「では、持ってきてもらえば」
「どなたに?」
「前に頼んでいた…「あの方はお辞めになりました」
「え?いつ?」
「2年前になりますか。体を壊されまして」
「そうか…」
「ですのでお二人で、街までお願いします」
「マリアはどうするのだ?」
「私の事は放っておいて結構ですので、侯爵令嬢様をお願いします」
話している間も、クーディアス様の腕にくっついて体をクネクネさせいてる侯爵令嬢に皆呆れている。
しかし、早く外に出て欲しいクーディアス様が動かない。
そこで、
「イルデアス侯爵令嬢様」
「何かしら?」
「申し訳ございませんが、街まで遊びに行ってもらえますか?」
「あら、いいの?私が連れて行って」
「貴方様が散らかしたこの部屋は主の部屋でございます。
今日中に片付けなければ、クーディアス様が今晩休めなくなりますので」
「そう…」
侯爵令嬢とは思えない顔で私を見てくる。
自分が荒らし、壊しておいてなんでそんな顔できるのか分からなかった。
ただ…早く部屋から出てほしかったから
「クーディアス様。さっさとおでかけ下さい。邪魔です」
と言って数人に手伝ってもらい背を押して、部屋の外に2人を放り出した。
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