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第2章 龍牙と従兄弟
第46話
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固まってから1分後・・・
ごそごそする音で覚醒した私は、すぐ掃除に参加した。
とにかく、ここに居る人たちの手際の悪さ。
片付けているはずが、散らかしてる・・・そんな感じ。
その中で私は何も話さず、みんなの声を拾っていた。
すると、遠くのほうから車の排気音が聞こえてきた。
この辺から、人が住んでる場所は離れてる。
“誰か、来たかなぁ?”
と思った私は
『外、車が来ます。
誰か、来られるんじゃないですか?』
というと、雷さんがダッシュで確認に行った。
そして
「流也さんと司さんが、来た!!
すっげぇな、淋。教えてくれてありがとな。
おいっ、挨拶出るぞ!」
という声に、みんな飛び出していった。
“すごい・・・か。そんな言葉、言って貰ったの初めて”
そう思った時、下から挨拶が聞こえてきた。
“あっ。静さん、利奈さんも居たんだ。
幹部さんたちは、最初に挨拶してたなぁ。
んっ?何か今、知ってる声があったような・・・
真次ではない、誰か。・・・誰?”
たくさんの声を聞き取りながら、部屋の片付けを続ける。
少しして、階段を上がる9人の足音と、後4人?分の足音が聞こえてきた。
“皆さんが上がって来るんだ”
と思った時、幹部部屋の入り口が開いたのが見えた。
幹部さんが入ってくる。
でも、何でだろう?1人とっても不機嫌・・・
そんなみんなを見てて、気づかなかった。
3人の足音に・・・
突然、トントンと肩をたたかれ振り向く。
「あんた誰だ?」
いかついおじ様2人を従えた、流さん?の姿がそこにあった。
ごそごそする音で覚醒した私は、すぐ掃除に参加した。
とにかく、ここに居る人たちの手際の悪さ。
片付けているはずが、散らかしてる・・・そんな感じ。
その中で私は何も話さず、みんなの声を拾っていた。
すると、遠くのほうから車の排気音が聞こえてきた。
この辺から、人が住んでる場所は離れてる。
“誰か、来たかなぁ?”
と思った私は
『外、車が来ます。
誰か、来られるんじゃないですか?』
というと、雷さんがダッシュで確認に行った。
そして
「流也さんと司さんが、来た!!
すっげぇな、淋。教えてくれてありがとな。
おいっ、挨拶出るぞ!」
という声に、みんな飛び出していった。
“すごい・・・か。そんな言葉、言って貰ったの初めて”
そう思った時、下から挨拶が聞こえてきた。
“あっ。静さん、利奈さんも居たんだ。
幹部さんたちは、最初に挨拶してたなぁ。
んっ?何か今、知ってる声があったような・・・
真次ではない、誰か。・・・誰?”
たくさんの声を聞き取りながら、部屋の片付けを続ける。
少しして、階段を上がる9人の足音と、後4人?分の足音が聞こえてきた。
“皆さんが上がって来るんだ”
と思った時、幹部部屋の入り口が開いたのが見えた。
幹部さんが入ってくる。
でも、何でだろう?1人とっても不機嫌・・・
そんなみんなを見てて、気づかなかった。
3人の足音に・・・
突然、トントンと肩をたたかれ振り向く。
「あんた誰だ?」
いかついおじ様2人を従えた、流さん?の姿がそこにあった。
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