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第179話 前世の家族のその後2
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「ゆりー、やっぱり江利花の想像通りだったー。頼むわ」
「了解」
そういうと、ゆりと呼ばれた子が、でっかい鞄と共に静の部屋に入っていった。
「お、おいっ。何してんだよっ!」
「何って、外に出そうとしてんの」
「って言うか、あんた誰?」
「私は、江利花の親友で、ずっと仲良かったんだよ。
なのに、なのにっ!あんた達のせいで、
いっつも遊べなくて寂しかったまま、いなくなっちゃったんだよ。
だから、江利花の兄妹にかついれてやろうと思って、明について来たの」
「静ねぇは、絶対こうなってそうだったんで、ゆりに頼んだ。
それともそのまま、外に出る?」
「嫌・・・」
「じゃあ、ゆりの指示に従ってな」
そういうと静はこくんと頷き、ゆりさんの指示に従い始めた。
俺と明は一旦部屋から出ると
「で、雄にいも、出掛ける準備して」
「どこ行く気だ?」
「いいから、準備」
「はいはい」
そう答えると俺も、外に出る準備を始めた。
その間明は、どこかに連絡をいれていたが、誰かを呼んでいるような話ぶりだった。
誰を呼んだんだろう・・・
そう思いつつ準備を終え、廊下に出ると、俯いたままの静が、ゆりさんの後ろにいた。
江利花がいた時より痩せ細り、少しふらふらしている。
「静・・・大丈夫か?」
そう声をかけても、頷くだけ。
あの日以来、静はほとんど話さなくなった。
両親はそんな静を放置し、仕事を初めてしまい、俺もほとんど声をかけなかった。
「そんじゃあ。行きますよ」
そういって明が、玄関に向かう。
玄関扉を開けるとそこには、両親がいた。
「明くん。私達を呼び出して、何をするつもりだ?」
はぁ?呼び出した?俺だってど、うやって連絡取ればいいのか、分かんなかったのに?
そのとき、明の顔が、江利花とダブった。
あいつも、当たり前のように両親と連絡を取っていた。
俺と静の世話をするのも、両親と繋いでくれるのも江利花だった。
江利花がいたから俺たち、家族は繋がっていたんだ・・・
でも、今さらそんなことを思っても、もう江利花はこの世に存在しない・・・
そうこうしている間に着いたのは、江利花の墓だった。
「な、なんで、こんなところに・・・」
静がそういうと
「ここ・・・誰か一度でも、来ました?」
明が、達家族に聞いた。
しかし誰も・・・来たと言う者はいなかった。
「どうしてですか?」
「何が?」
「どうして、来てあげないんですか?」
「来る、必要があるのか?」
父さんの言葉に、俺はビックリして父さんの顔を見ると、真面目な顔をして答えていた。
なんで?娘が死んだんだぞ。どうしてそんな・・・
そう思った時、ふと父さんの手が、震えていることに気がついた。
まさか・・・
「やっぱり、母さんの言った通りだ」
明がボソッと言った。
「妹が、なんだって?」
「伯父さん、現実逃避・・・してるだろ」
現実、逃避?
「していない。そんなもの」
「じゃあ今、江利花はどこに?」
明が突然そんなことを聞いた。
すると
「学校だろ。そろそろ終わる頃だが・・・」
と平然とした顔で言った。
「了解」
そういうと、ゆりと呼ばれた子が、でっかい鞄と共に静の部屋に入っていった。
「お、おいっ。何してんだよっ!」
「何って、外に出そうとしてんの」
「って言うか、あんた誰?」
「私は、江利花の親友で、ずっと仲良かったんだよ。
なのに、なのにっ!あんた達のせいで、
いっつも遊べなくて寂しかったまま、いなくなっちゃったんだよ。
だから、江利花の兄妹にかついれてやろうと思って、明について来たの」
「静ねぇは、絶対こうなってそうだったんで、ゆりに頼んだ。
それともそのまま、外に出る?」
「嫌・・・」
「じゃあ、ゆりの指示に従ってな」
そういうと静はこくんと頷き、ゆりさんの指示に従い始めた。
俺と明は一旦部屋から出ると
「で、雄にいも、出掛ける準備して」
「どこ行く気だ?」
「いいから、準備」
「はいはい」
そう答えると俺も、外に出る準備を始めた。
その間明は、どこかに連絡をいれていたが、誰かを呼んでいるような話ぶりだった。
誰を呼んだんだろう・・・
そう思いつつ準備を終え、廊下に出ると、俯いたままの静が、ゆりさんの後ろにいた。
江利花がいた時より痩せ細り、少しふらふらしている。
「静・・・大丈夫か?」
そう声をかけても、頷くだけ。
あの日以来、静はほとんど話さなくなった。
両親はそんな静を放置し、仕事を初めてしまい、俺もほとんど声をかけなかった。
「そんじゃあ。行きますよ」
そういって明が、玄関に向かう。
玄関扉を開けるとそこには、両親がいた。
「明くん。私達を呼び出して、何をするつもりだ?」
はぁ?呼び出した?俺だってど、うやって連絡取ればいいのか、分かんなかったのに?
そのとき、明の顔が、江利花とダブった。
あいつも、当たり前のように両親と連絡を取っていた。
俺と静の世話をするのも、両親と繋いでくれるのも江利花だった。
江利花がいたから俺たち、家族は繋がっていたんだ・・・
でも、今さらそんなことを思っても、もう江利花はこの世に存在しない・・・
そうこうしている間に着いたのは、江利花の墓だった。
「な、なんで、こんなところに・・・」
静がそういうと
「ここ・・・誰か一度でも、来ました?」
明が、達家族に聞いた。
しかし誰も・・・来たと言う者はいなかった。
「どうしてですか?」
「何が?」
「どうして、来てあげないんですか?」
「来る、必要があるのか?」
父さんの言葉に、俺はビックリして父さんの顔を見ると、真面目な顔をして答えていた。
なんで?娘が死んだんだぞ。どうしてそんな・・・
そう思った時、ふと父さんの手が、震えていることに気がついた。
まさか・・・
「やっぱり、母さんの言った通りだ」
明がボソッと言った。
「妹が、なんだって?」
「伯父さん、現実逃避・・・してるだろ」
現実、逃避?
「していない。そんなもの」
「じゃあ今、江利花はどこに?」
明が突然そんなことを聞いた。
すると
「学校だろ。そろそろ終わる頃だが・・・」
と平然とした顔で言った。
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