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第2話
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「ひっ・・・」
そんな声をあげた私は、すぐに布団を被る。
「どうしたんだ?」
「私にも、なにがなんだか・・・」
そう、奥から聞こえるのに、
「ノア。どうした?大丈夫なのか?倒れたって聞いて、すぐに来たんだが」
と、近くでずっと、声が聞こえる。
この声も、あの人と同じ。
私を心配する声・・・
幼き頃から、ずっと一緒に居た・・・綺羅。
「ルクシア君。
今日のところは大丈夫そうだから、一度、帰ってみてはどうだろう?」
「ですが心配で、仕事が手につくかどうか・・・」
「本当に、ルクシア様は、エレノアが好きなのね」
「はい。彼女がいるから俺は、頑張れるんです」
「それは・・・執着にならないように、気をつけなきゃね」
「それは、気を付けます」
そんな声が聞こえる。
この声の人は、執着なんてしないわ。
結局私なんかより、夕霧を選んだのだから・・・
そう考えると、胸が苦しくなる。
私・・・雪花は死んだのだ。
綺羅の心臓を、自分の重さを使って、簪で貫いて・・・
あれ?
エレノア?
ルクシア?
そう思った瞬間、こっちで過ごした15年が、頭の中に甦る。
私は、エレノア・グノーシア公爵令嬢。
王家の分家を名乗ることが出来る、ただ唯一の、公爵家の令嬢だ。
そして、聞こえてくる声の主は、ルクシア・エルディニア。
エルディニア国の、第1王子で私の婚約者。
私が生まれた時に、ルクシア様が
「この子が良い」
と言ったことから、結ばれたものだった。
私はまた、なにも分からないまま、彼の婚約者になったのだった。
そんな声をあげた私は、すぐに布団を被る。
「どうしたんだ?」
「私にも、なにがなんだか・・・」
そう、奥から聞こえるのに、
「ノア。どうした?大丈夫なのか?倒れたって聞いて、すぐに来たんだが」
と、近くでずっと、声が聞こえる。
この声も、あの人と同じ。
私を心配する声・・・
幼き頃から、ずっと一緒に居た・・・綺羅。
「ルクシア君。
今日のところは大丈夫そうだから、一度、帰ってみてはどうだろう?」
「ですが心配で、仕事が手につくかどうか・・・」
「本当に、ルクシア様は、エレノアが好きなのね」
「はい。彼女がいるから俺は、頑張れるんです」
「それは・・・執着にならないように、気をつけなきゃね」
「それは、気を付けます」
そんな声が聞こえる。
この声の人は、執着なんてしないわ。
結局私なんかより、夕霧を選んだのだから・・・
そう考えると、胸が苦しくなる。
私・・・雪花は死んだのだ。
綺羅の心臓を、自分の重さを使って、簪で貫いて・・・
あれ?
エレノア?
ルクシア?
そう思った瞬間、こっちで過ごした15年が、頭の中に甦る。
私は、エレノア・グノーシア公爵令嬢。
王家の分家を名乗ることが出来る、ただ唯一の、公爵家の令嬢だ。
そして、聞こえてくる声の主は、ルクシア・エルディニア。
エルディニア国の、第1王子で私の婚約者。
私が生まれた時に、ルクシア様が
「この子が良い」
と言ったことから、結ばれたものだった。
私はまた、なにも分からないまま、彼の婚約者になったのだった。
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