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1章
ep4 代替制度~優紀~
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「もう朝だぞ。」
嫌なモーニングコールだと思いながらも優紀は義務感から無理矢理身体を起こす。
昨日は初めてのバイトで疲れたのだろう、珍しく寝坊をしてしまった。
寒い季節は布団から出るのが辛いと思いながら眼鏡をかける。
そして、「すいません。」と謝る優紀。
直ぐに支度するように指示された優紀は朝ごはんを食べてから外出の準備をする。
「支度できたら自転車で駅前のアクシアへ向かってくれ。」
アクシアとは駅前にあるアパレルショップの事だ。
優紀は遠目からショップを眺めた事はあるがどれも高そうな服に見えて入った事はなかった。
昨日のアルデアと言い、お高めな店をチョイスするあたり流石バディは金持ちだ、庶民の自分とは金銭感覚が違うなと考える。
「あのう、昨日いくらバイトしたからって払えるんでしょうか?」
そう不安になってバディに話しかける優紀だが、
「大丈夫だ。行けばわかる。」
とバディに言われては断る道理もなかった。
自転車をこいで駅前の駐輪スペースに停めると目的のアクシアまで歩いていく。
すると突然、優紀の視界に朝河が目に入る。
「あっ」と声を漏らして私服姿の朝河を目で追ってしまう。
横に一緒にいるのは隣のクラスの女子だったろうか、3人で仲良く歩いている。
優紀が目で追っているのでその映像もバディには見えているはずだが特に注意もされない。
おそらく朝河に気づいていないのだろう、特に関心がないのだ。
優紀は折角だし少し話しかけて仲良くなりたいという気持ちが沸いたが、勝手な事をしたらバディに怒られるかもと考える。
それにただでさえ関心のないバディの事だ、朝河との会話は適当に済ませてしまい、悪印象を与えてしまうかもしれない。
優紀は近くをすれ違う3人と目を合わせないようにして足早にすれ違う。
「あっ。」と声が聞こえたが無視した。
大丈夫だ後で何か言われても気づかなかっただけなんだ、仕方ない仕方ない。
そうして優紀はアクシアを見つけると逃げ込むように店内に入った。
「いらっしゃいませー。」
可愛い女性店員だ。
優紀は大人になるまでは入らないであろうタイプの店に緊張を隠せない。
「マネージャーの大野君はいるかね?」
ん?
イヤホンから聴こえる声だ。
どうやらこのバディは店に入るなり高校生の優紀にマネージャーを呼びつけさせるつもりらしい。
可愛い女性店員がいる前でバディに意見する訳にもいかない。
優紀は嫌々、
「マネージャーさんはいますか?」
と言う。
不思議そうに優紀を見る女性店員。
勘弁してくれよと心の中で思いながら優紀は次の指示を待つ。
「マネージャーはいますが、どうなさいましたか?」
「いいから、マネージャーの大野君を呼んでくれ。」
………。
「マネージャーの大野さんを呼んで下さい。」
必死にバディからの言葉を高校生っぽく直してから女性店員にお願いする優紀。
「かしこまりました、少々お待ちください。」
女性店員は作り笑いを浮かべて店の奥に引っ込む。
「ぶはぁっ」
短いやり取りでこんな緊張するなんて。
どうやらバディはこうゆうお店での高校生の立ち振る舞いを忘れているらしい。
学校にいる時はその準備と慣れがあるから口調を高校生のように合わせてくれていたが、お店になると普段のバディの口調になってしまうのだろう。
優紀はバディに意見しようとするがその隙もなく、奥から30代後半くらいの男性店員がニコニコの笑顔で出てきた。いやニコニコどころじゃないニッコニコ!!だ。
優紀は高校生の呼び出しにこんな笑顔で近づいてくるマネージャーに恐怖さえ覚えた。
「いらっしゃいませ!優紀様ですね。」
「そうだ。」
………。
「はい。」
バディの翻訳に変な間ができる。
何なんだよ金持ち人間から高校生に翻訳するって、と口にできない事を思いながらも優紀は目の前の男に尋ねる。
「大野さんですか?」
「はい、私、大野と申します。」
大野はカジュアルながらも洗練された大人の男という服装をしている。
「今日は服を選んで欲しいんだが、私に合うのを頼む。」
………。
「今日は服を選んで欲しいんですけど、あの、えと、僕に合うのをお願いします。」
そう優紀がお願いすると、大野は「かしこまりました。」と言い3パターンくらいの服を身繕い、優紀に提案すると試着室へ案内してくれた。
優紀はバディにも服を見せる為に試着室に入って着替える。
服を脱いでパンツ一枚になって気づいた事がある。
今、パンツ一枚の姿を声しかしらない男に見せてるんだなと。
そう思ってからは急いで服を着替える、2着目からはカーテンの方を向いて服を脱ぎ着てから鏡を見る事にした。
3着目を着終えるとバディからは3着目の服を買う用に指示がくる。
黒いジャケットに白のシャツ、高いだけあって格好良いとは思うが高校生が着るには大人っぽすぎやしないだろうかと内心優紀は思ってしまうが言われた通りに3着目を選んで買う事にした。
お会計まで終始ニコやかな大野、一体どんな金額が提示されるかとヒヤヒヤした優紀だが、予想より遥かに安く、昨日のバイト代の半分くらいで足りる金額だった。
「値段おかしくないですか?」、そう聞いてみたい所だが、バディの指示なしで不用意に話す恐怖と大野の笑顔の圧力で優紀は大人しくお金を支払って店を出る事にする。
店を出る際に見えた女性店員は相変わらず不思議そうな顔をしていた。
「じゃぁ、次はプレゼントを買うからKIRANに行ってくれ。」
これも駅前にある雑貨店だ。
優紀は安堵する。女の子がいくような雑貨店なので優紀は入った事はないが、高級ジュエリーショップに入れと言われるよりはましだ。
入口に立ってから一呼吸。
意を決して入るとそこには可愛らしい雑貨が沢山あった。
「マフラーのコーナーに行くように。」
流石バディもう決めてるようだ。
マフラーか。それなら重たい印象も与えずに、かといってお菓子とかよりかは意識している事が伝わるかなと心でバディの選択に批評する。
優紀はマフラーのコーナーに行くと様々なカラーがあった。
ピンクと白のマフラーを見つけて手に取るが、バディからは眼鏡カメラの淵にでも写ってしまったのだろうか、オレンジ、白、黒などの色が入ったチェック色のマフラーを買うように指示される。
優紀自身は由美の事が好きではないが、あげたプレゼントのセンスでどうのこうのと言われるのは嫌なので一瞬躊躇する。
「そのチェックのマフラーを買うんだ。」
聴こえなかったと思ったのだろう、バディが繰り返す。
優紀は仕方ないと諦めてレジに向かうと、
「レジに持っていったらプレゼント用に包んでもらうんだぞ。」
と追加指示が来たので店員さんにお願いする事にした。
しばらくして優紀がKIRANから出ると、「じゃぁ次は花だな。」と聴こえる。
おいおい、いくら告白するつもりだからって高校生にしては気合い入れすぎてないかと思う優紀。
バディが目的地を言おうとするのを察した優紀は素早く財布を取り出して、中身を見る。
これでバディにも伝わっただろう、お金がない!!アピールだ。
「なんだ、もうないのか。」
残念そうな声を聞いて、優紀はバディを諦めさせる事ができたのを喜んだ。
これでやっと帰れる、そう思い駅前に背を向けようとすると、
「クリスマスイヴまでまだ日にちはあるからな。明日から空いてる日はアルバイトにしとくか。」
優紀はこの日一番疲れる言葉を聴いて、
「最悪。」
と呟いた。
嫌なモーニングコールだと思いながらも優紀は義務感から無理矢理身体を起こす。
昨日は初めてのバイトで疲れたのだろう、珍しく寝坊をしてしまった。
寒い季節は布団から出るのが辛いと思いながら眼鏡をかける。
そして、「すいません。」と謝る優紀。
直ぐに支度するように指示された優紀は朝ごはんを食べてから外出の準備をする。
「支度できたら自転車で駅前のアクシアへ向かってくれ。」
アクシアとは駅前にあるアパレルショップの事だ。
優紀は遠目からショップを眺めた事はあるがどれも高そうな服に見えて入った事はなかった。
昨日のアルデアと言い、お高めな店をチョイスするあたり流石バディは金持ちだ、庶民の自分とは金銭感覚が違うなと考える。
「あのう、昨日いくらバイトしたからって払えるんでしょうか?」
そう不安になってバディに話しかける優紀だが、
「大丈夫だ。行けばわかる。」
とバディに言われては断る道理もなかった。
自転車をこいで駅前の駐輪スペースに停めると目的のアクシアまで歩いていく。
すると突然、優紀の視界に朝河が目に入る。
「あっ」と声を漏らして私服姿の朝河を目で追ってしまう。
横に一緒にいるのは隣のクラスの女子だったろうか、3人で仲良く歩いている。
優紀が目で追っているのでその映像もバディには見えているはずだが特に注意もされない。
おそらく朝河に気づいていないのだろう、特に関心がないのだ。
優紀は折角だし少し話しかけて仲良くなりたいという気持ちが沸いたが、勝手な事をしたらバディに怒られるかもと考える。
それにただでさえ関心のないバディの事だ、朝河との会話は適当に済ませてしまい、悪印象を与えてしまうかもしれない。
優紀は近くをすれ違う3人と目を合わせないようにして足早にすれ違う。
「あっ。」と声が聞こえたが無視した。
大丈夫だ後で何か言われても気づかなかっただけなんだ、仕方ない仕方ない。
そうして優紀はアクシアを見つけると逃げ込むように店内に入った。
「いらっしゃいませー。」
可愛い女性店員だ。
優紀は大人になるまでは入らないであろうタイプの店に緊張を隠せない。
「マネージャーの大野君はいるかね?」
ん?
イヤホンから聴こえる声だ。
どうやらこのバディは店に入るなり高校生の優紀にマネージャーを呼びつけさせるつもりらしい。
可愛い女性店員がいる前でバディに意見する訳にもいかない。
優紀は嫌々、
「マネージャーさんはいますか?」
と言う。
不思議そうに優紀を見る女性店員。
勘弁してくれよと心の中で思いながら優紀は次の指示を待つ。
「マネージャーはいますが、どうなさいましたか?」
「いいから、マネージャーの大野君を呼んでくれ。」
………。
「マネージャーの大野さんを呼んで下さい。」
必死にバディからの言葉を高校生っぽく直してから女性店員にお願いする優紀。
「かしこまりました、少々お待ちください。」
女性店員は作り笑いを浮かべて店の奥に引っ込む。
「ぶはぁっ」
短いやり取りでこんな緊張するなんて。
どうやらバディはこうゆうお店での高校生の立ち振る舞いを忘れているらしい。
学校にいる時はその準備と慣れがあるから口調を高校生のように合わせてくれていたが、お店になると普段のバディの口調になってしまうのだろう。
優紀はバディに意見しようとするがその隙もなく、奥から30代後半くらいの男性店員がニコニコの笑顔で出てきた。いやニコニコどころじゃないニッコニコ!!だ。
優紀は高校生の呼び出しにこんな笑顔で近づいてくるマネージャーに恐怖さえ覚えた。
「いらっしゃいませ!優紀様ですね。」
「そうだ。」
………。
「はい。」
バディの翻訳に変な間ができる。
何なんだよ金持ち人間から高校生に翻訳するって、と口にできない事を思いながらも優紀は目の前の男に尋ねる。
「大野さんですか?」
「はい、私、大野と申します。」
大野はカジュアルながらも洗練された大人の男という服装をしている。
「今日は服を選んで欲しいんだが、私に合うのを頼む。」
………。
「今日は服を選んで欲しいんですけど、あの、えと、僕に合うのをお願いします。」
そう優紀がお願いすると、大野は「かしこまりました。」と言い3パターンくらいの服を身繕い、優紀に提案すると試着室へ案内してくれた。
優紀はバディにも服を見せる為に試着室に入って着替える。
服を脱いでパンツ一枚になって気づいた事がある。
今、パンツ一枚の姿を声しかしらない男に見せてるんだなと。
そう思ってからは急いで服を着替える、2着目からはカーテンの方を向いて服を脱ぎ着てから鏡を見る事にした。
3着目を着終えるとバディからは3着目の服を買う用に指示がくる。
黒いジャケットに白のシャツ、高いだけあって格好良いとは思うが高校生が着るには大人っぽすぎやしないだろうかと内心優紀は思ってしまうが言われた通りに3着目を選んで買う事にした。
お会計まで終始ニコやかな大野、一体どんな金額が提示されるかとヒヤヒヤした優紀だが、予想より遥かに安く、昨日のバイト代の半分くらいで足りる金額だった。
「値段おかしくないですか?」、そう聞いてみたい所だが、バディの指示なしで不用意に話す恐怖と大野の笑顔の圧力で優紀は大人しくお金を支払って店を出る事にする。
店を出る際に見えた女性店員は相変わらず不思議そうな顔をしていた。
「じゃぁ、次はプレゼントを買うからKIRANに行ってくれ。」
これも駅前にある雑貨店だ。
優紀は安堵する。女の子がいくような雑貨店なので優紀は入った事はないが、高級ジュエリーショップに入れと言われるよりはましだ。
入口に立ってから一呼吸。
意を決して入るとそこには可愛らしい雑貨が沢山あった。
「マフラーのコーナーに行くように。」
流石バディもう決めてるようだ。
マフラーか。それなら重たい印象も与えずに、かといってお菓子とかよりかは意識している事が伝わるかなと心でバディの選択に批評する。
優紀はマフラーのコーナーに行くと様々なカラーがあった。
ピンクと白のマフラーを見つけて手に取るが、バディからは眼鏡カメラの淵にでも写ってしまったのだろうか、オレンジ、白、黒などの色が入ったチェック色のマフラーを買うように指示される。
優紀自身は由美の事が好きではないが、あげたプレゼントのセンスでどうのこうのと言われるのは嫌なので一瞬躊躇する。
「そのチェックのマフラーを買うんだ。」
聴こえなかったと思ったのだろう、バディが繰り返す。
優紀は仕方ないと諦めてレジに向かうと、
「レジに持っていったらプレゼント用に包んでもらうんだぞ。」
と追加指示が来たので店員さんにお願いする事にした。
しばらくして優紀がKIRANから出ると、「じゃぁ次は花だな。」と聴こえる。
おいおい、いくら告白するつもりだからって高校生にしては気合い入れすぎてないかと思う優紀。
バディが目的地を言おうとするのを察した優紀は素早く財布を取り出して、中身を見る。
これでバディにも伝わっただろう、お金がない!!アピールだ。
「なんだ、もうないのか。」
残念そうな声を聞いて、優紀はバディを諦めさせる事ができたのを喜んだ。
これでやっと帰れる、そう思い駅前に背を向けようとすると、
「クリスマスイヴまでまだ日にちはあるからな。明日から空いてる日はアルバイトにしとくか。」
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「最悪。」
と呟いた。
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