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「ところで」
ふと思いついたように、矢口は言った。
「佐藤修二が書き上げたとされる原稿はどこにいったのかな。コピーして、林や三島に渡していたと、事情聴取の際に、須藤と中原は言っていた。佐藤修二の部屋はもちろん、林や、三島の部屋にもなかった。」
「捨てたんじゃありませんか」
若杉のその答えに、矢口は、首をかしげながらいった。
「林や、三島だったらわかるが、佐藤が捨てるのはおかしいんじゃないか。一生懸命書いたんだから。」
「しかし、酷評されて、無意識のうちに破いて捨ててしまったのかもしれません」
矢口は、少し考えたのち、「三人の自宅のゴミ箱を調べてみよう。鑑識もそこまでは調べてないだろうから」
ふと思いついたように、矢口は言った。
「佐藤修二が書き上げたとされる原稿はどこにいったのかな。コピーして、林や三島に渡していたと、事情聴取の際に、須藤と中原は言っていた。佐藤修二の部屋はもちろん、林や、三島の部屋にもなかった。」
「捨てたんじゃありませんか」
若杉のその答えに、矢口は、首をかしげながらいった。
「林や、三島だったらわかるが、佐藤が捨てるのはおかしいんじゃないか。一生懸命書いたんだから。」
「しかし、酷評されて、無意識のうちに破いて捨ててしまったのかもしれません」
矢口は、少し考えたのち、「三人の自宅のゴミ箱を調べてみよう。鑑識もそこまでは調べてないだろうから」
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