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5 吸血鬼の殺し方
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「着ているものとか結構よさそうなものなのに、こんな安い宿に泊まっているんだ。結構庶民的?」
「庶民的じゃなくて、前にいたパーティーのバカが散財癖持ってたから、そいつに無駄遣いさせないようにと色々していたら節約癖が着いただけだ」
苛立ちを治めるための探索は中断し、シルヴィアとともに街に戻ったユウナは、シルヴィアが歩き疲れたからとまずは泊まっている宿に向かうことにした。
宿を出て行く時にはいなかったのに、戻ってきた時に美少女を連れていたためものすごく冷たい目で見られた。しかも当のシルヴィアが同じ部屋でいいなんて言うものだから、ますます疑いの目を向けられた。あとで誤解を解かないといけない。
「もうちょっといい宿に泊まろうよ。どうせお金はあるんでしょ?」
「あるが、そこまで多くは無い。前いたパーティーがろくすっぽ金をくれなかったから、こっそりと一人でバレないようにこなしていた分しかない」
「じゃあその装備のよさは何?」
「体裁ばかり気にしているアホが、一人だけ貧乏ったらしいのは嫌だからって勝手に金使って買ったやつ。追い出す時に返せって言わなかったから、そのままもらってきた」
「もらうも何も、持っている時点でそれってあなたのじゃないの?」
「……それもそうか」
簡素なベッドの上に腰をかけながら話すシルヴィア。そんなつもりは無いのかもしれないが、見方によっては新人の娼婦を出張させて連れ込んでいるように見られかねない。
彼女の格好は白のハイネックのシャツに紺のミニスカート。黒のニーハイソックを履き、スカートとニーソックスの間に見えている太ももが扇情的で、情欲を煽り立ててくる。
「お前、吸血鬼の中で割とバカな部類なんじゃないのか?」
「何それ、酷ーい」
「あのな、普通さっき森の中でとんでもない衝撃的な出会いを果たした男が一人で泊まっている部屋に、女はほいほい付いていかないものなんだよ。そういう意味で襲われたらどうする」
「それってようは乱暴されたらってこと? それなら心配いらないよ。そんなことされるよりも早く、あなたを殺せるから」
そう言って右手を掲げて、爪を鋭利化させる。あれで引っ掻かれでもしたら、痛いどころでは無い。貫手なんてされたら、易々と体を貫かれるだろう。
「それに、わたしには魔眼があるし、襲われてもそれを使って強制命令させれば何もできなくなるよ」
「魔眼?」
「そ。絶対先天性視覚的能力。魔力や呪力に一切依存しない、特殊な瞳。代表的なのは石化の魔眼メドゥーサかな」
次々と己の能力を開示していくシルヴィア。そんなに情報を与えてもいいのだろうかと考えるが、逸話や伝説に残る吸血鬼の化け物っぷりを考えると、それくらい大したことはないのだろうと考えるのを止める。
シルヴィアは明確な能力を話さなかったが、強制命令させればと言っていたので、目を合わせた対象に命令した内容を無理やり意思を捻じ曲げて実行させるものだろうと推測する。
精神に干渉する術というのは総じて高等術で、魔力呪力共に多大に消費する。それを魔眼で見るだけでいいとなると、容易く防ぐことはできるが存在を知らなければ容易く術中に嵌ってしまう。
なんとも恐ろしい能力を持っているのだろうかと、生まれ付きでしか習得できないそれを持っているというシルヴィアが、羨ましいく思う。
「さて、とりあえず話を森の中でのことにするけど、あなたって本当に生得呪術しか使えないの? 本当は問答無用で生物や植物、無機物を殺す呪術とか無い?」
「無いし、そもそも呪術にそんなものは存在しない」
街に戻ってくるまでの間にも、シルヴィアは繰り返しどうやって殺したのかを聞いてきた。その都度、岩や木、魔物に向かって『捌解』を披露してこれしか使っていないと言い、ものを切るたびにその断面をまじまじと観察していた。
「おかしな話なのよね。吸血鬼って、精神や肉体の構造って人間とそう大差ないのよ。でも、世界から与えられた役割を果たすために同族以外には簡単に傷付けられないし、死ぬことだって無い。世界倉庫に情報保管しておくのだって、あくまで保険でしかないもの」
「どういうことだ?」
「つまり、はちかい、だっけ? だけでわたしは殺せないし、傷付けることだって簡単じゃないの。なのにあの瞬間、確かにわたしの体は死んだ。もう訳分かんないわよ」
吸血鬼は、世界が世界に存在するものを守護して遥か後世に保管するために生み出された一族の一つだ。
自然全てと世界の中央と呼ばれる場所にそびえる世界樹を守るのは、森と自然の良き隣人エルフ。
自然とそれと共存する動物全てを守護するのは、自然と動物の良き理解者ワービースト。
そして、繰り返し間違いを犯しエルフとワービーストが守る自然を破壊し動物を屠り絶滅に追い込む人間の数を管理し、世界そのものの自然な美しさを守る、世界の調停者と万生の支配者が吸血鬼だ。
エルフは魔術に長け、ワービーストは身体能力が高く、吸血鬼は両方が優れている。そして共通点は共に長寿であることと、同族以外で殺すことはかなり難しい点だ。
世界が与えた役割を正しく果たし続ける。そのためには強い力が必要であり、世界がその力を与えている。
そのことをペラペラと説明すると、ユウナは頭が痛くなったのか眉間を指で抑える。
「わたしは世界から強く保護されている吸血鬼。世界が直接産み落とした、生まれながらの吸血鬼。いわゆる真祖ってやつなんだけど、まあ言っちゃうとほぼ不死身なのよ。太陽の下は歩けるし、銀や聖水、十字架とにんにくは大っ嫌いだけど、即死するほどじゃない。何より、世間一般で知られている吸血鬼にある吸血衝動が無いの」
「衝動が無い? じゃあ、世間で知られている吸血鬼はどうして」
「言ったでしょ。人間の数を管理して世界の自然な美しさを保つための種族だって。それは真祖に噛まれて血を吸われて眷属化した吸血鬼。表世界で広く知られているのは、真祖吸血鬼じゃなくて眷属の方。ちなみに眷属は吸血鬼を増やすことはできないよ」
言われてなるほどと納得する。
つまり、吸血鬼を増やす能力を持っているのは真祖のみで、眷属はできない。
眷属が増やせるのは、肉体が死に魂がその死んだ肉体に固定された屍人グールだけ。そして屍人は屍人を作れず、短い期間で体が完全に腐りきって活動を停止してしまう。
そうなっている訳は、人口の管理が関わっている。
人間は増え過ぎてはいけない。しかし減り過ぎてもいけない。それはきっと吸血鬼にも適応される。
そのバランスを取るために、増殖能力を持つのは真祖だけに限定し、人が増え過ぎたと感じたら真祖が眷属を作り出し、その眷属と眷属の作った屍人を使って増え過ぎた数を減らす。そういう風に世界のシステムが出来上がっているのだ。
「話を戻すよ。神殿や教会で祈りを捧げられた純銀や聖水を使った攻撃ならともかく、ただの生得呪術で殺されるなんてことはあり得ないの。なのに殺された。世界に強く保護されているのにも関わらず。だから何か、特別な術か他の能力が関わっているんじゃ無いかって思っているんだけど、本人は全く自覚無しだし」
「そんなに特別なんだな。只人が吸血鬼を殺すのは」
「特別というより、異常だよ。それこそ神様に、というか世界に祝福された人間じゃ無いとほぼ不可能だよ、特攻性のある弱点を使わないで殺すのって」
実は凄まじい何かを秘めているのでは無いか。持っている能力は『捌解』と『炎開』だけでなく、まだ自覚していない、シルヴィアの言った問答無用で死を与える能力でもあるのでは無いかと、少しだけ期待した目を向ける。
「庶民的じゃなくて、前にいたパーティーのバカが散財癖持ってたから、そいつに無駄遣いさせないようにと色々していたら節約癖が着いただけだ」
苛立ちを治めるための探索は中断し、シルヴィアとともに街に戻ったユウナは、シルヴィアが歩き疲れたからとまずは泊まっている宿に向かうことにした。
宿を出て行く時にはいなかったのに、戻ってきた時に美少女を連れていたためものすごく冷たい目で見られた。しかも当のシルヴィアが同じ部屋でいいなんて言うものだから、ますます疑いの目を向けられた。あとで誤解を解かないといけない。
「もうちょっといい宿に泊まろうよ。どうせお金はあるんでしょ?」
「あるが、そこまで多くは無い。前いたパーティーがろくすっぽ金をくれなかったから、こっそりと一人でバレないようにこなしていた分しかない」
「じゃあその装備のよさは何?」
「体裁ばかり気にしているアホが、一人だけ貧乏ったらしいのは嫌だからって勝手に金使って買ったやつ。追い出す時に返せって言わなかったから、そのままもらってきた」
「もらうも何も、持っている時点でそれってあなたのじゃないの?」
「……それもそうか」
簡素なベッドの上に腰をかけながら話すシルヴィア。そんなつもりは無いのかもしれないが、見方によっては新人の娼婦を出張させて連れ込んでいるように見られかねない。
彼女の格好は白のハイネックのシャツに紺のミニスカート。黒のニーハイソックを履き、スカートとニーソックスの間に見えている太ももが扇情的で、情欲を煽り立ててくる。
「お前、吸血鬼の中で割とバカな部類なんじゃないのか?」
「何それ、酷ーい」
「あのな、普通さっき森の中でとんでもない衝撃的な出会いを果たした男が一人で泊まっている部屋に、女はほいほい付いていかないものなんだよ。そういう意味で襲われたらどうする」
「それってようは乱暴されたらってこと? それなら心配いらないよ。そんなことされるよりも早く、あなたを殺せるから」
そう言って右手を掲げて、爪を鋭利化させる。あれで引っ掻かれでもしたら、痛いどころでは無い。貫手なんてされたら、易々と体を貫かれるだろう。
「それに、わたしには魔眼があるし、襲われてもそれを使って強制命令させれば何もできなくなるよ」
「魔眼?」
「そ。絶対先天性視覚的能力。魔力や呪力に一切依存しない、特殊な瞳。代表的なのは石化の魔眼メドゥーサかな」
次々と己の能力を開示していくシルヴィア。そんなに情報を与えてもいいのだろうかと考えるが、逸話や伝説に残る吸血鬼の化け物っぷりを考えると、それくらい大したことはないのだろうと考えるのを止める。
シルヴィアは明確な能力を話さなかったが、強制命令させればと言っていたので、目を合わせた対象に命令した内容を無理やり意思を捻じ曲げて実行させるものだろうと推測する。
精神に干渉する術というのは総じて高等術で、魔力呪力共に多大に消費する。それを魔眼で見るだけでいいとなると、容易く防ぐことはできるが存在を知らなければ容易く術中に嵌ってしまう。
なんとも恐ろしい能力を持っているのだろうかと、生まれ付きでしか習得できないそれを持っているというシルヴィアが、羨ましいく思う。
「さて、とりあえず話を森の中でのことにするけど、あなたって本当に生得呪術しか使えないの? 本当は問答無用で生物や植物、無機物を殺す呪術とか無い?」
「無いし、そもそも呪術にそんなものは存在しない」
街に戻ってくるまでの間にも、シルヴィアは繰り返しどうやって殺したのかを聞いてきた。その都度、岩や木、魔物に向かって『捌解』を披露してこれしか使っていないと言い、ものを切るたびにその断面をまじまじと観察していた。
「おかしな話なのよね。吸血鬼って、精神や肉体の構造って人間とそう大差ないのよ。でも、世界から与えられた役割を果たすために同族以外には簡単に傷付けられないし、死ぬことだって無い。世界倉庫に情報保管しておくのだって、あくまで保険でしかないもの」
「どういうことだ?」
「つまり、はちかい、だっけ? だけでわたしは殺せないし、傷付けることだって簡単じゃないの。なのにあの瞬間、確かにわたしの体は死んだ。もう訳分かんないわよ」
吸血鬼は、世界が世界に存在するものを守護して遥か後世に保管するために生み出された一族の一つだ。
自然全てと世界の中央と呼ばれる場所にそびえる世界樹を守るのは、森と自然の良き隣人エルフ。
自然とそれと共存する動物全てを守護するのは、自然と動物の良き理解者ワービースト。
そして、繰り返し間違いを犯しエルフとワービーストが守る自然を破壊し動物を屠り絶滅に追い込む人間の数を管理し、世界そのものの自然な美しさを守る、世界の調停者と万生の支配者が吸血鬼だ。
エルフは魔術に長け、ワービーストは身体能力が高く、吸血鬼は両方が優れている。そして共通点は共に長寿であることと、同族以外で殺すことはかなり難しい点だ。
世界が与えた役割を正しく果たし続ける。そのためには強い力が必要であり、世界がその力を与えている。
そのことをペラペラと説明すると、ユウナは頭が痛くなったのか眉間を指で抑える。
「わたしは世界から強く保護されている吸血鬼。世界が直接産み落とした、生まれながらの吸血鬼。いわゆる真祖ってやつなんだけど、まあ言っちゃうとほぼ不死身なのよ。太陽の下は歩けるし、銀や聖水、十字架とにんにくは大っ嫌いだけど、即死するほどじゃない。何より、世間一般で知られている吸血鬼にある吸血衝動が無いの」
「衝動が無い? じゃあ、世間で知られている吸血鬼はどうして」
「言ったでしょ。人間の数を管理して世界の自然な美しさを保つための種族だって。それは真祖に噛まれて血を吸われて眷属化した吸血鬼。表世界で広く知られているのは、真祖吸血鬼じゃなくて眷属の方。ちなみに眷属は吸血鬼を増やすことはできないよ」
言われてなるほどと納得する。
つまり、吸血鬼を増やす能力を持っているのは真祖のみで、眷属はできない。
眷属が増やせるのは、肉体が死に魂がその死んだ肉体に固定された屍人グールだけ。そして屍人は屍人を作れず、短い期間で体が完全に腐りきって活動を停止してしまう。
そうなっている訳は、人口の管理が関わっている。
人間は増え過ぎてはいけない。しかし減り過ぎてもいけない。それはきっと吸血鬼にも適応される。
そのバランスを取るために、増殖能力を持つのは真祖だけに限定し、人が増え過ぎたと感じたら真祖が眷属を作り出し、その眷属と眷属の作った屍人を使って増え過ぎた数を減らす。そういう風に世界のシステムが出来上がっているのだ。
「話を戻すよ。神殿や教会で祈りを捧げられた純銀や聖水を使った攻撃ならともかく、ただの生得呪術で殺されるなんてことはあり得ないの。なのに殺された。世界に強く保護されているのにも関わらず。だから何か、特別な術か他の能力が関わっているんじゃ無いかって思っているんだけど、本人は全く自覚無しだし」
「そんなに特別なんだな。只人が吸血鬼を殺すのは」
「特別というより、異常だよ。それこそ神様に、というか世界に祝福された人間じゃ無いとほぼ不可能だよ、特攻性のある弱点を使わないで殺すのって」
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