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第二章
ジェルポートの町、震撼す その1
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さて、一行はようやくジェルポートの町へと到達した。
ヴァルシパルからフルカ村を経て、馬車も使わず、徒歩での旅。
むろん連携強化をはかるため、はぐれ魔物を倒しつつなので、無意味なことではない。が、それでも数日先に出立した異世界勇者たちの後塵を拝しているのだ。
かなり時間を浪費した感は否めない。
港町ジェルポートは、ヴァルシパル王国を縦断するキレーナ川の北の河口に位置し、さらなるその北は、逆巻く海流が横たわり、船の進入を固く拒んでいる。
ヴァルシパル王国では最大の港であり、都市としての規模も、王国のなかでは抜きん出ている。
西や東の海上ルートから、大小さまざまな物資がここへ集まる。その積荷はキレーナ川を通じて、船で王国じゅうに運ばれていく。
そのため船着場は、活気と喧騒にあふれ、様々な商品を満載した馬車が大通りを往来している。
ダーたちはジェルポートの市壁に近づくと、門を管理する衛兵に、身分証がわりである冒険者パスを提示した。
さすがにダーの王都での悪名は、ここまでは届いてなかったらしい。
意外にあっさりと入場することができた。
大通りはきれいに舗装されていて、人馬がせわしなく行きかっている。
左右からはこれでもか、と食事処や酒場の札が突き出していて、店内から漂ってくるほの甘い匂いが、人々に空腹を訴えかけてくる。
むろん、これを無視するようなダーではなかった。
「さて、さっそく鍛冶屋へ行きたいところだが、まずは腹ごしらえじゃな」
ダーはすかさず、大通りに面する酒場のひとつに、嬉々として入った。
エクセ=リアンが止める間もない。
他の面々もゾロゾロとその後に続き、最後にフードを深くかぶり直したエクセが、足取り重く入った。
店内は光を多分に取り込むためか、窓が多かった。
お陰で中が見渡しやすい。彼らは空いている大き目のテーブルを見つけると、そこに次々と腰を下ろした。
すかさず女給が注文をとりに来る。
「お客様、ご注文は何にいたしましょうか」
「まずエールを人数分と……」
「私を数に入れないでくださいね」
「わかった、そこのだけ果実水。あとはエール酒と、この店のおすすめは何かの?」
「港町ですので、魚料理はどれもおいしいですよ。ニシンの塩焼きなんていかがでしょう?」
「よし、それをもらおうか。人数ぶんじゃな」
「あ、オレも注文いいかな?」
全員が注文を終え、女給が下がると、ダーが口を開いた。
「――まず、ここを拠点にしようといいだしたのはエクセじゃが、その理由はなんじゃ?」
さっそくエール酒を傾け、上機嫌なダーがたずねる。
メンバーの頼んだ酒と食べ物が、テーブルに置かれていく。
エクセだけは果実水だ。
ダーとは対照的に、エクセは不機嫌そうに、指を一本ずつ立てて説明していく。
「まず、あなたは王都では悪名が知れ渡りすぎてて、活動に支障がでまくること。私も王都では、変な意味で知名度が高いので、それも含みます。ここは王都と距離があるおかげか、その心配がないのが救いです」
「お互い不便な事じゃの」
「放っといてください。そしてここ、ジェルポートは王都に次ぐ規模の町であること」
「――ふむふむ、他には」
「ここは周辺諸国への直行の船も出ますし、大陸じゅう、どこへでも移動できます。――つまり魔王軍の動きが活発な国へ、即座に移動できるというわけです。それに情報も集まりやすい。他の勇者の行動も把握がしやすいというわけです」
「なるほどのう、いろいろと考えてるんじゃな。いや、見直した」
ぱちぱちぱちとクロノトールが拍手をする。
すこし遅れてルカが、食い気味に拍手すると、ダーとコニンもその後に続いた。
「なんの拍手なんですか、これは」
気まずそうにエクセがぼやく。
「いやいや、改めてな、おぬしの役割は大変なものじゃということがわかった。わしらのパーティは、こう見回して、基本的に脳筋じゃな」
「まあな、オッサン!」
ぐっ、とサムズアップで応えるコニン。
クロノは、不思議そうな顔で見つめ返す。
「……のうみそ、筋肉ないよ……」
「――わ、私は脳筋じゃありませんよ! ちゃんと頭脳でもお役に立って見せます」
ルカが抗議の声をあげたときだった。
ドォーーーン! とすさまじい衝撃音が、町全体を震撼させた。
「な、なんだ?」
「何の騒ぎだ!?」
あちこちから動揺の声がもれる。
これはただごとではない。
あわててダーたちは酒場の外に出て、状況を把握しようとつとめた。
「あれを見るんじゃ!」
ダーが叫んだ。
どうやらジェルポートの市壁めがけ、なにかが衝突を繰り返しているようだ。
見る間に亀裂を生じる市壁に、民衆はパニックに包まれていた。
敵の攻撃であることは間違いなさそうだ。
エクセは不安そうな顔を隠そうとせず、
「来て早々に敵の襲撃とは、何かいやな予感がします」
「なにを弱気なことをいうか、これはむしろ勇躍して事にあたるべきときじゃ!」
ダーはここまで連携を強化してきた、三人の冒険者たちをふりかえり、
「今こそ訓練の成果を見せるときじゃ!」
「やるぜ、オッサン!」
「オッサンではないダーじゃ!」
「本格的な魔王軍との初対決というわけですね」
「……………おー………」
異口同音に掛け声をあげると、ダーたちは市壁の外へと向かった。
しかし逆に、門の方から内部へと逃げてくる群衆たちに妨げられ、なかなか前へと進めない。
「ええい、のけのけ、道をあけぬか!!」
そんな彼らを尻目に、旗を手にした先触れの人馬が突進し、人の群れの中でさかんに旗を振りつつ叫ぶ。
「ジェルポートの護衛兵が通る! 道を開け!」
さながら潮が引いていくように人の群れが割れていく。
その中央を人馬の一団が颯爽と門へと疾っていく。さながら吟遊詩人の詠う英雄譚のような光景であった。
銀色の甲冑に身を包んだ戦士たちが、大通りを疾駆する。
その後方につづく数台の馬車には、ローブを着た魔術師や戦士たちが載っている。
「ジェルポートの誇る護衛戦士たちだ!」
わあっと歓声があがった。
これでもう、問題は解決したと、安堵の吐息を漏らすものもいる。
「まずいですね、これは急がないと」
「確かにのう。急がぬと門が閉まる」
緊急時に外敵から身を守るために正門は閉じられようとしている。
ダーたちはあわてて門兵の下へ駆けつけ、冒険者用のパスを提示する。
「しかし、すでに我らの誇る護衛戦士たちが向かっておる。一介の冒険者の出る幕ではなかろう」
「ジェルポートの町の規模は王国第二――当然ながら、町を守る兵は精鋭で知られています。もし彼らが遅れをとるようなことがあれば、この町はどうなるでしょう」
いささか不吉な予言めいたことを、エクセは口にした。
ほどなくして。すさまじい轟音が、閉じかけた門扉の外からこだました。激闘が開始された合図のようなものだった。
これはしぶる門兵の耳にも届いただろう。
そして再び、激しく市壁が揺れはじめた。
これはいましがた向かった戦士たちが、外にいる敵の行動に、掣肘を加えられなかったということを意味する。
「あまり、いい状況ではなさそうですね……」
エクセ=リアンが緊張した声を発した。これは演技ではなく、真剣な感想を口にしたといっていい。
「わ、わかった。彼らの援護を頼む。くれぐれも足手まといにはならぬように」
ようやく門兵は折れた。状況次第では門を閉じなければならない。外へ出た戦士たちを見捨ててでも。彼としても重い責任を背負っているのだ。
「任せておけ。わしらが加勢すれば勝ったも同然じゃ!」
そううそぶいてみせたものの、かなり切迫した状況下であることは、ダーも理解していた。ジェルポートが敵の襲来を受けるなど、前代未聞のことである。
「さて、もうすぐ門の外へ出るが、なんじゃろうな。いやな汗が出てくるわい」
「奇遇ですね、私もですよ」
彼らは50年以上もの間、様々なパーティーで戦ってきた。
ときには共闘し、ときにはライバルとして。
いってみれば、歴戦の古強者といってもいい。
そのカンが告げていた。
これは相当に危険度が高い――やばい相手だ、ということを。
ヴァルシパルからフルカ村を経て、馬車も使わず、徒歩での旅。
むろん連携強化をはかるため、はぐれ魔物を倒しつつなので、無意味なことではない。が、それでも数日先に出立した異世界勇者たちの後塵を拝しているのだ。
かなり時間を浪費した感は否めない。
港町ジェルポートは、ヴァルシパル王国を縦断するキレーナ川の北の河口に位置し、さらなるその北は、逆巻く海流が横たわり、船の進入を固く拒んでいる。
ヴァルシパル王国では最大の港であり、都市としての規模も、王国のなかでは抜きん出ている。
西や東の海上ルートから、大小さまざまな物資がここへ集まる。その積荷はキレーナ川を通じて、船で王国じゅうに運ばれていく。
そのため船着場は、活気と喧騒にあふれ、様々な商品を満載した馬車が大通りを往来している。
ダーたちはジェルポートの市壁に近づくと、門を管理する衛兵に、身分証がわりである冒険者パスを提示した。
さすがにダーの王都での悪名は、ここまでは届いてなかったらしい。
意外にあっさりと入場することができた。
大通りはきれいに舗装されていて、人馬がせわしなく行きかっている。
左右からはこれでもか、と食事処や酒場の札が突き出していて、店内から漂ってくるほの甘い匂いが、人々に空腹を訴えかけてくる。
むろん、これを無視するようなダーではなかった。
「さて、さっそく鍛冶屋へ行きたいところだが、まずは腹ごしらえじゃな」
ダーはすかさず、大通りに面する酒場のひとつに、嬉々として入った。
エクセ=リアンが止める間もない。
他の面々もゾロゾロとその後に続き、最後にフードを深くかぶり直したエクセが、足取り重く入った。
店内は光を多分に取り込むためか、窓が多かった。
お陰で中が見渡しやすい。彼らは空いている大き目のテーブルを見つけると、そこに次々と腰を下ろした。
すかさず女給が注文をとりに来る。
「お客様、ご注文は何にいたしましょうか」
「まずエールを人数分と……」
「私を数に入れないでくださいね」
「わかった、そこのだけ果実水。あとはエール酒と、この店のおすすめは何かの?」
「港町ですので、魚料理はどれもおいしいですよ。ニシンの塩焼きなんていかがでしょう?」
「よし、それをもらおうか。人数ぶんじゃな」
「あ、オレも注文いいかな?」
全員が注文を終え、女給が下がると、ダーが口を開いた。
「――まず、ここを拠点にしようといいだしたのはエクセじゃが、その理由はなんじゃ?」
さっそくエール酒を傾け、上機嫌なダーがたずねる。
メンバーの頼んだ酒と食べ物が、テーブルに置かれていく。
エクセだけは果実水だ。
ダーとは対照的に、エクセは不機嫌そうに、指を一本ずつ立てて説明していく。
「まず、あなたは王都では悪名が知れ渡りすぎてて、活動に支障がでまくること。私も王都では、変な意味で知名度が高いので、それも含みます。ここは王都と距離があるおかげか、その心配がないのが救いです」
「お互い不便な事じゃの」
「放っといてください。そしてここ、ジェルポートは王都に次ぐ規模の町であること」
「――ふむふむ、他には」
「ここは周辺諸国への直行の船も出ますし、大陸じゅう、どこへでも移動できます。――つまり魔王軍の動きが活発な国へ、即座に移動できるというわけです。それに情報も集まりやすい。他の勇者の行動も把握がしやすいというわけです」
「なるほどのう、いろいろと考えてるんじゃな。いや、見直した」
ぱちぱちぱちとクロノトールが拍手をする。
すこし遅れてルカが、食い気味に拍手すると、ダーとコニンもその後に続いた。
「なんの拍手なんですか、これは」
気まずそうにエクセがぼやく。
「いやいや、改めてな、おぬしの役割は大変なものじゃということがわかった。わしらのパーティは、こう見回して、基本的に脳筋じゃな」
「まあな、オッサン!」
ぐっ、とサムズアップで応えるコニン。
クロノは、不思議そうな顔で見つめ返す。
「……のうみそ、筋肉ないよ……」
「――わ、私は脳筋じゃありませんよ! ちゃんと頭脳でもお役に立って見せます」
ルカが抗議の声をあげたときだった。
ドォーーーン! とすさまじい衝撃音が、町全体を震撼させた。
「な、なんだ?」
「何の騒ぎだ!?」
あちこちから動揺の声がもれる。
これはただごとではない。
あわててダーたちは酒場の外に出て、状況を把握しようとつとめた。
「あれを見るんじゃ!」
ダーが叫んだ。
どうやらジェルポートの市壁めがけ、なにかが衝突を繰り返しているようだ。
見る間に亀裂を生じる市壁に、民衆はパニックに包まれていた。
敵の攻撃であることは間違いなさそうだ。
エクセは不安そうな顔を隠そうとせず、
「来て早々に敵の襲撃とは、何かいやな予感がします」
「なにを弱気なことをいうか、これはむしろ勇躍して事にあたるべきときじゃ!」
ダーはここまで連携を強化してきた、三人の冒険者たちをふりかえり、
「今こそ訓練の成果を見せるときじゃ!」
「やるぜ、オッサン!」
「オッサンではないダーじゃ!」
「本格的な魔王軍との初対決というわけですね」
「……………おー………」
異口同音に掛け声をあげると、ダーたちは市壁の外へと向かった。
しかし逆に、門の方から内部へと逃げてくる群衆たちに妨げられ、なかなか前へと進めない。
「ええい、のけのけ、道をあけぬか!!」
そんな彼らを尻目に、旗を手にした先触れの人馬が突進し、人の群れの中でさかんに旗を振りつつ叫ぶ。
「ジェルポートの護衛兵が通る! 道を開け!」
さながら潮が引いていくように人の群れが割れていく。
その中央を人馬の一団が颯爽と門へと疾っていく。さながら吟遊詩人の詠う英雄譚のような光景であった。
銀色の甲冑に身を包んだ戦士たちが、大通りを疾駆する。
その後方につづく数台の馬車には、ローブを着た魔術師や戦士たちが載っている。
「ジェルポートの誇る護衛戦士たちだ!」
わあっと歓声があがった。
これでもう、問題は解決したと、安堵の吐息を漏らすものもいる。
「まずいですね、これは急がないと」
「確かにのう。急がぬと門が閉まる」
緊急時に外敵から身を守るために正門は閉じられようとしている。
ダーたちはあわてて門兵の下へ駆けつけ、冒険者用のパスを提示する。
「しかし、すでに我らの誇る護衛戦士たちが向かっておる。一介の冒険者の出る幕ではなかろう」
「ジェルポートの町の規模は王国第二――当然ながら、町を守る兵は精鋭で知られています。もし彼らが遅れをとるようなことがあれば、この町はどうなるでしょう」
いささか不吉な予言めいたことを、エクセは口にした。
ほどなくして。すさまじい轟音が、閉じかけた門扉の外からこだました。激闘が開始された合図のようなものだった。
これはしぶる門兵の耳にも届いただろう。
そして再び、激しく市壁が揺れはじめた。
これはいましがた向かった戦士たちが、外にいる敵の行動に、掣肘を加えられなかったということを意味する。
「あまり、いい状況ではなさそうですね……」
エクセ=リアンが緊張した声を発した。これは演技ではなく、真剣な感想を口にしたといっていい。
「わ、わかった。彼らの援護を頼む。くれぐれも足手まといにはならぬように」
ようやく門兵は折れた。状況次第では門を閉じなければならない。外へ出た戦士たちを見捨ててでも。彼としても重い責任を背負っているのだ。
「任せておけ。わしらが加勢すれば勝ったも同然じゃ!」
そううそぶいてみせたものの、かなり切迫した状況下であることは、ダーも理解していた。ジェルポートが敵の襲来を受けるなど、前代未聞のことである。
「さて、もうすぐ門の外へ出るが、なんじゃろうな。いやな汗が出てくるわい」
「奇遇ですね、私もですよ」
彼らは50年以上もの間、様々なパーティーで戦ってきた。
ときには共闘し、ときにはライバルとして。
いってみれば、歴戦の古強者といってもいい。
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これは相当に危険度が高い――やばい相手だ、ということを。
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