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第六章
ダーの魔法修行
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「――やれやれ、えらい目に遭ったのう」
ダーたちは疲労感を表情に刻んで、ベールアシュへと戻った。
当初は単なるムイムイの草採集のクエストだった。それが結局、スケルトンと妖魔の森の主まで現われての大騒動である。
「妖魔の森の主か……あやつも成長しておるんじゃのう」
ダーは武者修行中のゴウリキの姿に、いたく感銘を受けていた。
「我らも各々のスキルを上げていくべきかのう」
「そうですね。特にダーには、マナのキャパシティを上げるという重要な課題があります。しかしとりあえず今日は、ゆっくりと休みたい気分です……」
エクセは何かを思い出したのか、ぶるると身震いした。
おそらくローブの下の肌はさぞ粟立っていることだろう。
「とりあえずお腹減ったし、無事にクエスト終わったし。それでいいじゃない」
「そうじゃな、今日を無事に終えることができた。それでよしとすべきか」
「そうそう。何事も前向きに考えなきゃ」
ぐっとコニンは親指を立てた。一行の雰囲気がふっと和らぐ。
この前向きな性格は、こういうときは本当に助かる。
とりあえずその日は、ムイムイ草をギルドに納品し、宿で食事を摂り、早めに眠りについた。
――さて。その翌日のことである。
ダーの魔法修行は開始された。
教師役はもちろん、エクセ=リアンがつとめる。
「――まず、最初に言っておきますが、魔法力《マナ》の絶対量を増やすのは、実はそんなに困難なことではありません」
「ほう、意外なことを言うのう、それなら誰でも簡単に魔法使いになれそうなものじゃがな」
「理屈の上では、ですよ。まず、ダーが筋肉を強化しようと思ったら、どういう具合にしますか?」
「ひたすら走りこんだり、重いものを持ち上げたりじゃな」
「激しい運動をするということですね。そうすると目には見えませんが、実際は筋肉が徐々に傷つき、破壊されていっているのです。生物の体というのは不思議なもので、破壊されると、その負荷に耐えられるよう、さらに強い筋肉を作り上げようとするのです」
「ふむふむ」
「そういう苦行を継続できる人ばかりならば、今ごろ世界中が、筋骨隆々の人だらけになっていると思いませんか?」
「ほほう、つまり苦しい故、継続できる者が少ない。だから世界は魔法使いだらけにはならない。こういうことかの」
「そう考えてもらって大丈夫です。つまりマナを強化するという行為は、筋肉を強化する作業を、精神に置き換えるようなものです」
「――つまり精神を破壊する……じゃと?」
「……そうではありません。負荷に耐えられるよう、徐々に鍛え上げるということですね。それには日々の瞑想が確実ですが――状況的に、そういうのんびりしたやり方をやっている時間がない。ですので、ダーにはひたすら、イメージを具象化し、それを固定する作業をしてもらいます」
「具象化とな?」
「要するに、こういう姿になりたい。というイメージ力を膨らませることです。幸いなことに、ダーは一度その力を振るったことがあります」
「じゃが、そのときの記憶はほとんどないぞい」
「ええ、そこは残念ですが、イメージすることにより、そのときの感覚に近づけることが容易になっていると思います。脳は忘れていても、体が記憶しているといいますか。そういう状態に近づけていきましょう」
こうしてダーの、四神の力のイメージを具象化する修行が始まった。
目を閉じ、深呼吸のあと、千々に乱れる思念を統一していく。
そこから魔力を発している自分の姿を、脳裏に思い描く。
ちなみに本当に能力が発現してはしゃれにならないので、ダーは青龍、朱雀の珠は身につけていない。かわりに、エクセの杖を手に持たせて、簡単な呪文の詠唱も行わせている。
とりあえず最初は一刻ほどの間、行うことにした。
町中で訓練していては、いつ襲撃があるかわからない。場所はフィールドで。
が、最初は四半刻ももたず、すやすやと睡眠についてしまった。
エクセに言わせると「マナのキャパシティが小さすぎるから、すぐに枯渇して、そういう状況になるのです」ということだ。消耗しきった体が回復させようと、強制的に眠りを誘ってくるらしい。
初心者の魔法使いにありがちなことだという。
「すぐにマナが枯渇しがちな初心者や、ダンジョン探索中などは、携帯用のマナ・ポーションで回復させます。ここが魔法使いの町、ベールアシュでよかったですね」
マナ・ポーションは役に立つが、希少品であり、場所によっては値段も張る。しかしここは魔法使いの総本山というべき魔術師協会の本部がある。
エクセのおかげで、値段も控えめに手に入るというわけだ。
「しかしこれまでエクセはどうやって魔力を恢復しておったのだ? マナ・ポーションを使っていた様子はなかったが」
「熟練者になるとマナの総量が大きいですから、ちまちまとポーションで回復させるのはよほどの緊急事態でないとありません。睡眠で回復させてしまいますね」
睡眠が最大の回復効果を発揮するのは間違いないようだ。
とはいえ、四半刻で寝ては訓練もへったくれもない。
ポーションを使って消費したマナを回復させ、ふたたび詠唱とイメージの具象化をくりかえす。
寝る、起こす、ポーションで回復する。
「まったく、魔法の修行というから、空を飛んだり、炎を飛ばしたり、もっと派手なものを期待しておったが……これでは飽きがきて、冬がくるわい」
「言ったでしょう。これはマナの総量を上げるのが目的で、ドワーフの魔法使いを誕生させる修行ではないのですよ」
「……やれやれ、斧を振り回していたほうがはるかに楽じゃわい」
ダーはひたすらぼやきながらも、まじめに訓練には取り組んでいた。
これが異世界勇者と対等になれるかもしれない手段――あるいは、一方的に攻め続けられている魔王軍への、唯一の対抗策になるかもしれないのだ。
ダーとしては、否が応にも食らいついていくしかない。
だが、いくらエクセが安く仕入れられるといっても限りがある。ポーションを何度も使用し続ければ、路銀が尽きてくるのは必定である。
こまめにクエストは受けていかざるを得ないというわけだ。
修行中のダーを置いて、一行はムイムイ草のクエストをこなし続けていた。
不思議なことに転移魔術での敵の襲来は、あのゴウリキと妖魔の森の出来事から、一度も行なわれなかった。
こうしてダーが修行に入って、一週間ほど経過した。
「そろそろ、次のステップに移行するときでしょう」
頃はよしと見たか、エクセが告げる。
「ほう、次はなんじゃ?」
「実践です。といいますのも、四神獣の珠が隠されていると思しき、大きな魔力の高まりが感じられる場所があるのです。……確実性は微妙ですが」
「フム。なぜ微妙なのじゃな」
「その魔力の高まりが、四神獣の珠としてはそれほど大きくないのです。しかし場所が場所ですから、その分、感知できる魔力が抑えられているのでは、と」
「その場所とは、どこじゃ」
「――地下です。カッスター・ダンジョンといい、最近発見された、比較的若いダンジョンです」
―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―
ダーたちは冒険者ギルドの扉を開いた。
ついでに目的地、カッスターダンジョンでの仕事があれば、それを受けようと思ったのだ。
彼らが二階の受付へ向かう途中、一階のテーブルから、誰かが立ち上がった。
そのまま彼らの後を追い、二階へと軽やかに駆け上がる。
「やあ、お久しぶり、諸君――」
「げえっ、おまえは」
コニンの表情が、たちまち不愉快そうに変わる。
ごくごく不自然なたたずまいで、そこにいたのはアルガスだった。
相変わらず全身白づくめの装備である。
呼吸をするように自然に、コニンは弓に矢をつがえた。
「ちょっと待った。そんなナチュラルに殺害しようとしないで」
殺気を感じて、じりじりと後じさるアルガス。
「私はですね、要件があってザラマから――」
「――ま、待ってください。ギルド内での刃傷沙汰はこまります!」
受付嬢のナナウが、注意を呼びかける。
「おお、美しい女神から救いの手が」
アルガスはナナウにウィンクした。彼なりの感謝の気持ちらしい。
だがこれは逆効果でしかなかった。
ナナウは肌に粟立てて表情を曇らせ、
「せめて外でやってください」と言い捨てた。
「殺害許可は下りたな」
「――神はいない!」
アルガスは絶望的な叫びを発し、遁走した。
「何しにやってきたんじゃ、あいつは……」
「なにか要件がどうとか言っていたけど」
「まあ、大したことでもあるまい」
ダーは、彼が落としていった羊皮紙には、気付かなかった。
ダーたちは疲労感を表情に刻んで、ベールアシュへと戻った。
当初は単なるムイムイの草採集のクエストだった。それが結局、スケルトンと妖魔の森の主まで現われての大騒動である。
「妖魔の森の主か……あやつも成長しておるんじゃのう」
ダーは武者修行中のゴウリキの姿に、いたく感銘を受けていた。
「我らも各々のスキルを上げていくべきかのう」
「そうですね。特にダーには、マナのキャパシティを上げるという重要な課題があります。しかしとりあえず今日は、ゆっくりと休みたい気分です……」
エクセは何かを思い出したのか、ぶるると身震いした。
おそらくローブの下の肌はさぞ粟立っていることだろう。
「とりあえずお腹減ったし、無事にクエスト終わったし。それでいいじゃない」
「そうじゃな、今日を無事に終えることができた。それでよしとすべきか」
「そうそう。何事も前向きに考えなきゃ」
ぐっとコニンは親指を立てた。一行の雰囲気がふっと和らぐ。
この前向きな性格は、こういうときは本当に助かる。
とりあえずその日は、ムイムイ草をギルドに納品し、宿で食事を摂り、早めに眠りについた。
――さて。その翌日のことである。
ダーの魔法修行は開始された。
教師役はもちろん、エクセ=リアンがつとめる。
「――まず、最初に言っておきますが、魔法力《マナ》の絶対量を増やすのは、実はそんなに困難なことではありません」
「ほう、意外なことを言うのう、それなら誰でも簡単に魔法使いになれそうなものじゃがな」
「理屈の上では、ですよ。まず、ダーが筋肉を強化しようと思ったら、どういう具合にしますか?」
「ひたすら走りこんだり、重いものを持ち上げたりじゃな」
「激しい運動をするということですね。そうすると目には見えませんが、実際は筋肉が徐々に傷つき、破壊されていっているのです。生物の体というのは不思議なもので、破壊されると、その負荷に耐えられるよう、さらに強い筋肉を作り上げようとするのです」
「ふむふむ」
「そういう苦行を継続できる人ばかりならば、今ごろ世界中が、筋骨隆々の人だらけになっていると思いませんか?」
「ほほう、つまり苦しい故、継続できる者が少ない。だから世界は魔法使いだらけにはならない。こういうことかの」
「そう考えてもらって大丈夫です。つまりマナを強化するという行為は、筋肉を強化する作業を、精神に置き換えるようなものです」
「――つまり精神を破壊する……じゃと?」
「……そうではありません。負荷に耐えられるよう、徐々に鍛え上げるということですね。それには日々の瞑想が確実ですが――状況的に、そういうのんびりしたやり方をやっている時間がない。ですので、ダーにはひたすら、イメージを具象化し、それを固定する作業をしてもらいます」
「具象化とな?」
「要するに、こういう姿になりたい。というイメージ力を膨らませることです。幸いなことに、ダーは一度その力を振るったことがあります」
「じゃが、そのときの記憶はほとんどないぞい」
「ええ、そこは残念ですが、イメージすることにより、そのときの感覚に近づけることが容易になっていると思います。脳は忘れていても、体が記憶しているといいますか。そういう状態に近づけていきましょう」
こうしてダーの、四神の力のイメージを具象化する修行が始まった。
目を閉じ、深呼吸のあと、千々に乱れる思念を統一していく。
そこから魔力を発している自分の姿を、脳裏に思い描く。
ちなみに本当に能力が発現してはしゃれにならないので、ダーは青龍、朱雀の珠は身につけていない。かわりに、エクセの杖を手に持たせて、簡単な呪文の詠唱も行わせている。
とりあえず最初は一刻ほどの間、行うことにした。
町中で訓練していては、いつ襲撃があるかわからない。場所はフィールドで。
が、最初は四半刻ももたず、すやすやと睡眠についてしまった。
エクセに言わせると「マナのキャパシティが小さすぎるから、すぐに枯渇して、そういう状況になるのです」ということだ。消耗しきった体が回復させようと、強制的に眠りを誘ってくるらしい。
初心者の魔法使いにありがちなことだという。
「すぐにマナが枯渇しがちな初心者や、ダンジョン探索中などは、携帯用のマナ・ポーションで回復させます。ここが魔法使いの町、ベールアシュでよかったですね」
マナ・ポーションは役に立つが、希少品であり、場所によっては値段も張る。しかしここは魔法使いの総本山というべき魔術師協会の本部がある。
エクセのおかげで、値段も控えめに手に入るというわけだ。
「しかしこれまでエクセはどうやって魔力を恢復しておったのだ? マナ・ポーションを使っていた様子はなかったが」
「熟練者になるとマナの総量が大きいですから、ちまちまとポーションで回復させるのはよほどの緊急事態でないとありません。睡眠で回復させてしまいますね」
睡眠が最大の回復効果を発揮するのは間違いないようだ。
とはいえ、四半刻で寝ては訓練もへったくれもない。
ポーションを使って消費したマナを回復させ、ふたたび詠唱とイメージの具象化をくりかえす。
寝る、起こす、ポーションで回復する。
「まったく、魔法の修行というから、空を飛んだり、炎を飛ばしたり、もっと派手なものを期待しておったが……これでは飽きがきて、冬がくるわい」
「言ったでしょう。これはマナの総量を上げるのが目的で、ドワーフの魔法使いを誕生させる修行ではないのですよ」
「……やれやれ、斧を振り回していたほうがはるかに楽じゃわい」
ダーはひたすらぼやきながらも、まじめに訓練には取り組んでいた。
これが異世界勇者と対等になれるかもしれない手段――あるいは、一方的に攻め続けられている魔王軍への、唯一の対抗策になるかもしれないのだ。
ダーとしては、否が応にも食らいついていくしかない。
だが、いくらエクセが安く仕入れられるといっても限りがある。ポーションを何度も使用し続ければ、路銀が尽きてくるのは必定である。
こまめにクエストは受けていかざるを得ないというわけだ。
修行中のダーを置いて、一行はムイムイ草のクエストをこなし続けていた。
不思議なことに転移魔術での敵の襲来は、あのゴウリキと妖魔の森の出来事から、一度も行なわれなかった。
こうしてダーが修行に入って、一週間ほど経過した。
「そろそろ、次のステップに移行するときでしょう」
頃はよしと見たか、エクセが告げる。
「ほう、次はなんじゃ?」
「実践です。といいますのも、四神獣の珠が隠されていると思しき、大きな魔力の高まりが感じられる場所があるのです。……確実性は微妙ですが」
「フム。なぜ微妙なのじゃな」
「その魔力の高まりが、四神獣の珠としてはそれほど大きくないのです。しかし場所が場所ですから、その分、感知できる魔力が抑えられているのでは、と」
「その場所とは、どこじゃ」
「――地下です。カッスター・ダンジョンといい、最近発見された、比較的若いダンジョンです」
―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―
ダーたちは冒険者ギルドの扉を開いた。
ついでに目的地、カッスターダンジョンでの仕事があれば、それを受けようと思ったのだ。
彼らが二階の受付へ向かう途中、一階のテーブルから、誰かが立ち上がった。
そのまま彼らの後を追い、二階へと軽やかに駆け上がる。
「やあ、お久しぶり、諸君――」
「げえっ、おまえは」
コニンの表情が、たちまち不愉快そうに変わる。
ごくごく不自然なたたずまいで、そこにいたのはアルガスだった。
相変わらず全身白づくめの装備である。
呼吸をするように自然に、コニンは弓に矢をつがえた。
「ちょっと待った。そんなナチュラルに殺害しようとしないで」
殺気を感じて、じりじりと後じさるアルガス。
「私はですね、要件があってザラマから――」
「――ま、待ってください。ギルド内での刃傷沙汰はこまります!」
受付嬢のナナウが、注意を呼びかける。
「おお、美しい女神から救いの手が」
アルガスはナナウにウィンクした。彼なりの感謝の気持ちらしい。
だがこれは逆効果でしかなかった。
ナナウは肌に粟立てて表情を曇らせ、
「せめて外でやってください」と言い捨てた。
「殺害許可は下りたな」
「――神はいない!」
アルガスは絶望的な叫びを発し、遁走した。
「何しにやってきたんじゃ、あいつは……」
「なにか要件がどうとか言っていたけど」
「まあ、大したことでもあるまい」
ダーは、彼が落としていった羊皮紙には、気付かなかった。
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