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オレだけ……
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「まずは、こちらの世界の服装に着替えてもらおう」
フードの男が合図を送る。
こちらの世界かぁ。なるほど。これってオレ達、バラバラに召喚されたって設定だよな。足元にはすでに魔法陣はないけど、国ではなく世界と言ったのだから間違いない。
「あの閣下、子供の服は用意していなかったのですがいかが致しましょう」
オレに振り向き見て鎧を着た者が言った。
失礼だなぁ。たしかに高校一年生にしては小柄だ。だけど、Mサイズを着れる! 大人用でも大丈夫だ。
「仕方がないだろう。とりあえず着せろ」
「はっ」
そういう事で手渡されたこちらの世界の服。
なんの事はない。茶色いズボンに、紺の長袖Tシャツ。だがでかい!!!
サイズは書いてないが、これ3Lとかじゃないか? でかすぎだろう?
そう思い二人を見れば、犬くんがTシャツを着ればぱつんぱつん。毛もじゃだけど筋肉がついているようです。はい。
猫くんがズボンをはけば、丈が短いようで先ほど履いていたズボンより足が出ている。
「おいガキ。見ていないでお前も着替えろ」
「……はい」
凄まれた。
よく見れば、この鎧を着た人達は背丈があった。何となく鎧を着ているので大きく見えるんだろうなと思っていたけどそうじゃない。元々でかかったんだ。
オレの頭二つ分はゆうに高い。
驚く事に、フードの男が一番背丈があった。
まったく、どういう設定なんだよ! オレ、もしかして背に対してそんなにコンプレックス持っていた? じゃないとこんな夢見ないよな!
って、このズボンおしりに穴が開いているじゃないか……。うん? 待てよ。
くるっと振り向いて猫くんと犬くんを見れば、しっぽがあるじゃないかぁ~。
いやしかし、オレには無いからこの穴必要ないんだけどなぁ。
ズボンは何度も裾を折り、Tシャツは見かねて半袖にしてくれた。でもおしりもすっぽり隠れる程の長さなのはかわらない。まあ、穴が開いていたから隠れてちょうどいいけど。
「やっと着替え終わったか。エルフのガキめ」
オレがパジャマとして着ていたスエットを取りに来た鎧の人がそう呟いた。
何それ……。
オレはそっと耳に触れてみる。うん。いつも通りの耳だ。とんがってない。
なぜにエルフなんだか。
「閣下! このガキ、装備召喚できるようです!!」
うん? もしかしてオレの事?
一斉にオレに視線が集まった。
そんな期待した目で見られても……いや、瞳は見えませんが。
「おい小僧。名前は何という」
オレも立っているのに見下ろされてフードの男に聞かれた。なんか複雑だ。
「雨多密」
ちょっとむくれてボソッと言えば、明り取りとしての窓に男たちは振り向いた。曇りガラスでよくは見えないが、快晴のようだ。
「天気などは聞いていない。しかも晴れではないか!」
「……ヒソカ」
「最初からちゃんと答えればよいものを」
最初からちゃんと答えたんですけどね! オレとしては名前の方がコンプレックスあるんだけど!
「ではヒソカ。装備召喚をして見せよ」
「見せれって言われても……」
どうやるんだよ。
そう思ったのに、口が開いた。
「召喚」
もしかして命令に従ったのオレ!?
本当に毒針仕込みの奴隷の腕輪だったのかぁー!!
フードの男が合図を送る。
こちらの世界かぁ。なるほど。これってオレ達、バラバラに召喚されたって設定だよな。足元にはすでに魔法陣はないけど、国ではなく世界と言ったのだから間違いない。
「あの閣下、子供の服は用意していなかったのですがいかが致しましょう」
オレに振り向き見て鎧を着た者が言った。
失礼だなぁ。たしかに高校一年生にしては小柄だ。だけど、Mサイズを着れる! 大人用でも大丈夫だ。
「仕方がないだろう。とりあえず着せろ」
「はっ」
そういう事で手渡されたこちらの世界の服。
なんの事はない。茶色いズボンに、紺の長袖Tシャツ。だがでかい!!!
サイズは書いてないが、これ3Lとかじゃないか? でかすぎだろう?
そう思い二人を見れば、犬くんがTシャツを着ればぱつんぱつん。毛もじゃだけど筋肉がついているようです。はい。
猫くんがズボンをはけば、丈が短いようで先ほど履いていたズボンより足が出ている。
「おいガキ。見ていないでお前も着替えろ」
「……はい」
凄まれた。
よく見れば、この鎧を着た人達は背丈があった。何となく鎧を着ているので大きく見えるんだろうなと思っていたけどそうじゃない。元々でかかったんだ。
オレの頭二つ分はゆうに高い。
驚く事に、フードの男が一番背丈があった。
まったく、どういう設定なんだよ! オレ、もしかして背に対してそんなにコンプレックス持っていた? じゃないとこんな夢見ないよな!
って、このズボンおしりに穴が開いているじゃないか……。うん? 待てよ。
くるっと振り向いて猫くんと犬くんを見れば、しっぽがあるじゃないかぁ~。
いやしかし、オレには無いからこの穴必要ないんだけどなぁ。
ズボンは何度も裾を折り、Tシャツは見かねて半袖にしてくれた。でもおしりもすっぽり隠れる程の長さなのはかわらない。まあ、穴が開いていたから隠れてちょうどいいけど。
「やっと着替え終わったか。エルフのガキめ」
オレがパジャマとして着ていたスエットを取りに来た鎧の人がそう呟いた。
何それ……。
オレはそっと耳に触れてみる。うん。いつも通りの耳だ。とんがってない。
なぜにエルフなんだか。
「閣下! このガキ、装備召喚できるようです!!」
うん? もしかしてオレの事?
一斉にオレに視線が集まった。
そんな期待した目で見られても……いや、瞳は見えませんが。
「おい小僧。名前は何という」
オレも立っているのに見下ろされてフードの男に聞かれた。なんか複雑だ。
「雨多密」
ちょっとむくれてボソッと言えば、明り取りとしての窓に男たちは振り向いた。曇りガラスでよくは見えないが、快晴のようだ。
「天気などは聞いていない。しかも晴れではないか!」
「……ヒソカ」
「最初からちゃんと答えればよいものを」
最初からちゃんと答えたんですけどね! オレとしては名前の方がコンプレックスあるんだけど!
「ではヒソカ。装備召喚をして見せよ」
「見せれって言われても……」
どうやるんだよ。
そう思ったのに、口が開いた。
「召喚」
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