64 / 83
第64話
しおりを挟む
「驚いたよ。まさか二人の見せ場奪っちゃうなんて」
エメリック様が、関心したようにレオンス様に言えば、レオンス様はどや顔。
「まあね。上手くいったなぁ」
凄く嬉しそう。
してやったりって感じよね。
私は、ランチタイムになり皿とフォークを手に一目散に向かう。
「まったく。それこの世界でもデザートだぞ」
ケーキの前に立った私に、レオンス様は呆れた様に後ろから言う。
知ってます。
けど今日は、これ以外おなかに入りそうもないのよね!
「全制覇なり!」
「待て待て。10種類あるぞ」
「本当は、2個ずつ食べたいけど、今ですら苦しくて」
「あのな」
あーだこーだと言いつつ、皿に5個ケーキを乗せてくれた。
もう一つのレオンス様のお皿にも違うケーキが5個乗っている。
「いただきま~す」
小声で言ってパクリとケーキに食らいつく。
「もう、その顔、俺以外に見せるなよ」
「うん? これ、凄くおいしい!」
「はいはい。お腹壊すなよ」
って、なぜニマニマしているのよ。
「な、なに?」
「いや、子供にしか見えないなって」
「……ケーキを食べられるのなら一生子供でいい」
「それだと俺が困るんだけど」
ケーキをパクパク食べている私を周りは凝視している。
レオンス様は、次期生徒会長と言われているだけあって、知らない人はいない。
その隣に、変な女がいるっていう目で見られているんだろうな。
あっという間に、私の皿のケーキはお腹の中へと消えて行った。
これなら次の5個も行けそうだわ。
「本当にこっちも食べる気か」
「うん。あぁ、おいしい」
「ダンス中に、戻すなよ」
そうだった。これからダンスもあるんだったわ。
でも大丈夫よ……。
「おい、顔色悪いけど大丈夫かよ」
あれ、なんだかムカムカしてきた。
「まだ全部食べてないのに、胸やけが……」
「ったく。もう今日はそれぐらいにしておけ。あ、すみません。ちょっと体調悪くなったようなので、休ませたいのですが」
「こちらから出た所にある階段を上がった二階のすぐの部屋をお使い下さい」
「ありがとう」
「ご、ごめんなさい」
「言わんこっちゃない」
私達は、始まったばかりのランチタイムから抜け出し、二階の部屋へと向かう。
「ほら座って」
ふかふかのソファーに腰かける。
さすが、王宮よね。生徒用でも凄いわ。
それにしても苦しい。
緩めたい! でもこのドレス、自分では無理なのよね。
「あの、レオンス様」
「どうした? お腹痛いか?」
「痛くないけど苦しいの。緩めたい」
「ゆ、緩めたいって……。あぁ、わかった。俺では無理だから。さっきのメイド、呼んでくるわ」
「うん……」
レオンス様が、呼びに出て行った。
……まずいわ。このままだと吐く!
トイレ!
部屋を出てトイレに駆け込む。
――何とか、ドレスを汚さずにすんだわ。
あ、いけない。
レオンス様が心配するわ。
慌てて部屋に戻るもまだレオンス様は来ていなかった。
「よかったぁ」
ぽすんと、ソファーに座る。
そして、コテンと横になった。
だいぶ楽になったけど、やっぱり緩めたいわ。
ガチャ。
あ、戻って来た。
「大丈夫ですか」
うん? 聞き覚えがある声。
「苦しいのなら上着をお脱ぎになって」
何ですとぉ!
フロール嬢。やっぱりレオンス様を諦めていなかったの!
「え……」
立ち上がって驚いた。
フロール嬢が話しかけていた相手は、レオンス様ではなかった。
「ファビア嬢!?」
「ルイス様!?」
私達は驚きの声を上げた。
「どうしてあなたがここにいるのよ」
「どうしてって、体調が悪くなって……」
「だとしても、ここは公爵家が使う部屋よ」
「え……」
そうなの?
あ、もしかして私、部屋間違えた?
いや正解よ。今度のターゲットは、彼みたいだからね。
「ルイス様をどうする気?」
「さあね。あ、そうだ。彼には破滅してもらいましょう」
「破滅って!」
フロール嬢がにやりとする。何か悪い事を思いついたようね。
「ルイス様! しっかりして!」
「……う」
フロール嬢の傍に居るルイス様に呼びかけるも、何か薬でも飲ませたのか朦朧としているようね。
「な、何?」
突然、フロール嬢が近づいてくる。
逃げようと背を向けると、グイっと引っ張られた。
「え? ちょっと!」
あぁ。楽になった。
ふう。緩めてくれたのね。
じゃなくて、なんで?
「じゃ、ごゆっくり」
まさか、私達が逢引きしていたように、偽装する為?
まずいわ。彼女が出て行って、二人っきりになったら言い訳ができない!
ルイス様は、脱いだ上着を着ればいいけど、私は直せないもの。
「え? 開かない」
「開かないわよ。カギかけたから」
「え? どうやって!」
実際は、風魔法でドアを開かない様にしているだけですけどね。
フロール嬢が、キッと私を睨みつけた。
彼に破滅してもらうって言ったけど、ルイス様の事ではないわね。
ノーモノミヤ公爵ならどうにかするでしょう。
それに元々、フロール嬢と逢引きしていた事にする予定のようだったし。
だとすれば、破滅してもらう相手はレオンス様よね。
ベビット殿下の時の様に、レオンス様が切れて手を出すようにって事よね。
させないわ。そんな事!
「レオンス様が何をしたと言うのよ。アマート様が最下位の普通クラスなのはレオンス様のせいではないわ」
「何を言うのよ! 彼が魔法学園に行ったからこうなったのよ! こうなっていると知っていれば、私だって魔法学園に通っていたわよ」
どういう意味かしら。魔法学園に行ったからこうなったの?
「それってどういう意味?」
「あなたも転生者なのよね。でないと、10歳から魔法学園に行こうなどと思わないもの。レオンス様と同じくね」
「だったら何? 私はあなたの邪魔をする気はないわ」
「邪魔ね。今しているじゃない」
「それはあなたが今度は、ルイス様を逆恨みで嵌めようとしたからでしょう」
「それ、私ではないわ」
ガムン公爵の命令って事よね。でも同じ事でしょう!
エメリック様が、関心したようにレオンス様に言えば、レオンス様はどや顔。
「まあね。上手くいったなぁ」
凄く嬉しそう。
してやったりって感じよね。
私は、ランチタイムになり皿とフォークを手に一目散に向かう。
「まったく。それこの世界でもデザートだぞ」
ケーキの前に立った私に、レオンス様は呆れた様に後ろから言う。
知ってます。
けど今日は、これ以外おなかに入りそうもないのよね!
「全制覇なり!」
「待て待て。10種類あるぞ」
「本当は、2個ずつ食べたいけど、今ですら苦しくて」
「あのな」
あーだこーだと言いつつ、皿に5個ケーキを乗せてくれた。
もう一つのレオンス様のお皿にも違うケーキが5個乗っている。
「いただきま~す」
小声で言ってパクリとケーキに食らいつく。
「もう、その顔、俺以外に見せるなよ」
「うん? これ、凄くおいしい!」
「はいはい。お腹壊すなよ」
って、なぜニマニマしているのよ。
「な、なに?」
「いや、子供にしか見えないなって」
「……ケーキを食べられるのなら一生子供でいい」
「それだと俺が困るんだけど」
ケーキをパクパク食べている私を周りは凝視している。
レオンス様は、次期生徒会長と言われているだけあって、知らない人はいない。
その隣に、変な女がいるっていう目で見られているんだろうな。
あっという間に、私の皿のケーキはお腹の中へと消えて行った。
これなら次の5個も行けそうだわ。
「本当にこっちも食べる気か」
「うん。あぁ、おいしい」
「ダンス中に、戻すなよ」
そうだった。これからダンスもあるんだったわ。
でも大丈夫よ……。
「おい、顔色悪いけど大丈夫かよ」
あれ、なんだかムカムカしてきた。
「まだ全部食べてないのに、胸やけが……」
「ったく。もう今日はそれぐらいにしておけ。あ、すみません。ちょっと体調悪くなったようなので、休ませたいのですが」
「こちらから出た所にある階段を上がった二階のすぐの部屋をお使い下さい」
「ありがとう」
「ご、ごめんなさい」
「言わんこっちゃない」
私達は、始まったばかりのランチタイムから抜け出し、二階の部屋へと向かう。
「ほら座って」
ふかふかのソファーに腰かける。
さすが、王宮よね。生徒用でも凄いわ。
それにしても苦しい。
緩めたい! でもこのドレス、自分では無理なのよね。
「あの、レオンス様」
「どうした? お腹痛いか?」
「痛くないけど苦しいの。緩めたい」
「ゆ、緩めたいって……。あぁ、わかった。俺では無理だから。さっきのメイド、呼んでくるわ」
「うん……」
レオンス様が、呼びに出て行った。
……まずいわ。このままだと吐く!
トイレ!
部屋を出てトイレに駆け込む。
――何とか、ドレスを汚さずにすんだわ。
あ、いけない。
レオンス様が心配するわ。
慌てて部屋に戻るもまだレオンス様は来ていなかった。
「よかったぁ」
ぽすんと、ソファーに座る。
そして、コテンと横になった。
だいぶ楽になったけど、やっぱり緩めたいわ。
ガチャ。
あ、戻って来た。
「大丈夫ですか」
うん? 聞き覚えがある声。
「苦しいのなら上着をお脱ぎになって」
何ですとぉ!
フロール嬢。やっぱりレオンス様を諦めていなかったの!
「え……」
立ち上がって驚いた。
フロール嬢が話しかけていた相手は、レオンス様ではなかった。
「ファビア嬢!?」
「ルイス様!?」
私達は驚きの声を上げた。
「どうしてあなたがここにいるのよ」
「どうしてって、体調が悪くなって……」
「だとしても、ここは公爵家が使う部屋よ」
「え……」
そうなの?
あ、もしかして私、部屋間違えた?
いや正解よ。今度のターゲットは、彼みたいだからね。
「ルイス様をどうする気?」
「さあね。あ、そうだ。彼には破滅してもらいましょう」
「破滅って!」
フロール嬢がにやりとする。何か悪い事を思いついたようね。
「ルイス様! しっかりして!」
「……う」
フロール嬢の傍に居るルイス様に呼びかけるも、何か薬でも飲ませたのか朦朧としているようね。
「な、何?」
突然、フロール嬢が近づいてくる。
逃げようと背を向けると、グイっと引っ張られた。
「え? ちょっと!」
あぁ。楽になった。
ふう。緩めてくれたのね。
じゃなくて、なんで?
「じゃ、ごゆっくり」
まさか、私達が逢引きしていたように、偽装する為?
まずいわ。彼女が出て行って、二人っきりになったら言い訳ができない!
ルイス様は、脱いだ上着を着ればいいけど、私は直せないもの。
「え? 開かない」
「開かないわよ。カギかけたから」
「え? どうやって!」
実際は、風魔法でドアを開かない様にしているだけですけどね。
フロール嬢が、キッと私を睨みつけた。
彼に破滅してもらうって言ったけど、ルイス様の事ではないわね。
ノーモノミヤ公爵ならどうにかするでしょう。
それに元々、フロール嬢と逢引きしていた事にする予定のようだったし。
だとすれば、破滅してもらう相手はレオンス様よね。
ベビット殿下の時の様に、レオンス様が切れて手を出すようにって事よね。
させないわ。そんな事!
「レオンス様が何をしたと言うのよ。アマート様が最下位の普通クラスなのはレオンス様のせいではないわ」
「何を言うのよ! 彼が魔法学園に行ったからこうなったのよ! こうなっていると知っていれば、私だって魔法学園に通っていたわよ」
どういう意味かしら。魔法学園に行ったからこうなったの?
「それってどういう意味?」
「あなたも転生者なのよね。でないと、10歳から魔法学園に行こうなどと思わないもの。レオンス様と同じくね」
「だったら何? 私はあなたの邪魔をする気はないわ」
「邪魔ね。今しているじゃない」
「それはあなたが今度は、ルイス様を逆恨みで嵌めようとしたからでしょう」
「それ、私ではないわ」
ガムン公爵の命令って事よね。でも同じ事でしょう!
99
あなたにおすすめの小説
婚約者が最凶すぎて困っています
白雲八鈴
恋愛
今日は婚約者のところに連行されていました。そう、二か月は不在だと言っていましたのに、一ヶ月しか無かった私の平穏。
そして現在進行系で私は誘拐されています。嫌な予感しかしませんわ。
最凶すぎる第一皇子の婚約者と、その婚約者に振り回される子爵令嬢の私の話。
*幼少期の主人公の言葉はキツイところがあります。
*不快におもわれましたら、そのまま閉じてください。
*作者の目は節穴ですので、誤字脱字があります。
*カクヨム。小説家になろうにも投稿。
【完結】義姉上が悪役令嬢だと!?ふざけるな!姉を貶めたお前達を絶対に許さない!!
つくも茄子
ファンタジー
義姉は王家とこの国に殺された。
冤罪に末に毒杯だ。公爵令嬢である義姉上に対してこの仕打ち。笑顔の王太子夫妻が憎い。嘘の供述をした連中を許さない。我が子可愛さに隠蔽した国王。実の娘を信じなかった義父。
全ての復讐を終えたミゲルは義姉の墓前で報告をした直後に世界が歪む。目を覚ますとそこには亡くなった義姉の姿があった。過去に巻き戻った事を知ったミゲルは今度こそ義姉を守るために行動する。
巻き戻った世界は同じようで違う。その違いは吉とでるか凶とでるか……。
悪役令息(冤罪)が婿に来た
花車莉咲
恋愛
前世の記憶を持つイヴァ・クレマー
結婚等そっちのけで仕事に明け暮れていると久しぶりに参加した王家主催のパーティーで王女が婚約破棄!?
王女が婚約破棄した相手は公爵令息?
王女と親しくしていた神の祝福を受けた平民に嫌がらせをした?
あれ?もしかして恋愛ゲームの悪役令嬢じゃなくて悪役令息って事!?しかも公爵家の元嫡男って…。
その時改めて婚約破棄されたヒューゴ・ガンダー令息を見た。
彼の顔を見た瞬間強い既視感を感じて前世の記憶を掘り起こし彼の事を思い出す。
そうオタク友達が話していた恋愛小説のキャラクターだった事を。
彼が嫌がらせしたなんて事実はないという事を。
その数日後王家から正式な手紙がくる。
ヒューゴ・ガンダー令息と婚約するようにと「こうなったらヒューゴ様は私が幸せする!!」
イヴァは彼を幸せにする為に奮闘する。
「君は…どうしてそこまでしてくれるんだ?」「貴方に幸せになってほしいからですわ!」
心に傷を負い悪役令息にされた男とそんな彼を幸せにしたい元オタク令嬢によるラブコメディ!
※ざまぁ要素はあると思います。
※何もかもファンタジーな世界観なのでふわっとしております。
“足りない”令嬢だと思われていた私は、彼らの愛が偽物だと知っている。
ぽんぽこ狸
恋愛
レーナは、婚約者であるアーベルと妹のマイリスから書類にサインを求められていた。
その書類は見る限り婚約解消と罪の自白が目的に見える。
ただの婚約解消ならばまだしも、後者は意味がわからない。覚えもないし、やってもいない。
しかし彼らは「名前すら書けないわけじゃないだろう?」とおちょくってくる。
それを今までは当然のこととして受け入れていたが、レーナはこうして歳を重ねて変わった。
彼らに馬鹿にされていることもちゃんとわかる。しかし、変わったということを示す方法がわからないので、一般貴族に解放されている図書館に向かうことにしたのだった。
【完結】消された第二王女は隣国の王妃に熱望される
風子
恋愛
ブルボマーナ国の第二王女アリアンは絶世の美女だった。
しかし側妃の娘だと嫌われて、正妃とその娘の第一王女から虐げられていた。
そんな時、隣国から王太子がやって来た。
王太子ヴィルドルフは、アリアンの美しさに一目惚れをしてしまう。
すぐに婚約を結び、結婚の準備を進める為に帰国したヴィルドルフに、突然の婚約解消の連絡が入る。
アリアンが王宮を追放され、修道院に送られたと知らされた。
そして、新しい婚約者に第一王女のローズが決まったと聞かされるのである。
アリアンを諦めきれないヴィルドルフは、お忍びでアリアンを探しにブルボマーナに乗り込んだ。
そしてある夜、2人は運命の再会を果たすのである。
【完結】引きこもりが異世界でお飾りの妻になったら「愛する事はない」と言った夫が溺愛してきて鬱陶しい。
千紫万紅
恋愛
男爵令嬢アイリスは15歳の若さで冷徹公爵と噂される男のお飾りの妻になり公爵家の領地に軟禁同然の生活を強いられる事になった。
だがその3年後、冷徹公爵ラファエルに突然王都に呼び出されたアイリスは「女性として愛するつもりは無いと」言っていた冷徹公爵に、「君とはこれから愛し合う夫婦になりたいと」宣言されて。
いやでも、貴方……美人な平民の恋人いませんでしたっけ……?
と、お飾りの妻生活を謳歌していた 引きこもり はとても嫌そうな顔をした。
元アラサー転生令嬢と拗らせた貴公子たち
せいめ
恋愛
侯爵令嬢のアンネマリーは流行り病で生死を彷徨った際に、前世の記憶を思い出す。前世では地球の日本という国で、婚活に勤しむアラサー女子の杏奈であった自分を。
病から回復し、今まで家や家族の為に我慢し、貴族令嬢らしく過ごしてきたことがバカらしくなる。
また、自分を蔑ろにする婚約者の存在を疑問に感じる。
「あんな奴と結婚なんて無理だわー。」
無事に婚約を解消し、自分らしく生きていこうとしたところであったが、不慮の事故で亡くなってしまう。
そして、死んだはずのアンネマリーは、また違う人物にまた生まれ変わる。アンネマリーの記憶は殆ど無く、杏奈の記憶が強く残った状態で。
生まれ変わったのは、アンネマリーが亡くなってすぐ、アンネマリーの従姉妹のマリーベルとしてだった。
マリーベルはアンネマリーの記憶がほぼ無いので気付かないが、見た目だけでなく言動や所作がアンネマリーにとても似ていることで、かつての家族や親族、友人が興味を持つようになる。
「従姉妹だし、多少は似ていたっておかしくないじゃない。」
三度目の人生はどうなる⁈
まずはアンネマリー編から。
誤字脱字、お許しください。
素人のご都合主義の小説です。申し訳ありません。
【完結】母になります。
たろ
恋愛
母親になった記憶はないのにわたしいつの間にか結婚して子供がいました。
この子、わたしの子供なの?
旦那様によく似ているし、もしかしたら、旦那様の隠し子なんじゃないのかしら?
ふふっ、でも、可愛いわよね?
わたしとお友達にならない?
事故で21歳から5年間の記憶を失くしたわたしは結婚したことも覚えていない。
ぶっきらぼうでムスッとした旦那様に愛情なんて湧かないわ!
だけど何故かこの3歳の男の子はとても可愛いの。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる