3 / 10
3話
しおりを挟む
私は、翌年の王都でのデビューも見送った。
「君が行くと思っていたから。二人もその気なんだ。去年同様……」
「お父様。昨年は王都でデビューしたいという願いからその日だけの許可のつもりでした。ですがあなた方は、社交シーズン中戻ってこなかった。それで、タウンハウスを貸すと思いますか?」
「困るのよ。公爵家の子息の方と今年も会う約束をしているのよ。抗議が来るわよ」
シャーロット嬢の言葉に私は目を丸くする。
きっと嘘ではないのだろうけど、相手が本気ならすでに彼女の事は調べられているはずよ。
恋愛結婚が出来ると言っても男爵家の令嬢と公爵家の子息が出来るわけがない。せめて伯爵令嬢なら可能でしょうけどね。
お父様が自分の娘だと言ったからと言って、それを鵜呑みにして何も調べないわけないでしょう。むしろ一年後と言ったのは、その間に調べるつもりだったのでしょう。
たぶん公爵家の子息は、シャーロット嬢にぞっこんになった。伯爵令嬢なら結婚できる。両親に交際を申し込むのは待ちなさいと諭されたに違いない。
もしOKが出たのなら一年を待たずに、申し込んでくるわよ。ぞっこんなら尚更。シャーロット嬢の美貌なら誰かに取られる可能性があるものね。
でも誰からも打診はきていない。
当主の座とシャーロット嬢を天秤にかけ、相手は当主の座をとった。二人はその座がどれだけのものか、わかっていないのよね。
もし騙せたとしても、私の存在を知れば相手の知るところとなるでしょう。そうすれば、シャーロット嬢は捨てられる。
もちろんそれは、お父様も一緒。グルーン家の籍から外される事になる。お父様は、それをわかって二人に加担しているのでしょうね。
本当に恋は盲目とはよく言ったものよね。
「別に一日だけ参加するのなら、タウンハウスでもなくてもよろしいでしょう?」
「何を仰います。宿など今から手配など間に合いませんわ」
メーラ夫人の言葉に、そんな事知った事かと思うも三人は食い下がる。
段々、めんどくさくなってきた。
こっちも三人が居ない方が、スムーズに事が運ぶかもしれない。
「わかったわ。パーティーに参加する前後の三日間だけ許可するわ。それ以外の宿泊は、後日ご請求させて頂きます」
「すまないな、シャルル」
安堵するお父様だけど、二人は感謝の言葉すらない。それどころか……。
「全くこんな小娘が権限を持っているなんて。プロジェクトを受け継いだとかいうけど、ただのお飾りでしょう。偉そうに」
聞こえているわよ。許可を取り消されたいのかしら。
三人は、意気揚々と王都へと出かけて行った。そして、約束通り、三日間だけ泊まって帰って来たのだった。
よほどお金を請求されたくなかったのね。
それとも当てが外れたのかしら。
お金さえ払ってくれれば、社交シーズン中王都に居てもよかったのに。静かでよかったわぁ。いなかった20日間ぐらい。
王都は往復で20日ほどかかる。行くのが大変なのよね。でも来年は、当主として行かなくてはいけない。
お陰様で、プロジェクトは成功しとうとう王都でのお披露目となった。
もちろん行くのは私とお父様の二人のはずだったのだけどね。
でも、屋敷に二人を残しておくのも不安なのよね。という事で、昨年同様王家のパーティーの前後3日間だけの滞在を許した。
三人が王都に向けて出発した二日後、私達も王都へ向け出発。
「馬車が間に合ってよかったわ。乗り心地は凄くいいわね」
「そうだね。僕も乗せてもらえるなんて、ありがとう」
「もちろんよ。旦那様ですもの」
私の横に座る艶やかな紺の髪に、我が国では珍しい銀の瞳の彼は、レイモンド・ネポーヌ。いえ、昨日婚姻したのでレイモンド・グルーンになったのよね。
彼との結婚の事は三人は知らない。
さて知ったらどんな顔をするのかしらね。彼女達が、絶望する顔を早く見てみたいわ。
私も、擦れたものよね。
私達は、三人より後に出たはずだけど、タウンハウスには先に到着した。
三人が乗った馬車は、おじい様の代からある年季が入った馬車。それに乗って王都を往復など実は嫌だったのよ。
新しい馬車は、快適だったわ。まあこの世界ではの話だけど。
「どういう事? なぜあなたが先に着いているのよ」
「シャルル。あの新しい馬車はどうしたのだ?」
「まあ、その方はどなた?」
三人は驚いている。私が先についていた事、新しい馬車がある事、そして見た事がない男性が私の隣に立っている事に。
「馬車を新調しましたの。お陰様で移動時間を短縮できましたわ。彼は、プロジェクトのパートナーでもあり、夫でもあるレイモンドよ」
「「なんですって!?」」
「き、聞いていないぞ!」
お父様は、驚きと共に憤慨する。本気で怒っている様子。
「あら。なぜお父様に言わなくてはいけないのかしら? 私からすれば、そちらの方と婚姻した時点で、グルーン家を抜けてもおかしくないのですから、いちいち言う必要もないでしょう」
「だとしても、父である私に結婚の報告をするものだろう」
「ですから今したではありませんか。それに、サプライズですわ。驚きまして?」
私がクスリと笑えば、三人は黙り込んだ。何も言い返せないのだ。もしここで何かを言って私達の機嫌を損ねれば、三人一緒に追い出される。
そう考える頭は持っている様ね。
「はじめまして。ラドリフーン辺境伯管轄のネポーヌ家から婿入りしましたレイモンドです。できましたら、これから宜しくお願いします」
「まあご丁寧にありがとうございます。先ほどは驚いてしまって、取り乱し失礼したしました。私は、ゴランの妻、メーラですわ」
「私は娘のシャーロット・グルーンです」
シャーロットは、飛び切りの笑顔でカーテシーをした。
「おや、おかしな事を言うね。ゴラン様は僕と同じく婿入りしたと聞いております。再婚相手のご令嬢なのですから、グルーン家を名乗るのはおかしな事です」
「「!」」
レイモンドが、しれっと言えば三人は絶句する。
当主の私の配偶者であるレイモンドは、お父様より立場は上になる。その相手に、ズバッと言われれば言い返せないでしょう。
というか、やはりそう名乗っていたのね。
「そもそも彼女達は、なぜここに滞在しているのですか?」
わざと不思議そうな顔つきで私に問う。
いや、ごもっともな疑問でしょう。まあ彼は答えを知っていて質問をしているのですけどね。
「今年もどこぞのご子息と逢瀬のお約束をしたのだとか」
「そうですか。で? なぜここに泊まる事に?」
彼女達が誰と会おうが、ここに泊まる理由にはならない。そう言ったのだ。私も昨年そう答えたのだけどね。
「む、娘には了解を得ている。いいではないか! さあ、二人共疲れただろう。部屋で休もう。失礼する」
お父様が慌てて二人を連れ、部屋へと逃げて行った。三人は、グルーン家を乗っ取る事は不可能だと悟ったはず。
まあ、どう考えても無謀な企みだけどね。
「君が行くと思っていたから。二人もその気なんだ。去年同様……」
「お父様。昨年は王都でデビューしたいという願いからその日だけの許可のつもりでした。ですがあなた方は、社交シーズン中戻ってこなかった。それで、タウンハウスを貸すと思いますか?」
「困るのよ。公爵家の子息の方と今年も会う約束をしているのよ。抗議が来るわよ」
シャーロット嬢の言葉に私は目を丸くする。
きっと嘘ではないのだろうけど、相手が本気ならすでに彼女の事は調べられているはずよ。
恋愛結婚が出来ると言っても男爵家の令嬢と公爵家の子息が出来るわけがない。せめて伯爵令嬢なら可能でしょうけどね。
お父様が自分の娘だと言ったからと言って、それを鵜呑みにして何も調べないわけないでしょう。むしろ一年後と言ったのは、その間に調べるつもりだったのでしょう。
たぶん公爵家の子息は、シャーロット嬢にぞっこんになった。伯爵令嬢なら結婚できる。両親に交際を申し込むのは待ちなさいと諭されたに違いない。
もしOKが出たのなら一年を待たずに、申し込んでくるわよ。ぞっこんなら尚更。シャーロット嬢の美貌なら誰かに取られる可能性があるものね。
でも誰からも打診はきていない。
当主の座とシャーロット嬢を天秤にかけ、相手は当主の座をとった。二人はその座がどれだけのものか、わかっていないのよね。
もし騙せたとしても、私の存在を知れば相手の知るところとなるでしょう。そうすれば、シャーロット嬢は捨てられる。
もちろんそれは、お父様も一緒。グルーン家の籍から外される事になる。お父様は、それをわかって二人に加担しているのでしょうね。
本当に恋は盲目とはよく言ったものよね。
「別に一日だけ参加するのなら、タウンハウスでもなくてもよろしいでしょう?」
「何を仰います。宿など今から手配など間に合いませんわ」
メーラ夫人の言葉に、そんな事知った事かと思うも三人は食い下がる。
段々、めんどくさくなってきた。
こっちも三人が居ない方が、スムーズに事が運ぶかもしれない。
「わかったわ。パーティーに参加する前後の三日間だけ許可するわ。それ以外の宿泊は、後日ご請求させて頂きます」
「すまないな、シャルル」
安堵するお父様だけど、二人は感謝の言葉すらない。それどころか……。
「全くこんな小娘が権限を持っているなんて。プロジェクトを受け継いだとかいうけど、ただのお飾りでしょう。偉そうに」
聞こえているわよ。許可を取り消されたいのかしら。
三人は、意気揚々と王都へと出かけて行った。そして、約束通り、三日間だけ泊まって帰って来たのだった。
よほどお金を請求されたくなかったのね。
それとも当てが外れたのかしら。
お金さえ払ってくれれば、社交シーズン中王都に居てもよかったのに。静かでよかったわぁ。いなかった20日間ぐらい。
王都は往復で20日ほどかかる。行くのが大変なのよね。でも来年は、当主として行かなくてはいけない。
お陰様で、プロジェクトは成功しとうとう王都でのお披露目となった。
もちろん行くのは私とお父様の二人のはずだったのだけどね。
でも、屋敷に二人を残しておくのも不安なのよね。という事で、昨年同様王家のパーティーの前後3日間だけの滞在を許した。
三人が王都に向けて出発した二日後、私達も王都へ向け出発。
「馬車が間に合ってよかったわ。乗り心地は凄くいいわね」
「そうだね。僕も乗せてもらえるなんて、ありがとう」
「もちろんよ。旦那様ですもの」
私の横に座る艶やかな紺の髪に、我が国では珍しい銀の瞳の彼は、レイモンド・ネポーヌ。いえ、昨日婚姻したのでレイモンド・グルーンになったのよね。
彼との結婚の事は三人は知らない。
さて知ったらどんな顔をするのかしらね。彼女達が、絶望する顔を早く見てみたいわ。
私も、擦れたものよね。
私達は、三人より後に出たはずだけど、タウンハウスには先に到着した。
三人が乗った馬車は、おじい様の代からある年季が入った馬車。それに乗って王都を往復など実は嫌だったのよ。
新しい馬車は、快適だったわ。まあこの世界ではの話だけど。
「どういう事? なぜあなたが先に着いているのよ」
「シャルル。あの新しい馬車はどうしたのだ?」
「まあ、その方はどなた?」
三人は驚いている。私が先についていた事、新しい馬車がある事、そして見た事がない男性が私の隣に立っている事に。
「馬車を新調しましたの。お陰様で移動時間を短縮できましたわ。彼は、プロジェクトのパートナーでもあり、夫でもあるレイモンドよ」
「「なんですって!?」」
「き、聞いていないぞ!」
お父様は、驚きと共に憤慨する。本気で怒っている様子。
「あら。なぜお父様に言わなくてはいけないのかしら? 私からすれば、そちらの方と婚姻した時点で、グルーン家を抜けてもおかしくないのですから、いちいち言う必要もないでしょう」
「だとしても、父である私に結婚の報告をするものだろう」
「ですから今したではありませんか。それに、サプライズですわ。驚きまして?」
私がクスリと笑えば、三人は黙り込んだ。何も言い返せないのだ。もしここで何かを言って私達の機嫌を損ねれば、三人一緒に追い出される。
そう考える頭は持っている様ね。
「はじめまして。ラドリフーン辺境伯管轄のネポーヌ家から婿入りしましたレイモンドです。できましたら、これから宜しくお願いします」
「まあご丁寧にありがとうございます。先ほどは驚いてしまって、取り乱し失礼したしました。私は、ゴランの妻、メーラですわ」
「私は娘のシャーロット・グルーンです」
シャーロットは、飛び切りの笑顔でカーテシーをした。
「おや、おかしな事を言うね。ゴラン様は僕と同じく婿入りしたと聞いております。再婚相手のご令嬢なのですから、グルーン家を名乗るのはおかしな事です」
「「!」」
レイモンドが、しれっと言えば三人は絶句する。
当主の私の配偶者であるレイモンドは、お父様より立場は上になる。その相手に、ズバッと言われれば言い返せないでしょう。
というか、やはりそう名乗っていたのね。
「そもそも彼女達は、なぜここに滞在しているのですか?」
わざと不思議そうな顔つきで私に問う。
いや、ごもっともな疑問でしょう。まあ彼は答えを知っていて質問をしているのですけどね。
「今年もどこぞのご子息と逢瀬のお約束をしたのだとか」
「そうですか。で? なぜここに泊まる事に?」
彼女達が誰と会おうが、ここに泊まる理由にはならない。そう言ったのだ。私も昨年そう答えたのだけどね。
「む、娘には了解を得ている。いいではないか! さあ、二人共疲れただろう。部屋で休もう。失礼する」
お父様が慌てて二人を連れ、部屋へと逃げて行った。三人は、グルーン家を乗っ取る事は不可能だと悟ったはず。
まあ、どう考えても無謀な企みだけどね。
400
あなたにおすすめの小説
私が妻です!
ミカン♬
恋愛
幼い頃のトラウマで男性が怖いエルシーは夫のヴァルと結婚して2年、まだ本当の夫婦には成っていない。
王都で一人暮らす夫から連絡が途絶えて2か月、エルシーは弟のような護衛レノを連れて夫の家に向かうと、愛人と赤子と暮らしていた。失意のエルシーを狙う従兄妹のオリバーに王都でも襲われる。その時に助けてくれた侯爵夫人にお世話になってエルシーは生まれ変わろうと決心する。
侯爵家に離婚届けにサインを求めて夫がやってきた。
そこに王宮騎士団の副団長エイダンが追いかけてきて、夫の様子がおかしくなるのだった。
世界観など全てフワっと設定です。サクっと終わります。
5/23 完結に状況の説明を書き足しました。申し訳ありません。
★★★なろう様では最後に閑話をいれています。
脱字報告、応援して下さった皆様本当に有難うございました。
他のサイトにも投稿しています。
巻き戻った妻、愛する夫と子どもを今度こそ守ります
ミカン♬
恋愛
公爵令嬢フィリスの愛する婚約者、第一王子ジルナードが事故で体が不自由となった。
それで王太子候補は側妃の子、第二王子のサイラスに決まった。
父親の計略でフィリスはサイラスとの婚姻を余儀なくされる。悲しむフィリスとジルナード。
「必ずジルナード様を王にします。貴方の元に戻ってきます」
ジルナードに誓い、王妃から渡された毒薬を胸に、フィリスはサイラスに嫁いだ。
挙式前に魔女に魅了を掛けられて。愛する人はサイラスだと思い込んだまま、幸福な時間を過ごす。
やがて魅了は解けて……
サクッとハッピーエンドまで進みます。
一緒に召喚された私のお母さんは異世界で「女」になりました。
白滝春菊
恋愛
少女が異世界に母親同伴で召喚されて聖女になった。
聖女にされた少女は異世界の騎士に片思いをしたが、彼に母親の守りを頼んで浄化の旅を終えると母親と騎士の仲は進展していて……
母親視点でその後の話を追加しました。
皇太女の暇つぶし
Ruhuna
恋愛
ウスタリ王国の学園に留学しているルミリア・ターセンは1年間の留学が終わる卒園パーティーの場で見に覚えのない罪でウスタリ王国第2王子のマルク・ウスタリに婚約破棄を言いつけられた。
「貴方とは婚約した覚えはありませんが?」
*よくある婚約破棄ものです
*初投稿なので寛容な気持ちで見ていただけると嬉しいです
【完結】遅いのですなにもかも
砂礫レキ
恋愛
昔森の奥でやさしい魔女は一人の王子さまを助けました。
王子さまは魔女に恋をして自分の城につれかえりました。
数年後、王子さまは隣国のお姫さまを好きになってしまいました。
【完結】悪女を押し付けられていた第一王女は、愛する公爵に処刑されて幸せを得る
甘海そら
恋愛
第一王女、メアリ・ブラントは悪女だった。
家族から、あらゆる悪事の責任を押し付けられればそうなった。
国王の政務の怠慢。
母と妹の浪費。
兄の女癖の悪さによる乱行。
王家の汚点の全てを押し付けられてきた。
そんな彼女はついに望むのだった。
「どうか死なせて」
応える者は確かにあった。
「メアリ・ブラント。貴様の罪、もはや死をもって以外あがなうことは出来んぞ」
幼年からの想い人であるキシオン・シュラネス。
公爵にして法務卿である彼に死を請われればメアリは笑みを浮かべる。
そして、3日後。
彼女は処刑された。
ただ誰かにとって必要な存在になりたかった
風見ゆうみ
恋愛
19歳になった伯爵令嬢の私、ラノア・ナンルーは同じく伯爵家の当主ビューホ・トライトと結婚した。
その日の夜、ビューホ様はこう言った。
「俺には小さい頃から思い合っている平民のフィナという人がいる。俺とフィナの間に君が入る隙はない。彼女の事は母上も気に入っているんだ。だから君はお飾りの妻だ。特に何もしなくていい。それから、フィナを君の侍女にするから」
家族に疎まれて育った私には、酷い仕打ちを受けるのは当たり前になりすぎていて、どう反応する事が正しいのかわからなかった。
結婚した初日から私は自分が望んでいた様な妻ではなく、お飾りの妻になった。
お飾りの妻でいい。
私を必要としてくれるなら…。
一度はそう思った私だったけれど、とあるきっかけで、公爵令息と知り合う事になり、状況は一変!
こんな人に必要とされても意味がないと感じた私は離縁を決意する。
※「ただ誰かに必要とされたかった」から、タイトルを変更致しました。
※クズが多いです。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※独特の世界観です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物など、その他諸々は現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
「股ゆる令嬢」の幸せな白い結婚
ウサギテイマーTK
恋愛
公爵令嬢のフェミニム・インテラは、保持する特異能力のために、第一王子のアージノスと婚約していた。だが王子はフェミニムの行動を誤解し、別の少女と付き合うようになり、最終的にフェミニムとの婚約を破棄する。そしてフェミニムを、子どもを作ることが出来ない男性の元へと嫁がせるのである。それが王子とその周囲の者たちの、破滅への序章となることも知らずに。
※タイトルは下品ですが、R15範囲だと思います。完結保証。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる