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敵はモンスターだけではなかった 1
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ザク!
パタンと倒れると、コボルトは魔石に変わる。
思ったよりサクサクと10階に到着した。
「この剣でもやはり平気だ」
コボルトを切り捨て、ガーナラルドは言った。
彼の腕力なら大丈夫だろうよ。僕でも大丈夫なんだから。
あ、そうだ。腕力増えていたりして。
そう思ってステータスを見ると、ずらりとスキルが並んでいた。
そうだった。下りる度に増えるんだった。
「凄いな。本当に増えるのだな」
僕のステータスを覗いて言った。
さっき5階まで来た時もステータスを出したけど、それどころじゃなかったから目がいかなかったもんね。
ガーナラルドもそうだったみたいだ。
腕力上昇率アップ
MP上昇率アップ
回復力アップ
運+1:MP1
疲労回復:MP1
魔力+1:MP1
サーチ
安全地帯:MP5
百発百中
あ、サーチがある! という事は、一度出た事があるスキルも再度でるんだ。よかった。
「本当にサーチあがる! なぜ使わないんだ」
「え? あ、今気がついたし……」
「増えるのがわかっているのに、毎回チェックしていなかったのか?」
いや、しろとも言われていないし。そもそも10階とかまでしかいかないなら必要ないだろうに。まあサーチなら宝箱探しには使えるけど。もう10階だからこの階で終了だ。
「MP表示がないのは、MPが必要ないのか? サーチにも表示がないが」
「そうみたいです」
「何? サーチを使い放題なのか? 凄すぎる!」
「………」
ガーナラルドも興奮している。そんなに凄い事だったのか。まあ一番使えるスキルかもしれない。
「この階に宝箱はあるのか?」
「え? あ、はい。見てみます」
そうだその前に、スキルを使って運と魔力を増やしておこう。あれ運? そんなパラメータなんてあったっけ?
見れば、増えていた。これも消えないでそのままなのだろうか?
「どうだ?」
「そうだった。えーと……」
地図には、赤い点と黄色い点が複数あった。ダンジョンハンターの数が、スライムダンジョンの比じゃないな。
青い点は、残念ながらなかった。
「宝箱はないです」
「よしだったらもっと下に降りるぞ」
「え? 10階までじゃないの?」
「サーチを覚えたのなら使うべきだろう? そのスキル獲得は、ランダムなのだろう? また来た時に覚えるとは限らないのなら覚えた時に下に行くのがいいだろう」
確かにそうかもしれないけど、モンスターは強くなっていくんだよね?
「えっと。ガーナラルドも武器の質を落として弱くなっているのだし、やめておいた方が……」
「それは問題ない」
「問題ないって……」
「たしか、30階ぐらいまでなら一撃のはずだ」
「え? なんでわかるの?」
「与えるダメージの算出方法を知っているからだ。30階のHPは50だ。この剣の攻撃力も50だ。私なら50以上のダメージを与えられる」
凄い。そうなんだ。知らなかった。
「……初めて知ったという顔をしているが、習っているはずだ。まあこの剣の攻撃力は知らないかもしれないが」
「あ、そういうのも習っていたんだ……」
「習っているはずだ。武器の攻撃力×(自分の腕力÷100)が与えるダメージだ。通常は、この計算通りのダメージを与えられる。相手のモンスターのHPより多ければ倒せる」
えーとだとすると、僕の腕力は22になっていたからダメージは11。この階のモンスターのHPはそれ以下という事か。
でも僕じゃ、30階のモンスターは倒せない。というか、そのだいぶ前に倒せなくなる。
パタンと倒れると、コボルトは魔石に変わる。
思ったよりサクサクと10階に到着した。
「この剣でもやはり平気だ」
コボルトを切り捨て、ガーナラルドは言った。
彼の腕力なら大丈夫だろうよ。僕でも大丈夫なんだから。
あ、そうだ。腕力増えていたりして。
そう思ってステータスを見ると、ずらりとスキルが並んでいた。
そうだった。下りる度に増えるんだった。
「凄いな。本当に増えるのだな」
僕のステータスを覗いて言った。
さっき5階まで来た時もステータスを出したけど、それどころじゃなかったから目がいかなかったもんね。
ガーナラルドもそうだったみたいだ。
腕力上昇率アップ
MP上昇率アップ
回復力アップ
運+1:MP1
疲労回復:MP1
魔力+1:MP1
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安全地帯:MP5
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あ、サーチがある! という事は、一度出た事があるスキルも再度でるんだ。よかった。
「本当にサーチあがる! なぜ使わないんだ」
「え? あ、今気がついたし……」
「増えるのがわかっているのに、毎回チェックしていなかったのか?」
いや、しろとも言われていないし。そもそも10階とかまでしかいかないなら必要ないだろうに。まあサーチなら宝箱探しには使えるけど。もう10階だからこの階で終了だ。
「MP表示がないのは、MPが必要ないのか? サーチにも表示がないが」
「そうみたいです」
「何? サーチを使い放題なのか? 凄すぎる!」
「………」
ガーナラルドも興奮している。そんなに凄い事だったのか。まあ一番使えるスキルかもしれない。
「この階に宝箱はあるのか?」
「え? あ、はい。見てみます」
そうだその前に、スキルを使って運と魔力を増やしておこう。あれ運? そんなパラメータなんてあったっけ?
見れば、増えていた。これも消えないでそのままなのだろうか?
「どうだ?」
「そうだった。えーと……」
地図には、赤い点と黄色い点が複数あった。ダンジョンハンターの数が、スライムダンジョンの比じゃないな。
青い点は、残念ながらなかった。
「宝箱はないです」
「よしだったらもっと下に降りるぞ」
「え? 10階までじゃないの?」
「サーチを覚えたのなら使うべきだろう? そのスキル獲得は、ランダムなのだろう? また来た時に覚えるとは限らないのなら覚えた時に下に行くのがいいだろう」
確かにそうかもしれないけど、モンスターは強くなっていくんだよね?
「えっと。ガーナラルドも武器の質を落として弱くなっているのだし、やめておいた方が……」
「それは問題ない」
「問題ないって……」
「たしか、30階ぐらいまでなら一撃のはずだ」
「え? なんでわかるの?」
「与えるダメージの算出方法を知っているからだ。30階のHPは50だ。この剣の攻撃力も50だ。私なら50以上のダメージを与えられる」
凄い。そうなんだ。知らなかった。
「……初めて知ったという顔をしているが、習っているはずだ。まあこの剣の攻撃力は知らないかもしれないが」
「あ、そういうのも習っていたんだ……」
「習っているはずだ。武器の攻撃力×(自分の腕力÷100)が与えるダメージだ。通常は、この計算通りのダメージを与えられる。相手のモンスターのHPより多ければ倒せる」
えーとだとすると、僕の腕力は22になっていたからダメージは11。この階のモンスターのHPはそれ以下という事か。
でも僕じゃ、30階のモンスターは倒せない。というか、そのだいぶ前に倒せなくなる。
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