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2――俺のステータス
5話目
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よし、検証だ!
光が帯びた物を探してみよう!
俺は、森の中で光を帯びた物を探した。
俺程の背丈の木が、光を帯びているのを発見。
「チロ、これおいしそうか?」
『うん! おいしそう』
やっぱりそうか。
バキ!
うん? ほのかに光る木の根元にチロは食らいついていた。
そしてこれまた、ばりぼりと食べ始める。
一体あの小さな体のどこに、俺と同じだけの大きさ木は入って行くんだ?
「よくお腹に入るな?」
『魔素分解だよ』
「魔素分解?」
『うん。魔素が含まれた物質は、分解されると栄養分になるんだって』
「へえ。じゃ俺も食べてみるかな」
『あ、それ、私達だけの種族みたいだよ』
俺は、チロが食べていた木の枝を手に取って、ギリギリ口元でストップ。
いや俺、何を考えている?
人間は、こんなふうに木を食べないだろう。
「じゃ、他の奴にとっては魔素って魔法とか使う為の力の元みたいな感じか?」
『うん。でも取り入れ過ぎると暴走するよ』
「へえ。お前って物知りじゃん」
『何か頭に浮かんだんだ。それを話しているだけだよ』
「………」
知識として持っているけど、それを理解しているかは別みたいだな。
わからない事は、チロに聞いて解決しよう。うん、それがいい。
「なあ、俺にも魔法が使えたりするか?」
『うーん。スキルはあるみたい。魔素感知。あ、魔素魔法を持ってた』
「ちょっと待て。もしかして俺のステータス見えてるとか?」
『たぶんそう!』
何! 本当にそんな事が出来るのか!
「ステータス!」
何も表示されないな。だったら……
「ステータスオープン!」
これもダメか。
『何やってるの?』
「え、いや。俺にもステータス見えないかなって」
『鑑定でしょ……』
「鑑定! それで見ていたのかよ。鑑定」
――ブブンの木
魔素を取り込みやすい木。杖の材料になる。
チロが食べていた木を鑑定してしまった。
なるほど、魔素を取り込みやすいとかあるのか……。
だったら凄く軽い物で、魔素を取り込みやすい物を探して魔素をチロの母親に運ぶって言うのも手だな。
「なあ、チロ。軽くて持ち運べる物質で、魔素を吸収しやすい素材ってあるか?」
『一番いいのは、魔素玉。鉱石に魔素を融合させた物だって。硬い物質程、魔素が融合しやすいんだって』
「なるほどな」
チロが最初に食べた石みたいに、小さくても硬ければたくさん取り込めるって事か。いい事を聞いた。
あ、もしかしたこの世界の常識かもしれないけどな。
光が帯びた物を探してみよう!
俺は、森の中で光を帯びた物を探した。
俺程の背丈の木が、光を帯びているのを発見。
「チロ、これおいしそうか?」
『うん! おいしそう』
やっぱりそうか。
バキ!
うん? ほのかに光る木の根元にチロは食らいついていた。
そしてこれまた、ばりぼりと食べ始める。
一体あの小さな体のどこに、俺と同じだけの大きさ木は入って行くんだ?
「よくお腹に入るな?」
『魔素分解だよ』
「魔素分解?」
『うん。魔素が含まれた物質は、分解されると栄養分になるんだって』
「へえ。じゃ俺も食べてみるかな」
『あ、それ、私達だけの種族みたいだよ』
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いや俺、何を考えている?
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「じゃ、他の奴にとっては魔素って魔法とか使う為の力の元みたいな感じか?」
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「………」
知識として持っているけど、それを理解しているかは別みたいだな。
わからない事は、チロに聞いて解決しよう。うん、それがいい。
「なあ、俺にも魔法が使えたりするか?」
『うーん。スキルはあるみたい。魔素感知。あ、魔素魔法を持ってた』
「ちょっと待て。もしかして俺のステータス見えてるとか?」
『たぶんそう!』
何! 本当にそんな事が出来るのか!
「ステータス!」
何も表示されないな。だったら……
「ステータスオープン!」
これもダメか。
『何やってるの?』
「え、いや。俺にもステータス見えないかなって」
『鑑定でしょ……』
「鑑定! それで見ていたのかよ。鑑定」
――ブブンの木
魔素を取り込みやすい木。杖の材料になる。
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なるほど、魔素を取り込みやすいとかあるのか……。
だったら凄く軽い物で、魔素を取り込みやすい物を探して魔素をチロの母親に運ぶって言うのも手だな。
「なあ、チロ。軽くて持ち運べる物質で、魔素を吸収しやすい素材ってあるか?」
『一番いいのは、魔素玉。鉱石に魔素を融合させた物だって。硬い物質程、魔素が融合しやすいんだって』
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チロが最初に食べた石みたいに、小さくても硬ければたくさん取り込めるって事か。いい事を聞いた。
あ、もしかしたこの世界の常識かもしれないけどな。
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