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Chapter① 出会い 〜シュンside〜
一夜限りの(4)
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今朝のランニングは10kmを目標として自宅から海の方向へと走り始める。朝ということであるが土曜ということでちらほらとランナーを見かける。その上で、俺は海岸線へと出た。ここは信号機がなく走りやすい。更に羽田空港を離発着する飛行機もよく見える。ここが一番のお気に入りランニングコースだ。
自宅から折り返す場所には芝生が広がっており、いつもここでストレッチをしている。更に往路で走っている最中に考えていたことをストレッチしながら整理するのもルーティーンだ。
今日往路で考えていたことは、昨夜にヤったタカシのことだ。
今までは単なるセックスフレンドとしての接し方だったが、俺のことを想ってくれていることを昨夜は一層感じた。きっとタカシはセフレの関係ではなく、恋人の関係を望んでいるはず。だけど、今の俺には恋人が既にいる。
恋人との恋愛継続を取るか、タカシとの新たな恋を取るのか。
俺には有難いことに2つの選択肢が示されている。きっと、どちらを選んだとしても、悪い方向には行かないことは確実だ。
人には誰しも良いところがある。これは俺が常に思っていることだ。
恋人にもタカシにも良いところはある。
ただ、タカシのことはあまりよく知らない。結局、セックスをするだけの関係だからだ。
「もっとタカシのことを知ってみるか・・・」
俺は結論を出し、自宅へと戻ることにした。
自宅から折り返す場所には芝生が広がっており、いつもここでストレッチをしている。更に往路で走っている最中に考えていたことをストレッチしながら整理するのもルーティーンだ。
今日往路で考えていたことは、昨夜にヤったタカシのことだ。
今までは単なるセックスフレンドとしての接し方だったが、俺のことを想ってくれていることを昨夜は一層感じた。きっとタカシはセフレの関係ではなく、恋人の関係を望んでいるはず。だけど、今の俺には恋人が既にいる。
恋人との恋愛継続を取るか、タカシとの新たな恋を取るのか。
俺には有難いことに2つの選択肢が示されている。きっと、どちらを選んだとしても、悪い方向には行かないことは確実だ。
人には誰しも良いところがある。これは俺が常に思っていることだ。
恋人にもタカシにも良いところはある。
ただ、タカシのことはあまりよく知らない。結局、セックスをするだけの関係だからだ。
「もっとタカシのことを知ってみるか・・・」
俺は結論を出し、自宅へと戻ることにした。
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