6 / 21
出会いと旅立ち
出発
しおりを挟む
「…ん、朝…?あのまま寝てたのか…。…ユナ、朝だ。起きろ。」
「…。…!」
『おはよう』
「おはよ。…あと1時間以内には出発する予定だから、準備しとけ。」
『出発?』
「宝玉を探しに行くんだろ。」
「!」
「…とりあえず携帯食と、武器は持っていくか。」
『武器ってどうやって持っていくの?』
「変形させて腕輪にして身につけていく。」
『前もそうやって出してたの?』
「ああ。」
『へぇ…。』
「…。…このくらいで良いか。ユナ、準備終わったか?」
『うん!』
「そうか。じゃあ出発するぞ。」
『分かった!』
「…。…じゃあ行ってきます。」
「?」
『誰に言ってるの?』
「別に。」
「…?」
「ほら、行くぞ。」
「!」
『うん!』
二人は、家の外へと出ていった。割れた窓から吹き込んだ風が、机の上の写真を吹き飛ばし、床に落とした。誰かが、窓から足を踏み入れる音がした。その時には、クオレ達はいなかったのだが。
「…。…!」
『おはよう』
「おはよ。…あと1時間以内には出発する予定だから、準備しとけ。」
『出発?』
「宝玉を探しに行くんだろ。」
「!」
「…とりあえず携帯食と、武器は持っていくか。」
『武器ってどうやって持っていくの?』
「変形させて腕輪にして身につけていく。」
『前もそうやって出してたの?』
「ああ。」
『へぇ…。』
「…。…このくらいで良いか。ユナ、準備終わったか?」
『うん!』
「そうか。じゃあ出発するぞ。」
『分かった!』
「…。…じゃあ行ってきます。」
「?」
『誰に言ってるの?』
「別に。」
「…?」
「ほら、行くぞ。」
「!」
『うん!』
二人は、家の外へと出ていった。割れた窓から吹き込んだ風が、机の上の写真を吹き飛ばし、床に落とした。誰かが、窓から足を踏み入れる音がした。その時には、クオレ達はいなかったのだが。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる