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第三章 《ハンティング祭》の騒乱編
第59話 恋バナ
《三人称視点》
「な、なにその「あー、やっぱりかぁ~」的な顔! 言っとくけど、違うからね! ほんっっっとうに、そんなんじゃないし!!」
「うん、わかってる」
図星を突かれて(なお、本人は恋心を認めたくないらしいが)、あたふたする潮江かや。
半べそかいて反論する彼女としては、面白くない。
まるで、我が子の成長を見守る母親みたいな表情で、うんうん頷いている高嶺乃花に、いいように誘導されている気がしてならないのだ。
(何か、言い負かす手はないかな……!)
別に高嶺乃花に恨みなどないが、まるでこちらがあのバカのことを、す、すす、好きなどと勘違いされたままなのが癪なのだ。
ちょっと考えた潮江は、やがてあることに思い至る。
「そ、そういうあんたはどうなの?」
「私? 私は別に――」
「息吹翔のこと、好きなんでしょ?」
「……え」
流れで誤魔化そうとした高嶺乃花は、しかし言葉に詰まる。
それを好奇と、潮江かやが反撃に転じた。
「最近、ちょっと変だとは思ってた。高嶺の花が、女子みたいな男子と仲よさそうに話してたっていう噂も、飛び交ってたし。なんかさっき、翔のこと渾名で呼びかけたような気もするし」
「え、あ……う。そ、それは……」
「そもそも、英次と翔っていう男子2人に混じって、学校のアイドルがついて来てる時点で……そーゆー特別な関係だってのは確定じゃない?」
「~~~~っ」
高嶺乃花は言い返そうとして何も言えないまま、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
完全敗北である。
実は、高嶺乃花。チョーゼツ陽キャギャルこと涼城真美に振り回されていることからなんとなくわかるように、恋愛についてはチョー奥手なのである。
それこそ、テンパりまくっていた潮江かやよりも。
学校のアイドルだし、中等部の頃からモテていた彼女。
放課後体育館裏に~というシチュエーションを何度も経験しておきながら、なんでこんなに免疫が弱いかなど、言うまでもない。
そもそも、彼女が自分を磨いて可愛くなろうと思ったきっかけは、なんだったか?
告白した誰かが、その0.2秒後には「ごめんなさい」とフラれている電光石火の早技。
今まで撃沈した男子は数知れず。
そのあまりのガードの堅さから、トップクラスの人気を誇りながら「夕焼けの体育館裏に君臨する女帝」とまで陰で唄われるようになったのはなぜか。
言わずもがな、“好きな人がいるから”である。
つまり、彼女は最初の最初から、「みんなのことは大好きだけど、恋愛的な意味で惚れ込んでいるのは最初からあの人だけよ」状態なのだ。
純粋そうな見た目と性格ながら、意外と愛が重い女の子なのであった。
「あの、その~……わかっちゃう?」
人差し指の指先を付き合わせながら、高嶺乃花はおずおずと問いかける。
「……まあ。友達いなかったあたしが気付いたくらいだし。たぶんわかりやすいんじゃないかな?」
「うぅ」
「まあでも、それくらいアピールしてった方がいいんじゃない? アイツのことはよく知らんけど、相当なお人好しでしょ? そのくせハーレム主人公ばりに鈍感そうだから、アピール続けてった方がいいと思うよ。それに……正体ばれちゃったから、ライバル増えるかもだし」
「っっ!」
サッと、乃花が青ざめた。
そう。息吹翔の正体は、もうバレてしまっている。
今をときめく有名人。幼馴染み属性で一歩リード、などと言っている暇はないのである。
高嶺乃花は覚悟を決めたように、ガシッと潮江かやの両手を掴むと、勢いよく言った。
「お互い、頑張ろうね!」
「うぇ!? あ、あああ、あたしは別に、関係にゃいし? す、好きなようにやればいいんじゃない? あ、あたしは別に、巻き込まれる理由無いけど、ね?」
――そんな感じで、ちょっと元気になった潮江かやは、休憩を終えてホールに戻る。
乃花は、そもそもお手洗いを借りに来たのでここで一旦お別れだ。
ホールに戻った潮江を見て、店長は軽く手招きをする。
「かやっち~。復帰早々だけど、デザート七番テーブルに運んでくれない?」
「!」
「あ。諸事情でちょっと避けてるんだっけ。ごめんねぇ、無理そうなら他の子に――」
「いえ、行きます」
「……そう? 無理しちゃダメよぉ~」
潮江かやは、コーヒーゼリーやSサイズのストロベリーパフェが乗ったトレイを持って、猫の尻尾を揺らしつつ七番テーブルへ向かう。
――なんで、ただ届けるだけなのにこんな心臓がバクバクしているのかわからない。なんなら、心が軽くなったはずの今の方が、さっきより緊張している。
「お、お待たせしました……にゃん」
なぜだかわからないけど。本当になぜだがわからないけども、顔から火を噴き出しそうになりながら、頑張っていつも通りに振る舞う。
席にいるのは、トイレに行った乃花を除いた2人。
息吹翔と八代英次だ。
「デザートをお持ちしました、にゃん。ごゆっくりどうぞ……」
「おー、潮江じゃん。サンキューな」
「ありがとう」
英次と翔は礼を言いつつ、3人分のデザートを受け取る。
と、英次はなぜかまじまじと潮江を見て――
「う~ん、やっぱ、めっちゃ可愛いな」
「~~っ!!」
潮江の心臓が跳ね上がる。
それこそ借りてきた猫のように大人しくなって、顔から湯気を出していた。
――が、あくまで褒めた人間は英次である。
「可愛い」と言う感想を言った気持ちには確かに裏表など存在しないが、それゆえに、欲望に正直なのだ。
具体的には――
「今のクールビューティーにゃんこも捨てがたいが、最初に見せてきた萌えキャラだったら、その可愛い格好が更に映えると思うぞ!」
「……あ?」
びきりと、潮江の額に青筋が立つ。
そうとは気付かない英次は、デリカシーを母親の胎内に忘れてきたまま、発言を続行する。
「具体的にはそう! 尻尾を握ったら「にゃん☆ 尻尾を触るのはメッ、だにゃん」的な感じでちょっと恥じらい可愛い方向で――」
「フシャーッ!」
「うわっ! い、威嚇系にゃんこになった!? いや待てよ。お前の場合、そういうツンデレ系にゃんこが一番似合うんじゃね? その方が刺激が強くて俺的にはある意味ポイント高い……って、あのー? 潮江……さん? なんで無言のままテーブルにある唐辛子の小瓶をわしづかみにしていらっしゃる?」
思わず敬語になってしまう英次の前で、ツンデレにゃんこ(ツン度100%)の潮江かやは、額に怒りマークを貼り付けたまま、
「刺激を求めていらっしゃるようなので、お客様のいちごパフェに唐辛子ぶっかけて、甘辛~く仕上げてあげますにゃん☆」
「やめてお願いおよしになって! 甘辛の定義それ絶対間違ってる!! ただのカプサイシンパフェになるからやめてぇええええええっ!!」
――と、そんなバカみたいなやり取りを。
向かいに座る翔は苦笑いしながら眺めていて。
「はぁ~……あの2人、その気になれば付き合えそうなのに、お互いすれ違ったまま3年間を終えそう」
トイレから戻ってきた乃花が、遠巻きに呆れつつ眺めて、そんな言葉を口にしたのだった。
「な、なにその「あー、やっぱりかぁ~」的な顔! 言っとくけど、違うからね! ほんっっっとうに、そんなんじゃないし!!」
「うん、わかってる」
図星を突かれて(なお、本人は恋心を認めたくないらしいが)、あたふたする潮江かや。
半べそかいて反論する彼女としては、面白くない。
まるで、我が子の成長を見守る母親みたいな表情で、うんうん頷いている高嶺乃花に、いいように誘導されている気がしてならないのだ。
(何か、言い負かす手はないかな……!)
別に高嶺乃花に恨みなどないが、まるでこちらがあのバカのことを、す、すす、好きなどと勘違いされたままなのが癪なのだ。
ちょっと考えた潮江は、やがてあることに思い至る。
「そ、そういうあんたはどうなの?」
「私? 私は別に――」
「息吹翔のこと、好きなんでしょ?」
「……え」
流れで誤魔化そうとした高嶺乃花は、しかし言葉に詰まる。
それを好奇と、潮江かやが反撃に転じた。
「最近、ちょっと変だとは思ってた。高嶺の花が、女子みたいな男子と仲よさそうに話してたっていう噂も、飛び交ってたし。なんかさっき、翔のこと渾名で呼びかけたような気もするし」
「え、あ……う。そ、それは……」
「そもそも、英次と翔っていう男子2人に混じって、学校のアイドルがついて来てる時点で……そーゆー特別な関係だってのは確定じゃない?」
「~~~~っ」
高嶺乃花は言い返そうとして何も言えないまま、顔を真っ赤にして俯いてしまった。
完全敗北である。
実は、高嶺乃花。チョーゼツ陽キャギャルこと涼城真美に振り回されていることからなんとなくわかるように、恋愛についてはチョー奥手なのである。
それこそ、テンパりまくっていた潮江かやよりも。
学校のアイドルだし、中等部の頃からモテていた彼女。
放課後体育館裏に~というシチュエーションを何度も経験しておきながら、なんでこんなに免疫が弱いかなど、言うまでもない。
そもそも、彼女が自分を磨いて可愛くなろうと思ったきっかけは、なんだったか?
告白した誰かが、その0.2秒後には「ごめんなさい」とフラれている電光石火の早技。
今まで撃沈した男子は数知れず。
そのあまりのガードの堅さから、トップクラスの人気を誇りながら「夕焼けの体育館裏に君臨する女帝」とまで陰で唄われるようになったのはなぜか。
言わずもがな、“好きな人がいるから”である。
つまり、彼女は最初の最初から、「みんなのことは大好きだけど、恋愛的な意味で惚れ込んでいるのは最初からあの人だけよ」状態なのだ。
純粋そうな見た目と性格ながら、意外と愛が重い女の子なのであった。
「あの、その~……わかっちゃう?」
人差し指の指先を付き合わせながら、高嶺乃花はおずおずと問いかける。
「……まあ。友達いなかったあたしが気付いたくらいだし。たぶんわかりやすいんじゃないかな?」
「うぅ」
「まあでも、それくらいアピールしてった方がいいんじゃない? アイツのことはよく知らんけど、相当なお人好しでしょ? そのくせハーレム主人公ばりに鈍感そうだから、アピール続けてった方がいいと思うよ。それに……正体ばれちゃったから、ライバル増えるかもだし」
「っっ!」
サッと、乃花が青ざめた。
そう。息吹翔の正体は、もうバレてしまっている。
今をときめく有名人。幼馴染み属性で一歩リード、などと言っている暇はないのである。
高嶺乃花は覚悟を決めたように、ガシッと潮江かやの両手を掴むと、勢いよく言った。
「お互い、頑張ろうね!」
「うぇ!? あ、あああ、あたしは別に、関係にゃいし? す、好きなようにやればいいんじゃない? あ、あたしは別に、巻き込まれる理由無いけど、ね?」
――そんな感じで、ちょっと元気になった潮江かやは、休憩を終えてホールに戻る。
乃花は、そもそもお手洗いを借りに来たのでここで一旦お別れだ。
ホールに戻った潮江を見て、店長は軽く手招きをする。
「かやっち~。復帰早々だけど、デザート七番テーブルに運んでくれない?」
「!」
「あ。諸事情でちょっと避けてるんだっけ。ごめんねぇ、無理そうなら他の子に――」
「いえ、行きます」
「……そう? 無理しちゃダメよぉ~」
潮江かやは、コーヒーゼリーやSサイズのストロベリーパフェが乗ったトレイを持って、猫の尻尾を揺らしつつ七番テーブルへ向かう。
――なんで、ただ届けるだけなのにこんな心臓がバクバクしているのかわからない。なんなら、心が軽くなったはずの今の方が、さっきより緊張している。
「お、お待たせしました……にゃん」
なぜだかわからないけど。本当になぜだがわからないけども、顔から火を噴き出しそうになりながら、頑張っていつも通りに振る舞う。
席にいるのは、トイレに行った乃花を除いた2人。
息吹翔と八代英次だ。
「デザートをお持ちしました、にゃん。ごゆっくりどうぞ……」
「おー、潮江じゃん。サンキューな」
「ありがとう」
英次と翔は礼を言いつつ、3人分のデザートを受け取る。
と、英次はなぜかまじまじと潮江を見て――
「う~ん、やっぱ、めっちゃ可愛いな」
「~~っ!!」
潮江の心臓が跳ね上がる。
それこそ借りてきた猫のように大人しくなって、顔から湯気を出していた。
――が、あくまで褒めた人間は英次である。
「可愛い」と言う感想を言った気持ちには確かに裏表など存在しないが、それゆえに、欲望に正直なのだ。
具体的には――
「今のクールビューティーにゃんこも捨てがたいが、最初に見せてきた萌えキャラだったら、その可愛い格好が更に映えると思うぞ!」
「……あ?」
びきりと、潮江の額に青筋が立つ。
そうとは気付かない英次は、デリカシーを母親の胎内に忘れてきたまま、発言を続行する。
「具体的にはそう! 尻尾を握ったら「にゃん☆ 尻尾を触るのはメッ、だにゃん」的な感じでちょっと恥じらい可愛い方向で――」
「フシャーッ!」
「うわっ! い、威嚇系にゃんこになった!? いや待てよ。お前の場合、そういうツンデレ系にゃんこが一番似合うんじゃね? その方が刺激が強くて俺的にはある意味ポイント高い……って、あのー? 潮江……さん? なんで無言のままテーブルにある唐辛子の小瓶をわしづかみにしていらっしゃる?」
思わず敬語になってしまう英次の前で、ツンデレにゃんこ(ツン度100%)の潮江かやは、額に怒りマークを貼り付けたまま、
「刺激を求めていらっしゃるようなので、お客様のいちごパフェに唐辛子ぶっかけて、甘辛~く仕上げてあげますにゃん☆」
「やめてお願いおよしになって! 甘辛の定義それ絶対間違ってる!! ただのカプサイシンパフェになるからやめてぇええええええっ!!」
――と、そんなバカみたいなやり取りを。
向かいに座る翔は苦笑いしながら眺めていて。
「はぁ~……あの2人、その気になれば付き合えそうなのに、お互いすれ違ったまま3年間を終えそう」
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