こんなのどーでしょー?(笑)一応、これにて完結。時間があったので完結させちゃいました😊

みゆたろ

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出会い

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「出会い」

   その日。大きな澄んだ青空が広がっている。
   昨日の大雨が、まるで嘘の様に思えた。

  「私」とそっくりの姿、形をした花邑楓ーーーその人物を探さなければならない。
「私」は彼女を守るため、存在しているのだから。

   鏡の前に立つ。
見た目たから年齢を推定してみようと思ったからだ。
   彼女はまだ学生だろうか?
学生とは言え、大学生とか高校生くらいだろうか。
   そう察しをつけた上で、まずは高校生が終わる時間帯に、近所の高校へと私は足を運んでみた。

    校門の前につくと、さすがに躊躇いが生まれてくる。
ーー見知らぬ私の事を不審者だと思われるだろう。

  校門の中に入ろうか、どうしようかと考えていると、後ろから声をかけられた。

「楓、こんなところで何してんの?」

  それは、まったく知らない女の子だった。女子にしては長身で、生意気な顔つきをしている。
       彼女はおそらく、クラスメートなのだろう。
どうやら、楓という女の子はこの学園にいるらしい事だけは、わかった。
    完全に間違えられている。私はただの分身で本人じゃないのに。
 
「楓、おい!楓」
    
   彼女の呼ぶ声で、ふと我に返った。

「ーーーあぁ、ゴメンゴメン。暑くて、何かぼーっとしちゃって」

「暑いのもわかるけど、ぼーっとしてたら間に合わなくなるよ。行こう!」

   ほぼ強引に私の手を取ると、彼女は私を連れていく。
  一体どこに連れていく気なんだろう?

「着いたよ!」
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