73 / 174
小休止
その三
しおりを挟む
そんな中、最近『オクトゴーヌ』近隣では不審火によるボヤ騒ぎが発生した。人的被害は出なかったものの、市街地といえる地域であるため一歩間違えると大惨事になりかねない。
それを懸念した商店街自治会の若手有志たちが、山下貞行の一件以来となるパトロール部隊を再結成させていた。
「こんちわ~」
剣道有段者であるためパトロール部隊の筆頭角メンバーとなっている鵜飼が、緊張感の無い平常運転の挨拶で三人の仲間と共に『オクトゴーヌ』を訪ねた。
「いらっしゃい、外は寒いでしょ?」
とこちらも平常運転の川瀬が有志たちを労い、日本茶を無料提供する。四人は礼を言ってそれを受け取り、早速湯呑みに口を付けた。
「いやぁ温もんべ、やっぱししばれるしたから」
商店街で学生服店を営んでいる八木健斗が、ラガーマンのような四角い体型を丸めて日本茶を嬉しそうにすする。共にいる楽器店従業員の信原優、靴屋の二代目道岡貴夫、そして鵜飼の四人は幼稚園から中学までの同級生である。
「しっかしこの辺まで来るとはな」
「んだな。最初は居留地方面したから……席お借りしてええですかい?」
「どうぞ」
川瀬の了承を得た有志たちは、四人掛けのテーブル席に腰を落ち着けて対策会議を始めた。
この辺りは建物が密集しているから、家事なんか起こったら困るよね……川瀬はそんな事を考えながらフロントに入って彼らを遠巻きに眺めていた。
「ただ闇雲に歩き回っても事態の改善にはなんねえべ」
まずはその中ではリーダー格となっている八木が口火を切る。
「んだな、わちらは人目が付きにくい所を中心に廻ろ」
「それとさ、燃えそうなもんはなるべく屋内にって声掛けもせんとな」
四人は考えられる限りの意見を出し合い、その場の空気は熱を帯び始める。なるべく効率良く……鵜飼を含め自営の者も多い彼らはパトロールに割ける時間も限られる。
いくら三十代以下の若者で結成されているとはいえ、長期化すると身体的精神的支障をきたしかねない。無理なく長期化に備えたスケジュールでなければ事態の改善は望めない。
「近隣住民の迷惑にならねえ範疇で雪かきするんはどうだべか?」
と道岡が新たな提案をした。
「雪かきはそれなりにゆるくないべ、朝もすっから結局二度手間感がねえかい?」
「したってさ、人の出入りがあるんを示すんには有効でないかい?」
「そったらことして、逆に犯人の行動範囲広がんねえかい?」
いくら道民とはいえ、雪かきという重労働を仕事の後にしたくないという信原が嫌そうな表情をする。
「あくまでも人目があるってアピるんが目的だべ」
「場所によっちゃ許可要んべ、任せたべ信」
八木は“壁画プロジェクト”で市役所を出入りしていた鵜飼の肩をポンと叩く。
「しゃあねえべ。それより義君、ちょべっといいかい?」
有志メンバーの無茶振りに渋い表情を浮かべてみせてから、川瀬には普段通りの顔つきで声を掛けた。
「何?」
「ホットサンド二つとホットコーヒー四つお願いできます?もうちょべっと居らせてほしいんだ」
「かしこまりました」
川瀬は注文を受け取って厨房に入った。
川瀬が厨房に入って調理を始めてからも、パトロール部隊の緊急会議はまだ続いている。
「機械入れた方が効率良いべさなぁ」
「なるだけ小型を使うにしたって騒音は避けらんね」
「したら事前に近隣の皆に話通しとかねえとな」
「チラシ作って配布すんべ、ノブに任せた」
と話を仕切る八木が信原の顔を見た。
「それは構わねえけどさ、アンタいっつも人任せだべ」
「俺は現場主義したから体力温存だべ」
「それしかこかね、こん男」
実際八木はここぞという現場ではそれなりに頼りになるため、呆れはするも口答えする者はいない。
「機械はウチが出すべ、二台あるしたから」
道岡の言葉に八木が頷いた。
「ん、したら手分けして何台か用意すっぺ。信んとこも二台あったべ?」
「嶺山さんとこに譲ったべ」
「「「はあぁっ?」」」
ケロッと事実を告げた鵜飼に一同は非難の声を上げる。
「アンタ何してんだべ! こんの一大事にさ!」
「ウチの敷地で二台も要らね、腐らさるよかマシだべ」
「したって“備えあれば憂いなし”ってこくべ、いざって時のためにとか考えねかったんかい!」
「倉庫の肥やしになるくれえなら誰かに使ってもらった方がいいべ」
幼馴染の容赦ない口撃をふわふわとかわす鵜飼に、気の短い八木が苛つき始めた。
「したらすぐにでも奪還してけれ! 放火から街を守るためだべ!」
「やかましい、ぎられた訳でもねえのに人聞きの悪いことぬかすんでね」
「二台持ちの家なんてわちらだけでねえべ、他のメンツにも声掛けりゃいいさ」
それで話を締めようとした道岡だったが、八木は腹の虫が収まらずいいや! と食い下がっている。一方の鵜飼にとっては彼の気の短さなど慣れたもので涼しい表情のままだ。
「なぁ、嶺山さんってパン屋のかい?」
と信原がそれとなく話題を変えた。
「んだ、なした?」
「ん、あっこの店主にも参加を呼びかけてみるんはどうだべか? と思ってさ。ガタイもええし戦力になりそうでないかい?」
パトロール部隊の人員増加案を出しているのだが、信原の顔は徐々に紅くなっている。
「次の火曜なら参加できるってこいてらしたべ」
「そったら大事なことは早よこけ!」
再び八木の短気に火を点ける形となるが、そこは全員慣れており宥める者もいない。
「面識くれえあるしたから当日でいいんでねえかい」
「したって心構えが要んべ! メンツの把握も……」
「してんのはアンタでね」
「ぐっ……」
八木は裏方業務を苦手としており、昔から進行役にまわって避けてきたきらいがある。人目の留まるパフォーマンスを好む目立ちたがりな性分で、彼自身自覚をしているのか鵜飼の一言に何も言い返せないでいた。
「へぇ、したらあっこの看板娘と仲良くなれっかな?」
と道岡が本題とは別のところに興味を示し始めた。
「看板娘? あぁユキちゃんかい?」
言ってからしまった! と道岡を見た鵜飼だったか、時既に遅く彼の瞳がキラキラと輝き出した。
「ユキちゃんってんだな彼女。すら~っとしてっしオシャレだし、何より顔もめんこいべ♪」
「またかい……」
予想外でもなかったが、女好きの彼が雪路をチェックしていたと知りため息を漏らす。
「なぁなぁ、ユキちゃんって彼氏いんのかい?」
「知らね、そったら話せんしたから」
「紹介してけれ! 礼はする!」
道岡は手を合わせて懇願の動きを見せる。
「まずは嶺山さんに好かれてからだべ」
「へっ? なして上司に好かれる必要があんべ? しかもあったらやっこ面した……」
と言ってから両手で慌てて口を塞ぐ幼馴染に鵜飼は苦笑いしてみせた。金髪坊主頭で耳にはピアスの穴多数、仕事を離れるとアクセサリーをジャラジャラと付けてバイクを乗り回している。その上身長百八十センチ超えで筋肉質な体型をしている嶺山は、第一印象ではいかつく見えなくもない。
「ユキちゃんあの人のめんじしたからさ、その関門突破しねえと無理だべな」
「……」
とどめのひと釘を刺された道岡は、小心者ゆえすっかり怖気づいて意気消沈していた。
「お待たせ致しました」
川瀬は出来立てのホットサンド二つとホットコーヒー四つをテーブルに並べていく。気分が沈んで食欲を失われている道岡よりも、どことなくふわふわと落ち着かないでいる信原の方を気にしながら普段通りの仕事をこなしていた。
それを懸念した商店街自治会の若手有志たちが、山下貞行の一件以来となるパトロール部隊を再結成させていた。
「こんちわ~」
剣道有段者であるためパトロール部隊の筆頭角メンバーとなっている鵜飼が、緊張感の無い平常運転の挨拶で三人の仲間と共に『オクトゴーヌ』を訪ねた。
「いらっしゃい、外は寒いでしょ?」
とこちらも平常運転の川瀬が有志たちを労い、日本茶を無料提供する。四人は礼を言ってそれを受け取り、早速湯呑みに口を付けた。
「いやぁ温もんべ、やっぱししばれるしたから」
商店街で学生服店を営んでいる八木健斗が、ラガーマンのような四角い体型を丸めて日本茶を嬉しそうにすする。共にいる楽器店従業員の信原優、靴屋の二代目道岡貴夫、そして鵜飼の四人は幼稚園から中学までの同級生である。
「しっかしこの辺まで来るとはな」
「んだな。最初は居留地方面したから……席お借りしてええですかい?」
「どうぞ」
川瀬の了承を得た有志たちは、四人掛けのテーブル席に腰を落ち着けて対策会議を始めた。
この辺りは建物が密集しているから、家事なんか起こったら困るよね……川瀬はそんな事を考えながらフロントに入って彼らを遠巻きに眺めていた。
「ただ闇雲に歩き回っても事態の改善にはなんねえべ」
まずはその中ではリーダー格となっている八木が口火を切る。
「んだな、わちらは人目が付きにくい所を中心に廻ろ」
「それとさ、燃えそうなもんはなるべく屋内にって声掛けもせんとな」
四人は考えられる限りの意見を出し合い、その場の空気は熱を帯び始める。なるべく効率良く……鵜飼を含め自営の者も多い彼らはパトロールに割ける時間も限られる。
いくら三十代以下の若者で結成されているとはいえ、長期化すると身体的精神的支障をきたしかねない。無理なく長期化に備えたスケジュールでなければ事態の改善は望めない。
「近隣住民の迷惑にならねえ範疇で雪かきするんはどうだべか?」
と道岡が新たな提案をした。
「雪かきはそれなりにゆるくないべ、朝もすっから結局二度手間感がねえかい?」
「したってさ、人の出入りがあるんを示すんには有効でないかい?」
「そったらことして、逆に犯人の行動範囲広がんねえかい?」
いくら道民とはいえ、雪かきという重労働を仕事の後にしたくないという信原が嫌そうな表情をする。
「あくまでも人目があるってアピるんが目的だべ」
「場所によっちゃ許可要んべ、任せたべ信」
八木は“壁画プロジェクト”で市役所を出入りしていた鵜飼の肩をポンと叩く。
「しゃあねえべ。それより義君、ちょべっといいかい?」
有志メンバーの無茶振りに渋い表情を浮かべてみせてから、川瀬には普段通りの顔つきで声を掛けた。
「何?」
「ホットサンド二つとホットコーヒー四つお願いできます?もうちょべっと居らせてほしいんだ」
「かしこまりました」
川瀬は注文を受け取って厨房に入った。
川瀬が厨房に入って調理を始めてからも、パトロール部隊の緊急会議はまだ続いている。
「機械入れた方が効率良いべさなぁ」
「なるだけ小型を使うにしたって騒音は避けらんね」
「したら事前に近隣の皆に話通しとかねえとな」
「チラシ作って配布すんべ、ノブに任せた」
と話を仕切る八木が信原の顔を見た。
「それは構わねえけどさ、アンタいっつも人任せだべ」
「俺は現場主義したから体力温存だべ」
「それしかこかね、こん男」
実際八木はここぞという現場ではそれなりに頼りになるため、呆れはするも口答えする者はいない。
「機械はウチが出すべ、二台あるしたから」
道岡の言葉に八木が頷いた。
「ん、したら手分けして何台か用意すっぺ。信んとこも二台あったべ?」
「嶺山さんとこに譲ったべ」
「「「はあぁっ?」」」
ケロッと事実を告げた鵜飼に一同は非難の声を上げる。
「アンタ何してんだべ! こんの一大事にさ!」
「ウチの敷地で二台も要らね、腐らさるよかマシだべ」
「したって“備えあれば憂いなし”ってこくべ、いざって時のためにとか考えねかったんかい!」
「倉庫の肥やしになるくれえなら誰かに使ってもらった方がいいべ」
幼馴染の容赦ない口撃をふわふわとかわす鵜飼に、気の短い八木が苛つき始めた。
「したらすぐにでも奪還してけれ! 放火から街を守るためだべ!」
「やかましい、ぎられた訳でもねえのに人聞きの悪いことぬかすんでね」
「二台持ちの家なんてわちらだけでねえべ、他のメンツにも声掛けりゃいいさ」
それで話を締めようとした道岡だったが、八木は腹の虫が収まらずいいや! と食い下がっている。一方の鵜飼にとっては彼の気の短さなど慣れたもので涼しい表情のままだ。
「なぁ、嶺山さんってパン屋のかい?」
と信原がそれとなく話題を変えた。
「んだ、なした?」
「ん、あっこの店主にも参加を呼びかけてみるんはどうだべか? と思ってさ。ガタイもええし戦力になりそうでないかい?」
パトロール部隊の人員増加案を出しているのだが、信原の顔は徐々に紅くなっている。
「次の火曜なら参加できるってこいてらしたべ」
「そったら大事なことは早よこけ!」
再び八木の短気に火を点ける形となるが、そこは全員慣れており宥める者もいない。
「面識くれえあるしたから当日でいいんでねえかい」
「したって心構えが要んべ! メンツの把握も……」
「してんのはアンタでね」
「ぐっ……」
八木は裏方業務を苦手としており、昔から進行役にまわって避けてきたきらいがある。人目の留まるパフォーマンスを好む目立ちたがりな性分で、彼自身自覚をしているのか鵜飼の一言に何も言い返せないでいた。
「へぇ、したらあっこの看板娘と仲良くなれっかな?」
と道岡が本題とは別のところに興味を示し始めた。
「看板娘? あぁユキちゃんかい?」
言ってからしまった! と道岡を見た鵜飼だったか、時既に遅く彼の瞳がキラキラと輝き出した。
「ユキちゃんってんだな彼女。すら~っとしてっしオシャレだし、何より顔もめんこいべ♪」
「またかい……」
予想外でもなかったが、女好きの彼が雪路をチェックしていたと知りため息を漏らす。
「なぁなぁ、ユキちゃんって彼氏いんのかい?」
「知らね、そったら話せんしたから」
「紹介してけれ! 礼はする!」
道岡は手を合わせて懇願の動きを見せる。
「まずは嶺山さんに好かれてからだべ」
「へっ? なして上司に好かれる必要があんべ? しかもあったらやっこ面した……」
と言ってから両手で慌てて口を塞ぐ幼馴染に鵜飼は苦笑いしてみせた。金髪坊主頭で耳にはピアスの穴多数、仕事を離れるとアクセサリーをジャラジャラと付けてバイクを乗り回している。その上身長百八十センチ超えで筋肉質な体型をしている嶺山は、第一印象ではいかつく見えなくもない。
「ユキちゃんあの人のめんじしたからさ、その関門突破しねえと無理だべな」
「……」
とどめのひと釘を刺された道岡は、小心者ゆえすっかり怖気づいて意気消沈していた。
「お待たせ致しました」
川瀬は出来立てのホットサンド二つとホットコーヒー四つをテーブルに並べていく。気分が沈んで食欲を失われている道岡よりも、どことなくふわふわと落ち着かないでいる信原の方を気にしながら普段通りの仕事をこなしていた。
0
あなたにおすすめの小説
二十五時の来訪者
木野もくば
ライト文芸
とある田舎町で会社員をしているカヤコは、深夜に聞こえる鳥のさえずりで目を覚ましてしまいます。
独特でおもしろい鳴き声が気になりベランダから外を眺めていると、ちょっとしたハプニングからの出会いがあって……。
夏が訪れる少し前の季節のなか、深夜一時からの時間がつむぐ、ほんのひと時の物語です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
【⁉】意味がわかると怖い話【解説あり】
絢郷水沙
ホラー
普通に読めばそうでもないけど、よく考えてみたらゾクッとする、そんな怖い話です。基本1ページ完結。
下にスクロールするとヒントと解説があります。何が怖いのか、ぜひ推理しながら読み進めてみてください。
※全話オリジナル作品です。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる