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リラ冷え
その三
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それから数日後、堀江は『離れ』の自室でほんの少し残ってた業務の帳簿付けに精を出していた。広告を利用しない地道な運営ながらも、この一年の間に業績は少しずつ上げていた。
しかしここ最近は客足と売上が反比例しており、特にカフェのランチメニューだけを取り上げると格段に注文が減っている。ドリンクメニューは増えとるけど……しかし単価の低さを考えると利益の増加は期待できず、早急の対応が必要なのかと頭を悩ませる。
「う~ん」
カフェの帳簿から宿泊の帳簿に変えてちくちくと計算をしてみると、ここひと月で素泊まりが増えているのが見て取れた。宿泊数自体は右肩上がりだが、料理に問題があると言わざるを得ないほど数字が物語ってしまっている。
「これはちょっとどないかせんと……」
そうは言っても経営に関してまだまだ素人の堀江は、衛氏から受け継いだ黒の手帳をぺらぺらとめくる。何かヒントは無いものか……そう思いながら手帳を読んでいると、コンコンとノック音が聞こえてきた。
「はい」
『川瀬です、少し宜しいでしょうか?』
堀江は広げていた帳簿と手帳を脇にある棚に仕舞う。
「うん、えぇよ」
『失礼します』
川瀬はドアを開けて中に入ってきた。この日は『DAIGO』へアルバイトに行っており、普段とは少し表情が違う。
「オーナー、提案があるのですが」
「うん、何?」
いつぞやの大遅刻や先日のクレームで、今尚悌と義藤との折り合いの悪さが深刻化しているのは承知済みだ。しかし現状の勤務態度は二人の方が遥かに良く、むしろ川瀬はサブリーダーとしての振る舞いは全くと言っていいほど評価に値しない。
あけすけに言ってしまえば期待外れであった。しかし経験豊富な小野坂がその役割を努め、この一年で根田が大きく成長している。堀江にとってはありがたい誤算で、最近は二人に任せた方が良いのではないかという考えが脳裏をかすめるほどだ。
今は敢えてそれをしない。何と言っても最期の力を振り絞った衛氏から直接レクチャーを受けている“片割れ”的存在である彼を何とか再起させたい、川瀬自身の意思で。それが無いことには今後の発展は望めない……それくらいに彼には期待と信頼を寄せているのだ。
「調理シフトを固定化しませんか? 宿泊とカフェの担当を分けた方が良いと思うんです」
「えっ? 何で?」
川瀬の提案に堀江は少々面食らう。
「僕と悌さんではタイプが違い過ぎます、現状で味の共有を図り続けるのでは時間がいくらあっても足りません。であればどちらかをリニューアルと称してしまった方が問題解決の近道だと思うんです」
「それでも休日のフォローはし合うもんやん、どっちみち味の共有はせなあかんのんちゃうの?」
「いえ、カフェは不定休ですので悌さんにはそこを休日にしたらいいと思います。僕が休みの場合は前倒しで下ごしらえをしておけば済みますので……配膳は他の誰かでも問題は無いでしょう?」
それやと仕事が楽にならんやんか……そう言いたい気持ちはあったが、もしかすると以前のように全面的に任せてしまう方が本領発揮する性分なのかも知れない。
「一つの案として頂いとくわ。吾にも話はしとく」
「なるべく早めに返事ください、もうじきここを出ますので」
「出る? 家借りたん?」
「はい。明日の午前中に引越し作業を済ませます」
川瀬は重要なことを前夜に言ってのけ、堀江は怒りを超えて唖然とした。
「義君、そういうんはもうちょっと早よ言うて」
「大丈夫です、すぐに終わらせますのでご迷惑にはならないと思います」
「いやせめて心づもりはさしていう話なんやけど」
明日しかも朝かいな……堀江は自身のシフトと照らし合わせてげんなりとする。川瀬も早朝と夕方の二部構成のシフトで入っており、それはそれでタイトなのでは? と余計な心配をしてしまう。
「用は済みましたので失礼します、お休みなさい」
「お休み」
変な期待は失望を生むだけや……そんな思いが脳裏をかすめ、堀江は一人になったところで盛大なため息を吐いた。空気の抜けた体の中に再度空気を入れ直そうと生きを吸った瞬間、以前と同じ違和感を覚える。しかしそれそのものは規約違反でも何でもないので、気にはなるが重要視はしない。
「何か疲れたな」
気分転換に飲み物でもと思い、立ち上がって部屋を出ると嶺山兄妹が仲良く座ってテレビを見ていた。
「忠さん、ユキちゃん。明日の午前中引越し業者さんが来るんやって、義君ここ出るらしいわ」
「そうなんか、事前に分かっとったら引越し祝ぐらい考えるんやけどな」
嶺山は建前上そう言ったが、このところ見せる彼の態度には失望に近いものを感じていた。
「仕事辞める訳やないんやからかえって気ぃ遣わす思うよ、ただ私明日の朝病院行くから支度とバッティングせんかったらええんやけど。最悪起きた時点で支度済ませとくかやなぁ」
雪路は形の整った口元を歪ませている。
「そうしとけ、何やったら給料上乗せしたるから開店準備手伝うてくれ」
「北村さんやっぱりあかんかったんや。せやったら開店準備だけ入るわ」
北村は家の事情で東京に出向いており、帰宅時に乗るはずであった飛行機が天候不良で飛ばなくなったと現地で足止めを食らっている。
「それならユキちゃん、ヘタに『離れ』に戻らんでええよう事務所のロッカー使う? 簡単な着替えとかメイクとかはできると思うで」
「うん。じゃ遠慮無くお借りするわ」
雪路は堀江の提案に笑顔を見せる。その後傘をさしてペンションへと移動すると、夜勤直前の小野坂、遅出中の悌、間もなく定時を迎える義藤が夕飯後の後片付けに精を出していた。
「お疲れ様。吾、事務所来てくれる?」
「はい」
悌は作業の手を止めて堀江の後を追う。
「定時になったら荘君も事務所来て、智君は店番お願いな」
「はいっ」
「分かった」
二人は返事をしてから再び業務に戻る。堀江は悌と共に事務所に入り、早速川瀬の案を伝えることにした。
「さっき義君から担当分けの提案があったんや」
「あぁそうですか、別にええんちゃいます?」
彼はあっさりと了承し、秒殺レベルで話がまとまる。
「多分俺がカフェ担当になるでしょうね。当面はそのまま引き継ぎつつ……川瀬さんの味付けの癖は大体把握してますけど、それはそれでまどろっこしいな」
「ほな“ヅケカツ定食”と“ナポリタン”入れたらええやんか。そこが変わるだけでも印象が違うから、来月頭から【メニューを見直しました】的に始めてみよう」
「分かりました。どっちかが当たれば儲けもんや」
案外乗り気な態度を見せる悌に堀江は失笑すると、ドアのノックする音が聞こえてきた。
『義藤でぇす』
「うん、入って」
『失礼しまぁす』
小柄な彼はちょこちょこと歩み寄り、悌の隣に座る。堀江は二人の新入社員を見てから、川瀬の引越しを告げた。
「そうなのぉ? オレどこにいたらいいのぉ?」
義藤は自身の身のやり場に困っている。先日の公開処刑的な“指導”を受けて以来、川瀬に苦手意識を芽生えさせていた。
「荘君は明日休みかぁ」
「ねねっ、朝だけで良いから仕事入れてぇ」
「う~ん急にそんなこと言われてもなぁ」
と言っているところへ、不自然な時間帯にも関わらず村木の声が聞こえてきた。
『あれ? 誰もおらさらんのかい?』
『何だよ? 変な時間に来やがって』
カフェが暇な状態なのか小野坂が相手をしてやっている。
『つれないべ智、明日の早朝勤務予定のでめんちんさんがさ、急な体調不良で来れんくなっちまったのさ。したからさ、明日手伝ってけれ』
『悪い、俺嫁さんとプレママ教室とかいうのに行かなきゃなんねぇんだよ』
『そうなんかい、何か分からんしたけどさ。誰か他に手空きのメンバーいねえんかい?』
その言葉を事務所から漏れ聞いた堀江は慌てて立ち上がり、勢い良く事務所から出た。
「どってんこいたぁ、なしたんだ仁?」
「礼君、荘君で良ければ仕事入れたってくれる? 昼頃までアルバイトさせてくれると助かるんやけど」
「商品の陳列ができらさったら誰でもいいべ。荘はキレイ好きしたから打ってつけだべ」
「ホントか? やるやるっ!」
義藤は目をキラキラとさせて村木を見上げている。
「決まりだべ。明日の朝五時にここで待っててけれ、間に合わんくても開店時間までに『赤岩青果店』に入らさってくれりゃ問題無いべ」
村木は義藤に向けてにっと笑ってみせた。
「だったら俺が乗っけてやるよ、それなら五時半には入れるからさ」
「おうっ!」
明日の身の置き場を確保した義藤は、一人嬉しそうに飛び跳ねている。
「飛ぶな、埃が舞うだろ」
「はいっ」
小野坂に注意をされて飛び跳ねるのは止めたが、それでもここ以外の仕事ができるのが嬉しいのか一人にまにまとしている。要件の済んだ義藤は『離れ』に帰り、悌と店番を入れ替わった小野坂にも全く同じ内容の話をした。
しかしここ最近は客足と売上が反比例しており、特にカフェのランチメニューだけを取り上げると格段に注文が減っている。ドリンクメニューは増えとるけど……しかし単価の低さを考えると利益の増加は期待できず、早急の対応が必要なのかと頭を悩ませる。
「う~ん」
カフェの帳簿から宿泊の帳簿に変えてちくちくと計算をしてみると、ここひと月で素泊まりが増えているのが見て取れた。宿泊数自体は右肩上がりだが、料理に問題があると言わざるを得ないほど数字が物語ってしまっている。
「これはちょっとどないかせんと……」
そうは言っても経営に関してまだまだ素人の堀江は、衛氏から受け継いだ黒の手帳をぺらぺらとめくる。何かヒントは無いものか……そう思いながら手帳を読んでいると、コンコンとノック音が聞こえてきた。
「はい」
『川瀬です、少し宜しいでしょうか?』
堀江は広げていた帳簿と手帳を脇にある棚に仕舞う。
「うん、えぇよ」
『失礼します』
川瀬はドアを開けて中に入ってきた。この日は『DAIGO』へアルバイトに行っており、普段とは少し表情が違う。
「オーナー、提案があるのですが」
「うん、何?」
いつぞやの大遅刻や先日のクレームで、今尚悌と義藤との折り合いの悪さが深刻化しているのは承知済みだ。しかし現状の勤務態度は二人の方が遥かに良く、むしろ川瀬はサブリーダーとしての振る舞いは全くと言っていいほど評価に値しない。
あけすけに言ってしまえば期待外れであった。しかし経験豊富な小野坂がその役割を努め、この一年で根田が大きく成長している。堀江にとってはありがたい誤算で、最近は二人に任せた方が良いのではないかという考えが脳裏をかすめるほどだ。
今は敢えてそれをしない。何と言っても最期の力を振り絞った衛氏から直接レクチャーを受けている“片割れ”的存在である彼を何とか再起させたい、川瀬自身の意思で。それが無いことには今後の発展は望めない……それくらいに彼には期待と信頼を寄せているのだ。
「調理シフトを固定化しませんか? 宿泊とカフェの担当を分けた方が良いと思うんです」
「えっ? 何で?」
川瀬の提案に堀江は少々面食らう。
「僕と悌さんではタイプが違い過ぎます、現状で味の共有を図り続けるのでは時間がいくらあっても足りません。であればどちらかをリニューアルと称してしまった方が問題解決の近道だと思うんです」
「それでも休日のフォローはし合うもんやん、どっちみち味の共有はせなあかんのんちゃうの?」
「いえ、カフェは不定休ですので悌さんにはそこを休日にしたらいいと思います。僕が休みの場合は前倒しで下ごしらえをしておけば済みますので……配膳は他の誰かでも問題は無いでしょう?」
それやと仕事が楽にならんやんか……そう言いたい気持ちはあったが、もしかすると以前のように全面的に任せてしまう方が本領発揮する性分なのかも知れない。
「一つの案として頂いとくわ。吾にも話はしとく」
「なるべく早めに返事ください、もうじきここを出ますので」
「出る? 家借りたん?」
「はい。明日の午前中に引越し作業を済ませます」
川瀬は重要なことを前夜に言ってのけ、堀江は怒りを超えて唖然とした。
「義君、そういうんはもうちょっと早よ言うて」
「大丈夫です、すぐに終わらせますのでご迷惑にはならないと思います」
「いやせめて心づもりはさしていう話なんやけど」
明日しかも朝かいな……堀江は自身のシフトと照らし合わせてげんなりとする。川瀬も早朝と夕方の二部構成のシフトで入っており、それはそれでタイトなのでは? と余計な心配をしてしまう。
「用は済みましたので失礼します、お休みなさい」
「お休み」
変な期待は失望を生むだけや……そんな思いが脳裏をかすめ、堀江は一人になったところで盛大なため息を吐いた。空気の抜けた体の中に再度空気を入れ直そうと生きを吸った瞬間、以前と同じ違和感を覚える。しかしそれそのものは規約違反でも何でもないので、気にはなるが重要視はしない。
「何か疲れたな」
気分転換に飲み物でもと思い、立ち上がって部屋を出ると嶺山兄妹が仲良く座ってテレビを見ていた。
「忠さん、ユキちゃん。明日の午前中引越し業者さんが来るんやって、義君ここ出るらしいわ」
「そうなんか、事前に分かっとったら引越し祝ぐらい考えるんやけどな」
嶺山は建前上そう言ったが、このところ見せる彼の態度には失望に近いものを感じていた。
「仕事辞める訳やないんやからかえって気ぃ遣わす思うよ、ただ私明日の朝病院行くから支度とバッティングせんかったらええんやけど。最悪起きた時点で支度済ませとくかやなぁ」
雪路は形の整った口元を歪ませている。
「そうしとけ、何やったら給料上乗せしたるから開店準備手伝うてくれ」
「北村さんやっぱりあかんかったんや。せやったら開店準備だけ入るわ」
北村は家の事情で東京に出向いており、帰宅時に乗るはずであった飛行機が天候不良で飛ばなくなったと現地で足止めを食らっている。
「それならユキちゃん、ヘタに『離れ』に戻らんでええよう事務所のロッカー使う? 簡単な着替えとかメイクとかはできると思うで」
「うん。じゃ遠慮無くお借りするわ」
雪路は堀江の提案に笑顔を見せる。その後傘をさしてペンションへと移動すると、夜勤直前の小野坂、遅出中の悌、間もなく定時を迎える義藤が夕飯後の後片付けに精を出していた。
「お疲れ様。吾、事務所来てくれる?」
「はい」
悌は作業の手を止めて堀江の後を追う。
「定時になったら荘君も事務所来て、智君は店番お願いな」
「はいっ」
「分かった」
二人は返事をしてから再び業務に戻る。堀江は悌と共に事務所に入り、早速川瀬の案を伝えることにした。
「さっき義君から担当分けの提案があったんや」
「あぁそうですか、別にええんちゃいます?」
彼はあっさりと了承し、秒殺レベルで話がまとまる。
「多分俺がカフェ担当になるでしょうね。当面はそのまま引き継ぎつつ……川瀬さんの味付けの癖は大体把握してますけど、それはそれでまどろっこしいな」
「ほな“ヅケカツ定食”と“ナポリタン”入れたらええやんか。そこが変わるだけでも印象が違うから、来月頭から【メニューを見直しました】的に始めてみよう」
「分かりました。どっちかが当たれば儲けもんや」
案外乗り気な態度を見せる悌に堀江は失笑すると、ドアのノックする音が聞こえてきた。
『義藤でぇす』
「うん、入って」
『失礼しまぁす』
小柄な彼はちょこちょこと歩み寄り、悌の隣に座る。堀江は二人の新入社員を見てから、川瀬の引越しを告げた。
「そうなのぉ? オレどこにいたらいいのぉ?」
義藤は自身の身のやり場に困っている。先日の公開処刑的な“指導”を受けて以来、川瀬に苦手意識を芽生えさせていた。
「荘君は明日休みかぁ」
「ねねっ、朝だけで良いから仕事入れてぇ」
「う~ん急にそんなこと言われてもなぁ」
と言っているところへ、不自然な時間帯にも関わらず村木の声が聞こえてきた。
『あれ? 誰もおらさらんのかい?』
『何だよ? 変な時間に来やがって』
カフェが暇な状態なのか小野坂が相手をしてやっている。
『つれないべ智、明日の早朝勤務予定のでめんちんさんがさ、急な体調不良で来れんくなっちまったのさ。したからさ、明日手伝ってけれ』
『悪い、俺嫁さんとプレママ教室とかいうのに行かなきゃなんねぇんだよ』
『そうなんかい、何か分からんしたけどさ。誰か他に手空きのメンバーいねえんかい?』
その言葉を事務所から漏れ聞いた堀江は慌てて立ち上がり、勢い良く事務所から出た。
「どってんこいたぁ、なしたんだ仁?」
「礼君、荘君で良ければ仕事入れたってくれる? 昼頃までアルバイトさせてくれると助かるんやけど」
「商品の陳列ができらさったら誰でもいいべ。荘はキレイ好きしたから打ってつけだべ」
「ホントか? やるやるっ!」
義藤は目をキラキラとさせて村木を見上げている。
「決まりだべ。明日の朝五時にここで待っててけれ、間に合わんくても開店時間までに『赤岩青果店』に入らさってくれりゃ問題無いべ」
村木は義藤に向けてにっと笑ってみせた。
「だったら俺が乗っけてやるよ、それなら五時半には入れるからさ」
「おうっ!」
明日の身の置き場を確保した義藤は、一人嬉しそうに飛び跳ねている。
「飛ぶな、埃が舞うだろ」
「はいっ」
小野坂に注意をされて飛び跳ねるのは止めたが、それでもここ以外の仕事ができるのが嬉しいのか一人にまにまとしている。要件の済んだ義藤は『離れ』に帰り、悌と店番を入れ替わった小野坂にも全く同じ内容の話をした。
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