69 / 78
第八章 道明様と過ごせる時間
第六十七話 お信さんと草順
しおりを挟む
翌朝、道明様をジト目で送り出した後、向日ちゃんと朝ご飯を食べた。
彼女の食欲はモリモリ増えていて、頭痛の回数も激減している。雨が降りそうな時は、痛み初めに草順が調薬してくれた薬を飲む事で、私がいなくてもどうにかできるようにまでなっていた。
「今日は何か予定ありそう?」
「小瑠璃様のご予定はありません。道明僧正様がお昼まで外出なさるとの事で、その間のお困り事は田助様に聞くようにとの事です」
「分かった、ありがとう。じゃあこの後は医療所に行くね」
「はい」
侍女としての仕事もちゃんとできていてめっちゃくちゃ偉い。
自分の侍女だったお姉ちゃんのやり方を真似ているらしいけど、ひとつひとつ感謝する度に毎回笑顔になるのが可愛過ぎる。
あどけなさの残る顔がお人形さんみたいなんだよね。それに笑顔がこう、花が咲いたみたいに華やかで可愛いんだよね。
あと二週間で帰っちゃうのが残念だなぁ。
なんて思いながら、彼女を引き連れて新医療所へ行く。
新医療所の門をくぐると、いつも通り智久さんがサッと警護に来てくれた。
「おはようございます」
挨拶も返してくれないけど、一応こちらからは挨拶をして新医療所内へ。
今日も木村先生と小林親子が準備をしていて、こっちにもいつも通り挨拶をした。
「おはようございます」
やや揃った「おはようございます」の返事を聞いてから、その奥の、調薬室こと草順部屋へ行って。
襖に手をかけようとすると、部屋の中から怒鳴り声が聞こえてきた。
「ですから!それでは駄目だと言っているではありませんか!」
聞こえてきたのは、漢方屋の一人娘、お信さんの声。
どうやらまた揉めているらしいので木村先生に視線を送ったけど、お茶目に微笑まれてしまった。
あの大先生に仲介する気はないらしい。
驚き顔の向日ちゃんの頭をポンポンと撫でてから襖を開ける。
すぐに目に飛び込んできた少し散らかった部屋。散らかりの中央にいるのは草順で、薬棚近くではお信さんがぷりぷり怒っていた。
「おはよう」
「あ、小瑠璃様!聞いてくださいよ!」
「おはようございます」
「草順先生がまた高価な薬草を無償で渡してしまわれたんですよ!もう!」
実家が商売をしているだけあって、お信さんは金銭感覚がしっかりしている。
この新医療所でも今は治療費と薬代を請求するようになったけど、草順の頭には勘定なんて単語は登録されてないからなぁ。
「試験段階の治験として渡しているのにお代はとれません」
「取るのです!最低でも半値は取らねば赤字になってしまいます!」
八ツ笠でも彼は治験薬は無償で配っていたから、それが彼なりのポリシーなんだろうけど、お信さんの言い分も分かる。
「効果が出ないものは薬ではないですよ」
「では治験を控えてくださいませ!」
多分これ、どちらも正しいし、どちらの意見も理解はできる。ちょっと難しい問題だから木村先生も放っておいているのかな?
「それはできませんね」
「それだと赤字になってしまうと言っているではありませんか!」
平行線を辿ると思われたバトル。終わるきっかけは意外にも隣の可愛い子だった。
「効果がない時のみ返金しては?」
「返金?」
向日ちゃんの口から聞こえたあまり彼女に似つかわしくない単語。
でもそうか。彼女の村は漢方を売ってたからそういう知識はあるのか。
「赤字は他で補填できるでしょう」
「それでは正常な運営が出来ません!常に赤字の瀬戸際でいたら万一の際にすぐに店が潰れてしまいます!」
どんどんエキサイトするご両人。というか主にお信さん。
そして、あの二人の間に口を挟めるほど気が強くない向日ちゃん。
これじゃあ話が進まないし、仕方ないけど私が矢面に立つしかないか。
「ちょっといい?」
大きめの声で話しかけると、お信さんは流石に口を閉じてこっちを向いてくれた。草順は背中を向けてるけど・・・聞こえてるだろうからいいか。
「渡す時に治験薬である事を説明して、効果がなければもう一度来てもらって、その時に返金すれば解決するんじゃない?」
「確かに!草順先生、それなら良いですね??」
「それなら・・・良いですけど」
まだちょっと不服そうな草順だけど、一応は納得してくれたらしい。
後は木村先生が上手くやるだろうけど・・・あれ?私、何の用でここに来たんだったっけか?
入院してた患者を数名治して、その間に用事は思い出すことができた。
向日ちゃんが言っていた「薬湯」についてを草順に話す為だったのだ。
で、彼にその話をすると、キラキラした目でメモを取っていた。しかもその薬湯、血行を良くする物のようだったけど、よくよく聞くと例の媚薬と調合がほとんど同じだった。
媚薬の材料は、ペナルティとして鹿森の村長の息子が月に一回収めに来ることになっているから、豊富に手に入る。
血行が良くなるのはお年寄りに良さそうだなぁなんて思いながら、草順のメモを眺めて。すると、彼の筆が唐突に止まった。
「そういえば、今日って小瑠璃さんも来るんですか?」
「今日?」
私の今日の予定は特になかったはず。
念の為向日ちゃんを見たけど、彼女も首を横に振っていた。
「どこか行くの?」
再び動き始めた筆で残り一行を書き終えてから、草順は顔を上げた。
でも、そんなキョトンとした顔をされても私は何も聞いてないんだけどなぁ。
彼女の食欲はモリモリ増えていて、頭痛の回数も激減している。雨が降りそうな時は、痛み初めに草順が調薬してくれた薬を飲む事で、私がいなくてもどうにかできるようにまでなっていた。
「今日は何か予定ありそう?」
「小瑠璃様のご予定はありません。道明僧正様がお昼まで外出なさるとの事で、その間のお困り事は田助様に聞くようにとの事です」
「分かった、ありがとう。じゃあこの後は医療所に行くね」
「はい」
侍女としての仕事もちゃんとできていてめっちゃくちゃ偉い。
自分の侍女だったお姉ちゃんのやり方を真似ているらしいけど、ひとつひとつ感謝する度に毎回笑顔になるのが可愛過ぎる。
あどけなさの残る顔がお人形さんみたいなんだよね。それに笑顔がこう、花が咲いたみたいに華やかで可愛いんだよね。
あと二週間で帰っちゃうのが残念だなぁ。
なんて思いながら、彼女を引き連れて新医療所へ行く。
新医療所の門をくぐると、いつも通り智久さんがサッと警護に来てくれた。
「おはようございます」
挨拶も返してくれないけど、一応こちらからは挨拶をして新医療所内へ。
今日も木村先生と小林親子が準備をしていて、こっちにもいつも通り挨拶をした。
「おはようございます」
やや揃った「おはようございます」の返事を聞いてから、その奥の、調薬室こと草順部屋へ行って。
襖に手をかけようとすると、部屋の中から怒鳴り声が聞こえてきた。
「ですから!それでは駄目だと言っているではありませんか!」
聞こえてきたのは、漢方屋の一人娘、お信さんの声。
どうやらまた揉めているらしいので木村先生に視線を送ったけど、お茶目に微笑まれてしまった。
あの大先生に仲介する気はないらしい。
驚き顔の向日ちゃんの頭をポンポンと撫でてから襖を開ける。
すぐに目に飛び込んできた少し散らかった部屋。散らかりの中央にいるのは草順で、薬棚近くではお信さんがぷりぷり怒っていた。
「おはよう」
「あ、小瑠璃様!聞いてくださいよ!」
「おはようございます」
「草順先生がまた高価な薬草を無償で渡してしまわれたんですよ!もう!」
実家が商売をしているだけあって、お信さんは金銭感覚がしっかりしている。
この新医療所でも今は治療費と薬代を請求するようになったけど、草順の頭には勘定なんて単語は登録されてないからなぁ。
「試験段階の治験として渡しているのにお代はとれません」
「取るのです!最低でも半値は取らねば赤字になってしまいます!」
八ツ笠でも彼は治験薬は無償で配っていたから、それが彼なりのポリシーなんだろうけど、お信さんの言い分も分かる。
「効果が出ないものは薬ではないですよ」
「では治験を控えてくださいませ!」
多分これ、どちらも正しいし、どちらの意見も理解はできる。ちょっと難しい問題だから木村先生も放っておいているのかな?
「それはできませんね」
「それだと赤字になってしまうと言っているではありませんか!」
平行線を辿ると思われたバトル。終わるきっかけは意外にも隣の可愛い子だった。
「効果がない時のみ返金しては?」
「返金?」
向日ちゃんの口から聞こえたあまり彼女に似つかわしくない単語。
でもそうか。彼女の村は漢方を売ってたからそういう知識はあるのか。
「赤字は他で補填できるでしょう」
「それでは正常な運営が出来ません!常に赤字の瀬戸際でいたら万一の際にすぐに店が潰れてしまいます!」
どんどんエキサイトするご両人。というか主にお信さん。
そして、あの二人の間に口を挟めるほど気が強くない向日ちゃん。
これじゃあ話が進まないし、仕方ないけど私が矢面に立つしかないか。
「ちょっといい?」
大きめの声で話しかけると、お信さんは流石に口を閉じてこっちを向いてくれた。草順は背中を向けてるけど・・・聞こえてるだろうからいいか。
「渡す時に治験薬である事を説明して、効果がなければもう一度来てもらって、その時に返金すれば解決するんじゃない?」
「確かに!草順先生、それなら良いですね??」
「それなら・・・良いですけど」
まだちょっと不服そうな草順だけど、一応は納得してくれたらしい。
後は木村先生が上手くやるだろうけど・・・あれ?私、何の用でここに来たんだったっけか?
入院してた患者を数名治して、その間に用事は思い出すことができた。
向日ちゃんが言っていた「薬湯」についてを草順に話す為だったのだ。
で、彼にその話をすると、キラキラした目でメモを取っていた。しかもその薬湯、血行を良くする物のようだったけど、よくよく聞くと例の媚薬と調合がほとんど同じだった。
媚薬の材料は、ペナルティとして鹿森の村長の息子が月に一回収めに来ることになっているから、豊富に手に入る。
血行が良くなるのはお年寄りに良さそうだなぁなんて思いながら、草順のメモを眺めて。すると、彼の筆が唐突に止まった。
「そういえば、今日って小瑠璃さんも来るんですか?」
「今日?」
私の今日の予定は特になかったはず。
念の為向日ちゃんを見たけど、彼女も首を横に振っていた。
「どこか行くの?」
再び動き始めた筆で残り一行を書き終えてから、草順は顔を上げた。
でも、そんなキョトンとした顔をされても私は何も聞いてないんだけどなぁ。
20
あなたにおすすめの小説
【完結】たれ耳うさぎの伯爵令嬢は、王宮魔術師様のお気に入り
楠結衣
恋愛
華やかな卒業パーティーのホール、一人ため息を飲み込むソフィア。
たれ耳うさぎ獣人であり、伯爵家令嬢のソフィアは、学園の噂に悩まされていた。
婚約者のアレックスは、聖女と呼ばれる美少女と婚約をするという。そんな中、見せつけるように、揃いの色のドレスを身につけた聖女がアレックスにエスコートされてやってくる。
しかし、ソフィアがアレックスに対して不満を言うことはなかった。
なぜなら、アレックスが聖女と結婚を誓う魔術を使っているのを偶然見てしまったから。
せめて、婚約破棄される瞬間は、アレックスのお気に入りだったたれ耳が、可愛く見えるように願うソフィア。
「ソフィーの耳は、ふわふわで気持ちいいね」
「ソフィーはどれだけ僕を夢中にさせたいのかな……」
かつて掛けられた甘い言葉の数々が、ソフィアの胸を締め付ける。
執着していたアレックスの真意とは?ソフィアの初恋の行方は?!
見た目に自信のない伯爵令嬢と、伯爵令嬢のたれ耳をこよなく愛する見た目は余裕のある大人、中身はちょっぴり変態な先生兼、王宮魔術師の溺愛ハッピーエンドストーリーです。
*全16話+番外編の予定です
*あまあです(ざまあはありません)
*2023.2.9ホットランキング4位 ありがとうございます♪
喪女なのに狼さんたちに溺愛されています
和泉
恋愛
もふもふの狼がイケメンなんて反則です!
聖女召喚の儀で異世界に呼ばれたのはOL・大学生・高校生の3人。
ズボンを履いていた大学生のヒナは男だと勘違いされ、説明もないまま城を追い出された。
森で怪我をした子供の狼と出会ったヒナは狼族の国へ。私は喪女なのに狼族の王太子、No.1ホストのような武官、真面目な文官が近づいてくるのはなぜ?
ヒナとつがいになりたい狼達の恋愛の行方は?聖女の力で国同士の争いは無くすことができるのか。
【完結】裏切られ婚約破棄した聖女ですが、騎士団長様に求婚されすぎそれどころではありません!
綺咲 潔
恋愛
クリスタ・ウィルキンスは魔導士として、魔塔で働いている。そんなある日、彼女は8000年前に聖女・オフィーリア様のみが成功した、生贄の試練を受けないかと打診される。
本来なら受けようと思わない。しかし、クリスタは身分差を理由に反対されていた魔導士であり婚約者のレアードとの結婚を認めてもらうため、試練を受けることを決意する。
しかし、この試練の裏で、レアードはクリスタの血の繋がっていない妹のアイラととんでもないことを画策していて……。
試練に出発する直前、クリスタは見送りに来てくれた騎士団長の1人から、とあるお守りをもらう。そして、このお守りと試練が後のクリスタの運命を大きく変えることになる。
◇ ◇ ◇
「ずっとお慕いしておりました。どうか私と結婚してください」
「お断りいたします」
恋愛なんてもう懲り懲り……!
そう思っている私が、なぜプロポーズされているの!?
果たして、クリスタの恋の行方は……!?
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
お堅い公爵様に求婚されたら、溺愛生活が始まりました
群青みどり
恋愛
国に死ぬまで搾取される聖女になるのが嫌で実力を隠していたアイリスは、周囲から無能だと虐げられてきた。
どれだけ酷い目に遭おうが強い精神力で乗り越えてきたアイリスの安らぎの時間は、若き公爵のセピアが神殿に訪れた時だった。
そんなある日、セピアが敵と対峙した時にたまたま近くにいたアイリスは巻き込まれて怪我を負い、気絶してしまう。目が覚めると、顔に傷痕が残ってしまったということで、セピアと婚約を結ばれていた!
「どうか怪我を負わせた責任をとって君と結婚させてほしい」
こんな怪我、聖女の力ですぐ治せるけれど……本物の聖女だとバレたくない!
このまま正体バレして国に搾取される人生を送るか、他の方法を探して婚約破棄をするか。
婚約破棄に向けて悩むアイリスだったが、罪悪感から求婚してきたはずのセピアの溺愛っぷりがすごくて⁉︎
「ずっと、どうやってこの神殿から君を攫おうかと考えていた」
麗しの公爵様は、今日も聖女にしか見せない笑顔を浮かべる──
※タイトル変更しました
召しませ、私の旦那さまっ!〜美醜逆転の世界でイケメン男性を召喚します〜
紗幸
恋愛
「醜い怪物」こそ、私の理想の旦那さま!
聖女ミリアは、魔王を倒す力を持つ「勇者」を召喚する大役を担う。だけど、ミリアの願いはただ一つ。日本基準の超絶イケメンを召喚し、魔王討伐の旅を通して結婚することだった。召喚されたゼインは、この国の美醜の基準では「醜悪な怪物」扱い。しかしミリアの目には、彼は完璧な最強イケメンに映っていた。ミリアは魔王討伐の旅を「イケメン旦那さまゲットのためのアピールタイム」と称し、ゼインの心を掴もうと画策する。しかし、ゼインは冷酷な仮面を崩さないまま、旅が終わる。
イケメン勇者と美少女聖女が織りなす、勘違いと愛が暴走する異世界ラブコメディ。果たして、二人の「愛の旅」は、最高の結末を迎えるのか?
※短編用に書いたのですが、少し長くなったので連載にしています
※この作品は、小説家になろう、カクヨムにも掲載しています
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
子供にしかモテない私が異世界転移したら、子連れイケメンに囲まれて逆ハーレム始まりました
もちもちのごはん
恋愛
地味で恋愛経験ゼロの29歳OL・春野こはるは、なぜか子供にだけ異常に懐かれる特異体質。ある日突然異世界に転移した彼女は、育児に手を焼くイケメンシングルファザーたちと出会う。泣き虫姫や暴れん坊、野生児たちに「おねえしゃん大好き!!」とモテモテなこはるに、彼らのパパたちも次第に惹かれはじめて……!? 逆ハーレム? ざまぁ? そんなの知らない!私はただ、子供たちと平和に暮らしたいだけなのに――!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる