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3 契約結婚
一体なにがいいのかわからないが、とりあえず「座れ」と言われたので大人しく座ることにした。
「ねえ、あなたなんて名前なの?そしてこの国はどこなの?そういえば聞いてなかったから」
「まだ伝えていなかったな。私はバルト公爵家の当主、ジルヴェスターだ。ちなみにここはパチーニャ王国だ」
ジルヴェスター……うわ、発音しにくい名前だな。そもそも『う』に濁音をつけるのは、日本人には馴染みがないのよね。パチーニャ王国もやっぱり聞いたこともない。
「そもそも公爵家ってなに?」
「まさかそれも知らないのか」
ジルヴェスターは大きなため息をついた。なんか難しい説明をされたが、公爵家は貴族の中でも、もの凄くハイクラスの家柄って感じのようだ。とりあえずこの家をみたら、死ぬ程お金があることはよくわかる。
それからは、私の知っている日本のことを全て話した。しかし話は通じないことばかりだ。
「お前の話は……理解できない。まるでファンタジーの世界だ」
私からしたら、この国の方がよっぽどファンタジーだけどね。
「たぶんそうなの。私が暮らしていた日本では魔法なんて使えないのが普通だし、あなたのような騎士もいない。文化も人種も全く違う」
「じゃあ何故言葉が通じる?」
「……わからない。でもあなたの言うこと全て理解できるわ」
それからこの国の本を見たが、全て読むことができた。私が日本語で書いた文字も、ジルヴェスターには読めるらしい。自動翻訳機能でも付いているのかな?
「俄には信じ難い話だが……嘘をついてるようには見えない。こんな隙だらけの他国のスパイもいないだろうし」
「だって嘘なんてついていないもの。もちろんスパイなんかじゃないから」
「それにシュバルツが懐く意味もわからない。聖獣は基本的には主人の言う事しか聞かないのに……何か君に特別な力があるのか?」
そうなのか。ワンコ……ではなくオオカミの聖獣って言ってたよね。私は「わからない」と左右に首を振った。
「この国へ来た理由も不明なのか?」
私は日本で殺されたこと、そして女神からの指示でこの国へ転生されたのだと正直に話した。
「ケントという名前の男を知りませんか?」
「……知っている。ケント・ローデンヴァルト……彼も公爵家の令息だ。二十歳で文武ともに優秀な男で、父親は宰相だな」
「きっとその人です!その人にずっと狙われてて、私は殺されるんです。愛してるとか言いながら、私を階段から突き落とす『やばい男』なんです。どうか助けてください!!」
この男のことも好きではないが、背に腹は変えられない。女神が一番強いというのであれば、きっと私はジルヴェスターしか頼る道はないのだろう。深々と頭を下げた。
「ケントがお前に執着するとは思えないがな」
「なんでよ?」
「あいつはいつも沢山の女が常に傍にいる。一人の女に入れあげるような男には見えん」
「そんなこと知らないわよ。でも、もう殺されたくないの!何でもするから守ってください」
そう頼んだ私を見て、ジルヴェスターはピクリと眉を動かした。
「本当に何でもするんだな?」
「……常識の範囲内のことなら」
「じゃあ、私の妻になれ」
妻……つま……ツマ……私は言葉の意味が理解できずにポカンと口を開けてフリーズしていた。
「妻って結婚しろってこと!?私とあなたが?結婚するの!?」
「そうだ」
「意味がわからないわ!私はあなたのことなんて好きじゃない。結婚なんてできない!!」
私は大声で拒否をした。なんでこんな性悪男と結婚しなくちゃいけないんだ。まだ誰ともお付き合いをしたことすらしたことがないのに。
すると、ジルヴェスターはおかしそうに「くっくっく」と笑い出した。
「最高だ。アンナ、やはり君は私の妻に一番向いている女だ」
「はぁ!?」
「私の結婚相手は『私のことを好きじゃない女』にすると決めていた。だが、この国にはなかなかそういう女はいなくてな」
うわ、この男もめちゃくちゃ自信過剰じゃないか。このナルシストっぷり……上田健斗を思い出させるわ。
「女が皆、あんたを好きになるとでも思ってるの?信じられない」
「残念だが、それが事実だからな。私は私に執着する女が大嫌いだ」
ジルヴェスターは眉を顰めて、とても嫌そうな顔をした。
「じゃあ、結婚なんてせずに一人で生きていけばいいじゃない」
「貴族というのは面倒なんだ。だから結婚しないわけにはいかない。このまま後継がいないとバルト家は取り潰しになるからな」
後継って子どものこと?結婚って……もしかして私とそういうことするってことなの!?
「し、しませんからね!私は絶対にあなたとそういうことはしませんから!!」
私が真っ赤になってそう伝えると、ジルヴェスターは美しく微笑んだ。
「ほお、君のようなガキでも後継をどうやって作るのかは知ってるんだな」
「……っ!」
私はジルヴェスターをギッ睨んだが、彼は全くなんとも思っていないようだった。
「安心しろ。結婚はするが夫婦生活はしない。しばらくしたら、優秀な男児を探して養子にする。だから、アンナは私の飾りの妻でいいんだ」
そんなとんでもない計画を発表されたが、そう言われたって結婚などしたくはない。
「……そもそも、お前ではそういう気分にならんしな」
「なんですって!?」
ふう、と呆れたように溜息をつかれたことに、私は腹が立ってきた。そういう気分になられても困るが、ならないと断言されると女としてのプライドが傷つくではないか。
「私だってね、日本じゃそれなりにモテてきたんですから!さすがに失礼でしょ!!」
「だから最高なんだ。世間的には君の容姿は美しい……らしい。その上私に興味がないなんて素晴らしい」
「は?」
「これは取引だ。正直ケントが君の命を狙うというのは信じ難いが、誰が相手でも関係はない。君の命は私が保証しよう。その代わりに、結婚相手になってくれ」
そんな無茶苦茶な提案あるものか。命を助けてもらう代わりに、結婚するなんて。しかも私は相手のことを全く好きじゃなくて、相手も私を全く好きじゃない。
「養子だけもらえばいいじゃない」
「……だめだ。それでは女が寄ってくる」
「なにそれ?そもそもあなたは偉そうに守るなんて言っているけれど、本当に強いの?」
もし強くなければ、こんなとんでもない条件を飲んだとしても結局殺されてしまう。
「アンナ様……旦那様はこの国で一番強い方です。若いですが、その実力から全騎士をまとめる騎士団長もされているのですよ」
執事のラルフが説明してくれた。ジルヴェスターは「まあ、そういう事だ。どうする?」とニッと意地悪く笑った。
「……本当に守ってくれるんでしょうね?」
こんな契約をするのは絶対に間違ってある。だけど、私はケントから逃れなければ明るい未来は二度と訪れないのだ。
「ああ、私は一度した約束を違えることはない。この命に代えても絶対にアンナを守ると誓おう」
彼はキュッと真面目な顔を作り、私の前に跪いてまっすぐこちらを見つめた。その声はとても真剣で……不覚にも一瞬ドキッとしてしまった。
その姿はまるで御伽噺から飛び出してきた王子様そのものだったからだ。
「……わかったわ。あなたと結婚する」
私は覚悟を決めた。ケントから自分の命を守る!それだけを目標にして、できることはなんでも利用してやろうではないか!!
「ねえ、あなたなんて名前なの?そしてこの国はどこなの?そういえば聞いてなかったから」
「まだ伝えていなかったな。私はバルト公爵家の当主、ジルヴェスターだ。ちなみにここはパチーニャ王国だ」
ジルヴェスター……うわ、発音しにくい名前だな。そもそも『う』に濁音をつけるのは、日本人には馴染みがないのよね。パチーニャ王国もやっぱり聞いたこともない。
「そもそも公爵家ってなに?」
「まさかそれも知らないのか」
ジルヴェスターは大きなため息をついた。なんか難しい説明をされたが、公爵家は貴族の中でも、もの凄くハイクラスの家柄って感じのようだ。とりあえずこの家をみたら、死ぬ程お金があることはよくわかる。
それからは、私の知っている日本のことを全て話した。しかし話は通じないことばかりだ。
「お前の話は……理解できない。まるでファンタジーの世界だ」
私からしたら、この国の方がよっぽどファンタジーだけどね。
「たぶんそうなの。私が暮らしていた日本では魔法なんて使えないのが普通だし、あなたのような騎士もいない。文化も人種も全く違う」
「じゃあ何故言葉が通じる?」
「……わからない。でもあなたの言うこと全て理解できるわ」
それからこの国の本を見たが、全て読むことができた。私が日本語で書いた文字も、ジルヴェスターには読めるらしい。自動翻訳機能でも付いているのかな?
「俄には信じ難い話だが……嘘をついてるようには見えない。こんな隙だらけの他国のスパイもいないだろうし」
「だって嘘なんてついていないもの。もちろんスパイなんかじゃないから」
「それにシュバルツが懐く意味もわからない。聖獣は基本的には主人の言う事しか聞かないのに……何か君に特別な力があるのか?」
そうなのか。ワンコ……ではなくオオカミの聖獣って言ってたよね。私は「わからない」と左右に首を振った。
「この国へ来た理由も不明なのか?」
私は日本で殺されたこと、そして女神からの指示でこの国へ転生されたのだと正直に話した。
「ケントという名前の男を知りませんか?」
「……知っている。ケント・ローデンヴァルト……彼も公爵家の令息だ。二十歳で文武ともに優秀な男で、父親は宰相だな」
「きっとその人です!その人にずっと狙われてて、私は殺されるんです。愛してるとか言いながら、私を階段から突き落とす『やばい男』なんです。どうか助けてください!!」
この男のことも好きではないが、背に腹は変えられない。女神が一番強いというのであれば、きっと私はジルヴェスターしか頼る道はないのだろう。深々と頭を下げた。
「ケントがお前に執着するとは思えないがな」
「なんでよ?」
「あいつはいつも沢山の女が常に傍にいる。一人の女に入れあげるような男には見えん」
「そんなこと知らないわよ。でも、もう殺されたくないの!何でもするから守ってください」
そう頼んだ私を見て、ジルヴェスターはピクリと眉を動かした。
「本当に何でもするんだな?」
「……常識の範囲内のことなら」
「じゃあ、私の妻になれ」
妻……つま……ツマ……私は言葉の意味が理解できずにポカンと口を開けてフリーズしていた。
「妻って結婚しろってこと!?私とあなたが?結婚するの!?」
「そうだ」
「意味がわからないわ!私はあなたのことなんて好きじゃない。結婚なんてできない!!」
私は大声で拒否をした。なんでこんな性悪男と結婚しなくちゃいけないんだ。まだ誰ともお付き合いをしたことすらしたことがないのに。
すると、ジルヴェスターはおかしそうに「くっくっく」と笑い出した。
「最高だ。アンナ、やはり君は私の妻に一番向いている女だ」
「はぁ!?」
「私の結婚相手は『私のことを好きじゃない女』にすると決めていた。だが、この国にはなかなかそういう女はいなくてな」
うわ、この男もめちゃくちゃ自信過剰じゃないか。このナルシストっぷり……上田健斗を思い出させるわ。
「女が皆、あんたを好きになるとでも思ってるの?信じられない」
「残念だが、それが事実だからな。私は私に執着する女が大嫌いだ」
ジルヴェスターは眉を顰めて、とても嫌そうな顔をした。
「じゃあ、結婚なんてせずに一人で生きていけばいいじゃない」
「貴族というのは面倒なんだ。だから結婚しないわけにはいかない。このまま後継がいないとバルト家は取り潰しになるからな」
後継って子どものこと?結婚って……もしかして私とそういうことするってことなの!?
「し、しませんからね!私は絶対にあなたとそういうことはしませんから!!」
私が真っ赤になってそう伝えると、ジルヴェスターは美しく微笑んだ。
「ほお、君のようなガキでも後継をどうやって作るのかは知ってるんだな」
「……っ!」
私はジルヴェスターをギッ睨んだが、彼は全くなんとも思っていないようだった。
「安心しろ。結婚はするが夫婦生活はしない。しばらくしたら、優秀な男児を探して養子にする。だから、アンナは私の飾りの妻でいいんだ」
そんなとんでもない計画を発表されたが、そう言われたって結婚などしたくはない。
「……そもそも、お前ではそういう気分にならんしな」
「なんですって!?」
ふう、と呆れたように溜息をつかれたことに、私は腹が立ってきた。そういう気分になられても困るが、ならないと断言されると女としてのプライドが傷つくではないか。
「私だってね、日本じゃそれなりにモテてきたんですから!さすがに失礼でしょ!!」
「だから最高なんだ。世間的には君の容姿は美しい……らしい。その上私に興味がないなんて素晴らしい」
「は?」
「これは取引だ。正直ケントが君の命を狙うというのは信じ難いが、誰が相手でも関係はない。君の命は私が保証しよう。その代わりに、結婚相手になってくれ」
そんな無茶苦茶な提案あるものか。命を助けてもらう代わりに、結婚するなんて。しかも私は相手のことを全く好きじゃなくて、相手も私を全く好きじゃない。
「養子だけもらえばいいじゃない」
「……だめだ。それでは女が寄ってくる」
「なにそれ?そもそもあなたは偉そうに守るなんて言っているけれど、本当に強いの?」
もし強くなければ、こんなとんでもない条件を飲んだとしても結局殺されてしまう。
「アンナ様……旦那様はこの国で一番強い方です。若いですが、その実力から全騎士をまとめる騎士団長もされているのですよ」
執事のラルフが説明してくれた。ジルヴェスターは「まあ、そういう事だ。どうする?」とニッと意地悪く笑った。
「……本当に守ってくれるんでしょうね?」
こんな契約をするのは絶対に間違ってある。だけど、私はケントから逃れなければ明るい未来は二度と訪れないのだ。
「ああ、私は一度した約束を違えることはない。この命に代えても絶対にアンナを守ると誓おう」
彼はキュッと真面目な顔を作り、私の前に跪いてまっすぐこちらを見つめた。その声はとても真剣で……不覚にも一瞬ドキッとしてしまった。
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