303 / 1,871
発展編
さくら色の故郷 31
「なんだか俺達しょうもないな」
「……ですね」
困ったように微笑む瑞樹の額には玉のような汗が浮かび、髪の毛が頬にべったりと張り付いていた。
湯に濡れて上気した瑞樹はいつもより色っぽい。そっと指先で払いのけてやると恥ずかしそうに目を伏せた。しっとりとした頬の触り心地が良くて、
そのまま撫で続けてしまう。
「あの……すみません、そろそろ」
もぞもぞと恥じらう仕草も愛おしい。
うっ目の毒だ……そんな表情をされたら自然に躰が動いてしまう。
手をずらし彼の細い顎をクイッと掴んで上を向かせ……そのまま湯船の中でまた口づけてしまった。
「んっ……」
溜息混じりの甘い吐息が漏れる。
顎の手を離し、首から鎖骨……そして胸元まで撫で降ろすと、瑞樹が苦し気に呻いた。胸の尖りに指先をひっかけて弄り出すと……彼はもう溜まらないといった様子で艶めきながら震えた。
「だ、駄目です……本当に……」
「ここ気持ちいい?」
「セイが……来ちゃいます」
必死に股間を隠そうと前屈みになる姿も愛おしくて、止まらなくなるが……瑞樹はセイがいつ掃除にやって来るかと思うと気が気でないようだ。
確かに……危険すぎる。
流石にここでタイムオーバーだな。
「無理させて、ごめんな。続きは東京に戻ったらな」
俺は腹にグッと力を入れて、くるりと背を向けた。
(今日の俺はかなり頑張っている。瑞樹……いつか貸し切り温泉にも行こうな)
「さっさと洗って出るぞ」
「あっ……ハイ、そうしましょう!」
瑞樹も同じ気持ちなのか、いつもより自分を励ますような力強い声だった。
洗髪しながら目を閉じると、湯の中で揺らいでいた瑞樹の両胸の淡い尖りが浮かんでくるので、必死に追い払う。
瑞樹はすぐ横で、もこもこの白い泡を躰に纏っていた。
彼にはやっぱり白がいい。石鹸の香りのする泡の白さもよく似合う。
俺の熱い視線を感じた瑞樹が頬を染めるが、こちらは見ずに頑なに鏡を見つめ続けている。きっとその鏡に映る顔は、相当に甘く蕩けているだろうな。
「さぁあがろう」
「はい……あの、僕たちかなり頑張りましたね」
「今度は」
「今度は……」
瑞樹と声が重なった。
「くすっ宗吾さん……今度は貸し切り温泉にでも行きましょうか」
「あぁそのつもりだ」
焦らなくていい、ゆっくりでいい……まだ俺たちはスタートしたばかりだから。
「ほらしっかり拭けよ。まだ背中が濡れているじゃないか」
「えっそうですか」
「ここだ」
「んっ……」
脱衣場でバスタオルで瑞樹の背中を優しいタッチで拭いていると、突然ガラッと扉が開きセイくんが入って来たので、慌てて離れた。
「わっ! まだ着替え中でしたか。あの、もう掃除していいっすか」
「あぁ待たせて悪かったな」
濃紺のエプロン姿で黒いシャツを腕まくりした彼が、俺と瑞樹を交互にしげしげと見るので、少し愉快な気持ちになってしまった。
(おいっ期待外れだったか)と突っ込みたくなるよ。
一方、上半身裸だった瑞樹は慌てた様子でシャツを着ていた。
そうそう、それでいい。君のその慎ましやかな胸の尖りは、たとえ同級生でも見せるなよ。
「へぇ」
「なんだ?」
「いや宗吾さんって、脱ぐといい躰してますね」
「なんだ? 俺を見てたのか。ははっ」
「いい筋肉してますね!羨ましいな」
「おい。気色悪い視線を寄こすな!」
誉められて気をよくする俺のことを、瑞樹が「ぷぷっ」と笑い声を発し明るい表情で見つめていた。
****
「瑞樹、お休み。芽生のこと頼むぞ」
「はい、また明日、おやすみなさい」
芽生くんはかつての子供部屋の僕のベッドで既に安定した寝息を立てていた。だからそっと音を立てないように、芽生くんが温めてくれていた布団に潜りこんだ。
何だか不思議な気分だな。
このベッドによく弟の夏樹が潜り込んできて、体温を分かち合って眠ったの日が、つい先日のように感じる。
幸せな過去がこんな身近に感じたことは、今までなかった。
もう二度と訪れないはずの優しい時間が、姿や形を変えて、懐かしい思い出よしてすぐ傍にやってくれる。
それは僕が自分を許し、幸せだと感じられるようになったからなのかもしれない。
「おやすみ、芽生くん。お休み……僕の部屋」
きっと今日はとてもいい夢が見られるだろう。
****
「瑞樹、お休み。芽生のこと頼むぞ」
「はい、また明日、おやすみなさい」
芽生くんはかつての子供部屋の僕のベッドで既に安定した寝息を立てていた。だからそっと音を立てないように、芽生くんが温めてくれていた布団に潜りこんだ。
何だか不思議な気分だな。
このベッドによく弟の夏樹が潜り込んできて、体温を分かち合って眠ったの日が、つい先日のように感じる。
幸せな過去がこんな身近に感じたことは、今までなかった。
もう二度と訪れないはずの優しい時間が、姿や形を変えて、懐かしい思い出よしてすぐ傍にやってくれる。
それは僕が自分を許し、幸せだと感じられるようになったからなのかもしれない。
「おやすみ、芽生くん。お休み……僕の部屋」
きっと今日はとてもいい夢が見られるだろう。
****
「母さん、その、今日はいろいろとありがとうございます」
この歳になって母と旅行する事自体が珍しいのに、同室で眠るなんて照れくさい。だが母さんには頭が上がらない。
「宗吾、良かったわね。あなたは本当にいい子と巡り合ったわ」
「母さんには瑞樹の事を、そこまで受け入れてもらえると思わなかったから、俺はまだ信じられないよ」
「大事にしなさい。瑞樹くんは絶対に粗末にしてはいけない子よ。分かっているわね」
こうやって瑞樹の実家や生家を訪ねる旅をしていて、実感していたことだ。
それを母にも同時に感じ取ってもらえて嬉しい。
「あぁ肝に銘じるよ」
「宗吾に……ひとつだけお願いしてもいい?」
「何です?」
母は少し改まった口調になった。
「あのね、瑞樹くんと一緒に暮らすだけでなく、彼にきちんと居場所を与えて欲しいの」
「あっ同感です。実は俺も東京に戻ったら、その辺りのことを真剣に考えてみようと」
「そうなのね……それなら安心したわ」
「また母さんにも相談します」
本当にその通りだ。
瑞樹との関係……ただの同棲より、もっと深く確かな存在として安心させてやりたい。
「あなたたちは、まるであたたかい陽だまりのようだわ。三人揃うと、光輝くように眩いわ」
「母さんから、そんな風に見えているのなら嬉しいよ」
「えぇ宗吾と芽生そして瑞樹くん。あなたたちは本当に、私にとって大切な存在よ」
大切な存在は、恋人同士だけじゃない。親と子の間に存在する。
「俺こそ……俺の母さんが母さんで良かった」
「まぁ、あなたからそんな台詞が聞けるなんて驚いたわ。あなた本当に変わったのね……それは瑞樹くんのお陰ね」
「そうだ、全部……」
こんな優しい会話を年老いた母と紡げるのも、俺にとって『幸せな存在』の瑞樹のおかげだ。
それだけの想いを託せる相手と巡り合えて……よかった。
「……ですね」
困ったように微笑む瑞樹の額には玉のような汗が浮かび、髪の毛が頬にべったりと張り付いていた。
湯に濡れて上気した瑞樹はいつもより色っぽい。そっと指先で払いのけてやると恥ずかしそうに目を伏せた。しっとりとした頬の触り心地が良くて、
そのまま撫で続けてしまう。
「あの……すみません、そろそろ」
もぞもぞと恥じらう仕草も愛おしい。
うっ目の毒だ……そんな表情をされたら自然に躰が動いてしまう。
手をずらし彼の細い顎をクイッと掴んで上を向かせ……そのまま湯船の中でまた口づけてしまった。
「んっ……」
溜息混じりの甘い吐息が漏れる。
顎の手を離し、首から鎖骨……そして胸元まで撫で降ろすと、瑞樹が苦し気に呻いた。胸の尖りに指先をひっかけて弄り出すと……彼はもう溜まらないといった様子で艶めきながら震えた。
「だ、駄目です……本当に……」
「ここ気持ちいい?」
「セイが……来ちゃいます」
必死に股間を隠そうと前屈みになる姿も愛おしくて、止まらなくなるが……瑞樹はセイがいつ掃除にやって来るかと思うと気が気でないようだ。
確かに……危険すぎる。
流石にここでタイムオーバーだな。
「無理させて、ごめんな。続きは東京に戻ったらな」
俺は腹にグッと力を入れて、くるりと背を向けた。
(今日の俺はかなり頑張っている。瑞樹……いつか貸し切り温泉にも行こうな)
「さっさと洗って出るぞ」
「あっ……ハイ、そうしましょう!」
瑞樹も同じ気持ちなのか、いつもより自分を励ますような力強い声だった。
洗髪しながら目を閉じると、湯の中で揺らいでいた瑞樹の両胸の淡い尖りが浮かんでくるので、必死に追い払う。
瑞樹はすぐ横で、もこもこの白い泡を躰に纏っていた。
彼にはやっぱり白がいい。石鹸の香りのする泡の白さもよく似合う。
俺の熱い視線を感じた瑞樹が頬を染めるが、こちらは見ずに頑なに鏡を見つめ続けている。きっとその鏡に映る顔は、相当に甘く蕩けているだろうな。
「さぁあがろう」
「はい……あの、僕たちかなり頑張りましたね」
「今度は」
「今度は……」
瑞樹と声が重なった。
「くすっ宗吾さん……今度は貸し切り温泉にでも行きましょうか」
「あぁそのつもりだ」
焦らなくていい、ゆっくりでいい……まだ俺たちはスタートしたばかりだから。
「ほらしっかり拭けよ。まだ背中が濡れているじゃないか」
「えっそうですか」
「ここだ」
「んっ……」
脱衣場でバスタオルで瑞樹の背中を優しいタッチで拭いていると、突然ガラッと扉が開きセイくんが入って来たので、慌てて離れた。
「わっ! まだ着替え中でしたか。あの、もう掃除していいっすか」
「あぁ待たせて悪かったな」
濃紺のエプロン姿で黒いシャツを腕まくりした彼が、俺と瑞樹を交互にしげしげと見るので、少し愉快な気持ちになってしまった。
(おいっ期待外れだったか)と突っ込みたくなるよ。
一方、上半身裸だった瑞樹は慌てた様子でシャツを着ていた。
そうそう、それでいい。君のその慎ましやかな胸の尖りは、たとえ同級生でも見せるなよ。
「へぇ」
「なんだ?」
「いや宗吾さんって、脱ぐといい躰してますね」
「なんだ? 俺を見てたのか。ははっ」
「いい筋肉してますね!羨ましいな」
「おい。気色悪い視線を寄こすな!」
誉められて気をよくする俺のことを、瑞樹が「ぷぷっ」と笑い声を発し明るい表情で見つめていた。
****
「瑞樹、お休み。芽生のこと頼むぞ」
「はい、また明日、おやすみなさい」
芽生くんはかつての子供部屋の僕のベッドで既に安定した寝息を立てていた。だからそっと音を立てないように、芽生くんが温めてくれていた布団に潜りこんだ。
何だか不思議な気分だな。
このベッドによく弟の夏樹が潜り込んできて、体温を分かち合って眠ったの日が、つい先日のように感じる。
幸せな過去がこんな身近に感じたことは、今までなかった。
もう二度と訪れないはずの優しい時間が、姿や形を変えて、懐かしい思い出よしてすぐ傍にやってくれる。
それは僕が自分を許し、幸せだと感じられるようになったからなのかもしれない。
「おやすみ、芽生くん。お休み……僕の部屋」
きっと今日はとてもいい夢が見られるだろう。
****
「瑞樹、お休み。芽生のこと頼むぞ」
「はい、また明日、おやすみなさい」
芽生くんはかつての子供部屋の僕のベッドで既に安定した寝息を立てていた。だからそっと音を立てないように、芽生くんが温めてくれていた布団に潜りこんだ。
何だか不思議な気分だな。
このベッドによく弟の夏樹が潜り込んできて、体温を分かち合って眠ったの日が、つい先日のように感じる。
幸せな過去がこんな身近に感じたことは、今までなかった。
もう二度と訪れないはずの優しい時間が、姿や形を変えて、懐かしい思い出よしてすぐ傍にやってくれる。
それは僕が自分を許し、幸せだと感じられるようになったからなのかもしれない。
「おやすみ、芽生くん。お休み……僕の部屋」
きっと今日はとてもいい夢が見られるだろう。
****
「母さん、その、今日はいろいろとありがとうございます」
この歳になって母と旅行する事自体が珍しいのに、同室で眠るなんて照れくさい。だが母さんには頭が上がらない。
「宗吾、良かったわね。あなたは本当にいい子と巡り合ったわ」
「母さんには瑞樹の事を、そこまで受け入れてもらえると思わなかったから、俺はまだ信じられないよ」
「大事にしなさい。瑞樹くんは絶対に粗末にしてはいけない子よ。分かっているわね」
こうやって瑞樹の実家や生家を訪ねる旅をしていて、実感していたことだ。
それを母にも同時に感じ取ってもらえて嬉しい。
「あぁ肝に銘じるよ」
「宗吾に……ひとつだけお願いしてもいい?」
「何です?」
母は少し改まった口調になった。
「あのね、瑞樹くんと一緒に暮らすだけでなく、彼にきちんと居場所を与えて欲しいの」
「あっ同感です。実は俺も東京に戻ったら、その辺りのことを真剣に考えてみようと」
「そうなのね……それなら安心したわ」
「また母さんにも相談します」
本当にその通りだ。
瑞樹との関係……ただの同棲より、もっと深く確かな存在として安心させてやりたい。
「あなたたちは、まるであたたかい陽だまりのようだわ。三人揃うと、光輝くように眩いわ」
「母さんから、そんな風に見えているのなら嬉しいよ」
「えぇ宗吾と芽生そして瑞樹くん。あなたたちは本当に、私にとって大切な存在よ」
大切な存在は、恋人同士だけじゃない。親と子の間に存在する。
「俺こそ……俺の母さんが母さんで良かった」
「まぁ、あなたからそんな台詞が聞けるなんて驚いたわ。あなた本当に変わったのね……それは瑞樹くんのお陰ね」
「そうだ、全部……」
こんな優しい会話を年老いた母と紡げるのも、俺にとって『幸せな存在』の瑞樹のおかげだ。
それだけの想いを託せる相手と巡り合えて……よかった。
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
キミと2回目の恋をしよう
なの
BL
ある日、誤解から恋人とすれ違ってしまった。
彼は俺がいない間に荷物をまとめて出てってしまっていたが、俺はそれに気づかずにいつも通り家に帰ると彼はもうすでにいなかった。どこに行ったのか連絡をしたが連絡が取れなかった。
彼のお母さんから彼が病院に運ばれたと連絡があった。
「どこかに旅行だったの?」
傷だらけのスーツケースが彼の寝ている病室の隅に置いてあって俺はお母さんにその場しのぎの嘘をついた。
彼との誤解を解こうと思っていたのに目が覚めたら彼は今までの全ての記憶を失っていた。これは神さまがくれたチャンスだと思った。
彼の荷物を元通りにして共同生活を再開させたが…
彼の記憶は戻るのか?2人の共同生活の行方は?
初夜に暴言を吐いた夫は後悔し続ける──10年後の償い【完結】
星森 永羽(ほしもりとわ)
恋愛
王命により、辺境伯ロキアのもとへ嫁いだのは、金髪翠眼の美しき公爵令嬢スフィア。
だが、初夜に彼が告げたのは、愛も権限も与えないという冷酷な宣言だった。噂に踊らされ、彼女を「穢れた花嫁」と罵ったロキア。
しかし、わずか一日でスフィアは姿を消し、教会から届いたのは婚姻無効と慰謝料請求の書状──。
王と公爵の怒りを買ったロキアは、爵位も領地も名誉も奪われ、ただの補佐官として生きることに。
そして十年後、運命のいたずらか、彼は被災地で再びスフィアと出会う。
地位も捨て、娘を抱えて生きる彼女の姿に、ロキアの胸に去来するのは、悔恨と赦しを乞う想い──。
⚠️本作はAIの生成した文章を一部に使用しています。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
お二人共、どうぞお幸せに……もう二度と勘違いはしませんから
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【もう私は必要ありませんよね?】
私には2人の幼なじみがいる。一人は美しくて親切な伯爵令嬢。もう一人は笑顔が素敵で穏やかな伯爵令息。
その一方、私は貴族とは名ばかりのしがない男爵家出身だった。けれど2人は身分差に関係なく私に優しく接してくれるとても大切な存在であり、私は密かに彼に恋していた。
ある日のこと。病弱だった父が亡くなり、家を手放さなければならない
自体に陥る。幼い弟は父の知り合いに引き取られることになったが、私は住む場所を失ってしまう。
そんな矢先、幼なじみの彼に「一生、面倒をみてあげるから家においで」と声をかけられた。まるで夢のような誘いに、私は喜んで彼の元へ身を寄せることになったのだが――
※ 他サイトでも投稿中
途中まで鬱展開続きます(注意)
そばにいてほしい。
15
BL
僕の恋人には、幼馴染がいる。
そんな幼馴染が彼はよっぽど大切らしい。
──だけど、今日だけは僕のそばにいて欲しかった。
幼馴染を優先する攻め×口に出せない受け
安心してください、ハピエンです。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。