895 / 1,865
小学生編
ハートフル・クリスマス 2
しおりを挟む
「葉山ー メリクリ!」
「菅野、おはよう! あっという間にクリスマスイブだね」
「最近怒濤の日々だったからな」
「確かに!」
12月は花業界の繁忙期だ。
花持ちする季節となり、クリスマスとお正月のアレンジメント・パーティー装花など仕事は山とある。
「お互いやつれたなぁ」
「くすっ、そうだね。もう若くないのかも」
「え? それは困る。俺の恋人はまだ二十歳だぞ」
「う、うん」
菅野の恋人は僕と同じ同性だ。だからこの手の話をよくするようになった。同性の恋人がいることを隠している僕にとって、菅野の存在はとても大きい。
「葉山は今日明日は内勤だったよな。今日は残業しないで早く帰れよ。芽生坊も宗吾さんも待っているだろう」
「ありがとう。今日のために昨日まで頑張って残業したから、お言葉に甘えて……あ、菅野は?」
「俺は今日明日、店の助っ人だよ。その代わり年末年始に休みをもらった」
「小森くんとクリスマスは?」
「あぁ、こもりんとは日曜日に約束しているよ。最近引っ越しの準備でバタバタしていたから、全然会えていないんだ」
本当に小森くんの近くで過ごすために、ご実家に戻るんだね。
でも、それでいいと思う。
愛しい人の近くにいられるって、それだけとても幸せなことだから、大事にした方がいい。
僕は今年はお正月対応の助っ人で、大晦日までガッツリ働く代わりに、今日は内勤で、土日は休みだ。芽生くんが特にクリスマスを楽しみにしているので、一緒に過ごせて良かった。僕も明日は宗吾さんのご実家のクリスマスパーティーに参加できるし。
そう思うと、今日も頑張れる!
頑張ろうと思った。
ところが、異変が起きた。
午後になって店の手伝いに行く準備をしていた菅野の様子がおかしい。持っていた鋏や書類を床にばらまいた時に、やっぱり変だと確信した。
「大丈夫?」
「お、おう。なんかちょっと怠いだけさ」
大丈夫じゃないと、咄嗟に判断した。
明らかに体調が悪そうだ。
額に手をあてると、燃えるように熱かった。
「コラッ、無理すんな!」
「え、葉山の口調、宗吾さんちっくだぞ」
「馬鹿、笑っている場合じゃないだろ。すごい熱だ」
「おかしいな。さっきまで元気だったのに」
「そんなものだよ」
「参ったな、今から助っ人に入るのに……もうみんなスケジュールが決まっているし」
菅野がふらふらになりながら鞄を持って出掛けようとするので、慌てて制した。
「どうした?」
「リーダー! 菅野、熱があって……高熱です」
「なんだって? 無理するな。今日はもう帰りなさい」
「ですが……俺が助っ人に入らないと、店が回りません」
菅野は責任感が強い男だから、振り切って行こうとする。何でもないふりをする。
僕には、菅野が今どんな状態なのか痛い程分かる。かつての僕もそんな風に自分の状態をひた隠しにした時期があったから。
「あの、僕が行きます。リーダー、僕に行かせて下さい」
「だが……いいのか。予定が合ったのでは?」
「大丈夫です……ちゃんと待っていてくれるので」
幸せな時間を手放すのは怖い。
でも、きっと大丈夫だ。
僕の掴んだ幸せは、消えてなくならないから。
やっと出来た、大切な親友のピンチに役立ちたいんだ。
「そうか、じゃあ、菅野の代打で葉山が今日明日、有楽町駅前の助っ人に入ってくれるか」
「分かりました」
「葉山……ごめん、すまん。芽生坊に悪い事した」
「そんなことない。僕が手伝いたいんだよ」
****
「滝沢さん、クリスマスイブですよ。ぱーっと銀座に飲みにいきましょうよ」
「そうですよ、最近付き合い悪すぎですよー」
仕事を予定通り終えると、まだ17時だった。
クリスマス・イブの今日は皆浮き足立っていて、飲みに行く流れになりそうだ。
「悪い。俺はこの後も仕事があってな」
「仕事? もうスケジュールは入ってないですよ」
「おい、今日はクリスマスイブだぞ。察してくれよ」
「あ! もしかして」
「そうだ。サンタという使命が」
「はぁ~ すっかりいいパパですね」
「安全安心なパパだ。じゃーな!」
俺は颯爽とコートを翻し、銀座は銀座でも、バーやスナックではなくデパ地下に向かった。
今日はお互い仕事だから、デパートで豪勢に買い込んでクリスマスパーティーだ。
意気込んでデパートに着くと、瑞樹から着信があった。
時間が合えば一緒に買い込もうと思っていたのでタイムリーだな。
「瑞樹、今、どこだ?」
「……すみません」
ん? 声が暗いな。
「どうした? 怪我でもしたか。具合が悪いのか」
「ち、違うんです……あ、でも少し当たっているかも」
「ん?」
「実は、菅野が高熱で、彼の仕事を請け負ったので……今日明日、店舗の手伝いになってしまいました」
瑞樹の声は少しだけ沈んでいるようだった。
「そうか、菅野くん、大丈夫そうか」
「熱が38度を越えていたので、早退しました」
「心配だな」
「あ、あの……怒らないんですか」
「なんで?」
「だって僕……勝手に約束を破ってしまって」
馬鹿だな、瑞樹。その言葉は間違えているぞ。
「瑞樹は親友のために一肌脱いだんだろ?」
「すみません、勝手に」
「謝るな。むしろ君がその道を選べたことが嬉しいよ。瑞樹、俺たちはもう家族だろ? いつも通り家に帰ってくればいい。遅くてもちゃんと俺たちは居るよ。君の帰りを待っている」
「あ……ありがとうございます。夜遅くになります。夕食を済ませておいてくださいね」
「分かった。ケーキは一緒に食べられるといいな」
「あ……はい。芽生くんが起きているうちに戻れるか確約はできませんが……あぁ、芽生くんにも謝りたいです、楽しみにしていてくれたのに」
「大丈夫だって。ちゃんと話しておくよ」
「ありがとうございます」
電話の向こうで深々とお辞儀している瑞樹の姿が見えるようだった。
俺の恋人は幸せに不器用だ。
だがそれがいい。
一瞬一瞬に感謝してくれる人なのだ。
人生はその日になってみないと、その瞬間になってみないと分からない。
だが信じることは、いつでも出来る。
瑞樹は俺を信じろ。
俺たち家族を信じろ。
俺も、瑞樹を信じている。
街にはクリスマスソングが流れ、宝飾店の大きなツリーは今年は真っ白だ。
見上げれば、銀座のランドマーク。
大きな時計が時を刻む。
身体は離れていても、君の心はすぐ傍にいる。
「家族のクリスマスは、26日にすればいいじゃないか」
「でもクリスマスの翌日ですよ?」
「26日も、俺んちでは立派なクリスマスだ」
「くすっ、はい、そうですね。皆でご馳走を買いに行きましょう」
「そうしよう。じゃあ今日は心置きなく仕事を頑張って来い!」
「はい! ベストを尽くします」
儚げでひたむきな可愛い恋人。
いつだって君が安心できるような人でいたい。
いつだって君を迎え入れるよ。
俺の幸せは、君の幸せだ。
一緒に過ごす三度目のクリスマス・イブになる。
今宵は深夜のクリスマスになりそうだな。
「菅野、おはよう! あっという間にクリスマスイブだね」
「最近怒濤の日々だったからな」
「確かに!」
12月は花業界の繁忙期だ。
花持ちする季節となり、クリスマスとお正月のアレンジメント・パーティー装花など仕事は山とある。
「お互いやつれたなぁ」
「くすっ、そうだね。もう若くないのかも」
「え? それは困る。俺の恋人はまだ二十歳だぞ」
「う、うん」
菅野の恋人は僕と同じ同性だ。だからこの手の話をよくするようになった。同性の恋人がいることを隠している僕にとって、菅野の存在はとても大きい。
「葉山は今日明日は内勤だったよな。今日は残業しないで早く帰れよ。芽生坊も宗吾さんも待っているだろう」
「ありがとう。今日のために昨日まで頑張って残業したから、お言葉に甘えて……あ、菅野は?」
「俺は今日明日、店の助っ人だよ。その代わり年末年始に休みをもらった」
「小森くんとクリスマスは?」
「あぁ、こもりんとは日曜日に約束しているよ。最近引っ越しの準備でバタバタしていたから、全然会えていないんだ」
本当に小森くんの近くで過ごすために、ご実家に戻るんだね。
でも、それでいいと思う。
愛しい人の近くにいられるって、それだけとても幸せなことだから、大事にした方がいい。
僕は今年はお正月対応の助っ人で、大晦日までガッツリ働く代わりに、今日は内勤で、土日は休みだ。芽生くんが特にクリスマスを楽しみにしているので、一緒に過ごせて良かった。僕も明日は宗吾さんのご実家のクリスマスパーティーに参加できるし。
そう思うと、今日も頑張れる!
頑張ろうと思った。
ところが、異変が起きた。
午後になって店の手伝いに行く準備をしていた菅野の様子がおかしい。持っていた鋏や書類を床にばらまいた時に、やっぱり変だと確信した。
「大丈夫?」
「お、おう。なんかちょっと怠いだけさ」
大丈夫じゃないと、咄嗟に判断した。
明らかに体調が悪そうだ。
額に手をあてると、燃えるように熱かった。
「コラッ、無理すんな!」
「え、葉山の口調、宗吾さんちっくだぞ」
「馬鹿、笑っている場合じゃないだろ。すごい熱だ」
「おかしいな。さっきまで元気だったのに」
「そんなものだよ」
「参ったな、今から助っ人に入るのに……もうみんなスケジュールが決まっているし」
菅野がふらふらになりながら鞄を持って出掛けようとするので、慌てて制した。
「どうした?」
「リーダー! 菅野、熱があって……高熱です」
「なんだって? 無理するな。今日はもう帰りなさい」
「ですが……俺が助っ人に入らないと、店が回りません」
菅野は責任感が強い男だから、振り切って行こうとする。何でもないふりをする。
僕には、菅野が今どんな状態なのか痛い程分かる。かつての僕もそんな風に自分の状態をひた隠しにした時期があったから。
「あの、僕が行きます。リーダー、僕に行かせて下さい」
「だが……いいのか。予定が合ったのでは?」
「大丈夫です……ちゃんと待っていてくれるので」
幸せな時間を手放すのは怖い。
でも、きっと大丈夫だ。
僕の掴んだ幸せは、消えてなくならないから。
やっと出来た、大切な親友のピンチに役立ちたいんだ。
「そうか、じゃあ、菅野の代打で葉山が今日明日、有楽町駅前の助っ人に入ってくれるか」
「分かりました」
「葉山……ごめん、すまん。芽生坊に悪い事した」
「そんなことない。僕が手伝いたいんだよ」
****
「滝沢さん、クリスマスイブですよ。ぱーっと銀座に飲みにいきましょうよ」
「そうですよ、最近付き合い悪すぎですよー」
仕事を予定通り終えると、まだ17時だった。
クリスマス・イブの今日は皆浮き足立っていて、飲みに行く流れになりそうだ。
「悪い。俺はこの後も仕事があってな」
「仕事? もうスケジュールは入ってないですよ」
「おい、今日はクリスマスイブだぞ。察してくれよ」
「あ! もしかして」
「そうだ。サンタという使命が」
「はぁ~ すっかりいいパパですね」
「安全安心なパパだ。じゃーな!」
俺は颯爽とコートを翻し、銀座は銀座でも、バーやスナックではなくデパ地下に向かった。
今日はお互い仕事だから、デパートで豪勢に買い込んでクリスマスパーティーだ。
意気込んでデパートに着くと、瑞樹から着信があった。
時間が合えば一緒に買い込もうと思っていたのでタイムリーだな。
「瑞樹、今、どこだ?」
「……すみません」
ん? 声が暗いな。
「どうした? 怪我でもしたか。具合が悪いのか」
「ち、違うんです……あ、でも少し当たっているかも」
「ん?」
「実は、菅野が高熱で、彼の仕事を請け負ったので……今日明日、店舗の手伝いになってしまいました」
瑞樹の声は少しだけ沈んでいるようだった。
「そうか、菅野くん、大丈夫そうか」
「熱が38度を越えていたので、早退しました」
「心配だな」
「あ、あの……怒らないんですか」
「なんで?」
「だって僕……勝手に約束を破ってしまって」
馬鹿だな、瑞樹。その言葉は間違えているぞ。
「瑞樹は親友のために一肌脱いだんだろ?」
「すみません、勝手に」
「謝るな。むしろ君がその道を選べたことが嬉しいよ。瑞樹、俺たちはもう家族だろ? いつも通り家に帰ってくればいい。遅くてもちゃんと俺たちは居るよ。君の帰りを待っている」
「あ……ありがとうございます。夜遅くになります。夕食を済ませておいてくださいね」
「分かった。ケーキは一緒に食べられるといいな」
「あ……はい。芽生くんが起きているうちに戻れるか確約はできませんが……あぁ、芽生くんにも謝りたいです、楽しみにしていてくれたのに」
「大丈夫だって。ちゃんと話しておくよ」
「ありがとうございます」
電話の向こうで深々とお辞儀している瑞樹の姿が見えるようだった。
俺の恋人は幸せに不器用だ。
だがそれがいい。
一瞬一瞬に感謝してくれる人なのだ。
人生はその日になってみないと、その瞬間になってみないと分からない。
だが信じることは、いつでも出来る。
瑞樹は俺を信じろ。
俺たち家族を信じろ。
俺も、瑞樹を信じている。
街にはクリスマスソングが流れ、宝飾店の大きなツリーは今年は真っ白だ。
見上げれば、銀座のランドマーク。
大きな時計が時を刻む。
身体は離れていても、君の心はすぐ傍にいる。
「家族のクリスマスは、26日にすればいいじゃないか」
「でもクリスマスの翌日ですよ?」
「26日も、俺んちでは立派なクリスマスだ」
「くすっ、はい、そうですね。皆でご馳走を買いに行きましょう」
「そうしよう。じゃあ今日は心置きなく仕事を頑張って来い!」
「はい! ベストを尽くします」
儚げでひたむきな可愛い恋人。
いつだって君が安心できるような人でいたい。
いつだって君を迎え入れるよ。
俺の幸せは、君の幸せだ。
一緒に過ごす三度目のクリスマス・イブになる。
今宵は深夜のクリスマスになりそうだな。
12
あなたにおすすめの小説
【完結】愛されたかった僕の人生
Kanade
BL
✯オメガバース
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
お見合いから一年半の交際を経て、結婚(番婚)をして3年。
今日も《夫》は帰らない。
《夫》には僕以外の『番』がいる。
ねぇ、どうしてなの?
一目惚れだって言ったじゃない。
愛してるって言ってくれたじゃないか。
ねぇ、僕はもう要らないの…?
独りで過ごす『発情期』は辛いよ…。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
✻改稿版を他サイトにて投稿公開中です。
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
インフルエンサー
うた
BL
イケメン同級生の大衡は、なぜか俺にだけ異様なほど塩対応をする。修学旅行でも大衡と同じ班になってしまって憂鬱な俺だったが、大衡の正体がSNSフォロワー5万人超えの憧れのインフルエンサーだと気づいてしまい……。
※pixivにも投稿しています
僕の幸せは
春夏
BL
【完結しました】
【エールいただきました。ありがとうございます】
【たくさんの“いいね”ありがとうございます】
【たくさんの方々に読んでいただけて本当に嬉しいです。ありがとうございます!】
恋人に捨てられた悠の心情。
話は別れから始まります。全編が悠の視点です。
生まれ変わりは嫌われ者
青ムギ
BL
無数の矢が俺の体に突き刺さる。
「ケイラ…っ!!」
王子(グレン)の悲痛な声に胸が痛む。口から大量の血が噴きその場に倒れ込む。意識が朦朧とする中、王子に最後の別れを告げる。
「グレン……。愛してる。」
「あぁ。俺も愛してるケイラ。」
壊れ物を大切に包み込むような動作のキス。
━━━━━━━━━━━━━━━
あの時のグレン王子はとても優しく、名前を持たなかった俺にかっこいい名前をつけてくれた。いっぱい話しをしてくれた。一緒に寝たりもした。
なのにー、
運命というのは時に残酷なものだ。
俺は王子を……グレンを愛しているのに、貴方は俺を嫌い他の人を見ている。
一途に慕い続けてきたこの気持ちは諦めきれない。
★表紙のイラストは、Picrew様の[見上げる男子]ぐんま様からお借りしました。ありがとうございます!
【bl】砕かれた誇り
perari
BL
アルファの幼馴染と淫らに絡んだあと、彼は医者を呼んで、私の印を消させた。
「来月結婚するんだ。君に誤解はさせたくない。」
「あいつは嫉妬深い。泣かせるわけにはいかない。」
「君ももう年頃の残り物のオメガだろ? 俺の印をつけたまま、他のアルファとお見合いするなんてありえない。」
彼は冷たく、けれどどこか薄情な笑みを浮かべながら、一枚の小切手を私に投げ渡す。
「長い間、俺に従ってきたんだから、君を傷つけたりはしない。」
「結婚の日には招待状を送る。必ず来て、席につけよ。」
---
いくつかのコメントを拝見し、大変申し訳なく思っております。
私は現在日本語を勉強しており、この文章はAI作品ではありませんが、
一部に翻訳ソフトを使用しています。
もし読んでくださる中で日本語のおかしな点をご指摘いただけましたら、
本当にありがたく思います。
【完結】言えない言葉
未希かずは(Miki)
BL
双子の弟・水瀬碧依は、明るい兄・翼と比べられ、自信がない引っ込み思案な大学生。
同じゼミの気さくで眩しい如月大和に密かに恋するが、話しかける勇気はない。
ある日、碧依は兄になりすまし、本屋のバイトで大和に近づく大胆な計画を立てる。
兄の笑顔で大和と心を通わせる碧依だが、嘘の自分に葛藤し……。
すれ違いを経て本当の想いを伝える、切なく甘い青春BLストーリー。
第1回青春BLカップ参加作品です。
1章 「出会い」が長くなってしまったので、前後編に分けました。
2章、3章も長くなってしまって、分けました。碧依の恋心を丁寧に書き直しました。(2025/9/2 18:40)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる