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小学生編
白薔薇の祝福 40
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お父さんと別れ、着替えるためにロッカールームに入った。
緑のポロシャツを脱ぐと、さっき封印したことが急に気になり出した。
今なら、もう結果を知っても大丈夫だろう。
どうか、どうか選ばれていますように。
無事に副賞で長崎に旅立てますように――
祈るような気持ちでメールを開くと、そこには……
『葉山瑞樹様、この度はご応募ありがとうございます。残念ながら今回はご縁が……』
えっ、……落選してしまったのか。
そんな……
頭が真っ白になった。
正直に言うと、そのパターンは考えていなかった。
確かな手応えを感じていたのに――
力なくスマホを持つ手をだらんと下ろし、壁にドンっともたれて天を仰いだ。
しっかりしろ瑞樹。
浮かない顔をするな。
初めて自分から強く挑み、願ったコンテストだったのに。
連休中、寂しい思いをさせてしまった芽生くんに長崎旅行をプレゼントしたかった。
だが一緒に旅行に行く夢は消えてしまった。
コンテストに落選は付き物なのに、僕は奢っていた。
芽生くんに贈るものが、なくなってしまった。
どうしたらいい?
時計を見ると、宗吾さんと最寄り駅で待ち合わせした時刻が迫っていた。
彼にこんな元気のない顔を見せるわけにはいかない。
必死にこの醜い感情は押し殺した。
今日は芽生くんの誕生日だ。
宗吾さんの実家で、暗い顔を見せるわけにはいかない。
落ち着け、落ち着くんだ。
結局5分程遅れて駅に到着した。
宗吾さんはどんな雑踏の中でも、すぐに僕を見つけてくれる。
それが嬉しくてほっとした。
「どうかしたのか」
「いえ、なんでもありません」
僕は心配かけたくない一心で、必死に弱い心を隠した。
芽生くんの誕生日に暗いニュースはいらない。
だが……宗吾さんに話しかけられても上の空で心が彷徨ってしまう。だから電車の中でも、ずっと外を見るしかなかった。
今、目が合ったら、泣いてしまいそうだ。
宗吾さんの傍は暖かい。
だから甘えたくなってしまう。
そんな僕の心を、宗吾さんが捉まえてくれた。
一旦戻った自宅。
ここでなら、今なら……
吐き出していいのか。
この気持ちを――
目を閉じると、涙の方が言葉より先に落ちてしまった。
すぐに宗吾さんがギュッと包み込むように抱きしめてくれ、涙を吸い取ってくれた。
「瑞樹、どうした?」
「瑞樹、大丈夫だ」
「瑞樹、頑張ったな」
優しいくちづけで、僕の心を解して、言葉を促してくれる。
宗吾さんの優しい励ましは、僕の心に直球で届いた。
「……悔しくて……」
初めて吐露した悔しいという気持ち。
すると宗吾さんは悔しさを、楽しみに変えてくれた。
「なぁにチャンスは一度きりじゃない、楽しみが延期になっただけさ」
楽しみが延びた?
あぁ、そう捉えるとすごく心が楽になる。軽くなる。
宗吾さんはいつもすごい。
僕にない発想を持っている。
宗吾さんの強い心に、どこまでもついていきたい。
今度は僕からのくちづけを――
「んっ……ん」
暫く、お互いのくちびるを求め合った。
涙はもう出なかった。
その代わり微笑みが戻ってきた。
「瑞樹、そろそろ行けそうか」
「はい。あの……気付いて下さってありがとうございます」
「いつも君を見ているからだ……って、こんな言葉は重たいか」
「いえ、僕には最高です!」
****
「おばあちゃん、お兄ちゃんおそいねー」
「さっき30分ほど遅くなるって連絡があったわよね」
「そっか、連絡があったんだね。なら安心だね。おばあちゃん、さっきから何をしているの?」
おばあちゃんは鏡に向かってお顔に何かぬっている。
「これは保湿クリームよ。もうすぐパーティーが始まるからお洒落をしないとね。おばあちゃんの肌はね、すぐにカサカサしちゃうのよ」
「ふーん」
「芽生はお肌が艶々でいいわね」
「ボクもつけて」
「ふふ、少しだけよ」
ちょんとクリームをお鼻の頭のつけてもらった。
「わぁ、いいにおい」
「ラベンダーの香りよ。心が落ち着くの」
「おばーちゃん、ありがとう」
夕日を見ながら縁側で足をぶらぶらしていると、パパとお兄ちゃんの姿が見えたよ。
「パパ、お兄ちゃん、おかえりなさい」
「芽生、今日はありがとうな」
「うん、とっても楽しかったよ。馬車にも乗れたし」
「送ってもらえてよかったな」
「あのね、帰りも待っていてくれて、お家まで送ってもらえたの。おばあちゃんも喜んでいたよ」
「そうか、雪也さんマジックはどこまでも徹底しているな」
「……そうですね」
あれ? お兄ちゃん、どうしたのかな?
今日はパパの後ろに隠れているよ。
「お兄ちゃん、お帰りなさい」
「……芽生くん、遅くなってごめんね」
「あれ?」
「ん?」
「お顔よく見せて」
「ん?」
もしかして……もしかしてなのかな。
あ、そうだ!
「お兄ちゃん、ちょっとこっちにきて」
「ん?」
お兄ちゃんの手を引っ張って、洗面所につれてきたよ。
「おばーちゃん、さっきのクリーム少しだけいい?」
「いいわよ」
「ありがとー!」
お兄ちゃんは不思議そうな顔をしている。
「お兄ちゃん、しゃがんで目をとじて」
「うん?」
お兄ちゃんの目の下に、僕はちょんちょんってクリームを塗ってあげたよ。
「……お兄ちゃん……泣いちゃったの?」
「えっ、どうして?」
「ここがカサカサしているよ」
お兄ちゃんが目を開けて、困った顔をした。
「参ったな、芽生くんにもバレてしまうなんて」
「どうしたの? 悲しいことがあった? それとも悔しいこと?」
「ふぅ……隠し通せないよ」
「瑞樹、芽生にも話してみろ。芽生は俺に似て包容力あるぞ」
「そうですね……」
パパの言葉、うれしいな。
するとお兄ちゃんがギュッと抱っこしてくれた。
「あのね……芽生くん……ごめんね。話していた長崎旅行ね、駄目になってしまったんだ。コンテスト落ちてしまって……君にプレゼントしたかったのに……ごめん」
「お兄ちゃん……泣かないで。ボクにとってはお兄ちゃんがここにいてくれることがプレゼントなんだよ。お兄ちゃん、大好きだよ」
9歳になったって、はずかしがらずにちゃんとつたえたいな。
好きなものは好きだって。
これって大事なことだよね?
「芽生くん、ありがとう。僕も大好きだよ」
「泣いてもいいんだよ。ボクがクリームぬってあげるから」
「うっ」
ボクを守ってくれる優しいお兄ちゃん。
ボク、少しずつ大人になっていくよ。
でもずっとお兄ちゃんのこと大好きだよ。
「芽生、パパの出番はないぞ?」
「えへへ、パパとお兄ちゃんはずっといっしょにいてね」
「おう! それはバッチリ任せておけ」
その晩はとっても楽しいお誕生日会になったよ。
おばあちゃんに『ノウ』というカードゲームを買ってもらったんだ。あとね、水着も! もう小さくなったから、おばあちゃんに見立ててもらったよ。
後からおじいちゃんとおばあちゃんも来てくれて、ボクの大好物の唐揚げやオムライスをモリモリ食べて、みんなでゲームをして沢山笑って、夏休みの計画も練ったよ。
「お兄ちゃん、ボクのつくったブーケをどうぞ」
「えっ、僕にいいの?」
「うん、いつもありがとう。10歳のボクも、11歳のボクも、12歳、13歳……大人になっていくボクも、いつもおそばで見ていてね」
「うんうん。ずっと見守っていくよ」
明日も明後日もこの先も
ずっと大好き人といっしょにいられますように。
それが一番うれしいプレゼント!
お兄ちゃんも、きっと同じ気持ちだね。
『白薔薇の祝福』 了
緑のポロシャツを脱ぐと、さっき封印したことが急に気になり出した。
今なら、もう結果を知っても大丈夫だろう。
どうか、どうか選ばれていますように。
無事に副賞で長崎に旅立てますように――
祈るような気持ちでメールを開くと、そこには……
『葉山瑞樹様、この度はご応募ありがとうございます。残念ながら今回はご縁が……』
えっ、……落選してしまったのか。
そんな……
頭が真っ白になった。
正直に言うと、そのパターンは考えていなかった。
確かな手応えを感じていたのに――
力なくスマホを持つ手をだらんと下ろし、壁にドンっともたれて天を仰いだ。
しっかりしろ瑞樹。
浮かない顔をするな。
初めて自分から強く挑み、願ったコンテストだったのに。
連休中、寂しい思いをさせてしまった芽生くんに長崎旅行をプレゼントしたかった。
だが一緒に旅行に行く夢は消えてしまった。
コンテストに落選は付き物なのに、僕は奢っていた。
芽生くんに贈るものが、なくなってしまった。
どうしたらいい?
時計を見ると、宗吾さんと最寄り駅で待ち合わせした時刻が迫っていた。
彼にこんな元気のない顔を見せるわけにはいかない。
必死にこの醜い感情は押し殺した。
今日は芽生くんの誕生日だ。
宗吾さんの実家で、暗い顔を見せるわけにはいかない。
落ち着け、落ち着くんだ。
結局5分程遅れて駅に到着した。
宗吾さんはどんな雑踏の中でも、すぐに僕を見つけてくれる。
それが嬉しくてほっとした。
「どうかしたのか」
「いえ、なんでもありません」
僕は心配かけたくない一心で、必死に弱い心を隠した。
芽生くんの誕生日に暗いニュースはいらない。
だが……宗吾さんに話しかけられても上の空で心が彷徨ってしまう。だから電車の中でも、ずっと外を見るしかなかった。
今、目が合ったら、泣いてしまいそうだ。
宗吾さんの傍は暖かい。
だから甘えたくなってしまう。
そんな僕の心を、宗吾さんが捉まえてくれた。
一旦戻った自宅。
ここでなら、今なら……
吐き出していいのか。
この気持ちを――
目を閉じると、涙の方が言葉より先に落ちてしまった。
すぐに宗吾さんがギュッと包み込むように抱きしめてくれ、涙を吸い取ってくれた。
「瑞樹、どうした?」
「瑞樹、大丈夫だ」
「瑞樹、頑張ったな」
優しいくちづけで、僕の心を解して、言葉を促してくれる。
宗吾さんの優しい励ましは、僕の心に直球で届いた。
「……悔しくて……」
初めて吐露した悔しいという気持ち。
すると宗吾さんは悔しさを、楽しみに変えてくれた。
「なぁにチャンスは一度きりじゃない、楽しみが延期になっただけさ」
楽しみが延びた?
あぁ、そう捉えるとすごく心が楽になる。軽くなる。
宗吾さんはいつもすごい。
僕にない発想を持っている。
宗吾さんの強い心に、どこまでもついていきたい。
今度は僕からのくちづけを――
「んっ……ん」
暫く、お互いのくちびるを求め合った。
涙はもう出なかった。
その代わり微笑みが戻ってきた。
「瑞樹、そろそろ行けそうか」
「はい。あの……気付いて下さってありがとうございます」
「いつも君を見ているからだ……って、こんな言葉は重たいか」
「いえ、僕には最高です!」
****
「おばあちゃん、お兄ちゃんおそいねー」
「さっき30分ほど遅くなるって連絡があったわよね」
「そっか、連絡があったんだね。なら安心だね。おばあちゃん、さっきから何をしているの?」
おばあちゃんは鏡に向かってお顔に何かぬっている。
「これは保湿クリームよ。もうすぐパーティーが始まるからお洒落をしないとね。おばあちゃんの肌はね、すぐにカサカサしちゃうのよ」
「ふーん」
「芽生はお肌が艶々でいいわね」
「ボクもつけて」
「ふふ、少しだけよ」
ちょんとクリームをお鼻の頭のつけてもらった。
「わぁ、いいにおい」
「ラベンダーの香りよ。心が落ち着くの」
「おばーちゃん、ありがとう」
夕日を見ながら縁側で足をぶらぶらしていると、パパとお兄ちゃんの姿が見えたよ。
「パパ、お兄ちゃん、おかえりなさい」
「芽生、今日はありがとうな」
「うん、とっても楽しかったよ。馬車にも乗れたし」
「送ってもらえてよかったな」
「あのね、帰りも待っていてくれて、お家まで送ってもらえたの。おばあちゃんも喜んでいたよ」
「そうか、雪也さんマジックはどこまでも徹底しているな」
「……そうですね」
あれ? お兄ちゃん、どうしたのかな?
今日はパパの後ろに隠れているよ。
「お兄ちゃん、お帰りなさい」
「……芽生くん、遅くなってごめんね」
「あれ?」
「ん?」
「お顔よく見せて」
「ん?」
もしかして……もしかしてなのかな。
あ、そうだ!
「お兄ちゃん、ちょっとこっちにきて」
「ん?」
お兄ちゃんの手を引っ張って、洗面所につれてきたよ。
「おばーちゃん、さっきのクリーム少しだけいい?」
「いいわよ」
「ありがとー!」
お兄ちゃんは不思議そうな顔をしている。
「お兄ちゃん、しゃがんで目をとじて」
「うん?」
お兄ちゃんの目の下に、僕はちょんちょんってクリームを塗ってあげたよ。
「……お兄ちゃん……泣いちゃったの?」
「えっ、どうして?」
「ここがカサカサしているよ」
お兄ちゃんが目を開けて、困った顔をした。
「参ったな、芽生くんにもバレてしまうなんて」
「どうしたの? 悲しいことがあった? それとも悔しいこと?」
「ふぅ……隠し通せないよ」
「瑞樹、芽生にも話してみろ。芽生は俺に似て包容力あるぞ」
「そうですね……」
パパの言葉、うれしいな。
するとお兄ちゃんがギュッと抱っこしてくれた。
「あのね……芽生くん……ごめんね。話していた長崎旅行ね、駄目になってしまったんだ。コンテスト落ちてしまって……君にプレゼントしたかったのに……ごめん」
「お兄ちゃん……泣かないで。ボクにとってはお兄ちゃんがここにいてくれることがプレゼントなんだよ。お兄ちゃん、大好きだよ」
9歳になったって、はずかしがらずにちゃんとつたえたいな。
好きなものは好きだって。
これって大事なことだよね?
「芽生くん、ありがとう。僕も大好きだよ」
「泣いてもいいんだよ。ボクがクリームぬってあげるから」
「うっ」
ボクを守ってくれる優しいお兄ちゃん。
ボク、少しずつ大人になっていくよ。
でもずっとお兄ちゃんのこと大好きだよ。
「芽生、パパの出番はないぞ?」
「えへへ、パパとお兄ちゃんはずっといっしょにいてね」
「おう! それはバッチリ任せておけ」
その晩はとっても楽しいお誕生日会になったよ。
おばあちゃんに『ノウ』というカードゲームを買ってもらったんだ。あとね、水着も! もう小さくなったから、おばあちゃんに見立ててもらったよ。
後からおじいちゃんとおばあちゃんも来てくれて、ボクの大好物の唐揚げやオムライスをモリモリ食べて、みんなでゲームをして沢山笑って、夏休みの計画も練ったよ。
「お兄ちゃん、ボクのつくったブーケをどうぞ」
「えっ、僕にいいの?」
「うん、いつもありがとう。10歳のボクも、11歳のボクも、12歳、13歳……大人になっていくボクも、いつもおそばで見ていてね」
「うんうん。ずっと見守っていくよ」
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ずっと大好き人といっしょにいられますように。
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