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第1章
秘められた過去 8
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「やめっ……お許し下さい!」
「ふふふ。お前は女子のように滑らかな肌をしておるな」
鼻息荒く興奮した王は、汗ばんだ手で俺の上半身を撫でまわし、そのまま俺の着物の下にまで這わせ始めた。
そのまま寝台に押し倒されると同時に、王が興奮しながら馬乗りになってきた。大蛇に睨まれたかのように、躰が強張って動かない。
その卑猥な視線で躰を舐めるように見渡され、羞恥心で心臓が爆発しそうになる。
着物の下から下半身の大切な部分に直接触られ、扱かれ、なんともいえない不快感に跳ね上がる。
「 あうっ……あっ……」
俺はまだ女子とは口づけしかしたことない。この先はこの先は一体……一体俺は何をされるのか……分からない。もう限界だ!
身を捩って逃げようと抵抗すると、俺の下半身のものを扱いていた王の手に力が籠った。
「つぅ!」
それは握りつぶされるかのような強さで、痛みで飛び上がりそうになった。
「ふふふ……さぁてどう料理すべきかな。気持ち良いのと痛いのどっちが好みなのかな」
「……」
「最初は痛いのがよいか。いつも戦ってきたお前は痛いのに慣れているであろう、はははっ」
恐怖で躰がガクガクと震える。
嫌だ!こんなの嫌だ!
俺は王を護る役だが、こんな関係望んでない!
これは、まるで……
あぁ……このようなことを王にされたなんて誰にも言えない!
「お願いですから、もう離してください」
俺の懇願なんて王が聴くはずもない。だが俺も我慢の限界で、あろうことか王に向かって力を込めて抵抗しようと試みた。たとえ死んでもいい、こんな屈辱を味わう位なら……そう願うことすら叶わない。
「これは王命だ。まだ逆らうか!!」
バシッバシッ──
頬を思いっきり何度も叩かれた後、胸の突起を甘噛みされ、慣らしてもいない蕾にいきなり王のものを押し付けられる。
「あっ──」
目の前がチカチカする。鍛錬で受けた刀傷なんかと比にならない、躰が真っ二つに分かれてしまうかのような鈍痛に襲われた。
「ひっ!」
喉の奥から声にならない悲鳴があがる。息を吸うのも忘れてしまいそうな、躰を貫く鈍痛に俺は真青になり冷や汗が噴き出してくる。
「あうっ!」
「どうだ?ふぅ……血が出てるな。痛いのか。私は気持ちいいぞ。お前の中は熱くて蕩けるよようだ」
王は興奮した息遣いで耳もとで囁く。そして耳たぶをねっとりとした舌で、ベチャベチャと音を立てながら舐め回される。王が動く度に内臓が持ちあがるような不快感が、躰を埋め吐き気が込み上げてくる。
「お前はわしの近衛隊長だ。任務を全うせよ」
「ぐっ」
顔を歪め涙を堪え、耐え忍ぶしかなかった。何故なら俺は……王を護る近衛隊の隊長だから。
王命で……なかったら
王で……なかったら
こんな辱め受けるはずがない。
その前に切倒してやる!
こんなやつ!
俺をこんな目に
男として耐えがたい。
こんな仕打ちを受けてしまい、恥ずかしくて今すぐ消えてしまいたい。 痛みと屈辱からとうとう堪えきれず一筋の涙が頬を伝い落ちた。
それは長い長い夜だった。
気絶した方がどんなに楽だったことか。
繰り返し訪れる激痛に、ただ目をつぶり歯をくいしばり耐えてやり過ごすしかなかった。 なかば茫然自失状態の中、脳裏に亡くなった父上の姿が浮かんで来た。
父上、そこにおいでですか。
俺は なぜ、こんな目に遭っているのでしょうか。
もう生きているのが、辛いです。
夢の中で俺は父と並んで座っている。父は息子を憐れむような、悲しい目つきで見ている。
父上、どうかお助けください。
****
ヨウはとうとう意識を失った。
その日から三年もの長い間、王が側近のクーデターにより廃位されるまで、ヨウにとって思い出したくもない苦痛の夜を幾度となく過ごす羽目になった。 まるでそれが近衛隊長の任務であるかのように。
近しい内官は気付いていたかもしれない。しかし誰もが見て見ぬ振りをした王とヨウの禁断の秘密の逢瀬だった。
「ふふふ。お前は女子のように滑らかな肌をしておるな」
鼻息荒く興奮した王は、汗ばんだ手で俺の上半身を撫でまわし、そのまま俺の着物の下にまで這わせ始めた。
そのまま寝台に押し倒されると同時に、王が興奮しながら馬乗りになってきた。大蛇に睨まれたかのように、躰が強張って動かない。
その卑猥な視線で躰を舐めるように見渡され、羞恥心で心臓が爆発しそうになる。
着物の下から下半身の大切な部分に直接触られ、扱かれ、なんともいえない不快感に跳ね上がる。
「 あうっ……あっ……」
俺はまだ女子とは口づけしかしたことない。この先はこの先は一体……一体俺は何をされるのか……分からない。もう限界だ!
身を捩って逃げようと抵抗すると、俺の下半身のものを扱いていた王の手に力が籠った。
「つぅ!」
それは握りつぶされるかのような強さで、痛みで飛び上がりそうになった。
「ふふふ……さぁてどう料理すべきかな。気持ち良いのと痛いのどっちが好みなのかな」
「……」
「最初は痛いのがよいか。いつも戦ってきたお前は痛いのに慣れているであろう、はははっ」
恐怖で躰がガクガクと震える。
嫌だ!こんなの嫌だ!
俺は王を護る役だが、こんな関係望んでない!
これは、まるで……
あぁ……このようなことを王にされたなんて誰にも言えない!
「お願いですから、もう離してください」
俺の懇願なんて王が聴くはずもない。だが俺も我慢の限界で、あろうことか王に向かって力を込めて抵抗しようと試みた。たとえ死んでもいい、こんな屈辱を味わう位なら……そう願うことすら叶わない。
「これは王命だ。まだ逆らうか!!」
バシッバシッ──
頬を思いっきり何度も叩かれた後、胸の突起を甘噛みされ、慣らしてもいない蕾にいきなり王のものを押し付けられる。
「あっ──」
目の前がチカチカする。鍛錬で受けた刀傷なんかと比にならない、躰が真っ二つに分かれてしまうかのような鈍痛に襲われた。
「ひっ!」
喉の奥から声にならない悲鳴があがる。息を吸うのも忘れてしまいそうな、躰を貫く鈍痛に俺は真青になり冷や汗が噴き出してくる。
「あうっ!」
「どうだ?ふぅ……血が出てるな。痛いのか。私は気持ちいいぞ。お前の中は熱くて蕩けるよようだ」
王は興奮した息遣いで耳もとで囁く。そして耳たぶをねっとりとした舌で、ベチャベチャと音を立てながら舐め回される。王が動く度に内臓が持ちあがるような不快感が、躰を埋め吐き気が込み上げてくる。
「お前はわしの近衛隊長だ。任務を全うせよ」
「ぐっ」
顔を歪め涙を堪え、耐え忍ぶしかなかった。何故なら俺は……王を護る近衛隊の隊長だから。
王命で……なかったら
王で……なかったら
こんな辱め受けるはずがない。
その前に切倒してやる!
こんなやつ!
俺をこんな目に
男として耐えがたい。
こんな仕打ちを受けてしまい、恥ずかしくて今すぐ消えてしまいたい。 痛みと屈辱からとうとう堪えきれず一筋の涙が頬を伝い落ちた。
それは長い長い夜だった。
気絶した方がどんなに楽だったことか。
繰り返し訪れる激痛に、ただ目をつぶり歯をくいしばり耐えてやり過ごすしかなかった。 なかば茫然自失状態の中、脳裏に亡くなった父上の姿が浮かんで来た。
父上、そこにおいでですか。
俺は なぜ、こんな目に遭っているのでしょうか。
もう生きているのが、辛いです。
夢の中で俺は父と並んで座っている。父は息子を憐れむような、悲しい目つきで見ている。
父上、どうかお助けください。
****
ヨウはとうとう意識を失った。
その日から三年もの長い間、王が側近のクーデターにより廃位されるまで、ヨウにとって思い出したくもない苦痛の夜を幾度となく過ごす羽目になった。 まるでそれが近衛隊長の任務であるかのように。
近しい内官は気付いていたかもしれない。しかし誰もが見て見ぬ振りをした王とヨウの禁断の秘密の逢瀬だった。
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