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第二章 ダンジョン

第十五話 氷対氷

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「これが魔法のコントロールってやつだ。」

もう皆、呆然としているようだ。
別に、お手本を見せただけなのにー…。

「ま、まぁ!?次にいこう!次は、そうだな…井上か。」

俺は井上だけ拘束を解く。

「さ、さっきと同じように、最大をぶっぱなしてくれていいよ。」

「わかった。」

お、こちらはすんなりと終わりそうだな。

『氷の猛威を今一度ここに顕現させ、氷剣山となり一直線に彼の者を突き差しにしろ。』

『コキュートス』

パキッパキッパキッ

その詠唱が終わった瞬間、俺を目掛けて一直線に氷の剣山が、迫ってくる。
すると、白夜は、おもむろに右手を突き出す。

そして──

パキッパキッパキッパキンッ!

右手だけで氷剣山を止め、更に砕いた。

「…なん、で…?」

「井上。お前はとにかく、強度が足りないんだ。だからこんなにすぐ砕けちまう。そこが欠点だな。それ以外はいい攻撃だった。てことで、お手本プレイな?」

先程同じように、指を弾く。
それと同時に、魔方陣が現れる。

銀世界ニブルヘイム

やはり、皆だけを避けて、辺り一体を絶対零度の氷で閉ざした。



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どーもー!
こんにちわ~!
文月くーです!

今日は、ちょい遅れたので!
ごめんなさい!
魔法組との戦いが終わったら白熱の剣士対決にしようと思うので、
楽しみにしていてください!

という事で!

見てくれてありがとー!
お気に入り登録よろしくぅ!

バーイバーイキーン!
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