クラスまるごと転生させられたけど皆と協力すればなんとかなる!

文月くー

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第二章 ダンジョン

第二十七話 休憩時間

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武闘大会が遂に始まった。
陽渡たちは、来賓席での観戦らしい。

俺の初戦の相手はバーディーと言う男だった。
とにかく弱くて瞬殺だったのだが。

筋肉ブーメランは初戦、相手のケルスを観客席までぶっ飛ばしていた。
筋肉恐るべし。

ドSの人はやっぱりドSだった。
対戦相手のピーユがとてもかわいそうでした。

ひょろもやしは予想通り刀使いで凄腕の持ち主だった。
しかし、相手のナーダルが元の世界のコ○チキのナダルみたいに、終始「ヤベッス」と連発していた。
勿論、“何でお前が地方大会を優勝できたんだよ?!”と、叫んでしまったのはご愛嬌だ。

続く第二回戦だが、早々に筋肉ブーメランとドSが戦ったのだが、最終的に筋肉ブーメランが、筋肉で勝利した。

他は順当に三回戦に駒を進めた。








◇◇◇



休憩時間、俺はすっかり落ち込んでいたナーダルを見つけた。
少しかわいそうだし、声でもかけてみるか。

「ナーダルさんだったか?まぁ、そんなに落ち込むなって。相手のヨーロさん?はすごい手腕の剣豪だったってだけだしさ。相手が悪かったってだけだって。」

すると、ナーダルは涙を流しながらこちらに振り向く。

「ありがとうッス…!あんたは良い奴ッス…!オイラ、自信なかったッスけど、ここで慰めてもらえて、よかったッス!あんたの名前を教えてほしいッス!」

「白夜だ。ハクで良いよ。よろしくな?」

「はいッス!ハクの旦那!困ったことがあったらいつでもオイラを呼んでくれッス!」

なんか、絆が生まれた。
うん。
これでよかったはずだ。

そう思いながら、ナーダルと休憩時間を過ごしたのだった。



─────あとがき─────


どーもー!
こんばにちわ!
文月くーです!

という事で、27話目!
無事上げることが出来ました~!

何か、今回もバトルシーンを入れることができなかった感じになってしまいました…。

早くバトルシーンにいきたいんですけど、そこまでに伏線引きもやらないとなので、ズルズルと延びてる次第です。

むぁ、ね!
次はバトルですので!
大丈夫デスよ!

と言うか、あと三話で30話いくんですけど、番外編も書かなくちゃいけないですね。
うわぁ~!
やることがおっぱい──失礼、いっぱいだぁ~!

そこに向けて頑張りたいですね!
てか、僕の世界は夏休みが今日までなんですけど、
明日は投稿できるかなぁー……?
出来たら投稿したいです!

あ!
もうこんな時間だ!
そろそろ妖精の世界に帰らなければ!

と言うことでですね!

見てくれてありがとー!
お気に入り登録よろしくぅ!
妖精の加護の元に祝福があらんことを!

では!
また明日も会えることを願って!


バーイバーイキーン!
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