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17章
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17.章 暗転
─翌日。
王立高等魔術学校。
カリナの友人の令嬢がヒソヒソと話す。
「ねぇ。信じられる?カリナ様が王太后様を毒殺なさろうとしたこと。」
「あんなに、お優しそうな方なのに」
カリナと仲良くない令嬢は言う。
「私、そうじゃないかと、思っておりましたわ」
「だって、王太子妃候補に選ばれる前は、おかしな方、変わり者と言われていたんじゃありませんでした?」
カリナの友人もその言葉に、ああそうなのかという顔をした。
「いつも図書館で本ばかり読んで、お友達ともあまり交流されない方じゃありませんでした?」
そう言って、ああやっぱりと他の令嬢たちは噂しあった。
オルデウス家の屋敷にて、カリナ•オルデウスは父親のクナガン・オルデウスの書斎に呼び出された。
カリナの父、クナガン・オルデウスは憤怒の表情を持って、カリナを待ち構えていた。
「なんて事だ、オルデウス家から王族殺しが出るとは。」
カリナは小さくなって、か細い声で言った。
「自分の汚名は、自分ですすぎます。」
「そんな…ことを、、、、。言っているわけでは、ないっっっ!!!!!」
《バンッ!!》
クナガン・オルデウスは書斎の机を拳で叩き、机の天板にヒビがはいる。
「お前は、私に恥をかかせた。それはお前の命よりも、重要なことなのだ!!!」
王宮にて、王太子リアルは国王と、なにやら言い争いをしていた。
「カリナがやったという証拠はない!これは何かの間違いです!」
国王にリアルは訴える。
「お願いします。彼女の悪い噂を取り消すよう父上からも、取り計らって下さい!!」
国王は威厳を持って答える。
「それは分かっておる。急ぎ、調査したいところだが。今はお祖母様の回復を、優先させるべきじやないか。」
その夜、急に、王太子リアルはカリナの屋敷を訪ねてやってきた。
バルコニーで待っている、カリナは気が気ではない。
『王太子様がいらっしゃる。もしかしたら、婚約破棄を言い渡しに、来られるのではないかしら…』
王太子リアルはカリナの顔を見ると少しホッとしたような顔をした。
カリナは心配して王太子に、かけよる。
「リアル様…少し、やつれられた気がします。」
王太子は、うなだれていた。
「僕の力不足ですまない。君の汚名を取り消そうと、今いろいろと動いているんだ」
カリナは首を振る。
「そんな事は、大事ではありません。どうか王太后様の回復に心を砕いて下さい。」
「君は優しいんだね。大丈夫、僕が君を必ず守るから。カリナは安心していいんだよ。」
「…はい。」
おずおずと、カリナはリアルに尋ねる。
「あの…王太后様はまだお悪いのですか?」
リアルは少し思案して、答える。
「そうだね。まだ意識が回復していないんだ…。でも、君が気に病むことじゃない。いいね。」
カリナを気遣い、リアルはあえて明るい調子で、話題を変えた。
「学校には来ないのかい?君がいないと少し寂しいよ。」
しかし、少し考えて、首を振る。
「いや、今はやめておいた方がいい。君の悪い噂がまだ流れている、傷つくカリナを見たくないからね。」
カリナは王太子に心配かけまいと、明るく、こう答える。
「いえ、明日には登校します。本も久しぶりに読みたいですし。」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
あとがき
「面白かった!」
「続きが気になる、読みたい!」
「今後どうなるの!!」
と思ったら
下にある⭐︎⭐︎⭐︎から、作品の応援お願いいたします。
面白くても、つまらなくても、正直に感じた気持ちをコメント頂けると、今後につながるのでありがたいです。
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─翌日。
王立高等魔術学校。
カリナの友人の令嬢がヒソヒソと話す。
「ねぇ。信じられる?カリナ様が王太后様を毒殺なさろうとしたこと。」
「あんなに、お優しそうな方なのに」
カリナと仲良くない令嬢は言う。
「私、そうじゃないかと、思っておりましたわ」
「だって、王太子妃候補に選ばれる前は、おかしな方、変わり者と言われていたんじゃありませんでした?」
カリナの友人もその言葉に、ああそうなのかという顔をした。
「いつも図書館で本ばかり読んで、お友達ともあまり交流されない方じゃありませんでした?」
そう言って、ああやっぱりと他の令嬢たちは噂しあった。
オルデウス家の屋敷にて、カリナ•オルデウスは父親のクナガン・オルデウスの書斎に呼び出された。
カリナの父、クナガン・オルデウスは憤怒の表情を持って、カリナを待ち構えていた。
「なんて事だ、オルデウス家から王族殺しが出るとは。」
カリナは小さくなって、か細い声で言った。
「自分の汚名は、自分ですすぎます。」
「そんな…ことを、、、、。言っているわけでは、ないっっっ!!!!!」
《バンッ!!》
クナガン・オルデウスは書斎の机を拳で叩き、机の天板にヒビがはいる。
「お前は、私に恥をかかせた。それはお前の命よりも、重要なことなのだ!!!」
王宮にて、王太子リアルは国王と、なにやら言い争いをしていた。
「カリナがやったという証拠はない!これは何かの間違いです!」
国王にリアルは訴える。
「お願いします。彼女の悪い噂を取り消すよう父上からも、取り計らって下さい!!」
国王は威厳を持って答える。
「それは分かっておる。急ぎ、調査したいところだが。今はお祖母様の回復を、優先させるべきじやないか。」
その夜、急に、王太子リアルはカリナの屋敷を訪ねてやってきた。
バルコニーで待っている、カリナは気が気ではない。
『王太子様がいらっしゃる。もしかしたら、婚約破棄を言い渡しに、来られるのではないかしら…』
王太子リアルはカリナの顔を見ると少しホッとしたような顔をした。
カリナは心配して王太子に、かけよる。
「リアル様…少し、やつれられた気がします。」
王太子は、うなだれていた。
「僕の力不足ですまない。君の汚名を取り消そうと、今いろいろと動いているんだ」
カリナは首を振る。
「そんな事は、大事ではありません。どうか王太后様の回復に心を砕いて下さい。」
「君は優しいんだね。大丈夫、僕が君を必ず守るから。カリナは安心していいんだよ。」
「…はい。」
おずおずと、カリナはリアルに尋ねる。
「あの…王太后様はまだお悪いのですか?」
リアルは少し思案して、答える。
「そうだね。まだ意識が回復していないんだ…。でも、君が気に病むことじゃない。いいね。」
カリナを気遣い、リアルはあえて明るい調子で、話題を変えた。
「学校には来ないのかい?君がいないと少し寂しいよ。」
しかし、少し考えて、首を振る。
「いや、今はやめておいた方がいい。君の悪い噂がまだ流れている、傷つくカリナを見たくないからね。」
カリナは王太子に心配かけまいと、明るく、こう答える。
「いえ、明日には登校します。本も久しぶりに読みたいですし。」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
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