【完結】エルネスト・ルク・ヴァルトリエの責務

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第三章 【炎と水の因果】

6.

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 理人が次に気が付いたとき、ゆっくりと車輪が止まりかけた音が馬車の中には響いていた。
 瞼を持ち上げ、細い視界をこじ開ける。目の前には足を組み窓の外に視線を向けているネリウスの姿があった。
 
「……目覚めたか」

 理人が声を発する前に、男は口を開く。尋問で気を失ってから、何日経ったのか分からない。ネリウスから何か情報を聞き出す機会も逃し、理人は内心で深く溜息を吐いた。自分がそれほど軟弱だとは思わないが、知らぬ間に疲労も心労も溜まっていたのかもしれない。
 ネリウスが叩き起こさないとは、意外だった。それほど深く意識が落ちていたのだろうか。それとも馬車の中で回答を急ぐ必要がない為か。恐らく後者なのだろう。
 
 窓は既に開けられており、何処かの道を進んでいる様子が見えた。
 市街地だろう。窓の下方に見えた道は舗装されているのか、馬車の揺れも少ない。馬車が三台は横を並んで通過できそうな程の大きな道だった。真っ直ぐに伸びている街の中の道を進んでいる。
 道の双方にある建物は瓦礫などが積まれた白壁で作られ、門構えも立派だ。門番が立つ家もある。
 
 道の端には人々が並び、一様に叩頭していた。身なりは、かなり差がある。セレナが着ていたようにドレスに身を包んだ者もいれば、貴族や騎士のような身なりの者もいる。商業人や旅装をした者、ドレスではなくともブラウスにスカートを履いた女性もいた。
 
 そして、理人は驚いて目を見開かせた。
 ヴァルトリエ領に住む者よりも、より粗末な服に身を包んだ者が道の端で固まっている。周囲からは距離を取られ、いかにも異様な空間が彼らの周辺には広がっていた。彼らの後方の路地には、鞭を持った商人風の男たちが入っていく。そんな男たちを時折震えながら見、慌てて誰とも視線が合わぬように視線を落とす。粗末な身なりの者たちは子供や女性が多く、皆、痩せていた。足首に、鎖がある。
 
 王領は権威主義だ、能力主義だとリアンは言った。それが、この姿なのか。

 整然とした街の裏側に見えた景色に、理人は愕然とした。理人には考えられなかった。言葉で聞いても分からないものがある。自分で考えても、見えないものがある。
 
「何を驚く」

 ネリウスの声は冷淡だ。

「奴隷がかくも珍しいか」
「――ヴァルトリエ領では、見かけませんでした」

 奴隷など、歴史の勉強でしか見たことが無い。
 理人は何とか驚愕を押し殺し、喉から声を絞る。ヴァルトリエ領は全員が貧しい代わりに、身分格差は殆ど感じなかった。領主であるヴァルトリエ家は別として、領民の間には職業の差はあれど待遇にそこまで差はない。
 人が人を支配し、従える光景はなかった。
 
「彼の地に対して王家は手を出さぬ。故に内情を知らぬが――格差が生まれるほどの、富がない証左だ。この国で最も貧しい領である所以だな」

 理人は一瞬、自分の内側に燃え上がる怒りを感じた。目頭に力が籠もると、ネリウスが興味深そうに理人の顔を見る。

「何を怒る」
「殿下は……何故、ヴァルトリエ領に、救いの手を差し伸べられないのですか。彼の地にはずっと、干渉が必要でした。自分たちが行ったのではない所業の後遺症により、自力で立ち上がれぬ民たちに希望が必要です。王家は手を出さぬと仰います。何故ですか? ヴァルトリエ領に住む者たちも、王の、王国の民ではないのですか」
「面白いことを言う。ヴァルトリエ領に救助が必要であれば、それは領主たる貴殿の責務である」

 切り捨てたネリウスが、目を上げる。漆黒の瞳に一際大きな建物の一部が映った。
 豪華な飾り細工に、何人もの門番が協力して開く扉。扉の前には広大な階段と庭が広がり、噴水から水が絶え間なく流れている。
 
「――着いたな。申し開きは王にしたまえ」



 拘束具が外され、再び手錠のみになった理人は王級の長く広い廊下を歩いた。鎖は変わらずネリウスが引き、周囲には騎士たちが微塵の隙もなく理人を包囲している。
 王宮の高い天井には見たこともない精美な絵画が彩られ、この国の神話の一つのシーンなのだろうかと理人は場違いに考えた。異なる世界だが、地球の文化に似た部分も見かけることがある。
 やがて、また無駄に高く広い扉がある。銀細工が打ち付けられ、丸く下げられた取っ手もまた銀のように見えた。
 
「ネリウス殿下、ご帰還にございます!」

 門番たちが声を上げると、扉がゆっくりと音を立てて開かれる。
 真っ先に、王座が目に入った。目にも鮮やかな紅と金の王座に、そこまで伸びる赤い絨毯が続く。絨毯の端は金糸で彩られ、柄も繊細な意匠が施されていた。
 王座へ続く道に、また人が並んでいる。騎士のみではなく、貴族の姿が多い。無関心に似た顔で己の感情を隠し、入場したネリウスに深く叩頭を捧げた。あからさまにネリウスに向かい、色目を使う女性もいる。
 
 そして、玉座に、その者の姿があった。
 
 肘をつき、脚を寛げて広げて座る王者の姿。船の碇を思わせる、重厚とした存在感を放っている。
 ネリウスと同じ漆黒の髪から見えた目は、研ぎ澄まされた鉄の切っ先を彷彿させた。
 彼の目は自らの息子を捉えることなく、理人に向けられる。
 
 理人は背を突き飛ばされ、絨毯に膝をついた。そのまま首を押さえられ、上で剣が交差して突き立てられる。膝を折ったまま、床から理人は王座に座す者を見上げた。
 
「久しいな、ヴァルトリエ侯爵」

 王座の間に轟く声だった。理人はどうにか頭から礼節の言葉を引きずり出す。
――教えを請うた理人にバルバナスが教えてくれた、王族を相手にした時の対応の仕方であった。

「は……再びお目に掛かれて光栄に存じます。ヴォルクレイン・ド・ヴァルティアス陛下」
「光栄か。そちがよく、そう申せるものだ」

 王が手を動かすと、書状が渡される。王は紙に目を落とし、再度、口を開いた。

「ヴァルトリエ領の大地に手を加えておるな。王命と知らぬそちではあるまい」
「――存じ上げております」
「王命に逆らえば、死あるのみ。覚悟はできておろう」

 王が手を翳すと、首の後ろにある剣に力が込められ音を立てる。理人は声を振り絞った。

「王は何故、王の民を救うために動いて下さらないのですか」

 王の目が高い玉座から理人を見下ろしている。それはまるで、蟻や這う虫を眺めている様だった。
 床に膝を立て、頭を下げるよう押し付けられながら、理人は声を振り絞る。

「ヴァルトリエ領の民たちは困窮しています。このままでは大地は死に、そこに生きる民たちも死に絶えます。何故、手を加えてはならぬのですか。その領地で生きる我々が生きる道を模索して、何を罪と仰られるのですか! 歴史がそうと記すならば、歴史を変えることが出来るのも人間です。私はただ、あの死した大地に再生を与え、領民に日々の生活を得て欲しいのです。王命は存じています。ですが、何故、困窮する民を見捨てる理由になりますか!」

 貴族たちが静かにさざめきを立てた。理人に好意的なさざめきではない。
 愚者であるという嘲りや、王に反逆あらば死をという敵意。
 そして、禁忌に触れた者に関わるまいとする、無関心の視線。
 孤立無援の会議が目の前の景色に被って、ぶれる。

「愚問だな、ヴァルトリエ侯爵。《天の怒り》に抗うことこそ、人間の愚かな業である。そちは、禁忌に手を振れた。動機も理解した。王家への謀反を企む者と見做して、間違いはない」
「人間の業だと、何を馬鹿な……! 私は、一度たりとも王家への反逆を考えなどしていません」

 それは正しく理人の本心であった。実際に理人は王家の存在など微塵も意識をしたことがなく、反逆を考えた試しもない。意識の外にあるのだから、考えられもしない。理人にとっては正真正銘の真実であったが、周囲はそれを受け入れなかった。
 理人にとっては、自分の主張が何故理解されないのかが分からない。であっても、ただ言葉を尽くさねば何も始まらない。

「どうか、ヴァルトリエ領の民に未来をお与えになられてください。私は、それさえ叶えば他には何も望みません。大地の再生と領民の生活だけが、私にとって」

 しかし、それすら王は大儀そうに手を振って強制的に黙らせた。

「それ以上はよい、ヴァルトリエ侯爵。決は下った。後は執行されるのみよ。確かにそちの言う通り、ヴァルトリエ領の者たちは哀れであるな」

 感情は言葉に伴っていない。王は瞳に鉄の光沢を添え、告げた。

「彼の地に生まれたことが、彼らの不運である」

 理人は地に押し付けられたまま、赤い色のそれを見つめた。
 王の言葉に、時が止まったように感じる。不運? 不運で死ぬ命が許されるのか。抗う術を封じる言い訳になるのか。ヴォルクレインの言葉は全て、言い訳だ。都合の悪いものに蓋をして、自分の思うがままに事を進めたい強者の姿だ。それが罷り通る世界。弱者は虐げられるしかない世界。
――そんな馬鹿なことがあってたまるものか。

「それが王のお答えなのですか」

 睨み上げようとした後頭部は持ち上げられず、騎士の手で強引に床に叩きつけられたままだ。背に回した手錠を踏み抜かれ、ぐっと背骨が痛む。押し付けられた絨毯に、額と頬を擦り上げられる。
 土を這い、舐めれば気持ちが分かるのか。いや、ここに土はない。この王の言葉だけは、受け入れられない。

「王とは存在することである」

 ヴォルクレインは立ち上がりもせず、告げた。

「次の世へ国のありのままの姿を繋げることこそが王の役割である。王がいれば国は滅びぬ。故に臣民は王にすべてを捧げ従う。ただ一つ、それだけが揺るがぬ絶対の真理である」

 言葉が終わると同時に、首の後ろに遭った剣が、そのまま下される。
――ここで終わりなのか。
 最後まで身じろぎをし、理人は強く、ヴォルクレインを睨んだ。逃げられなくても逃げようとする。殺されようとも、生きようとする。
 例え此処で理人が倒れても、示さなければならないものがある。天を睨み抗う姿だけは、誰に笑われようとも最後までそうあり続ける。セレナ、バルナバス、ジムザ、フロリア――彼らがただ、生きられる未来のために。

 その瞬間に、そっと言葉が割って入った。

「お待ちを、父上」

 流れる水流が、音となったような声。名ばかりの法廷の様子を睥睨していたネリウスが、父を見上げる。
 
「ヴァルトリエ侯爵は、恐らく嘘をついてはおりません。それは王家への反逆を考えなどしていないという、その一点においてです」

 ネリウスが膝をつき、青い目に驚きを浮かべた理人の髪を持ち上げる。首を押さえられたままの無理な姿勢に、理人は少し眉を顰めた。
 父とは違う漆黒の瞳が、理人の姿を観察する。
 
「ヴァルトリエ侯爵が謀反の首謀者であるのなら、あまりにも行動が迂闊です。《天の怒り》に異議を唱えるなど、真正面から王命に逆らっております。すぐに処刑されると知っているはず。これでは処刑せよと王家に告げているような無様さです。ですが、彼は大地に手を加えることを止めなかった。止められなかったか、止めぬよう誘導されたか。父上もご存じの通り、ヴァルトリエ侯爵は本来、無知です。保身を考え、自らの力だけで王家に謀反を起こすなどたいそれた思考を抱きはしない人物です」

 王はややあって、初めて息子の姿を視界に収めた。
 
「……他に謀反の協力者がおると申すか、ネリウス」
「必ず。ヴァルトリエ侯爵を囮にして、隠れ蓑にしている者がいると考える方が筋が通ります。ここでヴァルトリエ侯爵を処刑させ、事は終わったと、王を油断させるつもりなのでしょう」

 王は沈黙する。ネリウスは理人から手を離し、集まった貴族たちにも向けて言葉を続けた。

「王の意思が正しければ、ヴァルトリエ侯爵が何を試行しても《天の怒り》が下された大地の結果は変わることはない。侯爵領はいずれにしても塵芥の掃きだめであり、辺りには異臭が漂っていた。王が手を下すまでもなく、領民たちはいずれ死に至るだろう」

 僅かに笑い声が場に零れる。何がおかしいのか理人には欠片も理解できなかった。口を開こうとすると、ネリウスの足で顔を蹴られる。そのまま頭部にネリウスの靴底が載せられ、貴族たちが小さな声で笑った。
 数え切れない悪意が場を染め、広がっていく。その中心で、ネリウスが理人を見下ろした。
 
「責は流血でのみ贖われる。ヴァルトリエ侯爵の罪は、彼の死で持って贖いとなる。異論はございません。ですが、その前に彼から首謀者を吐かせます」

 王は、嘆息してから頷く。
 
「お前の好きなようにせよ。ネリウス」

 ネリウスは父に優雅に一礼をする。理人はただ背に回された掌を血が出るほどに強く、自分で握り締めた。
 
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