ハンバーグ屋は転生してもハンバーグ屋!〜異世界冒険挽肉譚〜

あかもりん:他サイトトップ10入り!

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3口目「アンタのハンバーグに似てるってな」

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店主は街へ向かう。



店主「大丈夫ですか!?誰かいませんか!?」

街は混乱と悲鳴に包まれる。

客A「あ、あなたは昨日の…!」

店主「お客さん!大丈夫ですか!?」

…足をやけどし、全身血にまみれていた。

客A「あいつがギルドの塔にまだいるんだ…!昨日一緒に食べにいっただろ…昔からの友達なんだ…!」

店主「僕見てきます!向こうの方に避難していてください。」

客A「すまない…」



店主は塔へ走る。

最期に思いを託した客Aを背に。



店主「一体何があったって言うんだ…」




店主「誰か!誰かいませんか!」

客B「こっちだ…!」

店主「昨日のお客さん!無事でよかった…」

客B「静かにしろ!今…!塔の上で団長が戦っている!」

店主「リゴラさんが…!?」

客B「ああ…!あいつらから俺らを逃がしてくれたんだ…!」

店主「あいつら…?」



客Bは塔の上を指さした。

リゴラと対立する黒い集団。



店主「あの人達は?」

客B「俺達にもわからない…。今朝いきなり街を襲撃しに来たんだ!」

店主「そ、そんな…!お客さんは戦わなくていいんですか…?」

客B「ああ俺はアンタを待ってたんだ。団長から預かっている物があってな。」

店主「僕に…?」

客B「これだ。」



それは黒く丸い石のようなもの。

客B「団長が言ってた。この街に代々伝わるこの石が…アンタのハンバーグに似てるってな。」

店主「そ、そんな大切なものなんで僕に…!?」

客B「さぁな…団長口数少ねぇから。じゃあ俺は団長のとこ行ってくる。」

店主「気をつけてください…!それと必ずまたハンバーグ…食べに来てください!」

客B「ああ必ず食べに行く。約束するよ。」



彼は塔の上へ走っていった。





リゴラ「お前達は一体何者だ!なぜ街をこんな風にした…!」

?「終わりが近づく…」

リゴラ「終わりだと…?」

客B「団長!」

リゴラ「アイツは来たのか…?」

客B「はい!渡してきました…!」

リゴラ「よし。」



リゴラは笑った。



リゴラ「あいつは…あいつのハンバーグはいつか世界を救う。俺はそう信じてる。行くぞ!」

客B「はい!はあああ!」



店主「リゴラさん…!お客さん…!」

塔の上で激しい火花が散る。




黒い光が輝いたその時だった…。



ガシャァン!



店主「こ、これは…!」

赤く煌めくリゴラの大剣。

店主「まさか…!リゴラさん…!」

塔を見上げると黒い集団は姿を消していた。





この石が、何かわからないけど…

リゴラさんや皆が命をかけて僕に渡してくれたんだ…!





店主は立ち上がる。



リゴラの大剣と、黒く輝くハンバーグ石を手に…



続く。
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