俺の妻は腐女子ですがなんら問題ありません。交際0日婚で腐女子の私は甘々に溺愛されています

森本イチカ

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「っつ、はぁ、りゅうちゃん」


「ごめん、まだ足りない」


「え? ちょ、隆ちゃん!?」


 息の整わない美桜をひょいと横に抱き抱えスイートルームの寝室へと足速に移動する。大抵ベットメイキングでハート型の薔薇とかが施されていると思うだろう。もちろんプランにもそうなっていたが俺は無しにしてもらった。だって今から抱きますってなった時に邪魔だろ? 勿論薔薇の中に埋もれる美桜を想像しただけで綺麗でそれもそれでゾクリと身体が震えるが、風呂でも薔薇を堪能したからベットの上では何もない状態で美桜だけを堪能したい。


 まっさらなシーツの上に美桜の背をゆっくりと下ろす。恥じらってか身を捩り身体を隠そうとする美桜の両手を取り上から覆い被さる。


「は、恥ずかしいからあんまり見ないで」


 お風呂上がりだからか、それとも一度行為をした後だからか、それともただ恥ずかしいからか、美桜の頬は真っ赤な林檎のように赤く染まり目は潤みすぎて瞬きをしたら涙がポロリと流れそうだ。それがまた俺の心を燻る。


「薔薇に包まれてた美桜も綺麗だったけど、真っ白なシーツの上で乱れてる美桜も綺麗だな」


 額に、頬に、鼻に、そして唇に。
 キスを繰り返しながらもう一度丁寧に彼女の身体を隅々まで愛撫を繰り返す。


「んんっ、隆ちゃんっ」


「なに?」


 はぁはぁと息を乱しながら両腕を広げ俺を胸の中に閉じ込める。


「もう、隆ちゃんが欲しい。挿れて」


 あぁ、なんて可愛いんだろう。自分から俺を欲っして強請るなんて。なら美桜の望み通りの演出をしよう。
 ベットフレームの頭上にある小さな引き出しから避妊具を取り、ふぅーっと息を吐いてゴクリと唾を飲む。徐に口元に持っていき端を犬歯で噛みピリッと破る。


(はぁ、成功した)


 緊張しながらも美桜がして欲しいと言っていた口でゴムをビリっと開けることに成功した。
 俺の下で美桜は目をギンッと見開きしっかりと見ていたようで、自分でやっておきながら物凄く恥ずかしい。


「あ、あんまり見るなよ……」


「はっ、ごめん! ついここはリアルなのか、それとも二次元に迷い込んでしまったのかってもうわけわからなくなってガン見してしまいました……」
「で、でも最高すぎました……」


「なら良かった」


(っても開けるだけで結局は手で出さないといけないんだけどな)


 美桜の両脚を持ち上げゆっくりと身体を押し込んでいく。汗ばむ身体を密着させる。ドクドクと流れの早い心音が身体に響いた。


「美桜の心臓の音凄い早い……気持ちいい?」


「はっ、やっ、き、気持ちいい。きもちっ……」


「あー、俺もやばいや。美桜が締め付けてくるから」


 ゴリゴリと子宮まで届くように腰を押し付け、奥まで突き上げる。ヒクヒクと波打っている美桜に締め付けられ必死に耐えながらも腰を動かすのが止められない。


「あぁっ、あ、私もっ……イ、イクッ、いぃ……」


「いいよ、イッて。……っつ、俺もイクから、一緒にイこう」



 キュウキュウと締め付けてくる肉壁が更に深い快楽へと導く。襲いくる快楽に暫くは耐えたがもう無理だ。


「あぁっ、りゅちゃんッ……あんっ、あっ、イイっ、あぁぁあっ――」


「はっ、はっ、俺もッ――」


 快楽の波に飲み込まれ美桜の中に流れ込んだ。


 抱き寄せて美桜の鼓動を確認し、温かさに安心し、二人で寄り添いながら眠りについた。
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