戦闘主義とサポート主義

はぴぼ

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番外編

始まりの話

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僕コタロウはバリバリの高校生 今日はまた、いつもと違う話し方で違う話をしようじゃないか。

「ねぇ、コタロウ昨日のアニメみた?」

「ごめん、原作主義者だからアニメはあんま見ないんだー」

「えぇーアニメみないとか人生の半分損してるよ、逆に俺はラノベとか読まないなー」

いや、ラノベ読まないとかアホちゃう?
どうせ、ママに絵本ばっか読まされてきたんだろうよ。



「起立!礼!お願いします!着席」

この授業は数学で、僕はなんの教科も得意ではないってことを先に言っておこう。

「ハイではこの問題を今日は6月だから主席番号6番の人」

おいおい!なんで、毎回こんなのやるんだよ!当てられた人が間違っちゃったら可哀想だろ...もしかして、そうか!!そうなのか、Sなのか、教師はSなのか!?
それか、単なるカマチョかぁー

「よし、出来てるなじゃあ次は6+6で12番のやつ」

あー忌々しい!!どうしような自分が当てられたら多分こんな問題日が暮れても分からんぞ。

「おい!12番!!!お前だろコタロウ!!!」

は?今なんった?

「ちょっとコタロウ君指されてるわよ」

隣の席の女子が話しかけてきた。アスカという名前だ。頭が良さそうだったのでこんなことを言ってみる

「どうしよう、この問題分かんない」

「私出来たから教えるよ!ここはね、216だよ!」

本当に頭が良いみたいだ。自分の答えと全然違う。因みに僕の答えは16だ。明らかに違う。

「はい!えーと216です!」

あれ?反応がおかしい....もしかして

「コタロウ違うぞここは、16だ!ちゃんと勉強しろよ!!」

                  は?

今なんった?明らかに16って言ったよな?自分の当たってたじゃねぇーかよ!!!

「ごめん!!間違ってたね私」

クッソォォォォこの女ぁぁぁぁ!!!頭良さそうなフリかぁぁ!!フリだったのかァァ!!

「大丈夫だよ!!気にしないで聞いた自分が悪いしね」気にしてるけどな!!

      <放課後>

よっしゃゃ!!放課後だぁぁぁ!!今日発売の立体ゲーム買いに行くぞーー

「待てコタロウ」

「すいません。先生今日は無理です。」

「この前のテストの件だ」

「尚更イヤですぅぅぅ」

<10分後>

ハァーやっと終わった!!まずい、ゲーム売り切れる!!!

「本当にやつは来るのか?」

「はい。彼は必ずこのゲームを買いに来ます。噂をすれば来ましたよ」

まだ、売ってるかなー?おっ!!あったあった!!!

「本当にあの子にマスターが考えてるとこをできる力かあるんでしょうか?」

「それを試すためにこの、ゲームGMAクロニクルを作ったんじゃないか!さぁ、見せてもらいますよ!!!
               コタロウくん」

「これ、買います!!」


番外編 始まりの話し

      終わり
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