【第一部完結】天寿を全うした俺は呪われた英雄のため悪役に転生します

バナナ男さん

文字の大きさ
18 / 1,649
プロローグ(大輝、レーニャ、死後の世界にて)

2 そして物語は続く?

しおりを挟む
「いい人生だったなぁ~。良いことも嫌なことも沢山あったけど、思い残すことのない全力で駆け抜けた人生だった。
────で、終わったはずなのに……ここは一体どこなんだろう……?」

今、俺のいる場所……。
見わす限りの真っ白な空間で、一体どこまで続いているのか先は全く見えない。

そんなただ広いだけの空間の中、俺は先程目を覚ました。
    
────そう、

何がなにやら分からないが、とりあえずその場に正座し自身の腕を見下ろした。

細くガリガリになっていた腕には毎日いくつもの点滴が刺さり、複数のうっ血した跡があったはずだが……まるで健康だった頃のように年相応の健康的な腕になっている。
そして何より病気の時の息苦しさが全くない。

見渡す限りの真っ白な空間、苦しくない体、そこから導き出される答えは────……。

「もしかしてここが死後の……あの世ってやつなのかな?」

「はい!半分正解で半分不正解ですよ。森田 大樹さん。」

座り込んでいる俺のすぐ背後からまだ幼い少女特有の高い声がし、上から覆いかぶさるように誰かが俺の顔を見下ろしてくる。 
反射的に上を見上げ、その謎の人物とピタリと目が合った俺は、プールに飛び込みをするようなフォームで直ぐにその場から離れた。

「────っ!??」

そして、慌てて後ろを振り返ると、そこには声から予想されるそのままの年齢────おそらく10代半ばに届くかどうかくらいの少女が、真っ白なワンピースを着て立っていたのだ。

どうやら日本人ではなさそうで、金色のやや長めのショートカットに同色の瞳、顔立ちもどこか西洋系の顔をしている。

そんな可愛らしい外見をしている少女は、驚きに固まる俺にキラキラとした目を向けてきた。

「わぁ~すごい動きですね!こんにちは!」

「こっ、こんにちは!────じゃなくて、君、一体どこから現れたんだい?おじさん、すっごく驚いた~。
────はっ!俺の名前を知っているってことは、前にどこかで会ったことあるのかな?
まって!今思い出すから!」

最近物忘れがひどくなった頭をフル回転し、うーん、うーんと必死に思い出そうとしたが全く記憶にない。
目の前の彼女はそんな俺の様子をニコニコと機嫌良さそうに眺めながら会話を続ける。

「いいえ、出会ったのは今日が初めてです。 お会いできて光栄です、森田 大樹さん。
私は<レーニャ>と申します。
先程、半分正解で半分不正解と言ったのは、大樹さんは定められた寿命────天寿を全うして亡くなり、現在は現世とあの世との間の空間にいるからです。
そしてなぜここにいるのかというと……大樹さんは神の幹部候補にえらばれたからなのです!」

レーニャちゃんが興奮した様子でそう言い切ると、パンっという大きな音とともに大量の紙吹雪が宙を舞う。
そんな色とりどりの紙吹雪が舞う中、俺はポカーンとしながらもポンコツな頭で必死に今の現状を理解しようとしていた。

「えっと……レーニャちゃん……でいいのかな?
とりあえず俺が死んで、ここがあの世じゃない謎の空間だということは理解したよ。
でも、神様の幹部候補って一体何かな?」

「はい!それは今から詳しくご説明しますね!まずはこちらを御覧ください。」

俺の問いに張り切った様子を見せるレーニャちゃんが、右手の人差し指を上に向けると、彼女の頭上に大きなスクリーンのようなものが出現した。
先程の紙吹雪といい突如現れた物体に一瞬驚いたが、死んだ後の出来事であると思えば何が起きても不思議ではないか……と無理やり納得し、彼女の説明を大人しく聞く。

「え~と、まずはですね、この世界の成り立ちから────……。」

淡々と説明をし始めたレーニャちゃん。
スクリーンを使った簡潔でわかりやす~い説明から分ったことは、まずこの世界には、神様の頂点────<全創神>様という人がいて、その下に4人の<神幹部>様がいる事、そしてその<神幹部>様の下には、沢山の<小神>様と呼ばれる人たちがいて、一人につき一つの世界を担当、管理しているという事だ。

「へぇ~。」

壮大な世界の話にと相槌を打ちながら、どこか他人事の気分でそれを聞いていたのだが、その話は自分にバッチリ関係する話だったらしい。

「清く正しい行いをするほど、魂は磨かれ美しくなっていきます。
大樹さんの世界の言葉でわかりやすく言うとすれば、輪廻の輪……とでも言いましょうか。
そこに一度でも生まれ落ちると何度も生と死を繰り返しながら、魂の形は変わっていくのです。
そして大樹さんの魂は今まで見てきたどの魂よりも美しく、そのためあなたは、<神幹部>の候補に選ばれました。」

「えっ……えぇ~………。と、とりあえず『美しい』っていうのは何かのまちがいじゃないかな。
俺この通り、平々凡々の代表みたいなただのおじさんだしね~。
イケメンとは程遠い平凡な容姿に、赤字ギリギリの生活だし……子供たちにはハゲ丸先生とか加齢臭お化けとか言われてたしなぁ~。
────あっ、なんか自分で言ってて悲しくなってきた……。」

頭皮の状態や体臭など、そういう繊細なことはできれば黙ってて欲しかった……。

まだ剥げてない、薄くなっただけなんだ!と言い訳のようにブツブツとつぶやいていると、レーニャちゃんは慌てた様子で俺に言った。

「大丈夫ですよ!誰がなんと言おうと大樹さんは最高に美しいのです!!
魂の美しさは外見や収入と全く関係ありませんから!」

……などと全くフォローにならない事を言う。

若干凹みつつも、普段あまり褒められることなどない俺。
レーニャちゃんが一生懸命褒めようとしてくれる姿に嬉しくなり、気分はぐんぐんと急浮上していった。

「そうか~俺ってば美しいんだ!そんな事初めて言われたよ。褒めてくれてありがとう。」

「どういたしまして! 私は大樹さんのそんなポジティブな性格も素敵だと思います。
これから一緒に<神幹部>頑張っていきましょうね!」

俺は生前、頭は鳥さん、行動はイノシシ、外見は野ネズミ、と言われていて後先考えずの行動力とポジティブ精神だけはちょっとだけ自信あり。
そのため誇らしげに胸を張ったわけだが、最後のレーニャちゃんの言葉に引っかかりを覚え彼女に問いただす。

「ん? んん~??? 一緒に頑張ろうってどーゆう事かな?今更だけど、レーニャちゃん、君は一体何者なんだぃ?」

その質問にレーニャちゃんはキョトンとした表情を見せた後、コホンと軽く咳をして俺の問いに答えた。

「これは失礼致しました。
私は【$*&&#◎】領域を担当している4人の<神幹部>の内の一人でございます。
これからは、大樹さんの同僚として一緒に働いていくことになりますので、これから末永~くよろしくお願いしますね!」

えええぇ────────!!!? 

衝撃の事実が判明し、俺は心の中で叫ぶ。

なんてことだ!こんなまだ幼い少女がとっても偉い神様だったとは!

普段から孤児院の子供たちに、人は見かけで判断してはいけないよ~などと偉そうに教えておいてこの始末……。
俺もまだまだだなと、死してもなお自分の失敗を反省することになってしまった。

「そ、そうだったんだ。レーニャちゃんがそんなに偉い人だったなんて、すごくびっくりしたよ。
ええっと……?ごめんね、確認なんだけど……。
その<神幹部>様って実際に世界を管理する<小神>様の上司……の立場だよね?
さっき、なんちゃら領域を担当しているって言ってたけど、そんなに管理する世界って沢山あるのかい?」

会社で言うところの────<全創神>が社長。
<神幹部>が役職つき。
そして<小神>が平社員と言ったところだろうか……?

実際に世界を管理するのが、<小神様>のようだが、『沢山』『達』などの言葉と、聞いたことのない発音で紡がれるレーニャちゃんのなんちゃら『領域』という言葉から、おそらく世界は一つではないはずと俺は考えた。

「はい。世界は無数にあって今この瞬間も生まれては消え、生まれては消えを定期的に繰り返しています。
大樹さんがいた地球もそんな世界の中のひとつですよ。」

「へぇ~、じゃぁ地球にもそこを担当する<小神>様がいるのかぃ?」

そうワクワクして聞くと、レーニャちゃんはあっさりと頷いた。

「もちろんですよ。<小神>達は、自分なりの様々なやり方で担当している世界を管理しています。
定期的に《神託》という形で管理する神もいれば、地球の<小神>のように、全く干渉しない神もいますし……まぁ、色々ですね!
私達<神幹部>は、そんな<小神>達のサポートをしつつ全体のバランスを保つことが主な仕事です。」

「ふーむ、なるほどなるほど。その神託って要は地上で暮らす人達に知らせる『注意勧告』みたいなものだよね。
じゃあ良くないことが起こるときは、その<小神様>が神様パワー的なヤツで助けながら、世界を管理してるってことなのかな?
それを<神幹部>様もそれに協力して────……。」

俺の言葉を遮るように、レーニャちゃんは首を横に振る。

「いいえ。基本的には私達<神幹部>もその世界を担当している<小神>達も、直接の世界への介入は禁止されています。
あくまで私達の仕事は、この世の絶対的な運命の流れ、世の【理】から、その世界がはみ出ないよう管理することですから。
個人的な感情で動くことはできません。
主に見守ることがメインの仕事になります。
その【理】から、はみ出ないようにさえすれば、特にこれといった規則はありませんので、皆さんフリーダムにお仕事してますよ。
これからゆっくり大樹さんなりのやり方を探していきましょう!今からすごく楽しみですね!」

満面の笑みを浮かべ本当に嬉しそうにそう言うレーニャちゃんに対し、俺は申し訳なさそうに眉を下げ「ごめんなさい。」 と言って頭を下げた。
すると突然の俺の謝罪に驚いたレーニャちゃんは、慌てた様子でワタワタと手を大きく動かす。

「なっ何故謝るのですか?!……────あっ!もしかして不安になっちゃいましたか?
大樹さんなら絶対大丈夫ですよ! 
…………私は今まで仕事の合間にずっとあなたを見てきました。
苦しくても、悲しくても前に進み続ける姿と全力で人と関わっていく姿は、まさに私の理想……『希望』だったんです!
だからきっと最高の<神幹部>になれます。
この私、レーニャが責任を持ってサポートいたしますから!」

「ありがとう。でも、ごめんね、不安とかじゃないんだ。」

俺は下げてた頭を上げ、必死に俺を元気づけようとする優しいレーニャちゃんに目線を合わせた。

「俺、人が大好きだから、見守るだけとかできないと思う。
そりゃ~いい人も悪い人も沢山いて、嫌な思いも沢山したし、全力でぶつかってもわかり合えなかった人もたくさんいたよ。
でも、それも含めて俺は精一杯人と関わってきたんだ。
結果がどうであれ、それを後悔したことはない。
悲しくて辛いときもあって、でもすっごく楽しくて、沢山の経験をしてきた俺の人生は────……。」

「最高のハッピーエンドだった……ですか?」

今度はレーニャちゃんの方が眉を下げて、困ったような表情を俺に向ける。
俺はそれにニコッと笑顔を返しながら続けて言った。

「その通りだよ! だから俺、神様になるのは無理だと思う!
きっとそれになっちゃったら、一生ハッピーエンドになれないからね。」

「そうですか…………。ふふっ、『ハッピーエンド』その言葉、いつも素敵だなって思っていました。
大樹さん、いつも子供たちに言ってましたよね。
『できないなら投げ出したっていい。人生の最後にハッピーエンドだって言えれば、なんだっていいんだよ』って。」

「そうそう!それが俺の信念なんだ。
だからハッピーエンドを迎えた俺の人生は、これで幕を閉じようと思う。
神様にならないなら、俺はこのままあの世に行くのかな?」

レーニャちゃんは困ったような笑みをうかべ、突如自身の目の前に、西洋風の丸いテーブルと2脚の椅子を何もない空間から出した。

「そうですね。大樹さんはこのままあの世に行き、また新たな生を与えられることになります。
────ですが、せっかくこうして出会えたのです。
ここは時間の概念がありませんから、私に<森田 大樹さんの人生>……という名の物語を聞かせてもらえませんか?
あなたをずっと見てきましたが大樹さんが何を想って生きてきたのか、直接お聞きしたいのです。
……だめでしょうか?」

おずおずと聞いてくるレーニャちゃんに俺はニコッと笑いながら大きく頷く。

「もちろんいいよ!ふふふー、でもレーニャちゃん後悔するよ~? 
なんたって、おじさんという生き物の話はすごく長いからね。
昔は分からなかった話の長い校長先生の気持ちが、嫌というほど分かるようになったよ。」

「ありがとうございます!どんなに長くても構わないので’沢山お話を聞かせてください。
さあ、一緒に座りましょう!」

ぱぁぁぁ────っと嬉しそうに笑いながら、レーニャちゃんは俺の背を押し、先程出した椅子の一つに座らせると、自分もその向かい側の椅子に腰をおろした。
そしてテーブルの上に紅茶のセットを出し、俺の前にふんわりと湯気が立つ紅茶を差し出す。
俺はそれにお礼をつげて、入れてもらった紅茶を一口飲みふーっと長い息を吐いた。


「さあ、何から話そうかな。」

しおりを挟む
感想 274

あなたにおすすめの小説

【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる

路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか? いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ? 2025年10月に全面改稿を行ないました。 2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。 2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。 2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。 2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。 第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。

番に見つからない街で、子供を育てている

はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。 異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。 現世の記憶は失われているが、 この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。 街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、 ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。 だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。 再会は望まない。 今はただ、この子との生活を守りたい。 これは、番から逃げたオメガが、 選び直すまでの物語。 *本編完結しました

神のミスで転生したけど、幼女化しちゃった! 神具【調薬釜】で、異世界ライフを楽しもう!

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
旧題:神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜  ※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!  2026/3/9に発売です!書籍は2026/3/11に発売(予約受付中)です!イラストは、にとろん様です。よろしくお願い致します!  ファンタジー小説大賞に投票して頂いた皆様には、大変感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

魔王の息子を育てることになった俺の話

お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。 「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」 現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません? 魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。 BL大賞エントリー中です。

悪役令息を改めたら皆の様子がおかしいです?

  *  ゆるゆ
BL
王太子から伴侶(予定)契約を破棄された瞬間、前世の記憶がよみがえって、悪役令息だと気づいたよ! しかし気づいたのが終了した後な件について。 悪役令息で断罪なんて絶対だめだ! 泣いちゃう! せっかく前世を思い出したんだから、これからは心を入れ替えて、真面目にがんばっていこう! と思ったんだけど……あれ? 皆やさしい? 主人公はあっちだよー? ユィリと皆の動画をつくりました! インスタ @yuruyu0 絵も動画もあがります。ほぼ毎日更新 Youtube @BL小説動画 アカウントがなくても、どなたでもご覧になれます。動画を作ったときに更新 プロフのWebサイトから、両方に飛べるので、もしよかったら! 名前が  *   ゆるゆ  になりましたー! 中身はいっしょなので(笑)これからもどうぞよろしくお願い致しますー! ご感想欄 、うれしくてすぐ承認を押してしまいネタバレ 配慮できないので、ご覧になる時は、お気をつけください! 表紙や動画はAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。 名前が  *   ゆるゆ  になりました。 これからもどうぞよろしくお願い致します! 表紙にはAIを使用していますが、文章にはAIを一切使用しておりません。 校正も自力です(笑)

異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します

桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる

うるせぇ!僕はスライム牧場を作るんで邪魔すんな!!

かかし
BL
強い召喚士であることが求められる国、ディスコミニア。 その国のとある侯爵の次男として生まれたミルコは他に類を見ない優れた素質は持っていたものの、どうしようもない事情により落ちこぼれや恥だと思われる存在に。 両親や兄弟の愛情を三歳の頃に失い、やがて十歳になって三ヶ月経ったある日。 自分の誕生日はスルーして兄弟の誕生を幸せそうに祝う姿に、心の中にあった僅かな期待がぽっきりと折れてしまう。 自分の価値を再認識したミルコは、悲しい決意を胸に抱く。 相棒のスライムと共に、名も存在も家族も捨てて生きていこうと… のんびり新連載。 気まぐれ更新です。 BがLするまでかなり時間が掛かる予定ですので注意! サブCPに人外CPはありますが、主人公は人外CPにはなりません。 (この世界での獣人は人間の種類の一つですので人外ではないです。) ストックなくなるまでは07:10に公開 他サイトにも掲載してます

転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。

星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。 前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。 だが図書室の記録が冤罪を覆す。 そしてレイは知る。 聖女ディーンの本当の名はアキラ。 同じ日本から来た存在だった。 帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。 秘密を共有した二人は、友達になる。 人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。

処理中です...