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第三章(3年後の話。資質鑑定からレオンを奴隷にするまで)
(ケイン)129 借金取りの結末
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(ケイン)
上司のいる部屋に到着後、俺が話す内容を静かに聞いた上司の男は、話が終わるとそのまま椅子の背もたれに寄りかかった。
歳は50か……年齢を聞いたことはないので詳しくは知らないが、顔に刻まれている皺から、それなりの歳をとっている痩せ型の男性が、俺を昔買い取った男、かつ今の上司に当たる男だ。
上司はオールバックに固めた髪を撫で付け、食えない笑みを浮かべた。
「ほぅ……?まさか公爵家のご子息様が出てくるとは驚いたが、金は二倍になって返ってきたんだろ?なら問題はないさ。
しかし、あの女が噂の化け物の母親だったとはな。あ~……なんて言う名前の女だったかな? 」
「<リア>です。貴族専用の娼婦をしてましたが……まぁ、良くある引き時に失敗した女ですよ。
少し前から稼げなくなってきて、それでも生活の質は落とせなくてっつー典型的なタイプの。」
「フフッ。花の命は短いからな。美しさだけに群がるハエに価値などないと、若いうちは気づかないもんさ。
そんな虫ほど蜜を吸うだけ吸って、花が枯れてしまえば、あっという間にいなくなる。
責任を取る気がない奴ほど、甘い言葉を囁くもんだ。
『女は賢くあれ』、本当に身にしみる言葉だよ。」
そうしみじみとそう言う上司の話を、ハイハイと軽く受け流す。
「しかし、落ち目とはいえリアには定期的な給金がありました。結構な額だったので、てっきり愛人だった貴族のお情けだと思ってましたが……。」
「あぁ、おかしいとは思ってたんだ。貴族なんざ、平民をおもちゃかなんかだと勘違いしてる奴らが多い。
興味を失ったおもちゃに、そんな大金を払うわけがないからな。
どうやら、その化け物から引き出してたみたいだぞ。 」
化け物から?
そう疑問が浮かぶ前に、上司は書類の山から一枚の紙を取り出し、俺に差し出した。
大人しくそれを受け取り目を通すと、教会の金の流れがズラリと書かれている事に気づく。
「レガーノの教会のですか……。よく調べられましたね。」
「まっ、こんな仕事をしてればそれなりに伝手がある。
その支出額の『南門付近の管理』が恐らくリアに支払われてた金だろう。
あそこは前任の神官長によって、禁止区域に指定されてから誰も近寄る者はいなかったからな。
後任で来た今の神官長も特に気にせず、本当に管理してくれていると思ってたらしい。」
俺が向かった化け物の家は、南門の森の入り口あたりにあった。
リアはそこに住み、その管理とやらをしている体で金を教会から受け取っていたということか。
実際は化け物を囲ってただけだったが……。
「なるほど……。そうゆうことでしたか……。戸籍登録表だけでは確認不足でした。
まさかあんな化け物を、囲っていやがったとは……。」
もう一度あの目を思い出してブルッと震えていると、上司は顎に手を当て、フーム……と考え込む仕草をする。
「戸籍登録表も恐らくは、改ざんされていたんだろうよ。
前任の神官はそれからすぐに別の教会に移動しているから、後任には秘密にして逃げたかったんだろうな。
────くっくっ、どうやら相当怖かったんじゃないか?その化け物が。
まぁ、聖職者ならば仕方がないと思うが、まさかお前までビビっちまうとは思わなかったなぁ?」
「……茶化さないで下さいよ。あんなものを買い取るなんて、公爵令息様の気がしれませんよ。俺はもう二度と近づきたくねぇ。」
ニヤニヤした顔でおちょくってくる上司に、俺はため息を付きながら答える。
すると、上司はまたふ~む?と考え込んだ。
「『変わり者のリーフ様』……ねぇ?何でも数年前からその化け物とよく遊んでいたらしいな。ようはお貴族様のペットか。
その化け物も可哀想に……そんなもんになったら最後、飽きたら捨てられ少しでも失礼をすれば殺される。
俺たちみたいなか弱い平民は、出来るだけ目立たず目につかないようにするしかないのさ。」
手を組み随分と雑な祈りを天に向かって捧げる上司に、思わず呆れた様な目を向ける。
ヤベえ橋に拠点を築いているような借金取りが、か弱い平民ねぇ……?
ため息をつきながら上司に「リアへの落とし前どうします?」と尋ねると、上司はニィ……と口の端をわずかに持ち上げた。
「そっちはもう問題ない。彼女はクラーン男爵と愛人契約をしたからな。」
「クラーン男爵って……あのルノア領にいる奴ですか?」
クラーン男爵は、現在ルノア領に在中している40代くらいの貴族の男で、主に農業関連の発展に非常に貢献している人物だ。
平民相手でも無茶なことは言わず、地元では良い意味で有名な男であるが、実は少々こまった性癖を持っている。
それは────……。
「くくっ、そうだ。クラーン様は女性を嬲らないと、イケないお方だからな。
以前に売っぱらった犯罪奴隷の女は確か……1年だったか?
つい最近亡くなったばかりなんだが、たまたま丁度いい女が見つかるなんて、ラクーン様は随分とついてらっしゃる。」
「……たまたま、ねぇ?」
目を細めてうっすら笑みを浮かべる上司に、何度目か分からないため息をついた。
・・・・
逃亡中にたまたまそんなうまい話を持ちかけられて、お貴族様の……しかもかなり潤っている男爵家の男に好条件の愛人契約を持ちかけられるなど、そんな上手い話があるわけがない。
恐らくは紹介料でも貰って、これ幸いとリアを宛てがったのだろう。
この上司は、ルールを破る人間には容赦しない。
おそらくリアはこのまま、生きている内に日の目を見ることは二度と無いだろう。
「ご愁傷さま~。」
俺がボソッと呟くと、上司は元の穏やかな表情に戻り、深く息を吐き出した。
「しかし親子揃ってお貴族様のペットか……。化け物には多少同情はするがね?だが公爵様相手ではどうしようもない。運が悪かったと思うしかないさ。」
「…………。」
俺は上司の話を聞き終わってから、先ほどの【奴隷陣】の契約のときの事を思い出した。
あの時、俺はリーフ様に【奴隷陣】をどうするかとすぐに尋ねた。
元々奴隷にする時はその場で契約するのが鉄則で、ようは逃走されては面倒なのと泣いて錯乱してしまった場合、契約を行使した俺が強制的にその動きを拘束することが、可能になるからだ。
一刻も早く契約をしてしまわないとコレが暴れたらまずい。
そう思ったからだったが……俺の予想は完璧に外れる事となった。
アレはそれを喜んでいた。
そもそも大人しく俺の指示に従った時点でおかしいとは思っていたが、アレは契約が完了した瞬間、笑っていたのだ。
嬉しくて嬉しくてたまらない。
そんな、まるで自分が世界一幸せであるかのような笑顔で。
普通、奴隷にされる瞬間は、誰もがその顔に絶望を。
そして後に続くのは、怒り、憎しみ、悲しみ、そんな感情を一杯にして泣き叫ぶ。
自分が人ではなくなる、誰かの所有物になるのだ。
それが当然の反応といえる。
────だが……アレにそんな感情は一ミリたりとも浮かんではいなかった。
またしても恐怖が迫り上がって来るのを感じながら、俺はリーフ様の事も思い出す。
顔は地味だし、貴族独特のオーラもない。
正直街にいる普通の子供にしか見えないガキに対し、あの化け物はやたら好意的に接していたが、奴隷にされるのが嬉しいというのはどう考えてもおかしい。
俺はとんでもないことをしてしまったのではないか?と、今更ながら不安になった。
「……俺はどっちかっていうとリーフ様の方が心配ですけどね。」
「は?何を馬鹿なことを言っているんだ。【奴隷陣】を刻んだんだろ?
なら、もうその化け物は、主人であるリーフ様に逆らう事はできないじゃないか。」
「それは……そう……なんですが……。」
煮えきらない態度でそう答えると、上司は呆れた様にため息をつき、書類の山からまた一枚紙を抜いて、ピッと投げつけて来た。
「さぁ、もうこの件はおしまいにして、とっとと次のゴミ掃除に向かってくれ。次のターゲットはそいつだ。
借金は今回が二度目。残念ながらもう借金を肩代わりしてくれるやつはいないから、徹底的にやっていいぞ。
────結局、子供を売り飛ばす奴の行き着く先なんざ地獄以外ないさ。さしずめ俺たちは、その地獄からの正義の使者というやつかな?」
「────へいへい。人使いの荒い上司を持つと大変だ。では、地獄の使者は罪人を地獄に送り届けてきますよー。」
首をコキコキと鳴らしながら、俺は上司に背を向け部屋から出る。
「『賢人、ドラゴンに近寄らず』……か。」
最後にボソッと呟くと、あの恐ろしい化け物の事を完全に頭の中から消し去り歩き出した。
上司のいる部屋に到着後、俺が話す内容を静かに聞いた上司の男は、話が終わるとそのまま椅子の背もたれに寄りかかった。
歳は50か……年齢を聞いたことはないので詳しくは知らないが、顔に刻まれている皺から、それなりの歳をとっている痩せ型の男性が、俺を昔買い取った男、かつ今の上司に当たる男だ。
上司はオールバックに固めた髪を撫で付け、食えない笑みを浮かべた。
「ほぅ……?まさか公爵家のご子息様が出てくるとは驚いたが、金は二倍になって返ってきたんだろ?なら問題はないさ。
しかし、あの女が噂の化け物の母親だったとはな。あ~……なんて言う名前の女だったかな? 」
「<リア>です。貴族専用の娼婦をしてましたが……まぁ、良くある引き時に失敗した女ですよ。
少し前から稼げなくなってきて、それでも生活の質は落とせなくてっつー典型的なタイプの。」
「フフッ。花の命は短いからな。美しさだけに群がるハエに価値などないと、若いうちは気づかないもんさ。
そんな虫ほど蜜を吸うだけ吸って、花が枯れてしまえば、あっという間にいなくなる。
責任を取る気がない奴ほど、甘い言葉を囁くもんだ。
『女は賢くあれ』、本当に身にしみる言葉だよ。」
そうしみじみとそう言う上司の話を、ハイハイと軽く受け流す。
「しかし、落ち目とはいえリアには定期的な給金がありました。結構な額だったので、てっきり愛人だった貴族のお情けだと思ってましたが……。」
「あぁ、おかしいとは思ってたんだ。貴族なんざ、平民をおもちゃかなんかだと勘違いしてる奴らが多い。
興味を失ったおもちゃに、そんな大金を払うわけがないからな。
どうやら、その化け物から引き出してたみたいだぞ。 」
化け物から?
そう疑問が浮かぶ前に、上司は書類の山から一枚の紙を取り出し、俺に差し出した。
大人しくそれを受け取り目を通すと、教会の金の流れがズラリと書かれている事に気づく。
「レガーノの教会のですか……。よく調べられましたね。」
「まっ、こんな仕事をしてればそれなりに伝手がある。
その支出額の『南門付近の管理』が恐らくリアに支払われてた金だろう。
あそこは前任の神官長によって、禁止区域に指定されてから誰も近寄る者はいなかったからな。
後任で来た今の神官長も特に気にせず、本当に管理してくれていると思ってたらしい。」
俺が向かった化け物の家は、南門の森の入り口あたりにあった。
リアはそこに住み、その管理とやらをしている体で金を教会から受け取っていたということか。
実際は化け物を囲ってただけだったが……。
「なるほど……。そうゆうことでしたか……。戸籍登録表だけでは確認不足でした。
まさかあんな化け物を、囲っていやがったとは……。」
もう一度あの目を思い出してブルッと震えていると、上司は顎に手を当て、フーム……と考え込む仕草をする。
「戸籍登録表も恐らくは、改ざんされていたんだろうよ。
前任の神官はそれからすぐに別の教会に移動しているから、後任には秘密にして逃げたかったんだろうな。
────くっくっ、どうやら相当怖かったんじゃないか?その化け物が。
まぁ、聖職者ならば仕方がないと思うが、まさかお前までビビっちまうとは思わなかったなぁ?」
「……茶化さないで下さいよ。あんなものを買い取るなんて、公爵令息様の気がしれませんよ。俺はもう二度と近づきたくねぇ。」
ニヤニヤした顔でおちょくってくる上司に、俺はため息を付きながら答える。
すると、上司はまたふ~む?と考え込んだ。
「『変わり者のリーフ様』……ねぇ?何でも数年前からその化け物とよく遊んでいたらしいな。ようはお貴族様のペットか。
その化け物も可哀想に……そんなもんになったら最後、飽きたら捨てられ少しでも失礼をすれば殺される。
俺たちみたいなか弱い平民は、出来るだけ目立たず目につかないようにするしかないのさ。」
手を組み随分と雑な祈りを天に向かって捧げる上司に、思わず呆れた様な目を向ける。
ヤベえ橋に拠点を築いているような借金取りが、か弱い平民ねぇ……?
ため息をつきながら上司に「リアへの落とし前どうします?」と尋ねると、上司はニィ……と口の端をわずかに持ち上げた。
「そっちはもう問題ない。彼女はクラーン男爵と愛人契約をしたからな。」
「クラーン男爵って……あのルノア領にいる奴ですか?」
クラーン男爵は、現在ルノア領に在中している40代くらいの貴族の男で、主に農業関連の発展に非常に貢献している人物だ。
平民相手でも無茶なことは言わず、地元では良い意味で有名な男であるが、実は少々こまった性癖を持っている。
それは────……。
「くくっ、そうだ。クラーン様は女性を嬲らないと、イケないお方だからな。
以前に売っぱらった犯罪奴隷の女は確か……1年だったか?
つい最近亡くなったばかりなんだが、たまたま丁度いい女が見つかるなんて、ラクーン様は随分とついてらっしゃる。」
「……たまたま、ねぇ?」
目を細めてうっすら笑みを浮かべる上司に、何度目か分からないため息をついた。
・・・・
逃亡中にたまたまそんなうまい話を持ちかけられて、お貴族様の……しかもかなり潤っている男爵家の男に好条件の愛人契約を持ちかけられるなど、そんな上手い話があるわけがない。
恐らくは紹介料でも貰って、これ幸いとリアを宛てがったのだろう。
この上司は、ルールを破る人間には容赦しない。
おそらくリアはこのまま、生きている内に日の目を見ることは二度と無いだろう。
「ご愁傷さま~。」
俺がボソッと呟くと、上司は元の穏やかな表情に戻り、深く息を吐き出した。
「しかし親子揃ってお貴族様のペットか……。化け物には多少同情はするがね?だが公爵様相手ではどうしようもない。運が悪かったと思うしかないさ。」
「…………。」
俺は上司の話を聞き終わってから、先ほどの【奴隷陣】の契約のときの事を思い出した。
あの時、俺はリーフ様に【奴隷陣】をどうするかとすぐに尋ねた。
元々奴隷にする時はその場で契約するのが鉄則で、ようは逃走されては面倒なのと泣いて錯乱してしまった場合、契約を行使した俺が強制的にその動きを拘束することが、可能になるからだ。
一刻も早く契約をしてしまわないとコレが暴れたらまずい。
そう思ったからだったが……俺の予想は完璧に外れる事となった。
アレはそれを喜んでいた。
そもそも大人しく俺の指示に従った時点でおかしいとは思っていたが、アレは契約が完了した瞬間、笑っていたのだ。
嬉しくて嬉しくてたまらない。
そんな、まるで自分が世界一幸せであるかのような笑顔で。
普通、奴隷にされる瞬間は、誰もがその顔に絶望を。
そして後に続くのは、怒り、憎しみ、悲しみ、そんな感情を一杯にして泣き叫ぶ。
自分が人ではなくなる、誰かの所有物になるのだ。
それが当然の反応といえる。
────だが……アレにそんな感情は一ミリたりとも浮かんではいなかった。
またしても恐怖が迫り上がって来るのを感じながら、俺はリーフ様の事も思い出す。
顔は地味だし、貴族独特のオーラもない。
正直街にいる普通の子供にしか見えないガキに対し、あの化け物はやたら好意的に接していたが、奴隷にされるのが嬉しいというのはどう考えてもおかしい。
俺はとんでもないことをしてしまったのではないか?と、今更ながら不安になった。
「……俺はどっちかっていうとリーフ様の方が心配ですけどね。」
「は?何を馬鹿なことを言っているんだ。【奴隷陣】を刻んだんだろ?
なら、もうその化け物は、主人であるリーフ様に逆らう事はできないじゃないか。」
「それは……そう……なんですが……。」
煮えきらない態度でそう答えると、上司は呆れた様にため息をつき、書類の山からまた一枚紙を抜いて、ピッと投げつけて来た。
「さぁ、もうこの件はおしまいにして、とっとと次のゴミ掃除に向かってくれ。次のターゲットはそいつだ。
借金は今回が二度目。残念ながらもう借金を肩代わりしてくれるやつはいないから、徹底的にやっていいぞ。
────結局、子供を売り飛ばす奴の行き着く先なんざ地獄以外ないさ。さしずめ俺たちは、その地獄からの正義の使者というやつかな?」
「────へいへい。人使いの荒い上司を持つと大変だ。では、地獄の使者は罪人を地獄に送り届けてきますよー。」
首をコキコキと鳴らしながら、俺は上司に背を向け部屋から出る。
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