367 / 1,649
第八章
351 話は最後まで聞こう
しおりを挟む
(リーフ)
確かに決めつけるのにはまだ早すぎる。
物事を判断する時はキチンと全ての話を聞いた上で判断しなければいけない。
『相手の話をまずは最後まで聞くこと。』、それが人間関係を良好に保つ秘訣!
心を決めた俺はスッと立ち上がり、再びレオンの向かい側のソファーへ着席。
それに続き髪を振り乱したモルト、ニールも直ぐに俺の両隣に座り、また三人で胡散臭いニタニタした笑みを浮かべながら慎重に話しかける。
「それはそれは……。なんというか……その……随分と積極的な女の子だったんだね!
─────で、レオンとその子はその後何処に行ったのかな?お茶屋さんとかかな~?」
「あぁ、女もいましたね。男の方が多かったですが……だいたい6対4くらいの割合だったかと思います。
確かに積極的ではありましたが、直ぐに沈黙してしまったので中々満足できず困りました。
しかし、数は多かったので何とかなって良かったです。
その後は森に行きました。今も全員そこに横たわっていると思いますよ。」
─────再び時が止まった……。
俺もモルトもニールも頭が真っ白。
息すらも止めて、レオンの言葉を繰り返し繰り返し頭の中で反芻する。
なんて?ねぇレオン、今なんて言ったの???
頭に浮かぶその疑問達は口には出せず、俺のトリさん頭は完全にスパークした。
思考は完全に沈黙し、言葉は聞こえているが、情報が頭に全く入ってこない状態に……。
・
『女もいた。男の方が多かった。』
もうコレ、乱◯パーティー的なやつだよね?エッチなビデオによくあるやつ。
高校生の時に男友達皆で回し読みしていたエッチな本に載ってた、大人数で楽しむ特殊プレイの画像が頭一杯にブワッと浮かび上がると、ガクガクと震えながらテーブルに突っ伏した。
う、うちの子になんてことしてくれるんだ!!
これはれっきとした児童性犯罪……大罪だぞ!!
そのままブルブルと怒りに震えながら、レオンの身に起きたことを頭の中で整理する。
要は純粋無垢なレオンはココを出た瞬間、そのハレンチ集団に襲われ、ひとしきりわいせつな行為を強制─────後、森に拉致。
そしてそこで更にエッチなパーティーを全員でおっ始め、最後は皆で森の中でゴロンして賢者タイしたと……。
─────そういう事だよね?
頭を抱え唸り始めた俺に驚いたのか、オロオロしながらレオンが俺を回収する。
そして軽々と持ち上げてくるが、あまりのショックに顔を上げることができない。
俺のせいだ……。いくら強いからとは言え、こんな夜遅くにレオンを一人でお出かけさせてはいけなかった。
後悔に次ぐ後悔にうなり続ける俺を不思議そうに見つめてくるレオン。
その顔を見ると、更に悲しみや怒り、後悔が湧き上がる。
多分レオンは何をされたのかよく分かっていない。
でもきっと大人の人達に好き勝手に触られた事に驚き、だから帰ってきて直ぐに俺を抱きしめたのだ。
『突然怖かったよ~。』
『なんか変な大人に沢山触られちゃった……俺、何されたのかな……?怖い……。』
そんな気持ちを込めて縋ってきたレオンに対し、俺は「痛くな~い!」なんて能天気に言っちゃって……ホントその時の俺を殴ってやりたい!
困った様に俺を撫でてくるレオンを見上げ、犯人たちを断じて許せん!と、怒りの炎がメラメラと燃え上がった。
子供相手にハレンチな事をする集団、野放しにしては次々に犠牲者が出てしまう。
次の犠牲者が出る前に、レオンから少しでも情報を得なければ……。
「そ、そ、それはお疲れ様だったね、レオン。
ま、まぁ、そういう事はよくあることだから!オンが気にすることは全く!一個も!!無いんだよ。
いいかい?君は悪くない。悪いのは能天気に送り出した俺と、その悪い大人たちなんだ。
─────……で、覚えている範囲でいいんだけど、その人達の特徴は覚えているかな~?」
下手をすればレオンの心を更に傷つけてしまうので、慎重に慎重~に犯人達の特徴について質問すると、レオンは必死に思い出そうとしている様でしばらく無言の時間が’続く。
レオンのぽかぽかゴツゴツお胸にくっついているせいで、いつもならウトウト~としてしまうところだが、燃え盛る怒りによって目はギラギラ、ランラン!
大きく目を見開いてレオンの解答を待っていると、やがて何かを思い出したのかペラペラと話し始めた。
「そうですね……正直殆ど覚えていないのですが、最後の4人に関しては他の者たちより多く使えましたので少しだけなら……。
1人は黄色に近い髪に短めの髭……があったような……?
他と比べるのは難しいですが、それなりに早かったのではないでしょうか?
もうひとりは大きい男で、両手を使う奴でした。力もそれなりに??あったのではないかと思います。
後は臭くて殆ど裸に近い女でしたね。
上の布を脱いで何か喚いていましたが最後は泣いてうるさかったです。
最後の1人は、聖職者がよく着ているような服を着ていたような……?なにせ直ぐに溶けてしまったので……。
その女も突然服を脱いで奇行が目立つ女でした。」
レオンの話を最後まで聞いた後、俺は笑顔を貼り付けたままその腕の中から出て、スタスタと部屋の隅に置いてある巨大な壺のインテリアまで行く。
そしてその中にスポッと上半身を入れて、中で震えた。
─────もう取り返しがつかない……。
『レオンは強いから大抵の奴相手なら撃退するだろう。』
そう考え、せっかく芽生えた恋心を優先しこんな遅い時間に送り出してしまった能天気な俺が全て間違っていた。
壺の中で体を震わせながら、俺は主犯格ともいえる変態達について、怒りとともにその特徴と酷い行為の数々をしっかりと頭の中にインプットする。
それなりに早かった男……は、恐らくレオンに何かしらの行為を見せつけ興奮するタイプの変態だったと思われる。
そして大きい男は両手を使ってレオンを強い力で押さえつけ……何かの匂いで満ちた裸っぽい女が襲ってきてうるさいと感じる行為をし始めた。
更にはもうひとりの聖職者のコスプレをした女が、溶けそうなくらいアハハンしながら服を脱いだと……そ、そういう事?
あまりの酷い行為の数々に、目からは涙が怒涛のごとく流れ落ちていった。
─────明日……明日朝一で街の守備隊本部に行こう。こんな変態集団を絶対に野放しにしてはいけない!
確かに決めつけるのにはまだ早すぎる。
物事を判断する時はキチンと全ての話を聞いた上で判断しなければいけない。
『相手の話をまずは最後まで聞くこと。』、それが人間関係を良好に保つ秘訣!
心を決めた俺はスッと立ち上がり、再びレオンの向かい側のソファーへ着席。
それに続き髪を振り乱したモルト、ニールも直ぐに俺の両隣に座り、また三人で胡散臭いニタニタした笑みを浮かべながら慎重に話しかける。
「それはそれは……。なんというか……その……随分と積極的な女の子だったんだね!
─────で、レオンとその子はその後何処に行ったのかな?お茶屋さんとかかな~?」
「あぁ、女もいましたね。男の方が多かったですが……だいたい6対4くらいの割合だったかと思います。
確かに積極的ではありましたが、直ぐに沈黙してしまったので中々満足できず困りました。
しかし、数は多かったので何とかなって良かったです。
その後は森に行きました。今も全員そこに横たわっていると思いますよ。」
─────再び時が止まった……。
俺もモルトもニールも頭が真っ白。
息すらも止めて、レオンの言葉を繰り返し繰り返し頭の中で反芻する。
なんて?ねぇレオン、今なんて言ったの???
頭に浮かぶその疑問達は口には出せず、俺のトリさん頭は完全にスパークした。
思考は完全に沈黙し、言葉は聞こえているが、情報が頭に全く入ってこない状態に……。
・
『女もいた。男の方が多かった。』
もうコレ、乱◯パーティー的なやつだよね?エッチなビデオによくあるやつ。
高校生の時に男友達皆で回し読みしていたエッチな本に載ってた、大人数で楽しむ特殊プレイの画像が頭一杯にブワッと浮かび上がると、ガクガクと震えながらテーブルに突っ伏した。
う、うちの子になんてことしてくれるんだ!!
これはれっきとした児童性犯罪……大罪だぞ!!
そのままブルブルと怒りに震えながら、レオンの身に起きたことを頭の中で整理する。
要は純粋無垢なレオンはココを出た瞬間、そのハレンチ集団に襲われ、ひとしきりわいせつな行為を強制─────後、森に拉致。
そしてそこで更にエッチなパーティーを全員でおっ始め、最後は皆で森の中でゴロンして賢者タイしたと……。
─────そういう事だよね?
頭を抱え唸り始めた俺に驚いたのか、オロオロしながらレオンが俺を回収する。
そして軽々と持ち上げてくるが、あまりのショックに顔を上げることができない。
俺のせいだ……。いくら強いからとは言え、こんな夜遅くにレオンを一人でお出かけさせてはいけなかった。
後悔に次ぐ後悔にうなり続ける俺を不思議そうに見つめてくるレオン。
その顔を見ると、更に悲しみや怒り、後悔が湧き上がる。
多分レオンは何をされたのかよく分かっていない。
でもきっと大人の人達に好き勝手に触られた事に驚き、だから帰ってきて直ぐに俺を抱きしめたのだ。
『突然怖かったよ~。』
『なんか変な大人に沢山触られちゃった……俺、何されたのかな……?怖い……。』
そんな気持ちを込めて縋ってきたレオンに対し、俺は「痛くな~い!」なんて能天気に言っちゃって……ホントその時の俺を殴ってやりたい!
困った様に俺を撫でてくるレオンを見上げ、犯人たちを断じて許せん!と、怒りの炎がメラメラと燃え上がった。
子供相手にハレンチな事をする集団、野放しにしては次々に犠牲者が出てしまう。
次の犠牲者が出る前に、レオンから少しでも情報を得なければ……。
「そ、そ、それはお疲れ様だったね、レオン。
ま、まぁ、そういう事はよくあることだから!オンが気にすることは全く!一個も!!無いんだよ。
いいかい?君は悪くない。悪いのは能天気に送り出した俺と、その悪い大人たちなんだ。
─────……で、覚えている範囲でいいんだけど、その人達の特徴は覚えているかな~?」
下手をすればレオンの心を更に傷つけてしまうので、慎重に慎重~に犯人達の特徴について質問すると、レオンは必死に思い出そうとしている様でしばらく無言の時間が’続く。
レオンのぽかぽかゴツゴツお胸にくっついているせいで、いつもならウトウト~としてしまうところだが、燃え盛る怒りによって目はギラギラ、ランラン!
大きく目を見開いてレオンの解答を待っていると、やがて何かを思い出したのかペラペラと話し始めた。
「そうですね……正直殆ど覚えていないのですが、最後の4人に関しては他の者たちより多く使えましたので少しだけなら……。
1人は黄色に近い髪に短めの髭……があったような……?
他と比べるのは難しいですが、それなりに早かったのではないでしょうか?
もうひとりは大きい男で、両手を使う奴でした。力もそれなりに??あったのではないかと思います。
後は臭くて殆ど裸に近い女でしたね。
上の布を脱いで何か喚いていましたが最後は泣いてうるさかったです。
最後の1人は、聖職者がよく着ているような服を着ていたような……?なにせ直ぐに溶けてしまったので……。
その女も突然服を脱いで奇行が目立つ女でした。」
レオンの話を最後まで聞いた後、俺は笑顔を貼り付けたままその腕の中から出て、スタスタと部屋の隅に置いてある巨大な壺のインテリアまで行く。
そしてその中にスポッと上半身を入れて、中で震えた。
─────もう取り返しがつかない……。
『レオンは強いから大抵の奴相手なら撃退するだろう。』
そう考え、せっかく芽生えた恋心を優先しこんな遅い時間に送り出してしまった能天気な俺が全て間違っていた。
壺の中で体を震わせながら、俺は主犯格ともいえる変態達について、怒りとともにその特徴と酷い行為の数々をしっかりと頭の中にインプットする。
それなりに早かった男……は、恐らくレオンに何かしらの行為を見せつけ興奮するタイプの変態だったと思われる。
そして大きい男は両手を使ってレオンを強い力で押さえつけ……何かの匂いで満ちた裸っぽい女が襲ってきてうるさいと感じる行為をし始めた。
更にはもうひとりの聖職者のコスプレをした女が、溶けそうなくらいアハハンしながら服を脱いだと……そ、そういう事?
あまりの酷い行為の数々に、目からは涙が怒涛のごとく流れ落ちていった。
─────明日……明日朝一で街の守備隊本部に行こう。こんな変態集団を絶対に野放しにしてはいけない!
88
あなたにおすすめの小説
伝説のS級おじさん、俺の「匂い」がないと発狂して国を滅ぼすらしいい
マンスーン
BL
ギルドの事務職員・三上薫は、ある日、ギルドロビーで発作を起こしかけていた英雄ガルド・ベルンシュタインから抱きしめられ、首筋を猛烈に吸引。「見つけた……俺の酸素……!」と叫び、離れなくなってしまう。
最強おじさん(変態)×ギルドの事務職員(平凡)
世界観が現代日本、異世界ごちゃ混ぜ設定になっております。
転生したようだけど?流れに身を任せていたら悪役令息?として断罪されていた――分からないまま生きる。
星乃シキ
BL
発作の後に目覚めたら、公爵家嫡男の身体だった。
前世の記憶だけを抱えたまま生きるレイは、ある夜、男の聖女への嫌がらせの罪で断罪される。
だが図書室の記録が冤罪を覆す。
そしてレイは知る。
聖女ディーンの本当の名はアキラ。
同じ日本から来た存在だった。
帰りたい聖女と、この身体で生きるレイ。
秘密を共有した二人は、友達になる。
人との関わりを避けてきたレイの人間関係が、少しずつ動き始める。
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
【完結】悪役令嬢モノのバカ王子に転生してしまったんだが、なぜかヒーローがイチャラブを求めてくる
路地裏乃猫
BL
ひょんなことから悪役令嬢モノと思しき異世界に転生した〝俺〟。それも、よりにもよって破滅が確定した〝バカ王子〟にだと?説明しよう。ここで言うバカ王子とは、いわゆる悪役令嬢モノで冒頭から理不尽な婚約破棄を主人公に告げ、最後はざまぁ要素によって何やかんやと破滅させられる例のアンポンタンのことであり――とにかく、俺はこの異世界でそのバカ王子として生き延びにゃならんのだ。つーわけで、脱☆バカ王子!を目指し、真っ当な王子としての道を歩き始めた俺だが、そんな俺になぜか、この世界ではヒロインとイチャコラをキメるはずのヒーローがぐいぐい迫ってくる!一方、俺の命を狙う謎の暗殺集団!果たして俺は、この破滅ルート満載の世界で生き延びることができるのか?
いや、その前に……何だって悪役令嬢モノの世界でバカ王子の俺がヒーローに惚れられてんだ?
2025年10月に全面改稿を行ないました。
2025年10月28日・BLランキング35位ありがとうございます。
2025年10月29日・BLランキング27位ありがとうございます。
2025年10月30日・BLランキング15位ありがとうございます。
2025年11月1日 ・BLランキング13位ありがとうございます。
第13回BL大賞で奨励賞をいただきました。これもひとえに皆様の応援のおかげです。本当にありがとうございました。
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
逃げた弟のかわりに溺愛アルファに差し出されました。初夜で抱かれたら身代わりがばれてしまいます💦
雪代鞠絵/15分で萌えるBL小説
BL
逃げた弟の身代わりとなり、
隣国の国王である溺愛アルファに嫁いだオメガ。
しかし実は、我儘で結婚から逃げ出した双子の弟の身代わりなのです…
オメガだからと王宮で冷遇されていたので、身代わり結婚にも拒否権が
なかたのでした。
本当の花嫁じゃない。
だから何としても初夜は回避しなければと思うのですが、
だんだん王様に惹かれてしまい、苦しくなる…という
お話です。よろしくお願いします<(_ _)>
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
転生したら、主人公の宿敵(でも俺の推し)の側近でした
リリーブルー
BL
「しごとより、いのち」厚労省の過労死等防止対策のスローガンです。過労死をゼロにし、健康で充実して働き続けることのできる社会へ。この小説の主人公は、仕事依存で過労死し異世界転生します。
仕事依存だった主人公(20代社畜)は、過労で倒れた拍子に異世界へ転生。目を覚ますと、そこは剣と魔法の世界——。愛読していた小説のラスボス貴族、すなわち原作主人公の宿敵(ライバル)レオナルト公爵に仕える側近の美青年貴族・シリル(20代)になっていた!
原作小説では悪役のレオナルト公爵。でも主人公はレオナルトに感情移入して読んでおり彼が推しだった! なので嬉しい!
だが問題は、そのラスボス貴族・レオナルト公爵(30代)が、物語の中では原作主人公にとっての宿敵ゆえに、原作小説では彼の冷酷な策略によって国家間の戦争へと突き進み、最終的にレオナルトと側近のシリルは処刑される運命だったことだ。
「俺、このままだと死ぬやつじゃん……」
死を回避するために、主人公、すなわち転生先の新しいシリルは、レオナルト公爵の信頼を得て歴史を変えようと決意。しかし、レオナルトは原作とは違い、どこか寂しげで孤独を抱えている様子。さらに、主人公が意外な才覚を発揮するたびに、公爵の態度が甘くなり、なぜか距離が近くなっていく。主人公は気づく。レオナルト公爵が悪に染まる原因は、彼の孤独と裏切られ続けた過去にあるのではないかと。そして彼を救おうと奔走するが、それは同時に、公爵からの執着を招くことになり——!?
原作主人公ラセル王太子も出てきて話は複雑に!
見どころ
・転生
・主従
・推しである原作悪役に溺愛される
・前世の経験と知識を活かす
・政治的な駆け引きとバトル要素(少し)
・ダークヒーロー(攻め)の変化(冷酷な公爵が愛を知り、主人公に執着・溺愛する過程)
・黒猫もふもふ
番外編では。
・もふもふ獣人化
・切ない裏側
・少年時代
などなど
最初は、推しの信頼を得るために、ほのぼの日常スローライフ、かわいい黒猫が出てきます。中盤にバトルがあって、解決、という流れ。後日譚は、ほのぼのに戻るかも。本編は完結しましたが、後日譚や番外編、ifルートなど、続々更新中。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる