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第九章
405 おやすみまた明日
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( リーフ )
いや~、びっくりしたびっくりした~。
レオンと星空を見ながら " 絶景かな絶景かな~! " と、穏やかな時間を楽しんでいると、急にスィ~と眼の前を横切る真っ赤な毛糸が……。
その正体は湯当たりしたらしいあげ玉だった。
黄色いはずの体毛は茹で上がって真っ赤に。
多分初めて入った温泉にのぼせたと思われる。
「 あ、あげ玉!!? 」
あわわわ……!と慌てて、湯船から出そうと流れていく赤い毛玉を追いかけると、ムッ!としたらしいレオンが先に動く。
グダ~……としたあげ玉の首をガシッ!と掴み、そのままブンッ!!と湯船から外に投げ捨てた。
するとあげ玉は、憐れ湯船の外に放り出され、そのままバウンドしコロコロと転がっていく。
そしてドド────ン!!と、お風呂を囲う壁に激突し、やっと止まった。
「 あげ玉────!! 」
周りの壁の頑丈さに驚きつつ、叫びながら直ぐに駆け寄ると…… " 涼し~♬ " と言わんばかりの気持ちよさそうな顔をしているあげ玉の顔とご対面する。
あれ??なんかこの流れ、以前もあったような?
デジャブを感じながら、あげ玉に風魔法をヒュオ~と当てて冷やしてあげると、ムスッとしながら後ろにいるレオンに「 優しく優しく~。 」と注意をしておいた。
その後は、外の涼しさにウットリ~しているあげ玉を、レオンと二人で、えっほえっほとベッドルームまで運び、そのままあげ玉を下のふわふわ絨毯へ、そっ……と置く。
そして俺はデデン!と設置されているベッド・マッシュへと視線を移し、目を輝かせた。
超高級品であるベッド・マッシュ。
勿論こうしてお目にかかるのは初めてで、なんでもその上に乗るとまるで雲の上にいる様だと比喩されるほど素晴らしい感触を味わうことができるのだとか……。
俺はワクワクしながらレオンに言った。
「 あ、あのさあのさ!俺、最初に触ってもいい? 」
ちゃっかり第一体験者に立候補。
ちょっ~と図々しかったかな~?
ドキドキしながらレオンの解答を待ったが、あっさりと「 はい。 」と返事を返してくれた。
「 ありがとう! 」
ギラギラ目を輝かせお礼を告げた後、胸を踊らせながら、まずは両手を静かにマッド・マッシュにつけてみる。
すると────。
モフフフフ~!!!
低反発クッションより、もう少しふわっとした感触が手から伝わり、その部分はゆっくり凹む。
おおおおおお!!!
感動しながら続けて膝を乗せれば、触れた場所がそれに合わせて同様に凹み、ふわふわの感触を両手両膝に感じた。
ウズウズしながら、そのまま、そっ……と横たわると、今まで感じたことのないモフモフ感が、触れている部分から全身へと広がった。
こ、これは間違いなく人生の中でNO・1!
こんな気持ちいい感触味わった事ない!
うひょ~!!と、喜びを口にしながら、そのままゴロンゴロンと転がりその感触を思う存分堪能する。
「 最高の感触だよ!本当にありがと~。 」
そうお礼を告げれば、レオンは嬉しそうに笑い、仰向けになった俺の前髪をスイスイと軽く梳いた。
「 そんなに喜んで頂いて俺も嬉しいです。
リーフ様が願う事は、全て俺が叶えますので何でも言って下さい。
例えなんであれ、俺はそれをあなたの前に差し出してみせましょう。 」
そう言って微笑むレオンは本当に幸せそうに見える。
しかし……。
言っている事が奴隷の模範言葉~♬
精神クラッシュが生み出した狂気的社畜思想~♬
これはアウトだなと思ったが、とりあえず俺は悪役に相応しく「 うむ!精進したまえ! 」とだけ偉そうに言っておいた。
なんといっても英雄の資質はドMの資質。
もしかしたら強くなったついでに、物凄い女王様気質の人に心を鷲掴みにされ、女王とワンワンみたいになっちゃったりして~。
そんな恐ろしい未来がブワッと脳の中に浮かんだが、その時のレオンの顔は溢れんばかりの笑顔だったので、全身から力が抜けた。
まぁ、結局はレオンが幸せならそういったプレー……いや関係性もありなんじゃない?
わんわん英雄だって悪くない!
色々考えていたら眠くなってきて、目がシパシパし始めると、それに気づいたレオンがベッドの上に乗ろうと脚を上げた……────瞬間。
クワァァ~……。
グッドなタイミングで、大あくびをしたあげ玉が先に上に乗ってしまい、二番目の体験者はあっさり取られてしまった。
「 …………。 」
ムッとしたらしいレオンが、あげ玉にスッ……と手を伸ばそうとしたので、俺は無言でその手を握り止める。
いくらダメージゼロとはいえ、バイオレンススキンシップは止めておこう。
かなり激しい兄弟喧嘩のようなあげ玉とレオンのスキンシップ。
これを他でやれば、相手は爆発してもおかしくない。
それを危惧しての行動であったが、レオンは構って貰ったと捉えて、なんだか嬉しそう。
直ぐにモソモソとレオンは俺に近づいてきたが、急にフッ……と視線を誰もいない後方へと向けたので、あれ?と不審に思った。
「 ?どうしたの??────あ、虫でも出た? 」
周囲をキョロキョロ見ながら尋ねると、レオンは口端をフッと軽く上げる。
「 リーフ様は人気者ですね。 」
「 人気者???? 」
…………あ、虫に?
────確かに!
虫の巣を突いた時に、必ずと言っていいほど追いかけられるのは俺。
レオンは必死に逃げ回る俺をただぼんやりと眺めているだけ。
「 そうだね。困ったものだよ。
まぁ、でもそういうのも嫌いじゃないから、寝る時以外は別に構わないけどね。 」
追いかけられるのは修行になるし……。
苦笑いしながらそう返せば、レオンはフムと軽く頷き「 では、寝る時は……。 」と言った後、指をパチンッと鳴らした。
その謎行動にツッコミを入れようとしたその時────近くで転がっているあげ玉から、ボボンっ!!という小さな爆発音が聞こえ、意識はそちらにもってかれてしまう。
慌ててそちらを振り返ると、そこには、2倍ほどに膨れ上がった巨大な黄色いふわふわ綿毛?────に変化したあげ玉がいた。
まん丸の────例えるなら黄色い巨大タンポポの綿毛のような……?
「 ??!!?? 」
驚きの現象を目の当たりにして、目を白黒させていると、レオンが何でもない様にその現象について教えてくれた。
レオンいわく、夜になるとポッポ鳥はこの様に綿毛の様になっているそうで、夜の森に出るとアチラコチラにこんな綿毛がいくつも転がっているのだそうだ。
もしかしてポッポ鳥は天敵が多い森の中、こうして綿毛に擬態?することで夜に捕食されないようにしているのかも?
ポッポ鳥の思わぬ生態発見に関心しながら、あげ玉綿毛に触ってみると、これまたベッド・マッシュとは全く違うフワッフワの感触が伝わって来た。
うわぁ~!!
感動しながら顔をモフッと突っ込めば、最強ともいえるモフモフに、顔全てが優しく包まれる。
こ、これは……凄い。
凄いぞ!
その素晴らしい感触を逃すまいと、あげ玉にギュギュギュ~と力いっぱい抱きついた。
気分は正に天国にいるかの様。
そのままハイテンションでその感触を堪能していると、今度はそれとは正反対のゴツっとした硬い感触が背中を包み込み、更に上にフワリと毛布を掛けられた。
レオンがいつもの様に背中にくっつき、両手で俺の体をホールドしてきたのだ。
この硬い感触はちょっと……とは不思議にならず、逆にこのチグハグな感触がまた気持ちよく感じるから不思議。
また首を傾げてしまったが、とにかく暖かくて気持ちいいその感触のせいで、意識はうっつらうっつらと彷徨い始める。
「 おやすみ……レオン、あげ玉……。 」
とうとう睡魔に勝てなくなった俺。
その言葉を最後に意識は深く沈んでいった。
いや~、びっくりしたびっくりした~。
レオンと星空を見ながら " 絶景かな絶景かな~! " と、穏やかな時間を楽しんでいると、急にスィ~と眼の前を横切る真っ赤な毛糸が……。
その正体は湯当たりしたらしいあげ玉だった。
黄色いはずの体毛は茹で上がって真っ赤に。
多分初めて入った温泉にのぼせたと思われる。
「 あ、あげ玉!!? 」
あわわわ……!と慌てて、湯船から出そうと流れていく赤い毛玉を追いかけると、ムッ!としたらしいレオンが先に動く。
グダ~……としたあげ玉の首をガシッ!と掴み、そのままブンッ!!と湯船から外に投げ捨てた。
するとあげ玉は、憐れ湯船の外に放り出され、そのままバウンドしコロコロと転がっていく。
そしてドド────ン!!と、お風呂を囲う壁に激突し、やっと止まった。
「 あげ玉────!! 」
周りの壁の頑丈さに驚きつつ、叫びながら直ぐに駆け寄ると…… " 涼し~♬ " と言わんばかりの気持ちよさそうな顔をしているあげ玉の顔とご対面する。
あれ??なんかこの流れ、以前もあったような?
デジャブを感じながら、あげ玉に風魔法をヒュオ~と当てて冷やしてあげると、ムスッとしながら後ろにいるレオンに「 優しく優しく~。 」と注意をしておいた。
その後は、外の涼しさにウットリ~しているあげ玉を、レオンと二人で、えっほえっほとベッドルームまで運び、そのままあげ玉を下のふわふわ絨毯へ、そっ……と置く。
そして俺はデデン!と設置されているベッド・マッシュへと視線を移し、目を輝かせた。
超高級品であるベッド・マッシュ。
勿論こうしてお目にかかるのは初めてで、なんでもその上に乗るとまるで雲の上にいる様だと比喩されるほど素晴らしい感触を味わうことができるのだとか……。
俺はワクワクしながらレオンに言った。
「 あ、あのさあのさ!俺、最初に触ってもいい? 」
ちゃっかり第一体験者に立候補。
ちょっ~と図々しかったかな~?
ドキドキしながらレオンの解答を待ったが、あっさりと「 はい。 」と返事を返してくれた。
「 ありがとう! 」
ギラギラ目を輝かせお礼を告げた後、胸を踊らせながら、まずは両手を静かにマッド・マッシュにつけてみる。
すると────。
モフフフフ~!!!
低反発クッションより、もう少しふわっとした感触が手から伝わり、その部分はゆっくり凹む。
おおおおおお!!!
感動しながら続けて膝を乗せれば、触れた場所がそれに合わせて同様に凹み、ふわふわの感触を両手両膝に感じた。
ウズウズしながら、そのまま、そっ……と横たわると、今まで感じたことのないモフモフ感が、触れている部分から全身へと広がった。
こ、これは間違いなく人生の中でNO・1!
こんな気持ちいい感触味わった事ない!
うひょ~!!と、喜びを口にしながら、そのままゴロンゴロンと転がりその感触を思う存分堪能する。
「 最高の感触だよ!本当にありがと~。 」
そうお礼を告げれば、レオンは嬉しそうに笑い、仰向けになった俺の前髪をスイスイと軽く梳いた。
「 そんなに喜んで頂いて俺も嬉しいです。
リーフ様が願う事は、全て俺が叶えますので何でも言って下さい。
例えなんであれ、俺はそれをあなたの前に差し出してみせましょう。 」
そう言って微笑むレオンは本当に幸せそうに見える。
しかし……。
言っている事が奴隷の模範言葉~♬
精神クラッシュが生み出した狂気的社畜思想~♬
これはアウトだなと思ったが、とりあえず俺は悪役に相応しく「 うむ!精進したまえ! 」とだけ偉そうに言っておいた。
なんといっても英雄の資質はドMの資質。
もしかしたら強くなったついでに、物凄い女王様気質の人に心を鷲掴みにされ、女王とワンワンみたいになっちゃったりして~。
そんな恐ろしい未来がブワッと脳の中に浮かんだが、その時のレオンの顔は溢れんばかりの笑顔だったので、全身から力が抜けた。
まぁ、結局はレオンが幸せならそういったプレー……いや関係性もありなんじゃない?
わんわん英雄だって悪くない!
色々考えていたら眠くなってきて、目がシパシパし始めると、それに気づいたレオンがベッドの上に乗ろうと脚を上げた……────瞬間。
クワァァ~……。
グッドなタイミングで、大あくびをしたあげ玉が先に上に乗ってしまい、二番目の体験者はあっさり取られてしまった。
「 …………。 」
ムッとしたらしいレオンが、あげ玉にスッ……と手を伸ばそうとしたので、俺は無言でその手を握り止める。
いくらダメージゼロとはいえ、バイオレンススキンシップは止めておこう。
かなり激しい兄弟喧嘩のようなあげ玉とレオンのスキンシップ。
これを他でやれば、相手は爆発してもおかしくない。
それを危惧しての行動であったが、レオンは構って貰ったと捉えて、なんだか嬉しそう。
直ぐにモソモソとレオンは俺に近づいてきたが、急にフッ……と視線を誰もいない後方へと向けたので、あれ?と不審に思った。
「 ?どうしたの??────あ、虫でも出た? 」
周囲をキョロキョロ見ながら尋ねると、レオンは口端をフッと軽く上げる。
「 リーフ様は人気者ですね。 」
「 人気者???? 」
…………あ、虫に?
────確かに!
虫の巣を突いた時に、必ずと言っていいほど追いかけられるのは俺。
レオンは必死に逃げ回る俺をただぼんやりと眺めているだけ。
「 そうだね。困ったものだよ。
まぁ、でもそういうのも嫌いじゃないから、寝る時以外は別に構わないけどね。 」
追いかけられるのは修行になるし……。
苦笑いしながらそう返せば、レオンはフムと軽く頷き「 では、寝る時は……。 」と言った後、指をパチンッと鳴らした。
その謎行動にツッコミを入れようとしたその時────近くで転がっているあげ玉から、ボボンっ!!という小さな爆発音が聞こえ、意識はそちらにもってかれてしまう。
慌ててそちらを振り返ると、そこには、2倍ほどに膨れ上がった巨大な黄色いふわふわ綿毛?────に変化したあげ玉がいた。
まん丸の────例えるなら黄色い巨大タンポポの綿毛のような……?
「 ??!!?? 」
驚きの現象を目の当たりにして、目を白黒させていると、レオンが何でもない様にその現象について教えてくれた。
レオンいわく、夜になるとポッポ鳥はこの様に綿毛の様になっているそうで、夜の森に出るとアチラコチラにこんな綿毛がいくつも転がっているのだそうだ。
もしかしてポッポ鳥は天敵が多い森の中、こうして綿毛に擬態?することで夜に捕食されないようにしているのかも?
ポッポ鳥の思わぬ生態発見に関心しながら、あげ玉綿毛に触ってみると、これまたベッド・マッシュとは全く違うフワッフワの感触が伝わって来た。
うわぁ~!!
感動しながら顔をモフッと突っ込めば、最強ともいえるモフモフに、顔全てが優しく包まれる。
こ、これは……凄い。
凄いぞ!
その素晴らしい感触を逃すまいと、あげ玉にギュギュギュ~と力いっぱい抱きついた。
気分は正に天国にいるかの様。
そのままハイテンションでその感触を堪能していると、今度はそれとは正反対のゴツっとした硬い感触が背中を包み込み、更に上にフワリと毛布を掛けられた。
レオンがいつもの様に背中にくっつき、両手で俺の体をホールドしてきたのだ。
この硬い感触はちょっと……とは不思議にならず、逆にこのチグハグな感触がまた気持ちよく感じるから不思議。
また首を傾げてしまったが、とにかく暖かくて気持ちいいその感触のせいで、意識はうっつらうっつらと彷徨い始める。
「 おやすみ……レオン、あげ玉……。 」
とうとう睡魔に勝てなくなった俺。
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