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第十四章
538 ダンジョン攻略開始!
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( リーフ )
「 全員ダンジョンを出現させたな~!
予め設定されたダメージを負った時点でダンジョンは消えて、その後はここに戻ってくる仕組みになっているから安心して戦ってこい。
ただ~し!さっきもいったが油断すれば死ぬこともあるからな!
まぁ、頑張れ!────俺からのアドバイスは以上だ。 」
ハッハッハッ~!
大きな笑い声をあげるクルト先生と同時に、カチッとスイッチが入った様に顔つきが変わった生徒達によって、その場の空気が変わった。
適度に漂う緊張感にワクワクしながら俺も表情を引き締める。
「 ────では、始めっ!! 」
クルト先生の合図により、次々と生徒たちは自身が出現させたダンジョンへと飛び込んでいった。
それを見ながらよ~し、俺も!と飛び込もうとしたのだが……ぼんやり立ったままのレオンが目に入り、俺の指示待ちか!と気づき動きを止める。
「 レオン、これから30分ちゃんと一人でダンジョンの中で頑張るんだよ~!
じゃあ、後でね! 」
それだけ伝えて、俺も周りの子達同様にダンジョンの中へ飛び込んだ。
そしてダンジョン内に着地すると、直ぐにそこら中に漂うモンスターたちの気配を感じて、キラッと目を輝かせる。
ダンジョンの中は洞窟の様な場所だが、モンスターが過ごしやすい環境に作られているため、中は夜行性のモンスターでは無い限り、地上にいるときと同じくらいの明るさが保たれている。
これって本当に不思議だと思うが、これはいわゆる【 魔素 】が持つ恐るべき性質に理由がある。
< ダンジョン >は、魔素の濃いエリアにモンスターが住み着いて突如できるものだが、モンスターが集まる事で更に魔素は濃くなっていき、やがて魔素は【 瘴気 】へと進化する。
瘴気に進化するまで濃くなってしまった魔素は、次々とモンスターを生み出していき、更には周囲に漂う魔素はその生み出されたモンスターを、まるで自身の子供に与える様に過ごしやすい環境へと変えていくのだ。
例えば湿気が多いところに適正を持つモンスターなら辺りに湿気を発生させたり、暑さに適正があるモンスターには熱帯地帯を作り上げたり……。
そのあまりに的確な働きっぷりに、" 魔素とは意志を持った生物、もしくはモンスターの魔道具なのでは? " と言う学者さんもいるほど。
そういうわけで、ダンジョンはこの厄介な魔素や場所により瘴気がムンムンと漂っているため、中はそこに住み着くモンスター達にとって常に最適ともいえる環境になっている。
そのためモンスター自体も、地上でエンカウントする時より強くなっているのだが、それ以上にダンジョンのたちが悪い理由は< トラップ >の存在である。
外敵の侵入者に対し、まるでモンスターたちを守るように作り出されるトラップ達。
これも魔素が作り上げたものと言うのだから、その有能な働きっぷりに、もはや驚く事しかできない。
そんな魔素を吸って生きているモンスターが強いのは、大いに納得だ。
Fランクモンスターにトラップ……。
戦闘中に正体不明のトラップに掛かるのは御免被りたいと考え、俺はあるスキルを発動した。
< 魔術騎士の資質 > ( ユニーク固有スキル )
< 昆虫の予見者 >
術者の総合ステータスに比例した直感力が備わり、更に運のステータスが大幅に上昇。
使用時間は術者の体力値、努力値、精神負荷耐性値のレベルに左右される。
(発現条件)
一定以上のステータス値を持つこと
一定以上の努力、精神負荷の経験値を持つこと
一定回数以上、自身よりもレベルが高い相手と戦い敗北を経験すること
スキルを発動後、俺がダッと前に走り出すと、直ぐに足をつけた地面がパカッと大きく開く落とし穴のトラップが発動!
落ちる!!────なんて、心配はご無用。
勿論それはスキル< 昆虫の予見者 >で予測済みだ。
俺は新たにスキル< 風の通り道 >を発動し、足場を出現させると、それを踏みしめ、ギュンッ!と前に大きく飛ぶ。
そしてその落とし穴トラップを回避すると、そのまま前にドンドン進んで行った。
それから直ぐに姿を見せ始めたのは、ヌメヌメ~とした体表が特徴の< ナメクジ・ミミズ >達。
どうやらこれがこのダンジョンの家主達のようだ。
< ナメクジ・ミミズ >
体長30cmほどのナメクジ型Fランクモンスター。
ナメクジとミミズの間の子の様な姿をしていて白いツルッとした体に粘着性の強い粘液がたっぷりついているのが特徴的。
その粘液性のある粘液は酸性で、自在にその酸度を変え獲物を仕留めるときに飛ばしてくるため注意。
人に対しそれなりに攻撃性は高いが、動きは鈍く沢山浴びなければ死ぬほどではないためそこまで危険性は高くない。
ただし集団で襲ってきた場合は危険度が跳ね上がるため単体での討伐が推奨される。
ナメクジ・ミミズ達は俺の姿を見つけると、一斉に粘液を飛ばして俺を溶かそうとするが、スキル< 昆虫の予見者 >のお陰でその攻撃は全て回避に成功。
そのまま足を止めずに、中剣を使って一撃で仕留めていった。
「 全員ダンジョンを出現させたな~!
予め設定されたダメージを負った時点でダンジョンは消えて、その後はここに戻ってくる仕組みになっているから安心して戦ってこい。
ただ~し!さっきもいったが油断すれば死ぬこともあるからな!
まぁ、頑張れ!────俺からのアドバイスは以上だ。 」
ハッハッハッ~!
大きな笑い声をあげるクルト先生と同時に、カチッとスイッチが入った様に顔つきが変わった生徒達によって、その場の空気が変わった。
適度に漂う緊張感にワクワクしながら俺も表情を引き締める。
「 ────では、始めっ!! 」
クルト先生の合図により、次々と生徒たちは自身が出現させたダンジョンへと飛び込んでいった。
それを見ながらよ~し、俺も!と飛び込もうとしたのだが……ぼんやり立ったままのレオンが目に入り、俺の指示待ちか!と気づき動きを止める。
「 レオン、これから30分ちゃんと一人でダンジョンの中で頑張るんだよ~!
じゃあ、後でね! 」
それだけ伝えて、俺も周りの子達同様にダンジョンの中へ飛び込んだ。
そしてダンジョン内に着地すると、直ぐにそこら中に漂うモンスターたちの気配を感じて、キラッと目を輝かせる。
ダンジョンの中は洞窟の様な場所だが、モンスターが過ごしやすい環境に作られているため、中は夜行性のモンスターでは無い限り、地上にいるときと同じくらいの明るさが保たれている。
これって本当に不思議だと思うが、これはいわゆる【 魔素 】が持つ恐るべき性質に理由がある。
< ダンジョン >は、魔素の濃いエリアにモンスターが住み着いて突如できるものだが、モンスターが集まる事で更に魔素は濃くなっていき、やがて魔素は【 瘴気 】へと進化する。
瘴気に進化するまで濃くなってしまった魔素は、次々とモンスターを生み出していき、更には周囲に漂う魔素はその生み出されたモンスターを、まるで自身の子供に与える様に過ごしやすい環境へと変えていくのだ。
例えば湿気が多いところに適正を持つモンスターなら辺りに湿気を発生させたり、暑さに適正があるモンスターには熱帯地帯を作り上げたり……。
そのあまりに的確な働きっぷりに、" 魔素とは意志を持った生物、もしくはモンスターの魔道具なのでは? " と言う学者さんもいるほど。
そういうわけで、ダンジョンはこの厄介な魔素や場所により瘴気がムンムンと漂っているため、中はそこに住み着くモンスター達にとって常に最適ともいえる環境になっている。
そのためモンスター自体も、地上でエンカウントする時より強くなっているのだが、それ以上にダンジョンのたちが悪い理由は< トラップ >の存在である。
外敵の侵入者に対し、まるでモンスターたちを守るように作り出されるトラップ達。
これも魔素が作り上げたものと言うのだから、その有能な働きっぷりに、もはや驚く事しかできない。
そんな魔素を吸って生きているモンスターが強いのは、大いに納得だ。
Fランクモンスターにトラップ……。
戦闘中に正体不明のトラップに掛かるのは御免被りたいと考え、俺はあるスキルを発動した。
< 魔術騎士の資質 > ( ユニーク固有スキル )
< 昆虫の予見者 >
術者の総合ステータスに比例した直感力が備わり、更に運のステータスが大幅に上昇。
使用時間は術者の体力値、努力値、精神負荷耐性値のレベルに左右される。
(発現条件)
一定以上のステータス値を持つこと
一定以上の努力、精神負荷の経験値を持つこと
一定回数以上、自身よりもレベルが高い相手と戦い敗北を経験すること
スキルを発動後、俺がダッと前に走り出すと、直ぐに足をつけた地面がパカッと大きく開く落とし穴のトラップが発動!
落ちる!!────なんて、心配はご無用。
勿論それはスキル< 昆虫の予見者 >で予測済みだ。
俺は新たにスキル< 風の通り道 >を発動し、足場を出現させると、それを踏みしめ、ギュンッ!と前に大きく飛ぶ。
そしてその落とし穴トラップを回避すると、そのまま前にドンドン進んで行った。
それから直ぐに姿を見せ始めたのは、ヌメヌメ~とした体表が特徴の< ナメクジ・ミミズ >達。
どうやらこれがこのダンジョンの家主達のようだ。
< ナメクジ・ミミズ >
体長30cmほどのナメクジ型Fランクモンスター。
ナメクジとミミズの間の子の様な姿をしていて白いツルッとした体に粘着性の強い粘液がたっぷりついているのが特徴的。
その粘液性のある粘液は酸性で、自在にその酸度を変え獲物を仕留めるときに飛ばしてくるため注意。
人に対しそれなりに攻撃性は高いが、動きは鈍く沢山浴びなければ死ぬほどではないためそこまで危険性は高くない。
ただし集団で襲ってきた場合は危険度が跳ね上がるため単体での討伐が推奨される。
ナメクジ・ミミズ達は俺の姿を見つけると、一斉に粘液を飛ばして俺を溶かそうとするが、スキル< 昆虫の予見者 >のお陰でその攻撃は全て回避に成功。
そのまま足を止めずに、中剣を使って一撃で仕留めていった。
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