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第十六章
596 終了……
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( リーフ )
あの白い巨大毛玉姿で転がるライキーさんを思い浮かべると思わず笑いが込み上げたが、それはグッと我慢。
とりあえず、お仲間という言葉に、はて?と首を傾げながら、俺は後ろでご機嫌のレオン、そして飽きてしまったのかお外で土を掘って遊んでいるあげ玉と他のボロボロの小屋の中を繁々と覗き込んでいる黒みつを順番に指差した。
「 俺達4人で討伐するよ! 」
「 ええええ────っ!!?? 」
俺の答えにライキーさんは酷く驚いた様子で叫んだ後、震えながら自身の着ている白い毛もじゃアーマーを指差す。
「 よ、良かったら着るかい? 」
そう聞いてきたが、非常に動きづらそうだったので静かに首を振った。
ライキーさんがオロオロする傍ら、きのこ茶を飲んでまったりしていたが……突然森の方から冷たい空気が流れてきてゾワッとする魔力反応を感じたため、直ぐにレオンの上から飛び降り外に出る。
「 なんだ?なんだ?? 」
森の方角の方を見ると、森の中から空に向かって黒い煙の様に登っていく流星コウモリの姿が見えて、その数にゾゾゾ~とした。
「 授業でやっつけた爆食バッタよりは少ないけど……それでも単体が分からないくらいの数だ! 」
バサバサと空を飛び回り、そのまま大きな黒い雲の塊の様な姿になっていく姿は恐怖しかない。
なんか絵本であんな感じの見たことある様な……?
真っ赤な魚達の中、一匹だけ黒かったからお目目になったヤツ!
巨大化した一匹の生物にも見えるその集団に、ヒェッ!と小さく悲鳴を上げると、ライキーさんも外に飛び出してきた。
「 く、く、くそ~!
とうとう根こそぎ僕のキノコを頂くつもりで総攻撃するつもりなんだ!
今までで一番の数だよ! 」
ライキーさんはそう叫ぶと、急に小屋へUターンしガタガタッ!!と何かを探す様な音を立てた後、また直ぐ戻ってきた。
そしてその手には、ご飯をよそう時のしゃもじが……。
目を点にする俺の前で、ライキーさんは「 うぉぉぉ──!! 」と勇ましい雄叫びを上げる。
「 僕の大事な大事なキノコを、今までよくも食い散らかしたなっ!
今日という今日は許さないぞ──!!
僕だって戦ってやる────っ!!! 」
そのままやる気満々で、しゃもじをブンブンと振り回しているが……絶対にしゃもじでは倒せない。
そのためどう落ち着いてもらおうかと考えていると────流星コウモリ達の大集団、その第一先発部隊の様な小集団がブワッ!!とこちらに向かって襲いかかってきたのだ!
俺は即座に中剣を抜き、広範囲スキルをと構えた、その時────。
「 クピョ────ッ!!!! 」
そんな鳴き声と共に、あげ玉がその集団に向かって飛び出していき……そのまま物凄い早さの連続キックを繰り出した。
( 戦闘鳥 )シークレットモンスタースキル
< 光速の無限足 >
光の速さで繰り出される足技。
自身のスピードが速いほど威力は高く、さらに体力値が高いほどその範囲は広くなる。
また根性、努力、好戦値が高いほど更に威力は上がる。
(発現条件)
スキル< 俊足 >と< 千本足 >を持つこと。
ある一定回数以上、上記2つのスキルを使って敵を倒すこと
まるで無限に足が生えてきている様に見えるほどのあげ玉のキックに────出遅れた俺と、しゃもじを振っていたライキーさんは動きを止めて、ポカーンと立ち尽くす。
そしてあげ玉の攻撃により木っ端微塵になった流星コウモリ達が、パラパラと地上に振ってきたのをただ目で追いかけた。
すると、残された流星コウモリ達はそこでブワワ~ッ!と一斉に動き出し、今度は左右から分かれて小集団達が襲ってきたので、今度こそ~と気合を入れて動こうとしたの────だが……?
────ピョピョ~ン!!
そこで飛び出してきたのは、あげ玉の上にチョコンと乗っていた黒みつだ。
その直後、黒みつの真上の上空に突如巨大な魔法陣が出現し、そこから黒い雷の様なものがバチバチバチ────ッ!!!と大放出したかと思えば……そのまま流星コウモリ達の二手に別れた小集団へとそれが炸裂した。
( 聖王スライム )モンスタースキル
< 裁きの黒空 >
闇属性と空間系魔法の融合魔法。
闇属性の攻撃力に空間系魔法の引きちぎる力もプラスされた強魔法攻撃で、魔法の属性値と魔力量が多いほど威力範囲共に大きくなる。
(発現条件)
一定以上家族認定した者たちへの信頼度、愛情度、貢献欲があること。
一定回数以上闇属性魔法、空間系魔法を使用する事
その攻撃を喰らった流星コウモリ達は一瞬ぐにゃ~と歪み、そのまま塵となって地上へと落ちていく。
「「 …………。 」」
ライキーさんは目の前の光景を凝視したままその場にヘナヘナ~と崩れ落ち、俺も棒立ちしたままそのご活躍を黙って見つめた。
「 …………? 」
すると、そんな俺のボンヤリした姿を見たレオンが ” もう終わりました? ” と言わんばかりに、もそもそと近づいてくる。
そしてその確認のためか、ペタペタと俺の体を触り俺の反応がない事を確認すると、そのままヨイショッと丁寧に抱っこしてくれて、その場に座り込んだ。
「 ……あ、あれ??? 」
そうして、気がつけば始まるレオンのハンドマッサージや二の腕の引き締めマッサージに、直ぐに体はデロデロに。
こ、これは……最高の一時ィィ~!!
果ては酔っ払ってゲロロする時の背中を擦る動きまでされ、うっとりしている間に────本日の依頼は完了してしまった。
あの白い巨大毛玉姿で転がるライキーさんを思い浮かべると思わず笑いが込み上げたが、それはグッと我慢。
とりあえず、お仲間という言葉に、はて?と首を傾げながら、俺は後ろでご機嫌のレオン、そして飽きてしまったのかお外で土を掘って遊んでいるあげ玉と他のボロボロの小屋の中を繁々と覗き込んでいる黒みつを順番に指差した。
「 俺達4人で討伐するよ! 」
「 ええええ────っ!!?? 」
俺の答えにライキーさんは酷く驚いた様子で叫んだ後、震えながら自身の着ている白い毛もじゃアーマーを指差す。
「 よ、良かったら着るかい? 」
そう聞いてきたが、非常に動きづらそうだったので静かに首を振った。
ライキーさんがオロオロする傍ら、きのこ茶を飲んでまったりしていたが……突然森の方から冷たい空気が流れてきてゾワッとする魔力反応を感じたため、直ぐにレオンの上から飛び降り外に出る。
「 なんだ?なんだ?? 」
森の方角の方を見ると、森の中から空に向かって黒い煙の様に登っていく流星コウモリの姿が見えて、その数にゾゾゾ~とした。
「 授業でやっつけた爆食バッタよりは少ないけど……それでも単体が分からないくらいの数だ! 」
バサバサと空を飛び回り、そのまま大きな黒い雲の塊の様な姿になっていく姿は恐怖しかない。
なんか絵本であんな感じの見たことある様な……?
真っ赤な魚達の中、一匹だけ黒かったからお目目になったヤツ!
巨大化した一匹の生物にも見えるその集団に、ヒェッ!と小さく悲鳴を上げると、ライキーさんも外に飛び出してきた。
「 く、く、くそ~!
とうとう根こそぎ僕のキノコを頂くつもりで総攻撃するつもりなんだ!
今までで一番の数だよ! 」
ライキーさんはそう叫ぶと、急に小屋へUターンしガタガタッ!!と何かを探す様な音を立てた後、また直ぐ戻ってきた。
そしてその手には、ご飯をよそう時のしゃもじが……。
目を点にする俺の前で、ライキーさんは「 うぉぉぉ──!! 」と勇ましい雄叫びを上げる。
「 僕の大事な大事なキノコを、今までよくも食い散らかしたなっ!
今日という今日は許さないぞ──!!
僕だって戦ってやる────っ!!! 」
そのままやる気満々で、しゃもじをブンブンと振り回しているが……絶対にしゃもじでは倒せない。
そのためどう落ち着いてもらおうかと考えていると────流星コウモリ達の大集団、その第一先発部隊の様な小集団がブワッ!!とこちらに向かって襲いかかってきたのだ!
俺は即座に中剣を抜き、広範囲スキルをと構えた、その時────。
「 クピョ────ッ!!!! 」
そんな鳴き声と共に、あげ玉がその集団に向かって飛び出していき……そのまま物凄い早さの連続キックを繰り出した。
( 戦闘鳥 )シークレットモンスタースキル
< 光速の無限足 >
光の速さで繰り出される足技。
自身のスピードが速いほど威力は高く、さらに体力値が高いほどその範囲は広くなる。
また根性、努力、好戦値が高いほど更に威力は上がる。
(発現条件)
スキル< 俊足 >と< 千本足 >を持つこと。
ある一定回数以上、上記2つのスキルを使って敵を倒すこと
まるで無限に足が生えてきている様に見えるほどのあげ玉のキックに────出遅れた俺と、しゃもじを振っていたライキーさんは動きを止めて、ポカーンと立ち尽くす。
そしてあげ玉の攻撃により木っ端微塵になった流星コウモリ達が、パラパラと地上に振ってきたのをただ目で追いかけた。
すると、残された流星コウモリ達はそこでブワワ~ッ!と一斉に動き出し、今度は左右から分かれて小集団達が襲ってきたので、今度こそ~と気合を入れて動こうとしたの────だが……?
────ピョピョ~ン!!
そこで飛び出してきたのは、あげ玉の上にチョコンと乗っていた黒みつだ。
その直後、黒みつの真上の上空に突如巨大な魔法陣が出現し、そこから黒い雷の様なものがバチバチバチ────ッ!!!と大放出したかと思えば……そのまま流星コウモリ達の二手に別れた小集団へとそれが炸裂した。
( 聖王スライム )モンスタースキル
< 裁きの黒空 >
闇属性と空間系魔法の融合魔法。
闇属性の攻撃力に空間系魔法の引きちぎる力もプラスされた強魔法攻撃で、魔法の属性値と魔力量が多いほど威力範囲共に大きくなる。
(発現条件)
一定以上家族認定した者たちへの信頼度、愛情度、貢献欲があること。
一定回数以上闇属性魔法、空間系魔法を使用する事
その攻撃を喰らった流星コウモリ達は一瞬ぐにゃ~と歪み、そのまま塵となって地上へと落ちていく。
「「 …………。 」」
ライキーさんは目の前の光景を凝視したままその場にヘナヘナ~と崩れ落ち、俺も棒立ちしたままそのご活躍を黙って見つめた。
「 …………? 」
すると、そんな俺のボンヤリした姿を見たレオンが ” もう終わりました? ” と言わんばかりに、もそもそと近づいてくる。
そしてその確認のためか、ペタペタと俺の体を触り俺の反応がない事を確認すると、そのままヨイショッと丁寧に抱っこしてくれて、その場に座り込んだ。
「 ……あ、あれ??? 」
そうして、気がつけば始まるレオンのハンドマッサージや二の腕の引き締めマッサージに、直ぐに体はデロデロに。
こ、これは……最高の一時ィィ~!!
果ては酔っ払ってゲロロする時の背中を擦る動きまでされ、うっとりしている間に────本日の依頼は完了してしまった。
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