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第十七章
617 従うべし!
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( リーフ )
クルト先生は大声で叫んだ後、改めて目に飛び込んでくる全裸のマービン君を見上げ、辛坊たまらん!といった様子で頬を大きく膨らませた。
すると、それに釣られたらしい周りの1年生達も、笑いを必死に押さえるために両頬を膨らませながら、口元を押さえる。
ここで笑えば首が飛ぶ!
冷静にそう考えて、必死にピクピクと震えながら耐えていたのだが────三年生達は、とにかくどうにかしなければと必死であったため、そんな先生や一年生達が目に入らぬ様子で、ワッ!と先生に泣きつく。
「 急に公爵家のリーフ様がこの様な暴挙を……。
どうにかしろ!この無能な平民教員! 」
「 私達は何もしてないわ!
能無しの教員なんだから、命を張ってでもどうにかしてリーフ様の怒りを鎮めてちょうだい!
役立たずなんだから、こういう時くらい役にたちなさいよ! 」
散々な物言いでギャーギャー騒ぐ三年生達に、クルト先生はスッ……とまるで仏の様な笑みを浮かべて、大人しく話を聞いていた。
そしてその後も続く三年生達の言い分を繋ぎ合わせ、クルト先生とルーン先生はやっと今回の騒動の理由を知った様だ。
「 何だよそれ!めっちゃ楽しそう!! 」
そうはしゃぐルーン先生を、クルト先生はすかさず引っ叩き黙らせると、三年生達に向かって神妙な面持ちで話し始めた。
「 なるほどな~。事情は全て把握したよ。
リーフ様が " お遊び " を始めてしまったから、俺たちに止めてくれと、そういう事だな?
そうかそうか~……確かに全裸で、はっ……磔は……っ……────プ、プヒャッ……ひ、酷いなぁ~?
うんうん、これは教師として絶対に止めなければならん事だな! 」
クルト先生がキリッと表情を引き締めて言った言葉に、三年生達はあからさまにホッとした様子を見せる。
さらに、俺たちの方を向いてザマーミロ!と言わんばかりにニヤリと笑った────が……続くクルト先生の言葉によって、そのまま全員が固まった。
「 しかしだな~リーフ様は公爵家のご子息だから、無能な平民教員は止められないな!
ほら~お前たちが普段から言っているじゃないか。
” 平民の教員如きが、身分が上の貴族に意見するなど許されない!上の立場の者達に大人しく従うべきだ! ”
────って。
はぁ~~本当は止めたいんだがな~でもぉ~公爵家なんて、ここの誰よりも立場が上のお貴族様にぃ~俺如き平民の教員が注意するなんて出来ないよなぁ~。
いやぁ~本当に申し訳ない! 」
クルト先生はわざとらしくポケットからハンカチを出し、さめざめと泣きだし、ルーン先生は黒いとんがり帽子を取って胸元へ。
「 大変申し訳ありませぇぇ~ん。
あたいも、役立たずで無能な平民教員だもんでぇぇぇ~止められませ~ん。 」
そう言い放ち、しんみりした様子で頭を下げる。
先生達の言葉に三年生達は絶句した。
「 い、いや、今は状況が……。 」
「 い、今だけは許してやるから! 」
そうゴニョゴニョ言い訳じみた事を口々に言ったが────先生達はニッコリ笑って無言のまま。
テコでも動くつもりはないらしい。
それを悟った三年生達は、ギリッと唇を噛み締め怒りの形相へと変わり、一応は腐っても特級組……負けん気とプライドはあるようで、コチラを睨みつけながら武器を構えた。
「 くそっ、いい気になるなよ?
公爵家のリーフ様のご命令とは言え、俺たちに逆らったらどうなるか思い知らせてやるよ。
一年生共が。 」
「 たった数人で私達に勝てると思うの?
そっちは伯爵家がたった2人、こっちはその何倍いると思ってるのよ。
身の程を知れば? 」
高圧的な言葉を俺の前に並ぶ仲間たちに浴びせながら、5人程の前衛班らしき3年生達が、前衛に立つレイドとアゼリアちゃんに向かって各スキルで攻撃を仕掛ける。
すると、レイドが一瞬で武器を大剣から大盾に変え、スキルを発動した。
<重工戦士の資質>(ノーマル固有スキル)
< 不落の巨城 >
攻撃力分のステータスを全て防御力に変換する防御系スキル。
その適応範囲は広範囲に対応しているため敵の数が多い時は非常に適している。
ただし、ある一定以上の攻撃力と防御力がなければ発動できないため注意が必要。
持続時間は体力値によって決定する。
(発現条件)
一定以上の体力、攻撃力、防御力を持つ事
一定回数以上盾で攻撃を受け止め防ぎ切る事
レイドのスキルにより前方に巨大な光の盾が出現すると、三年生達の攻撃は全てあっさり防がれてしまい、更に後方へと大きく戻されてしまう。
「 へっ!随分大したことねぇ~豆粒攻撃だな! 」
レイドがそう挑発すると、三件生達はムカッ!!としたらしい。
その中の前衛の2人が、新たに攻撃スキルを発動しよう動こうとしたが────それより先にアゼリアちゃんがレイドの上から大きく飛び出し、あっという間にその2人の後ろに着地した。
「 ────なっ!!? 」
「 う、うしろっ!? 」
焦って振り向こうとした二人を待つことなく、アゼリアちゃんは刀を横に振りきる。
<闘武士の資質> (ノーマル固有スキル)
< 一光の道筋 >
まるで一筋の光が通ったかのような恐ろしいまでのスピードで敵を斬り伏せる攻撃系スキル。
自信のスピードが早いほどその威力は増し、さらに器用さが高ければ高いほど命中率とクリティカル率はUPする。
(発現条件)
一定以上の攻撃力、スピード、器用さを持つ事
一定回数以上剣や刀などの武器での戦闘経験がある事かつ、それに勝つこと
クルト先生は大声で叫んだ後、改めて目に飛び込んでくる全裸のマービン君を見上げ、辛坊たまらん!といった様子で頬を大きく膨らませた。
すると、それに釣られたらしい周りの1年生達も、笑いを必死に押さえるために両頬を膨らませながら、口元を押さえる。
ここで笑えば首が飛ぶ!
冷静にそう考えて、必死にピクピクと震えながら耐えていたのだが────三年生達は、とにかくどうにかしなければと必死であったため、そんな先生や一年生達が目に入らぬ様子で、ワッ!と先生に泣きつく。
「 急に公爵家のリーフ様がこの様な暴挙を……。
どうにかしろ!この無能な平民教員! 」
「 私達は何もしてないわ!
能無しの教員なんだから、命を張ってでもどうにかしてリーフ様の怒りを鎮めてちょうだい!
役立たずなんだから、こういう時くらい役にたちなさいよ! 」
散々な物言いでギャーギャー騒ぐ三年生達に、クルト先生はスッ……とまるで仏の様な笑みを浮かべて、大人しく話を聞いていた。
そしてその後も続く三年生達の言い分を繋ぎ合わせ、クルト先生とルーン先生はやっと今回の騒動の理由を知った様だ。
「 何だよそれ!めっちゃ楽しそう!! 」
そうはしゃぐルーン先生を、クルト先生はすかさず引っ叩き黙らせると、三年生達に向かって神妙な面持ちで話し始めた。
「 なるほどな~。事情は全て把握したよ。
リーフ様が " お遊び " を始めてしまったから、俺たちに止めてくれと、そういう事だな?
そうかそうか~……確かに全裸で、はっ……磔は……っ……────プ、プヒャッ……ひ、酷いなぁ~?
うんうん、これは教師として絶対に止めなければならん事だな! 」
クルト先生がキリッと表情を引き締めて言った言葉に、三年生達はあからさまにホッとした様子を見せる。
さらに、俺たちの方を向いてザマーミロ!と言わんばかりにニヤリと笑った────が……続くクルト先生の言葉によって、そのまま全員が固まった。
「 しかしだな~リーフ様は公爵家のご子息だから、無能な平民教員は止められないな!
ほら~お前たちが普段から言っているじゃないか。
” 平民の教員如きが、身分が上の貴族に意見するなど許されない!上の立場の者達に大人しく従うべきだ! ”
────って。
はぁ~~本当は止めたいんだがな~でもぉ~公爵家なんて、ここの誰よりも立場が上のお貴族様にぃ~俺如き平民の教員が注意するなんて出来ないよなぁ~。
いやぁ~本当に申し訳ない! 」
クルト先生はわざとらしくポケットからハンカチを出し、さめざめと泣きだし、ルーン先生は黒いとんがり帽子を取って胸元へ。
「 大変申し訳ありませぇぇ~ん。
あたいも、役立たずで無能な平民教員だもんでぇぇぇ~止められませ~ん。 」
そう言い放ち、しんみりした様子で頭を下げる。
先生達の言葉に三年生達は絶句した。
「 い、いや、今は状況が……。 」
「 い、今だけは許してやるから! 」
そうゴニョゴニョ言い訳じみた事を口々に言ったが────先生達はニッコリ笑って無言のまま。
テコでも動くつもりはないらしい。
それを悟った三年生達は、ギリッと唇を噛み締め怒りの形相へと変わり、一応は腐っても特級組……負けん気とプライドはあるようで、コチラを睨みつけながら武器を構えた。
「 くそっ、いい気になるなよ?
公爵家のリーフ様のご命令とは言え、俺たちに逆らったらどうなるか思い知らせてやるよ。
一年生共が。 」
「 たった数人で私達に勝てると思うの?
そっちは伯爵家がたった2人、こっちはその何倍いると思ってるのよ。
身の程を知れば? 」
高圧的な言葉を俺の前に並ぶ仲間たちに浴びせながら、5人程の前衛班らしき3年生達が、前衛に立つレイドとアゼリアちゃんに向かって各スキルで攻撃を仕掛ける。
すると、レイドが一瞬で武器を大剣から大盾に変え、スキルを発動した。
<重工戦士の資質>(ノーマル固有スキル)
< 不落の巨城 >
攻撃力分のステータスを全て防御力に変換する防御系スキル。
その適応範囲は広範囲に対応しているため敵の数が多い時は非常に適している。
ただし、ある一定以上の攻撃力と防御力がなければ発動できないため注意が必要。
持続時間は体力値によって決定する。
(発現条件)
一定以上の体力、攻撃力、防御力を持つ事
一定回数以上盾で攻撃を受け止め防ぎ切る事
レイドのスキルにより前方に巨大な光の盾が出現すると、三年生達の攻撃は全てあっさり防がれてしまい、更に後方へと大きく戻されてしまう。
「 へっ!随分大したことねぇ~豆粒攻撃だな! 」
レイドがそう挑発すると、三件生達はムカッ!!としたらしい。
その中の前衛の2人が、新たに攻撃スキルを発動しよう動こうとしたが────それより先にアゼリアちゃんがレイドの上から大きく飛び出し、あっという間にその2人の後ろに着地した。
「 ────なっ!!? 」
「 う、うしろっ!? 」
焦って振り向こうとした二人を待つことなく、アゼリアちゃんは刀を横に振りきる。
<闘武士の資質> (ノーマル固有スキル)
< 一光の道筋 >
まるで一筋の光が通ったかのような恐ろしいまでのスピードで敵を斬り伏せる攻撃系スキル。
自信のスピードが早いほどその威力は増し、さらに器用さが高ければ高いほど命中率とクリティカル率はUPする。
(発現条件)
一定以上の攻撃力、スピード、器用さを持つ事
一定回数以上剣や刀などの武器での戦闘経験がある事かつ、それに勝つこと
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