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第十八章
634 怖あぁ!!
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( レオン )
リーフ様は、こんなに煩くてお心を悪くしてないだろうか……?
心配になって後ろから覗き込むと、ボンヤリとしながら頭をポスポスと叩いていたので、直ぐにその手を優しく取って頭を撫でておく。
一応は不快そうな様子がない事にホッとしながら、先ほどの話について気まぐれに考えてみた。
確かにリーフ様は肌触りの良いものを好む傾向がある様で、黄色いヒヨコもどきの毛、黒い玉もどきの体、ベッド・マッシュ、そして女の脂肪────と、かなり好みがはっきりしている様だ。
もちろん俺にむっちんした胸が一番好きだと言っていたが、他の ” 人 ” だったら脂肪をより多く持っている者の方が好き……。
「 …………。 」
俺は自分の胸元を見下ろし、思わず眉を寄せた。
脂肪か……。
今後の改善点について真剣に考えていると、急に赤犬が俺の方へと視線を向けてきた。
「 なぁなぁ、レオンはどんな雌がタイプなんだ?
スレンダータイプか?むっちりタイプか? 」
赤犬はそう言いながら、自身の胸辺りをモニモニと揉む。
完全無視。
答える必要性が全くない。
いつの間にか、室内はシン……と静まりかえっていた。
しかし何故か周りからは熱量の高い視線を感じて、何気なくフッと視線を向けると、沢山の視線が慌てて逸らされる。
「 …………? 」
……まぁ別に、リーフ様に関する事ではなければどうでもいいか。
多少の違和感は感じたが、取るに足らない事だと判断しそのまま無言無表情を貫いていると、細い方と太い方は2人同時に目を細めてはぁ~……と溜め息をついた。
「 レイド、そんな聞き方ではレオンの脳みそには到達しないぞ。
それに、そんな質問しても非常に謎な答えが返ってくるだけだと思うがな……。
まぁ、ここは幼馴染~ズのテクニックを見せてやろう。
ニール準備はいいか? 」
「 はいは~い。いつでも大丈夫っすよ~。
…………。
あ────!!!
俺、今思い出したんすけどぉ~。
この間リーフ様がレオンについて気になる事があるって言ってたんすよね~。 」
” リーフ様 ”
” 俺について気になること ”
その2つの言葉を聞いてピクピクッと耳を動かし太い方へ意識を向けた。
するとすかさず細いほうが、あっ!!と何かを思いついた様に声を上げる。
「 ほほぅ!偶然だな!俺もそれを聞いたぞ!
しかし奥ゆかしいリーフ様の事……直接レオンに、その様な事は聞けまい。
ここは誰かとさり気なくお話している姿を見せる事で、リーフ様の気になることを間接的に教えて差し上げるのはどうだろうか? 」
「 …………。 」
……なるほど?
一理あるなと考え小さく頷くと、赤犬に「 何でも聞け、早くしろ。 」と言った。
その瞬間、赤犬はブハァッ!!!と吹き出しヒーヒーと笑いながら「 たっ、単純過ぎるだろうっ!! 」と叫ぶと、部屋の中に座っている周りの者達がプルプルガタガタと突然震えだす。
早くしろと伝えたのに……。
話を聞こうとしない赤犬に対し心底うんざりしため息をつくと、ようやく笑い終えた赤犬は目の端から流れる涙を袖でグイグイ拭き、やっと話し始めた。
「 は────~っ……おもしれぇ!
じゃあさ~早速聞くけどさ、レオンはそんなタイプの雌が好きなんだ? 」
「 リーフ様。 」
「 ────いや、リーフ雄じゃん……。
あ~、人族には珍しいが、もしかしてレオンは雄が好みなのかー?
じゃあ、好みの雄のタイプは……。 」
「 リーフ様。 」
嘘偽りなく本心からの言葉だったが、何故か赤犬は汗を一筋掻き呆れ顔。
太い方と細い方は、目を瞑りながら首を緩く左右に振っている。
「 いや、それ絶対恋愛的なヤツじゃないじゃん……。
そうじゃなくてよ~……。 」
「 レオンに恋愛はまだ早い。 」
「 多分雄と雌の違いから説明が必要っす~。
前にリーフ様が頑張って、お花で雄しべと雌しべが~って教えていたけど駄目だったっす。
頭いいのに何で駄目なんすかね? 」
周囲からはブっ!!という空気が吐き出される音が聞こえ、目の前の赤犬も同じくブっ!と口から空気を勢いよく吐き出したが、なんとかそれを抑え込んで再度俺に質問してくる。
「 何で分かんねぇんだよwww
う~ん……質問の仕方が悪いのか?
じゃあ、え~と……好みの髪型は? 」
「 茶色のショートカット。 」
そう答えた瞬間、赤犬と周りに座っている沢山の連中がおおお────っ!!と声を上げる。
「 やっとまともな答えが!
じゃあじゃあ、可愛い系と美人系どっちが好みだ? 」
「 全てだ。どこから見ても完璧な存在に決まっている。 」
当然の事を言っているのに、赤犬は「 レオンってめちゃくちゃ面食いだったんだな~。 」と言いながら大げさに驚いている。
「 じゃあさーおっぱいは?
巨乳派?貧乳派? 」
「 貧乳。 」
「 ほほ~う……? 」
赤犬は俺の答えを聞きながら、ノートを一枚ちぎってカリカリと何かを書き出したが、その間も質問は続く。
「 体型は?背が高いのがいいとか低いのがいいとか……。 」
「 152cm、45Kg。 」
「 えっ?……何だか嫌に具体的だな??
────ん~?じゃあ、人族なら同じ年くらいのヤツって事か?
歳は上?下?どっちが好み? 」
「 人族、同じ歳。 」
そこでザワッ……と周りが一段と煩くなり、うるさいと思ったが……これもリーフ様のため。
仕方ないので我慢していると、赤犬はまたカリカリと追加で何かを書く。
「 アウトドアタイプ?それともインドアタイプ? 」
「 アウトドア。 」
「 へ~レオンは一緒にお出かけしたりしたいタイプだったんだな~。
はしゃぐ姿が想像できねぇよ。 」
それにドッと笑う周囲の者達。
俺は気にせずそれに対して強く首を横に振る。
「 違う。俺は家にいたい。二人きりで閉じこもりたい。
外に出したくない。他の人の目に触れさせたくない。
そのまま永遠に閉じ込めたい。 」
「 怖あぁァァっ────────!!!!! 」
リーフ様は、こんなに煩くてお心を悪くしてないだろうか……?
心配になって後ろから覗き込むと、ボンヤリとしながら頭をポスポスと叩いていたので、直ぐにその手を優しく取って頭を撫でておく。
一応は不快そうな様子がない事にホッとしながら、先ほどの話について気まぐれに考えてみた。
確かにリーフ様は肌触りの良いものを好む傾向がある様で、黄色いヒヨコもどきの毛、黒い玉もどきの体、ベッド・マッシュ、そして女の脂肪────と、かなり好みがはっきりしている様だ。
もちろん俺にむっちんした胸が一番好きだと言っていたが、他の ” 人 ” だったら脂肪をより多く持っている者の方が好き……。
「 …………。 」
俺は自分の胸元を見下ろし、思わず眉を寄せた。
脂肪か……。
今後の改善点について真剣に考えていると、急に赤犬が俺の方へと視線を向けてきた。
「 なぁなぁ、レオンはどんな雌がタイプなんだ?
スレンダータイプか?むっちりタイプか? 」
赤犬はそう言いながら、自身の胸辺りをモニモニと揉む。
完全無視。
答える必要性が全くない。
いつの間にか、室内はシン……と静まりかえっていた。
しかし何故か周りからは熱量の高い視線を感じて、何気なくフッと視線を向けると、沢山の視線が慌てて逸らされる。
「 …………? 」
……まぁ別に、リーフ様に関する事ではなければどうでもいいか。
多少の違和感は感じたが、取るに足らない事だと判断しそのまま無言無表情を貫いていると、細い方と太い方は2人同時に目を細めてはぁ~……と溜め息をついた。
「 レイド、そんな聞き方ではレオンの脳みそには到達しないぞ。
それに、そんな質問しても非常に謎な答えが返ってくるだけだと思うがな……。
まぁ、ここは幼馴染~ズのテクニックを見せてやろう。
ニール準備はいいか? 」
「 はいは~い。いつでも大丈夫っすよ~。
…………。
あ────!!!
俺、今思い出したんすけどぉ~。
この間リーフ様がレオンについて気になる事があるって言ってたんすよね~。 」
” リーフ様 ”
” 俺について気になること ”
その2つの言葉を聞いてピクピクッと耳を動かし太い方へ意識を向けた。
するとすかさず細いほうが、あっ!!と何かを思いついた様に声を上げる。
「 ほほぅ!偶然だな!俺もそれを聞いたぞ!
しかし奥ゆかしいリーフ様の事……直接レオンに、その様な事は聞けまい。
ここは誰かとさり気なくお話している姿を見せる事で、リーフ様の気になることを間接的に教えて差し上げるのはどうだろうか? 」
「 …………。 」
……なるほど?
一理あるなと考え小さく頷くと、赤犬に「 何でも聞け、早くしろ。 」と言った。
その瞬間、赤犬はブハァッ!!!と吹き出しヒーヒーと笑いながら「 たっ、単純過ぎるだろうっ!! 」と叫ぶと、部屋の中に座っている周りの者達がプルプルガタガタと突然震えだす。
早くしろと伝えたのに……。
話を聞こうとしない赤犬に対し心底うんざりしため息をつくと、ようやく笑い終えた赤犬は目の端から流れる涙を袖でグイグイ拭き、やっと話し始めた。
「 は────~っ……おもしれぇ!
じゃあさ~早速聞くけどさ、レオンはそんなタイプの雌が好きなんだ? 」
「 リーフ様。 」
「 ────いや、リーフ雄じゃん……。
あ~、人族には珍しいが、もしかしてレオンは雄が好みなのかー?
じゃあ、好みの雄のタイプは……。 」
「 リーフ様。 」
嘘偽りなく本心からの言葉だったが、何故か赤犬は汗を一筋掻き呆れ顔。
太い方と細い方は、目を瞑りながら首を緩く左右に振っている。
「 いや、それ絶対恋愛的なヤツじゃないじゃん……。
そうじゃなくてよ~……。 」
「 レオンに恋愛はまだ早い。 」
「 多分雄と雌の違いから説明が必要っす~。
前にリーフ様が頑張って、お花で雄しべと雌しべが~って教えていたけど駄目だったっす。
頭いいのに何で駄目なんすかね? 」
周囲からはブっ!!という空気が吐き出される音が聞こえ、目の前の赤犬も同じくブっ!と口から空気を勢いよく吐き出したが、なんとかそれを抑え込んで再度俺に質問してくる。
「 何で分かんねぇんだよwww
う~ん……質問の仕方が悪いのか?
じゃあ、え~と……好みの髪型は? 」
「 茶色のショートカット。 」
そう答えた瞬間、赤犬と周りに座っている沢山の連中がおおお────っ!!と声を上げる。
「 やっとまともな答えが!
じゃあじゃあ、可愛い系と美人系どっちが好みだ? 」
「 全てだ。どこから見ても完璧な存在に決まっている。 」
当然の事を言っているのに、赤犬は「 レオンってめちゃくちゃ面食いだったんだな~。 」と言いながら大げさに驚いている。
「 じゃあさーおっぱいは?
巨乳派?貧乳派? 」
「 貧乳。 」
「 ほほ~う……? 」
赤犬は俺の答えを聞きながら、ノートを一枚ちぎってカリカリと何かを書き出したが、その間も質問は続く。
「 体型は?背が高いのがいいとか低いのがいいとか……。 」
「 152cm、45Kg。 」
「 えっ?……何だか嫌に具体的だな??
────ん~?じゃあ、人族なら同じ年くらいのヤツって事か?
歳は上?下?どっちが好み? 」
「 人族、同じ歳。 」
そこでザワッ……と周りが一段と煩くなり、うるさいと思ったが……これもリーフ様のため。
仕方ないので我慢していると、赤犬はまたカリカリと追加で何かを書く。
「 アウトドアタイプ?それともインドアタイプ? 」
「 アウトドア。 」
「 へ~レオンは一緒にお出かけしたりしたいタイプだったんだな~。
はしゃぐ姿が想像できねぇよ。 」
それにドッと笑う周囲の者達。
俺は気にせずそれに対して強く首を横に振る。
「 違う。俺は家にいたい。二人きりで閉じこもりたい。
外に出したくない。他の人の目に触れさせたくない。
そのまま永遠に閉じ込めたい。 」
「 怖あぁァァっ────────!!!!! 」
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